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ヤフーの「Yahoo!ショッピング」、LINE公式アカウントで在庫状況、再入荷情報、発送の通知を送る機能を搭載

3 years 4ヶ月 ago

ヤフーは、ECモール「Yahoo!ショッピング」のLINE公式アカウントにおいて、ユーザーが登録したお気に入り商品の在庫状況や再入荷情報、購入した商品の発送通知などが受け取れる機能の提供を開始した。

「Yahoo!ショッピング」のLINE公式アカウントを通じて、ユーザーは自身が登録しているお気に入り商品の在庫状況、売り切れとなっていた商品の再入荷情報を受け取れる。買い逃しを減らし、より便利に買い物が楽しめるようになるとしている。

出店店舗は手間をかけずに、ユーザー1人ひとりに適した情報を届けることで、より便利でお得なお買い物体験を提供。出店者とユーザー双方の機会損失減につなげる。

ユーザーは、購入した商品の発送通知と配送状況についても、「LINE」アプリ経由で確認できるようになる。円滑に荷物を受け取れるようになる環境の創出で、再配達の減少にもつながるとしている。

今回の機能を使用するには、「Yahoo!ショッピング」の専用ページから「LINEの通知を受け取る」を選択、「Yahoo!ショッピング」LINE公式アカウントを友だちに追加することで、在庫状況や発送通知などの情報を「LINE」アプリ上で受け取れる。

ヤフーは、ECモール「Yahoo!ショッピング」のLINE公式アカウントにおいて、ユーザーが登録したお気に入り商品の在庫状況や再入荷情報、購入した商品の発送通知などが受け取れる機能の提供を開始した
今回の機能の使用方法

「Yahoo!ショッピング」は2021年3月、ユーザーとの新しいコミュニケーションツールとして「LINE公式アカウント」を開設。現在、友だち数は約600万人(2023年3月23日時点)にのぼる。

これまで、「Yahoo!ショッピング」のTOPページや開催中の特集ページの紹介のほか、「5のつく日」などのキャンペーン情報のメッセージ配信、Twitter公式アカウントと連動した「LINE VOOM」の投稿など、「LINE」アプリを通じてユーザーにお得な情報を届けてき
た。

石居 岳

北の達人の木下社長が語る「利益を生みだす一流のマーケッター」になる方法。Webマーケの成果を最大化するノウハウを解説 | 「D2Cの会」が解説、D2Cビジネス成功の秘訣

3 years 4ヶ月 ago
【前編】に続き、北の達人コーポレーションの代表取締役社長・木下勝寿氏が、Webマーケティング成功の秘訣を解説する

北の達人コーポレーションの木下勝寿社長が、売れるネット広告社主宰の「D2Cの会」に登壇し、一代で東証プライム上場を実現した木下氏が実践する「ファンダメンタルズ ×テクニカル マーケティング」の秘訣を解説した。今までにない成果を生み出す「ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング」について、踏み込んだノウハウをお伝えする。

ファンダメンタルズマーケティングを可能にする「4段階セールスコピー」

前編において、クリエイティブ制作ではいきなり広告表現を考えるのではなく、まず「誰に」「何を」伝えるのかを確定させなければならないことをお伝えした。

北の達人コーポレーション 代表取締役社長の木下勝寿氏
北の達人コーポレーション 代表取締役社長の木下勝寿氏

すなわち、「誰に(どのようなターゲットに向けて)」「何を(どのようなUSPを)」伝えるのかが確定して、初めて「どのように」伝えるのかを考える段階に入っていくのだ。この時に有効なのが「4段階セールスコピー」である。

4段階分けの例【薄毛対策の育毛剤】
  • 第1段階(大分類)
    • まずは、薄毛対策をする消費者の選択肢を分類する(「サロンなどに通う」「自宅でケアする」など)。サロンに通うデメリットとして、「通うのが面倒くさい」「押し売りの可能性」があげられる。一方、自宅でケアするメリットには「自分のペースでできる」「いつでもやめられる」などがある。
  • 第2段階(中分類)
    • 上記のメリットを踏まえ、「自宅でケアする」を起点として中分類に入る。自宅でケアする場合の選択肢として「サプリメント」「育毛剤」がある。サプリメントの場合「成分が届いてほしいところに届くかわからない」というデメリットがあり、育毛剤の場合は「直接患部に届く」のがメリットだ。
  • 第3段階(小分類)
    • さらに、「育毛剤」を起点として選択肢を考えると、「サラサラしたテクスチャーのもの」、「ベトベトしたテクスチャーのもの」がある。サラサラした育毛剤は「浸透する前にポタポタ落ちてくる」可能性があるが、ベトベトした育毛剤は「患部に塗った後、長時間残りじっくり浸透する」というメリットがある。
      ただし、ベトベトした育毛剤は「塗った後、髪型に影響を与えてしまう」というデメリットもある。自社がどのような商品を扱っているかによって、競合商品のデメリットと自社商品のメリットを考える必要がある
  • 第4段階(商品分類)
    • 「ベトベトした育毛剤のほうがいい」という結論になった場合、自社商品をベトベトしたテクスチャーの他社の育毛剤と比較していく。
木下氏は4つの段階を経たセールスコピーを提唱している

上記の流れをコピーにすると、次のようなテキストに落とし込むことができる。

「4段階セールスコピー」の例【薄毛対策の育毛剤】
  • 第1段(大分類)
    • 【例】「薄毛対策は長期で取り組むものだから、通うのは大変ですよね。自宅で無理なく続けたいですよね」
  • 第2段階(中分類)
    • 【例】「自宅でケアするならサプリメントと育毛剤がありますが、成分がどこに届くかわからないサプリメントよりも患部に直接届く育毛剤がおすすめです」
  • 第3段階(小分類)
    • 【例】「育毛剤の液体はサラサラしたタイプとベトベトタイプがあります。サラサラタイプは浸透前にボタボタ落ちますが、ベトベトタイプはしっかり患部に届きますよ」
  • 第4段階(商品分類)
    • 【例】「ベトベトした液体タイプの育毛剤ならこれです!」。

競合の商品を1つひとつあげてつぶしていくのは大変だが、このようにグループでほかの選択肢をつぶしていくことによって、効果的にセールスコピーを作成することができる

「2次クリエイティブ」を作れてこそマーケター

「ファンダメンタルズマーケティング」のクリエイティブを制作する際は、まずフィールド情報が必要となる。「フィールド情報」とは、ユーザー情報、商品情報(成分など)、競合情報(メソッド競合、プロダクト競合、他社のクリエイティブなど)などを指す。

「フィールド情報」をもとに「オリエン情報」を抽出し、クリエイティブに生かしていく
「フィールド情報」をもとに「オリエン情報」を抽出し、クリエイティブに生かしていく

このフィールド情報をもとに「オリエン情報」が作られる。「オリエン情報」は、メーカーから代理店や制作会社に渡す情報、あるいは自社で商品企画をしている企業の場合は、クリエイティブチームに渡す情報だ。

たとえば、ユーザーにインタビューした生の情報が「フィールド情報」であり、インタビューした内容をまとめて紙や動画にした情報が「オリエン情報」となる。

フィールド情報の情報量が「1000」だとすると、オリエン情報は「100」まで絞られる。オリエン情報をもとに最初に作られるクリエイティブを「1次クリエイティブ」と呼ぶ。「誰に、何を、どう伝えるか」の部分である。ここでの情報量は「10」までそぎ落とされる。

  • 1次クリエイティブ・リライト

クリエイティブが疲弊(ひへい)してきたときや、新しい媒体に広告を出す際に制作する。文章を多少変える程度なので、情報量は変わらない。

  • 1次クリエイティブ・ブラッシュアップ

他社の類似商品を見て、他社を参考にしながらブラッシュアップする。

  • 1.5次クリエイティブ

オリエン情報に戻って、再度ゼロから再構成する。

  • 2次クリエイティブ

フィールド情報に戻って制作する。ゼロからユーザーインタビューをする、成分を1つひとつ確認するなど、商品の企画までさかのぼる

北の達人コーポレーションでは、2次クリエイティブを作れる人が「マーケター」で、それ以外を「クリエイター」と定義しているそうだ。

広告を出稿しているとクリエイティブの疲弊が起きてくる。チューニングして延命しても「これ以上伸びない」という状態になったときに、「この商品はもうダメだ」と思うのか、2次クリエイティブを作るのかによって商品の寿命が変わってくる。

自動車で例えると、これまではビジュアル面を売りにしていましたが、実は「加速性も強み」だという場合、加速性を訴求するクリエイティブを作り直すことで、息を吹き返させるのがマーケターの仕事なのです。(木下氏)

北の達人コーポレーション 代表取締役社長 木下勝寿氏

正しいA/Bテストのあり方とは?

