YouTubeが2月に公表した「2022年の展望」によると、動画内でのショッピング機能、ライブショッピング機能、最適なアプリ内でのショッピング表示についての開発を計画している。
Googleが2021年11月末のブラックフライデーに合わせて行った、アフリカ系企業オーナー向けプロモーション「Black-owned Friday」のショッパブルビデオ(動画の再生中に商品購入ページへのリンクを表示させることができるプロダクト)を例示。
その動画では、さまざまな商品をタグ付け、それをクリックすると通販サイトに移動できるようにしている。YouTubeは、お気に入りチャンネルの動画内でタグ付けされたアイテムを購入できるショッピング機能の開発を計画していると見られる。
ライブショッピング機能の開発計画も掲げた。YouTubeは2021年11月、グローバルブランドのWalmart、Samsung、Verizonなどの企業、一部クリエイターとライブショッピング企画「Holiday Stream and Shop」を実施した。
この企画では、200万回以上の視聴、140万件のライブチャットメッセージがあり、「高いエンゲージメントを示した」(YouTube)。
化粧品を紹介したメイクアップアーティストは、「ユーザーはそれほど購入しないだろうと考えていたが、売り上げは期待を上回るものだった」とコメント。2022年にライブショッピング機能の機能向上を続けていくという。
「Holiday Stream and Shop」のイメージ動画
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:YouTubeが動画内ショッピングやライブコマース機能の開発を計画
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.