動画コマースとライブ配信ソリューションのFirework Japanは、AI(人工知能)を活用した「AI Shopping Agent」を本格展開すると11月10日に発表した。ECサイトの商品詳細ページ(PDP)を「静的ページ」から「店舗のような接客体験を提供するページ」にする。顧客はページを離れることなくチャットで質問し、動画・テキスト・レビュー・製品情報を組み合わせた回答をリアルタイムで受け取って購入の意思決定をスムーズに完結できる。
ブランドが持つマニュアル、FAQ、レビュー動画、開封動画、デモ動画、公式サイト情報など最大10種類のナレッジを統合して正確で一貫性のある回答を生成する。一般的なチャットボットの「浅い回答」や「会話の途切れ」の課題を克服し、ブランドの世界観に即した接客品質を再現。動画と連動させた「プレミアムPDP」として動画で商品を理解し、AIとの会話で疑問を解消して購入まで導く没入型の購買体験を提供する。
従来のECサイトのPDPは情報が静的で、顧客は購入の最終判断を下す瞬間に疑問や不安を感じて離脱するケースがある。Fireworkの調査でも購入前にパーソナライズされた情報を求める消費者が8割を超えている。海外ではAIによる会話型ショッピングにシフトしており、FireworkはD2Cブランドに取り入れてブランド主導のAI接客体験を実現。海外事例でカート追加率が6.4%が31.2%に、コンバージョン率が2.0%が13.5%に大幅に向上した。