ここからはテクニカルマーケティングの領域に入っていく。まず、A/Bテストをする際は、「何」と「どう」のレイヤーを意識するべきだという。

フリースを例に考えてみよう。フリースの特徴が「軽さ」と「暖かさ」だとして、どちらをメインの訴求にするかをテストすることが「何」のレイヤーのA/Bテストになる。

具体的には次のようになる。

「着ていることを忘れさせる軽さ」VS「季節を勘違いしてしまうほどの暖かさ」

このテストの結果、「着ていることを忘れさせる軽さ」がよりクリックされた場合、軽さを訴求した方がよいということがわかるので、次に「どう」伝えていくのかのレイヤーに入っていく。

たとえば次のようなコピーが考えられる。

「着ていることを忘れさせる軽さ」VS「奇跡の200g、スマホ1 個分の軽さ」

ここで「奇跡の200g、スマホ1 個分の軽さ」VS「季節を勘違いしてしまうほどの暖かさ」としてしまうと、レイヤーのずれたA/Bテストになってしまうので、注意が必要だ。

比較レイヤーのずれたA/Bテストでは正しい検証ができないため、注意が必要だ
比較レイヤーのずれたA/Bテストでは正しい検証ができないため、注意が必要だ

売上最大化と利益最大化は違う

D2Cビジネスは、すべて1円単位で数字を細かく計算できるビジネスである。

きっちり計算すれば確実に利益が出るので、利益を出すための計算式が大事になってきます。(木下氏)

木下氏が提唱する“利益を出すための計算式”
木下氏が提唱する“利益を出すための計算式”

D2Cにおける利益は、顧客1人あたりの利益(LTV-CPO)× 顧客獲得数である。ここのバランスを最高値になるようにすることが重要だ。

仮にLTVが1万円で、CPOを6000円、7000円、8000円とすると、1人あたりの利益はそれぞれ4000円、3000円、2000円となる。

CPOが高ければ獲得件数は多くなるので、顧客獲得件数はそれぞれ1000件、1500件、1800件とする。LTVに顧客獲得件数を掛けると、売り上げはそれぞれ1000万円、1500万円、1800万円になる。

多くの人は、顧客1人あたりの利益が黒字であれば、売り上げを最大化すれば利益が最大化すると考える。ただ、全体利益でみるとそうではないケースがある

木下氏は売り上げではなく利益の最大化を狙うことをすすめている
木下氏は売り上げではなく利益の最大化を狙うことをすすめている

「全体利益」とは1人当たりの利益×獲得件数だ。CPOが7000円の場合、全体利益は3000円×1500件で450万円、CPOが8000円の場合、2000円×1800件で360万円となる。

売り上げが大きいのは後者だが、利益が大きいのは前者である。「売上最大化と利益最大化は違う」ということがわかるだろう。

広告運用をする際は、CPOを上げれば上げるほど獲得件数が増えていく。ただ、CPOを上げることによって利益の減少が起きるので、この計算をきっちりしていないと獲得件数は増えても利益が減るという事態になってしまう。

 売り上げを下げても利益を最大化する方法とは?

北の達人コーポレーションでは、「売り上げ」よりも「利益」の最大化に注力している。それを下支えしているのが「売り上げ最小化、利益最大化の法則」である。

たとえば、年間LTV1万1000円、上限CPO1万円、年間目標利益1000円の案件があったとする。1000万円の広告費をかけて1000件の顧客を獲得した場合、CPOは1万円となる。年間売上は1100万円、年間利益は100万円、利益率は9%だ。

ここで、広告の内訳をキャンペーン単位、もしくは広告原稿単位で詳しく見ていこう。

広告Aは300万円、広告Bは100万円、広告Cは600万円で、計1000万円の広告費をかけていたとする。獲得件数はそれぞれ375件、125件、500件で合計1000件であった。CPOで見ると、それぞれ8000円、8000円、1万2000円となる。

広告全体の平均CPOは1万円だったが、CPO1万2000円の広告Cは上限CPOを超えており、1年で見ると赤字であることがわかる。

この広告Cを止めると、売り上げ550万円、利益150万円、利益率27%となり、売り上げは半減するが、利益は1.5倍、利益率は3倍になる。これが「売り上げ最小化、利益最大化の法則」が意味するところだ。

CPOの上限を超えている広告をあぶり出し、利益の最大化につなげていく
CPOの上限を超えている広告をあぶり出し、利益の最大化につなげていく

通販・D2Cビジネスは、広告さえ出せば売上は絶対に上がるが、どうやって利益を出していくかが重要になってくる。

北の達人コーポレーションでは、運用している広告に対し、デイリーでCPOを計算し、上限CPOを超えているキャンペーンを停止し、採算が合っている広告しか回らないような仕組みにしている。

ストップした広告は、CPO、CVR、CPCなどの数字を見て、広告原稿や出稿条件などをチューニングして再出稿。採算が取れている広告のみを残すようにしている

近年は、広告出稿量が増加してCPOが高騰する中、採算の合わない広告を出している事業者が多い。1社1社がWebマーケティングのスキルを上げて、採算の合わないムダな広告を出さなくなると、事業者の利益が増える。

無駄な広告がなくなり、ユーザーにとってWebメディアが使いやすくなると、メディアの視聴時間が増えて広告枠が増える。メディアの売り上げも上がる

無駄な広告をなくすことによって、広告主・ユーザー・メディアのハッピーなトライアングルが完成すると考えています。1社1社のスキルアップがデジタルメディアの世界を変えていくのです。(木下氏)

北の達人コーポレーション 代表取締役社長 木下勝寿氏

次回の「D2Cの会 フォーラム」は、2023年6月15日の開催を予定している。

店舗を運営する知っておくべき「MEO」とは? SEOやローカルSEOとの違い、重要性などMEOの基礎を徹底解説 | 店舗ビジネスに役立つ『口コミラボ』特選コラム

3 years 4ヶ月 ago
「MEOの意味は?何の略?」「MEOとSEOの違いは?」「MEOの重要性は?注目されている3つの理由」を解説します

MEOとは、Googleに載っているお店・施設の情報を充実させることで、Google上での露出増加(上位表示)、集客・売上向上を目指す取り組みのことを指します。「MEO対策」とも呼ばれます。

GoogleマップやGoogle検索が「お店探し」に利用されるようになった現在、MEOは飲食店や小売店、観光施設などをはじめとした実店舗における集客施策として注目され始めています。

そこで本記事では、MEOの意味、MEOとSEOの違い、MEOの重要性などについて詳しく解説します。

MEOとは?SEOとの違いや重要性をわかりやすく解説
▲MEOとは?SEOとの違いや重要性をわかりやすく解説:編集部作成

MEOの意味は?何の略?

MEOとは、Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)の略で、日本語に直すと「Googleマップの検索エンジンに向けて最適化する」という意味になります。

しかし、これでは「最適化とはなんなのか?」と疑問に思ってしまいますよね。結局何を意味しているのか、よくわかりません。

では「最適化」とはなんなのかというと、

  • Google上のお店・施設の情報を充実させる
  • GoogleマップやGoogle検索で検索された際に、できるだけ多く表示させる(上位表示)
  • 表示された際に、来店したくなるような情報を伝えることで集客・売上向上につなげる

といった取り組み、施策内容のことを指して言われることが多いようです。

わかりやすく図にすると、以下のようになります。

MEOとは?
▲MEOとは?:編集部作成

まとめると、

MEOとは、Googleに載っているお店・施設を充実させることで、GoogleマップやGoogle検索での露出増加(上位表示)、集客・売上向上を目指す取り組み

だと言えるでしょう。

2023年3月現在では、一般的な知名度は低い状況ですが、Webマーケティングや実店舗の集客に詳しい人たちの間では、徐々に浸透してきている言葉です。

ここまでのポイント

MEOは、Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)の略。

Googleに載っているお店・施設の情報を充実させることで、Google上での露出増加(上位表示)、集客・売上向上を目指す取り組みのこと。

MEO=上位表示?MEOの本質とは

MEOは「Googleマップで上位表示を目指す」取り組みであると定義されることも多いのですが、この定義にはいくつかの問題があります。

まず、Googleマップでは、必ずしも「1位が選ばれやすい」というわけではありません。必ず2位や3位以降と”比較”された上で選ばれるので、「1位に上がったから集客力が上がる」というものではないのです。上位に表示されるだけではなく、表示された後に選ばれるようにするための工夫も、施策として必要になります。

また、1位になったとしても、そのキーワードが全く検索されていないものだったら、集客にはつながりません。検索される頻度が多く、かつ店舗に合ったキーワードで表示されることが重要です。

さらに、検索結果は「どこから検索されたか(距離)」や「時間帯」などによっても細かく変わります。

例えば、あるラーメン屋の店主が、休憩時間中に店内で「ラーメン」と検索した際、自分の飲食店が1位になっていたとしましょう。つい喜んでしまうと思いますが、検索結果には「距離」が影響するので、自分のお店のそばで検索した際に上位に表示されるのは当たり前といえば当たり前なのです。もしかしたら、駅前で検索されたときには表示されていないかもしれませんよね。

このように、いつ・どこで検索した際に上位表示されたのかによっては、全く役に立たない指標となってしまう可能性もあるのです。

ここまでのポイント

Googleマップでは、必ずしも「1位が選ばれやすい」というわけではない。

1位になったとしても、そのキーワードが全く検索されていないものだったら、集客にはつながらない。

いつ・どこで検索した際に上位表示されたのかによっては、全く役に立たない指標となってしまう可能性もある。

以上の理由から、「MEO=上位表示(順位さえ上がればよい)」という考えで、順位だけを調べて「上がった」「下がった」と一喜一憂するのは、本質的ではないと言えます。

ただし、ここまで「上位表示を目指すという考え方=悪」のように述べてきてしまいましたが、「上位表示」を目指すことが完全に悪手というわけでもありません。例えば、「店舗から近い最寄り駅で、多く検索されているであろうキーワードで検索した際、以前は全く表示されていなかったのに1位に上がった」としたら、集客力は上がる可能性が高くなりますよね。

いずれにせよ最終的な目的は「集客・売上の向上」のはずなので、それにつながる取り組みであることが重要だと言えます。

ここまでのポイント

「MEO=上位表示」ではない。

最終的な目的は「集客・売上の向上」なので、それにつながる取り組みであることが重要。

MEOの由来は?海外では通じない!?

MEOという言葉は、「SEO」から来ています。

SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で、日本語に直すと「Google検索の検索エンジンに向けて最適化する」という意味になります。こちらはMEOよりももっと以前から使われている言葉ですので、知っているという方も多いでしょう。

MEOは、この「SEO(Search Engine Optimization)」の「S(Search)」を「M(Map)」に置き換えてできた言葉です。

ちなみに、SEOは海外でも使われている言葉ですが、実はMEOは日本で作られた言葉(和製英語)ですので、海外では通じません。

海外では「Local SEO(ローカルSEO」という言葉が似たような文脈で使われています(詳細は後述します)。日本でも「ローカルSEO」という言葉を使う人もいますが、MEOの方が比較的知名度が高いと思われます。

ここまでのポイント

MEOは、「SEO(Search Engine Optimization)」の「S(Search)」を「M(Map)」に置き換えてできた言葉。

海外では「Local SEO(ローカルSEO」という言葉が似た意味で使われている。

MEOとSEOの違いは?

MEOとSEOの大きな違いは「Googleマップ」に向けた施策であるか、「Google検索」に向けた施策であるかという点です。

ただし、Google検索上にもGoogleマップ上の情報が表示されることがあるので、「MEOはGoogleマップ"だけ"に向けた施策である」というのは正確ではありません。

この関係性を正確に理解するために知っておきたいのが、「ローカル検索」という概念です。例えばGoogle検索で「レストラン」などと検索してみると、複数のお店の情報と地図が上部に表示されます。このような、ある地域に位置する施設の情報を検索することを、ローカルな情報を検索するという意味で「ローカル検索」といいます。

ローカル検索とは
▲ローカル検索とは:編集部作成

Googleはこの「ローカル検索」に最適な情報としてお店の情報や地図を表示していて、この情報枠には、Googleマップ上の情報とほぼ同じものが掲載されているというわけです。

そこで、MEOは「Googleのローカル検索」、SEOはそれ以外の通常の検索に向けた施策だと定義できます。

他に、実施する施策もMEOとSEOでは異なります。MEOでは、Googleマップ上の施設情報管理ツール「Googleビジネスプロフィール」を中心に施策を行っていくのに対し、SEOでは公式のHP(ホームページ / Webサイト)などを活用した施策を行っていくという点で異なります。

さらに、MEOはGoogleマップ上で集客できる(Googleビジネスプロフィールが使える)ビジネスでないと実施できませんので、SEOよりも施策として採用できるかどうかが限られる、というのも違いの一つです。

例えば賃貸物件などはGoogleビジネスプロフィールに登録できません。また、SEOではブログを活用して収益化する、いわゆるアフィリエイトのような収益化方法がありますが、MEOではなかなかそうした収益化の方法はなく、基本的に実店舗や何らかの施設を持っている、または管理・運営に関わっている方が実施する施策です(※一部、デリバリーや訪問型サービスなどは「非店舗型」ビジネスとしてマップ上に登録できます)。

また、先述した通り、Googleマップでは必ず2位や3位以降と”比較”された上で選ばれるので、MEOでは「1位に上がったから集客力が上がる」というものではありませんが、SEOでは基本的に上に表示されていればいるほどクリックされやすい傾向にあります(これが、MEOで「上位表示」が最重要であると勘違いされやすい原因の一つでもあります)。

ここまでのポイント

MEOは「Googleのローカル検索」、SEOは通常の検索に向けた施策。

MEOはGoogleビジネスプロフィールを中心に活用する、SEOは公式のHPを中心に活用する。

MEOでは「1位に上がったから集客力が上がる」わけではないが、SEOでは上位の方がクリックされやすい。

MEOとSEOの共通点

一方で、MEOとSEOには、共通点もあります。

実はMEOという言葉に使われている「Map Engine」(Googleマップ固有のエンジン)というのは、存在しません。Googleマップも、Google検索と同じ検索エンジンで動いています。

SEOもMEOも、同じGoogleの検索エンジンに最適化し、ユーザーに見てもらうための施策ですので、方法は違っても根本的な考え方は似ていたりします。

例えばGoogle検索では、検索ユーザーのことを考えず、検索エンジンに当たるためだけにキーワードを並べたり、同じコンテンツを大量に生成したりする行為はスパムとして判定されますが、これはGoogleマップでも同じです。

以上のようなMEOとSEOの違い・共通点を押さえて、施策に活かしていきましょう。

ここまでのポイント

GoogleマップもGoogle検索も、検索エンジンは同じ。施策の考え方は一部似ているところがある。

MEOとローカルSEOの違いは?

先述した通りMEOが日本国内で生まれ、日本でしか使われていない言葉であるのに対し、Local SEO(ローカルSEOは海外で生まれた言葉です。先ほど言及した、「ローカル検索」に最適化する手法という意味合いで使われます。

MEOは基本的にGoogleマップを対象とした施策ですが、ローカルSEOに関してはApple Mapsのような他の地図サービスや、ローカル情報のポータルサイトなども対象としている場合があるようです。

とはいえ、地図アプリの中でのGoogleマップ、検索エンジンの中でのGoogle検索のシェアは圧倒的で、海外のLocal SEO(ローカルSEOもやはりGoogleを中心としたものになっていることが多くなっています。

ちなみにMEOについても、Apple Maps、Yahoo!マップなどの地図全てを対象にする場合や、Googleマップの表示順位等に影響のある施策であってもGoogleビジネスプロフィール以外の施策は対象としない場合があるなど、語る人によって定義が分かれることがあります。

そのため、MEOとローカルSEOの違いについても「MEO≒ローカルSEO」「MEOはGoogleマップだけ、ローカルSEOはほかのサービスも含む」「MEOもローカルSEOもGoogle以外を対象とする場合がある」など、定義はさまざまとなっています。

ここまでのポイント

Local SEO(ローカルSEOは海外で生まれた言葉。

Apple Mapsのような他の地図サービスや、ローカル情報のポータルサイトなども対象としている場合がある。

ただしGoogleが圧倒的な利用率を占めることから、海外のLocal SEO(ローカルSEOもやはりGoogleを中心としたものになっていることが多くなっている。

MEOの重要性は?注目されている3つの理由

MEOが注目され始めている3つの理由を解説します。

1. 多くの人がGoogleマップを「お店探し」に使っている

Googleは、2015年ごろから「近くの〇〇検索」CMを定期的に公開しています。GoogleマップやGoogle検索を「お店探し」に使ってもらえるよう、Google側でもブランディングを進めていたことがわかります。

その使いやすさや、情報の網羅性を背景に、Googleは日本でのシェアを拡大。現在も検索エンジン、地図アプリともに日本国内のシェア率1位を誇っています。

地図アプリ 月間利用者数 Googleマップ 4,717万人で1位
▲地図アプリ月間利用者数はGoogleマップが4,717万人で1位:ニールセン デジタルコンテンツ視聴率 地図・旅行情報カテゴリ 2020年
直近 Google検索利用率 約77% statcounter
▲日本における直近のGoogle検索利用率は約77%:statcounter 2022.2-2023.2

そこで、多くの人がお店を探すのに使っているGoogleマップを集客に活用するという取り組みが、店舗の集客として注目され始めたのです。全く見られていない場所で宣伝をするよりも、はるかに効率的な集客ができるというわけです。

また、GoogleマップやGoogle検索は世界的にも使われています。世界のアプリダウンロード数ランキングでは、2021年に旅行系アプリで最も多くダウンロードされたのがGoogleマップで、約1億600万ダウンロードでした。またstatcounterによると、検索エンジンにおけるGoogle検索のシェアは約90%です。

そのため、MEOはインバウンド対策としても有効です。しかも、Googleでは多くの情報が自動で翻訳されるので、国内向けの対策の一部はそのままインバウンド対策としても機能します。

一方で、公式HPやSNSの対策に比べて、Googleマップ向けの対策がどれだけ効果的なのかと疑問に思われる方もいるでしょう。

実は、Twitterの月間利用者数は4,500万人、Instagramの月間利用者数は3,300万人。(調査元が違うため単純比較はできないものの)Googleマップの方が月間利用者数が多いのです。しかも、SNSよりも「お店探し」に使われる割合は高いはず。SNSのように"バズって"広がっていくようなことはないものの、Googleマップのほうが手堅い集客には役立ってくれます。

では、HPと比べたときの効果はどうでしょうか。

これについて、ある有名飲食チェーン店のデータを確認したところ、Googleマップ(ローカル検索)の閲覧数がHPの閲覧数の3倍となっていました。有名チェーンのしっかりと整備されたHPですら、Googleマップに勝てないのです。そして中小規模の店舗になるとさらにこの差は大きく、最大40倍になっている店舗もありました。*

今や「MEOは、SEOよりも重要」になっているのです。

SEO MEO 重要性 閲覧数 インサイト
▲Googleマップの閲覧数はHPの閲覧数の3倍に:編集部作成

* movクライアント実績データ。Googleマップの閲覧数は、Googleビジネスプロフィールの旧インサイト「検索数」より。HPの閲覧数はGoogleアナリティクスより

<データ参照>

2. 簡単に始められて、操作も比較的簡単なので続けやすい

MEOとHPでの集客を、違った視点から比べてみましょう。

HPでは、記事の投稿はもちろん、お店の方が簡単に投稿できるような仕組み(「CMS」と呼ばれたりします)の更新なども必要になります。

SEOやシステムの更新、記事の投稿などを専門家に依頼するとなると、相当な費用がかかる可能性があります。

一方で、GoogleビジネスプロフィールはGoogleがシステムを更新してくれますので、お金を払ったり、こちらでシステムを更新したりする必要はありません。

さらにアクセス解析をしたい場合、HPの場合は「Googleアナリティクス」と呼ばれる分析ツールなどと連携しなければならず、ハードルが高くなっています。

一方で、Googleビジネスプロフィールでは「パフォーマンスレポート(旧:インサイト)」という機能があり、連携などしなくても自動でデータを表示してくれます。HPよりは簡単に操作できるので、ウェブ初心者でも比較的始めやすく、継続的に使っていけるでしょう。

もちろんHPも店舗集客には非常に重要で、MEOでもHPでの施策が影響してきますので、MEOをやっていれば、他の施策は全くやらなくていいというわけではありません。

ですが、多くの人がお店探しに使っているGoogleマップに向けた取り組みを全く行わず、HPだけ更新しているという状況なのであれば、「簡単にできるのに、もったいない!」と言えます。まずは登録し、情報を更新するところからやってみましょう。

3. 無料で始められる

Googleビジネスプロフィールの利用は、2023年3月時点では無料です。

無料で・簡単に・大きな集客効果が期待できるのですから、もはや"やらない手はない"と言えるでしょう。

一方で、管理する施設が多いと、Googleビジネスプロフィールの機能だけでは手間がかかりすぎてしまう場合もあります。

例えば、Googleビジネスプロフィールでは複数の施設に一括で投稿する機能がありません。基本的に管理画面が分かれていますので、営業時間を更新したり、情報をチェックしたりするにも手間がかかります。

そういった場合は、有料にはなりますが、一括で管理できるツールの導入を検討すると良いでしょう。

ここまでのポイント

1. 多くの人がGoogleマップを「お店探し」に使っているので、MEOを実施すれば効率的な集客ができる。

2. 簡単に始められて、操作も比較的簡単なので続けやすい。

3. MEOは無料で始められる。

この記事を書いた「口コミラボ」さんについて

「口コミラボ」は、様々な地図アプリ・口コミサイトの監視、運用、分析を一括管理できる店舗向けDXソリューション「口コミコム」が運営する店舗ビジネス向け総合メディアです。近年、企業の評判管理が重要視されるなか、特に注視すべきGoogleマイビジネスを活用したローカルSEO(MEO)や口コミマーケティング、それらを活用した集客事例から、マーケティング全般、店舗経営のハウツー、業界動向データにいたるまで幅広い情報を紹介します。

口コミラボ

通販エキスパート検定、試験科目に「フルフィルメントCX」追加。CX向上やマーケにつながるフルフィルメントを学ぶ機会に

3 years 4ヶ月 ago

一般社団法人通販エキスパート協会は、新規試験科目「フルフィルメントCX」を第20回通販エキスパート検定で導入する。

フルフィルメント部門がより良い顧客体験を生み出すために必要なことについて学び、フルフィルメントCXのスペシャリストとして活躍するための資格試験と位置付ける。

CX向上やマーケティングにもつながるフルフィルメントを学ぶ

「通販エキスパート検定」は、通販業界で必要とされる知識やスキルを把握し、実践的な能力を評価することができる資格試験。試験はテスト会場とオンラインで実施している。

試験科目には、「ベーシックコース」として3級、2級、1級の3つのレベルがある。初めて通販、ECに携わる人から、マネージャーや部門長、ネットショップ経営者まで、経験やポジションに合わせて受験することで、現在の業務に役立つ知識を習得できるという。

今回、「ベーシックコース」とは別に、専門的な知識を身に付けるスペシャリストコースに「フルフィルメントCX」を導入した。次のような人に受験を推奨している。

  • 通販ECに携わるコールセンター、物流および倉庫、債権管理、情報システムの担当者
  • 商品、マーケティングなどの企画担当者
  • CX(顧客体験)推進部門の担当者
フルフィルメントはマーケティングと連携し、顧客体験の向上につなげることができるフルフィルメントはマーケティングと連携し、顧客体験の向上につなげることができる(画像は通販エキスパート協会のホームページから編集部がキャプチャ)
フルフィルメントはマーケティングと連携し、顧客体験の向上につなげることができる(画像は通販エキスパート協会のホームページから編集部がキャプチャ)

【第20回通販エキスパート検定】

  • 試験日程:4月3日(月)~6月30日(金)※試験期間中、都合の良い日程で受験可能
  • 受験申込:受付中~テスト会場受験、受験希望日の3日前
  • オンライン受験:受験希望日の5日前
  • 試験科目:1~3級、カスタマー・セントリシティ、通販CXマネジメント

「フルフィルメントCX」のみ

  • 試験日程:5月15日(月)~6月30日(金)
  • 受験申込受付:4月3日(月)~6月30日(金)
高野 真維

【成功事例9選】マニュアル動画の成功事例とメリットについて解説|内製と外注するべきかについても紹介

3 years 4ヶ月 ago

一口に「マニュアル動画」といっても、商品・サービスのマニュアルから機材などのチュートリアル、営業や業務の手順解説に各種の研修と多くの種類があります。
本記事では、マニュアル動画におけるさまざまな「成功事例」や「活用方法」を解説します。
「マニュアル動画をどのように用いれば仕事に活かせるのか」「マニュアル動画を使ってどう課題を解決するのか」などの疑問をお持ちの方は、ぜひこの記事を参考にして、日々の業務にお役立てください。

マニュアル動画の種類

製品のチュートリアル

チュートリアル(tutorial)とはもともと、個別指導や指南といった意味の英単語です。最近では、製品やツールの操作方法を段階的に示す手順のことを指す場合も多く、動画とはとても相性の良いものです。
製品の取り扱いや操作を動画で説明することにより、手順の前後の関係や注意すべき点の強調など、分かりやすく示すことが可能です。

業務手順マニュアル

たとえば商業施設などでは、複数のテナントに勤務する多くの従業員に、同じ業務手順を知ってもらう必要が生じます。「入館・退館の仕方」「カード端末の設置と操作方法」「館内放送の依頼の仕方」「緊急時の対応」「入金機の操作方法」などがそれにあたります。

このように、ある程度定型化されていて、日常的に多数の対象者に習得してもらう必要のある業務は、動画マニュアルによる学習が向いています。
一般企業でも、伝票処理や業務報告・売上管理・在庫管理・取引先管理などさまざまな領域に有効です。

営業マニュアル

営業マニュアルというと、自社製品やサービスの売り込みテクニックのように思われるかもしれません。しかし一般的に、営業活動は「事前準備」「アプローチ」「相手先のヒアリング」「プレゼンテーション」「クロージング」といった段階ごとに、それぞれ取るべき行動があります。

これらはなかなか口頭や書面では伝わりにくいものです。従来は先輩や上司に同行してそのノウハウを吸収するOJTが基本でしたが、動画マニュアルで追体験することにより、事前にスキルを学ぶことができます。実際の経験と合わせれば、より体系的・合理的に理解が進みます。

研修マニュアル

これまで企業の研修は、対象者を会場に集めて講義を聞いたり、ワークショップを体験したりするものでした。最近ではCOVID19感染症の影響もあり、動画を活用してリモートで研修を行う事例が増えています。

動画による研修は、コストの削減や受講の効率アップなど色々なメリットがあります。特に社内のルールや企業理念体系、事業所の所在地や基本的な商品知識といった「従業員なら必ず知っておくべきこと」をマニュアル動画として用意しておくと、説明会の代わりに視聴できて便利です。

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マニュアル・HowToの動画制作・映像制作

マニュアル動画(研修動画)の成功事例

パルコで働くスタッフ向け「パルコが目指す24時間接客」

表現アニメーション
費用レンジ~49万円
長さ・尺60~120秒

出典:Crevo制作実績
様々な業種・業態のテナントが集積するPARCOの、テナントスタッフ向け研修動画です。お客さまのリアルなご来店に対比し、ブログやSNSなどweb経由でのコミュニケーションを「もうひとつの入り口」と表現。商品に対する興味・関心の増進や、スタッフとの親近感形成のきっかけづくりにネットを活用することで、webプロモーションによる24時間接客の可能性を示しました。
PARCOの販売スタッフは女性が多いため、画風やナレーション音声、シナリオの文章などを親しみやすい柔らかなトーン&マナーで作成。分かりやすく、語り掛けるような雰囲気のアニメーションに仕上げました。
商品や店内の様子は、業種が異なるショップでもイメージしやすいようシンプルに描いています。一方で人物を大きく前面に打ち出して、場面転換の際にも画面全体に動きをつけるなど、テーマを効果的に訴求できるよう工夫がなされています。
「実際の売上につながった」「スタッフの顔を覚えてもらえた」など、120秒の短い動画の中で実例も紹介しており、デジタルメディアの活用に苦手意識を持つスタッフにもメリットを伝えられるよう配慮しています。

マニュアル動画「.pay(ドットペイ)」(提携クレジットカードと現金による決済篇)

表現アニメーション
費用レンジ~49万円
長さ・尺120秒〜

出典:Crevo制作実績
スマホ決済ソリューション「.pay(ドットペイ)」を店舗スタッフが利用する際の、操作手順を示すマニュアル動画です。
今回紹介している「提携クレジットカードと現金による決済篇」と合わせて、「提携クレジットカード決済篇」と「返品処理について篇」の3本構成になっています。これらを視聴することにより、「.pay(ドットペイ)」を利用するときの操作を一通り学ぶことができます。
動画では店舗用とお客さま用、ふたつの端末上に表示されるアプリの動きを交互に見せています。
実際の操作画面を示しながら、クリックするポイントを強調表示して注意を促し、テキストで解説していきます。ナレーションは入れず、抑えたBGMでシンプルに順を追って丁寧に解説することで、観る人が理解しやすいよう配慮しています。また説明の中では実際の決済音を入れて疑似的に体験することで、視聴者の記憶に残りやすいようにしました。

研修紹介動画「サービス日本語研修」

表現実写
費用レンジ50~99万円
長さ・尺60〜120秒

出典:Crevo制作実績
人材派遣・人材教育・業務請負の3つの事業領域を展開するキャプラン。
動画は、人材教育の分野で近年需要が高まっている「外国籍人材向け日本語研修」の中でも、「サービス業における日本語の習得」に特化した同社のプログラムを紹介したものです。
日本の接客業の中心にある「おもてなしの心」という重要な精神性を柱に、実際の研修風景を動画で紹介。講師や受講生のインタビューを交えて、研修効果の高さや学ぶ楽しさ、お客さまと日本語を通じて関わっていく喜びを描いています。
冒頭では『~外国籍人材の「はたらく」を応援します~』というキャッチコピーが掲げられています。これは雇用する側だけでなく、日本語を学びながらお客さまと接する外国籍の人々と寄り添う、同社の姿勢を表すものです。
丁寧かつ学びやすい授業の様子、共に働く仲間たちの姿も織り交ぜて、研修の雰囲気が如実に伝わってきます。また、講義は定型のプログラムではなく、企業や習得者のニーズ、サービス内容に合わせてオリジナルの展開が可能なことも、動画から読み取れる構成になっています。

マニュアル動画 勤怠管理ソフト「AKASHI」(共通就業設定編)

表現アニメーション
費用レンジ〜49万円
長さ・尺120秒〜

出典:Crevo制作実績
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する勤怠管理ソフト「AKASHI」の使い方について、「共通就業設定」を題材に解説しています。
実際の画面操作をシミュレートしながら、チュートリアル体験ができるマニュアル動画となっています。多数用意されている設定項目やパラメータは、一見しただけではなかなか分かりにくいものです。
そこで操作手順に従って画面の動きをテンポよく見せていき、設定に関する考え方や構成をイメージさせます。
右上では、「現在動画で何についての説明を行っているのか」の章タイトルを常に表示し、観る人にとって参照しやすいよう配慮がなされています。

企業のIT人材育成研修「TECH::CAMP研修」

表現実写
費用レンジ50〜99万円
長さ・尺120秒〜

出典:Crevo制作実績
多様化する企業のIT人材ニーズに合わせ、対象者の習得レベルや期間・目的をカスタマイズできるのが、企業向けプログラミング研修の「TECH::CAMP研修(テックキャンプ研修)」です。
同サービスを展開するのは、IT人材の育成事業を行っている株式会社div。動画では、単なる集合研修での座学では得られない、受講者一人ひとりの状況に合わせたOne to Oneの学習体験を垣間見ることができます。
また、研修生の属性分布や、導入後に得られた企業側のメリットなどを示すインフォグラフィックを多用し、研修の効果に説得力を持たせています。
メンタル面でのケアも充実、ITスキルのみならずプロジェクト管理まで行える幅広い人材開発メニューを、短時間の動画の中でわかりやすく解説しているのが特徴的です。

マニュアル動画 「ステンレス製結束バンドの専用工具」

表現実写
費用レンジ〜49万円
長さ・尺120秒〜

出典:Crevo制作実績
結束バンドや配線部材の製品を販売する、ヘラマンタイトン株式会社。特殊なシーンで用いられる、ニッチな用途のステンレス製結束バンド専用工具「タイメイト」の取扱い方法を示すマニュアル動画です。
多数の小さな部品からなるタイメイトのような機材は、慎重な取り扱いが要求されますが、写真や文字だけの説明書ではなかなか使い方が把握しにくいものです。
動画を参照することにより、部品や部材の向き・位置などが確実に理解できます。結束バンドの方向を間違う、といったありがちなミスに対しても、あらかじめ対処の方法を示して不安を除去するよう配慮がなされています。
細かいパーツの名称や、対応する結束バンドの品番といった重要な情報については、文字情報を併用して記憶に残るような構成を心がけました。
イメージ形成よりも正しい情報伝達を主眼とするため、BGMはあえて流さず映像に集中する構成となっています。

研修プログラム「N-impro(ニンプロ)」

表現アニメーション
費用レンジ〜49万円
長さ・尺60〜120秒

出典:Crevo制作実績
「ねりまコンビニ協働プロジェクト」は、東京大学と練馬区内の介護サービス事業所、および同区内コンビニエンスストアによる、民・産・学協働のプロジェクトチームです。
動画では、コンビニに来店される高齢者、特に認知症の方への対応を想定したカードゲーム「N-impro(ニンプロ)」のルールを紹介しています。
コンビニの経営者や、そこで働く人たちへの問題提起を冒頭で掲げ、楽しみながら地域高齢者への適切な対応を学べるN-impro(ニンプロ)の提案へとつなげていきます。
そしてアニメーションのキャラクターたちが実際のゲーム進行をシミュレート。ルールや進め方について、ナレーションと字幕を効果的に用いることで簡単に理解できる構成となっています。
ゲームを通じてディスカッションを行い、様々な考え方や課題を明確化して「地域高齢者支援のネットワークづくり」を目指す。そんなN-impro(ニンプロ)の目的と理念を最後に示して、動画は終了します。ゲームの背後にある、社会課題の理解・共有と解決への協働を促すことが、実は隠れた主題となっているのです。
動画制作に際しては、コンビニを主軸に店長・パート・アルバイトの従業員と、地域包括支援センター職員、自治会長、介護事業所職員をキャラクターとして登場させました。
幅広い世代に親しみを持って観てもらえるよう、明るく楽しい構成に留意しています。

オンライン研修会動画 「日本うつあかるくたのしい病リワーク協会」

表現実写
費用レンジ100〜299万円
長さ・尺120秒〜

出典:Crevo制作実績
こちらは、うつ病などが原因で休職する人々の職場復帰支援(リワーク)活動を行っている「一般社団法人 日本うつ病リワーク協会」の研修動画です。
感染症リスクが高まる以前は、会場に集まっての集合研修が行われていました。講師はプロジェクターに投影したグラフや図表を示しながら、要点を画面上の矢印(ポインタ)に沿って解説していきます。
この模様をそのままオンラインで配信し、時間や距離の制限を受けることなく視聴可能にしたものが、この動画コンテンツです。紹介事例では協会理事長が講師を務めていますが、この後も複数の講師が登場、それぞれ専門領域について講義を行っていく構成になっています。
基本的に画面左下に講師のバストショットを常に配しているため、声のトーンや表情が伝わり、目の前で講義を受けているような臨場感が得られます。その一方で、重要なポイントでは説明資料が理解しやすいよう、場合に応じて拡大図を表示するなどの工夫がなされました。

チュートリアル動画 仮想通貨「ビットコイン」

表現アニメーション
費用レンジ50〜99万円
長さ・尺120秒〜

出典:Crevo制作実績
仮想通貨に関してほとんど知識のない初心者向けに、「ビットコインとはどういうものか」を解説する動画です。動画のタイプは「チュートリアル」のカテゴリーに分類されます。
内容の深い理解を促すというより、観る人にビットコインに対する興味・関心を高めてもらうことを目的としており、その特徴や用途など世界観を楽しく表現することに留意して制作されました。
テンポよく変化する画面は優しいブルーとブラウンを基調としつつ、ホワイトを効かせて見やすさに配慮しています。また効果音を巧みに用いて、視聴者の視覚と聴覚に訴える効果を狙いました。
クライアントは、ビットコインをはじめとした仮想通貨取引をサポートする、株式会社bitFlyer(ビットフライヤー)です。

マニュアル動画のメリット

ここまで、9つのマニュアル動画事例を紹介しました。これらのようにマニュアルを動画化することで、企業にとって得られるいくつかのメリットがあります。

  • 直感的理解がしやすい
  • 最後まで見てもらえる
  • 時間や場所を問わず視聴できる
  • コスト削減になる
  • 教育の質を統一できる

直感的理解がしやすい

テキストや図など、二次元情報のみに頼るマニュアルは、読む人が能動的に使いこなさなくてはなりません。

そのためには内容を読み込み、順を追って合理的に理解していく態度が求められます。

動画は文字や静止画に比べて、圧倒的に多くの情報量が伝えられます。しっかりした構成に基づいて制作すれば、視覚や聴覚など受講者の感覚面に強く訴求し、直観的に理解を促すことが可能です。

最後まで見てもらえる

一般にマニュアルはその機能上、「構成が体系的に整理されているか」「必要な項目が網羅されているか」「誤読やミスリードが回避できるか」といった要件を満たさなくてはなりません。

テキストやイラスト・静止画像中心のマニュアルでこれを追求すると、結果的に二次元の情報量が膨大なものとなり、全体像を把握することも難しくなってしまいます。
これに対し動画のマニュアルでは、情報を多層的に組み合わせられるため、少ない時間で視聴者に読解の負担をかけずに内容を伝えることができます。途中で飽きたり、時間切れなどによって理解が中途半端なまま終わることを防ぎ、最後まで見てもらいやすくなります。

時間や場所を問わず視聴できる

テキストベースのマニュアルは、多くの場合印刷物(紙)の媒体として配布されます。

リアルで行われる講義研修となると、指定された日時に開催会場まで足を運ばなければ、受講することができません。いずれの場合も、物理的・時間的な制約条件が発生します。

動画マニュアルは、COVID-19流行の副産物としてリモートが進展したこともあり、時間や場所を気にせず視聴できる環境が整いました。

PCやスマートフォンなどのパーソナルな再生媒体で、内容を理解するまで何度でも繰り返し視聴できます。

コスト削減になる

紙媒体での配布は、意外にコストがかかるものです。

ページ数×必要部数を印刷し、製本して保管しなければなりません。種類が多ければそれだけの数が必要です。事業所が各地にある場合は、そこへの配送料金もコストに反映されます。

デジタルデータを活用した動画マニュアルなら、これらの印刷・配送コストが限りなくゼロに近いまで低減できます。また内容の訂正やバージョンアップ、変化する環境への対応など更新の必要性が生じた場合でも、刷り直しせずに部分的な手直しで再配信が可能です。

企画や制作に関しては紙と同様に初期コストが必要ですが、その後の間接的コストは大幅に軽減できるメリットがあります。

教育の質を統一できる

受講生が一堂に会しての集合研修は、その時間のその場所で行われるイベントとしては、一回限りのものです。

実施場所やスケジュールの都合から、複数の講師で分担して担当することもままありますが、完全に同じ内容をトレースして再現することは不可能です。どうしても細部のニュアンスが異なったり、講師自身のコミュニケーションスキルについてもバラつきがあります。

動画研修であれば、受講地域や部署が異なっても、また何度受講を繰り返しても、常に同じ内容が再生されます。
受講内容が同じなので、効果測定の際に時期やグループごとで比較することも容易です。

マニュアル動画のデメリット

以上のように、動画研修には多くの利点があります。では逆に、デメリットはないのでしょうか。実は、この点に関しては次のような事項が指摘できます。

  • 特定事項の確認に時間がかかる
  • 多くの情報を伝えにくい
  • 動画制作のスキルが必要

以下、具体的にみていきましょう。

特定事項の確認に時間がかかる

物理的な紙のマニュアルには、「目次」があります。目次とは体系的に組み立てられた、論理的な構成の一覧です。

そのため全体の考え方の構造が一目で俯瞰でき、「どのページにどんな内容が記載されているか」を把握・検索しやすくなります。

一方、動画は時間の流れと共に内容を解説していくので、「いつどんな情報が出てくるのか」「欲しい情報がどこにあるのか」などが確認しづらい面があります。全体の中の、ある特定の事項だけを抜き出すのに時間と手間がかかるというデメリットです。

そこで、一つの動画ではできるだけ一つのテーマに絞って制作し「短い動画を複数用意してそれぞれ別個に格納」「目次ページからのリンクで目指す動画に飛べるよう構成する」などの対策が必要です。

多くの情報を伝えにくい

紙媒体では、本文とは別に「コラム」や「補足」のような形で、サブ情報が提示されることがしばしばあります。

これは一つの視野の中に、いくつかの情報の塊をレイアウトできるという、紙媒体の特性によるものです。

しかし動画では、情報の塊は時間で区切って提示されます。限られた時間の中で、いくつもの情報を重層的に示すのは、あまり得策ではありません。

必要な補足情報は別の動画として掲げるか、QRコードやリンク提示などの方法で示すなどの対策を講じていく必要があります。

動画制作のスキルが必要

企画書や提案書、パワーポイント文書など、ビジネスにおけるコミュニケーションは長く紙を媒介として行われてきました。このため、本格的なメディアは別として、簡単な社内報や研修資料などは経験の浅い担当者でも、多少のトレーニングで制作が可能です。

しかし動画は、映像や音・アニメーション効果などを伴うため、ある程度習熟したスキルが要求されます。編集ソフトの扱いも、使いこなすには相応の経験が必要です。クオリティの低い動画が歓迎されないのは、YouTubeで再生回数の少ない作品を見れば一目瞭然です。

内製する場合は動画導入の全体計画に鑑み、今後のことも考えながら社内での人材確保・育成を計画的に行いましょう。

マニュアル動画制作は社内で行うべき?外注すべき?

マニュアル動画を作成するにあたっては、「自社で制作する」「外部に発注、委託する」という二通りのアプローチがあります。

それぞれに特性が異なりますので、作成したい動画やクオリティ・目的からそれずに、検討をすることがおすすめです。

簡易マニュアルであればツールを活用する手も

クリエイティブな視点や、視聴者の心理的な効果などといった高度な狙いを伴わない、簡易的な内容であれば既存のソフトやツールで制作するのも、一つの方法です。

最近ではPCやスマートフォンにあらかじめプリセットされているツールに、基本的な動画編集機能を持つものも増えています。

「Teachme Biz」や「tebiki」など、動画制作をサポートするツールやプラットフォームを利用するのも良いでしょう。

外注する場合もコンテンツの設計は社内で行うべき

動画のクオリティを高めたり、より伝わりやすく視聴効果の高い動画を作りたい場合は、外部の専門会社に依頼して制作します。

外部機関を選ぶ際には、得意分野や表現方法などが自社のニーズと合致するよう、過去の実績を調べ、スタッフと打ち合わせを重ねることが必要です。

注意すべきは、この場合でも決して”丸投げ”にはしないことです。
自社の現状を把握し、「動画を制作する目的」や「動画マニュアルを導入することでどんな変化を得られるか」など視聴対象や配布方法といったさまざまな視点で検討することがおすすめです。主体者としてビジョンが定まった上で制作会社に依頼することで、質の高い打ち合わせや動画制作を進行することができます。

まとめ

本記事では、私たちCrevo株式会社(クレボ)が制作したマニュアル動画の成功事例9つをご紹介しました。
動画マニュアルにはさまざまな種類があり、その表現やアプローチ方法もさまざまです。企業や部署・製品など伝えたい内容や対象者によっても、コンテンツの構成は変わります。

自社内で制作する場合や外部に発注するにしても、重要なのは「何を目的として」「誰を対象者に」「どんな内容を」「どのような方法で」伝えたいかをまず明確にすることです。

この記事を参考に、御社にとって望ましい動画マニュアルの制作につながれば幸いです。

crevoAdmin

【企業側・受講側別】研修で動画を活用するメリットとデメリット|費用相場や効果を引き出すコツを解説

3 years 4ヶ月 ago

企業が経営目標を達成するために、人材育成は重要な項目です。社員のスキルを上げるためにはOJTだけでなく、研修などのOff-JTも欠かせません。しかし、人材育成を行うための時間や人材が足りなかったり、ノウハウがなかったりする中小企業も少なくないでしょう。

近年、多くの企業で導入され、効果的な方法として注目されるのが研修動画です。この記事では、研修動画のメリット・デメリットについて解説します。研修や人材育成に課題を感じていて、違った角度での育成方法を探している方はぜひ参考にしてみてください。

お役立ち資料集

研修動画とは

研修動画とは、オンラインで仕事に必要なスキルを学べる動画のことです。インターネットを利用して教育や学習を行う「e-ラーニング」の一種。

従来の集合研修とは異なり、動画講義をPCやスマートフォンで視聴します。インターネットに繋がりさえすれば、時間や場所を選ばずに学習できるサービスです。わざわざ研修の場所や時間、人材を確保する必要性がなくなります。講師の教え方や環境に左右されることなく、講義の質を一定に保てるのがメリットのひとつです。

研修動画が注目される背景

研修動画のメリットが注目される背景には、企業が抱える人材育成の課題があります。優秀な人材が流出する原因の1つが、スキルアップできない環境に対する不満です。

ルーティン業務が多く、同じ仕事の繰り返しだと仕事のやりがいを感じられません。たとえば、プログラミングの技術が向上する企業では働きがいを実感できるでしょう。自己成長できる可能性が見出せるかどうかは、人材育成の環境が整っているかが鍵となります。

多くの中小企業では人材育成が課題としながらも、人材・時間の不足で解決できていないのが現状です。研修動画はインターネット環境が整っていれば気軽に視聴できます。初期導入コストはかかりますが、長期的には集合研修よりも費用削減につながりやすくなります。

【企業側】企業が研修に動画を活用するメリット

企業における人材育成には時間・労力・コストがかかります。研修動画の活用で研修にかかる時間や労力の削減につながり、集合研修よりも費用がかからないのがメリットです。研修動画は記憶にも残りやすく、繰り返しの視聴が可能でより早く理解度を深められます。

研修の目的を効果的に達成するために、研修動画の活用は必要です。時間や場所を選ばずに質の高い教育ができる研修動画の導入は、企業側にさまざまなメリットをもたらします。

研修の効果が期待できる

研修動画は視覚的に学べるため、高い学習効果が期待できます。

必要な箇所を何度でも繰り返し視聴可能で、研修内容の定着を図れることがメリットです。また、資料のみと比較すると情報量が多く、正確かつ効率的に必要事項を伝えられます。

従来の集合研修では、業務内容やマニュアルを紙ベースで講師が説明する形でした。その場では理解できても、時間の経過とともに記憶が薄れる場合がほとんどです。研修動画は一度きりの講義型とは違い、個人が納得するまで学習できます。

研修の精度を均等にできる

研修動画は事前に撮影しており、研修の精度を均等にできます。

OJTやOff-JTの場合、研修を担当する社員や講師によって、教育のレベルに差が出やすいです。質の高い研修を受講したくても、講師の教え方や内容に差が出ることは往々にしてあります。

オンラインで学習できる研修動画を制作すれば、いつ誰が視聴しても同じ品質の教育を受けることが可能です。

撮影方法に工夫すれば、講師の指導力に依存せずに済みます。研修動画は字幕も付けられるため、外国人従業員がいる場合にも活用可能です。

同じ研修を何度も行う必要がある場合は、研修動画の活用は効果的でしょう。どの受講者が研修動画を視聴したのか進捗を管理できるようにすれば、管理もしやすくなります。

コストを削減できる

研修動画の導入には、撮影や編集までを制作会社に依頼する必要があります。

制作コストがかかることが懸念点とする企業も少なくないでしょう。しかし、対面式での研修と比較すると、トータルでの費用は削減できる場合がほとんどです。

集合型の研修を開催する場合、会場費・講師の出演料・参加者の交通費や宿泊費がかかります。一方で、研修動画は一度制作すれば、繰り返し何度も使用可能です。受講者はオンラインでどこでも視聴できるため、コスト削減につながります。

スケジュール調整の必要がない

研修動画はインターネット環境さえ整っていれば、受講者はいつでも視聴可能です。

集合研修のように、講師や受講者のスケジュール調整をする必要がありません。研修・教育するための時間を確保できない場合でも、研修動画ならスキマ時間に受講できます。

【受講者側】受講者が動画で研修を受けるメリット

社員がスキルアップをしていくために、定期的な研修の受講は大切です。

集合研修は受講者同士の交流が生まれる一方で、苦手に感じる社員も少なくありません。日々の業務の圧迫やスケジュール調整が難しく、参加日時が決まっていることが理由にあげられます。

人材育成を効率化するためには、受講者が参加しやすいシステムの構築が重要です。研修動画の導入は、受講者側にもさまざまなメリットをもたらします。研修の目的を達成することにもつながるため、集合研修と比較しながら確認しましょう。

時間や場所を問わずに受けられる

研修動画の視聴は、時間や場所に左右されることがありません。以下のようなデバイスを活用すれば、いつでもどこでも受講できるのが研修動画のメリットです。

  • PC
  • スマートフォン
  • タブレット

会場に参加者を集める集合研修の場合、受講者は日々の業務の合間に参加しなければなりません。遠方の拠点に在籍していれば、移動に時間がかかることもデメリットです。

研修動画はひとり一人が空き時間などを利用して学習できます。自分の都合の良いタイミングで研修に参加できるため、時間と労力の負担の軽減につながります。

気負わずに受講できる

研修動画の導入は、受講者の心理的ハードルも軽減できます。対面である集合研修は構える傾向にあり、参加に対して緊張感を覚えるものです。親しくない相手とのコミュニケーションに苦手意識があれば、本来の集中力が発揮できないかもしれません。

テレビや映画を見る感覚で研修に参加できるのが研修動画の魅力です。「研修を受けよう」と気負わずに受講できるため、精神的な負荷の回避につながります。発言が求められることもなく、気軽に視聴できるのもメリットの1つです。

好きなペースで視聴することができる

自分の都合に合わせて参加できることも、研修動画のメリットです。あらかじめ研修のためにスケジュールを確保する必要がなく、自分のペースで視聴できます。空いた時間を活用して少しずつ動画を視聴すれば、通常の業務にも影響は出にくい傾向です。

個人の理解度に応じて、動画視聴できることも魅力です。

たとえば、理解できている部分は倍速で飛ばせるため、効率的な学習につながります。集合研修のようにカリキュラムが時間で区切られていないことも、受講者にとっては大きなメリットです。

繰り返し学習できる

研修動画は、何度も同じ箇所を繰り返し視聴できます。同じ内容を繰り返し確認できるのは研修動画ならではのメリットです。苦手な部分の学習に活用するのはもちろん、過去に学習したことで忘れた内容を思い出す場合にも役立ちます。

従来の集合研修は一度きりであり、大事な内容はその場で吸収しなければなりません。資料が配られていても、記載されていない場合もあります。研修動画であれば「見逃した・聞き逃した」リスクがなくなるため、学習効果の向上が期待できます。

映像と音で理解しやすい

研修動画では、映像による「視覚情報」とナレーションや効果音の「聴覚情報」が加わります。言語情報のみの資料と比べて、理解度が深まりやすいのがメリットです。特に、以下のような「動きを伴う情報」は、文章よりも動画での説明が適しています。

  • お客様対応時の目線・声・しぐさなど
  • 複雑なシステムの操作方法

集合研修でも一通りのことは学べますが、映像と音では残りません。研修動画は講師による適切な対応方法や動作を確認でき、理解度が高まります。

動画で研修を行う際のデメリットと対処法

研修動画の導入はメリットだけでなく、いくつかのデメリットも存在します。

一つひとつを理解したうえで、適切な対処法を知ることが大切です。研修本来の目的を効果的に達成するためにも、動画で研修を行う際のデメリットと対処法を確認しましょう。

質問への返答に時間を要する

研修動画は、講師と受講者で直接のコミュニケーションが取れません。

あらかじめ録画した映像で一方的に情報を伝えるだけです。集合研修のようにリアルタイムでの質疑応答があるわけではなく、質問への返答に時間を要するのがデメリットです。

対処策としては以下のような方法があげられます。

  • 研修内容に関する質問ができるチャットグループを作成する
  • 研修動画の最後にアンケート記入を設け、すぐに質問を収集できるようにしておく

いずれの方法でも、研修動画を「ただ配信した」だけにならないよう注意が必要です。

収集した質問に対する回答がスムーズにできる体制を構築しましょう。データを蓄積していくことで、研修内容に関する「よくある質問への回答」などの作成も可能です。

受講者の管理が必要になる

研修動画を導入すると、進捗管理が難しくなりがちです。

誰が受講して誰が受講していないのかを、本人の報告をベースに管理する必要があります。受講するタイミングを一任する場合、なかなか受講してもらえないこともあるでしょう。

社員に対して研修の重要性を理解してもらうとともに、管理者は以下の業務をする必要があります。

  • 受講案内(動画URL、手順、期限など)
  • 受講完了報告の呼びかけと受付
  • Excelなどで管理表の作成
  • 管理票での受講状況の管理
  • リマインド連絡
  • 資料の配信

1つの部署で全社員の状況を管理するのではなく、部署ごとに担当者を設ける方法です。

上記の項目を人事部で一括管理するのは大変であり、効率的な方法ではありません。各部署の管理職などがメンバーの管理状況を把握し、期限内に受講するよう促します。

全員が受講完了したタイミングで、管理者である人事部へ報告を行うのが効率的です。

受講管理を行えるe-ラーニングシステムの導入も検討してみましょう。研修動画の配信・受講管理・リマインドなどを簡易な操作で行えるものを選定します。1人で管理を担当できるシステムもあり、各部署で人員を避けるのが難しい場合に有効な方法です。

通信環境の影響を受ける

インターネット環境が整備されていれば、時間・場所を問わず受講できるのが研修動画のメリットです。一方で、受講する場所の通信環境によっては視聴が難しい場合もあります。

通信環境という面で制約がかかることはデメリットです。特に貸与されたデバイスでなければ社員個人に負担がかかるため、不満や疑問が生まれることもあります。

対処策としては、会社支給で各社員にポケットWi-Fiを支給するなどがあげられます。

通信環境の影響を受けないためにも、事前に対策しておくことが大切です。リモートワークに対応していく意味でも、通信環境の整備は社内でも話し合っていきましょう。

緊張感を保ちにくい

業務に支障をきたさず、気軽に視聴できることも研修動画のメリットです。

講師はもちろん誰にも監視されていない状況であり、心理的なハードルは低くなります。熱心に取り組む社員もいれば、緊張感を保ちにくく、途中でだらける社員も出てきます。

研修は、ある程度の緊張感があったほうが集中力を維持できます。他の業務をしながら視聴に関しては、研修を受ける意味がないに等しい状況です。

対処策としては、以下の方法があげられます。

  • 研修動画の途中で個人ワークを取り入れる
  • 動画の最後に確認テストを導入する

1つ目の対処策は「ながら視聴」の防止につながります。

講義を聞いて受け身になる状況を作るのではなく、強制的に参加させる方法です。研修内容に沿った設問を用意し回答してもらうことで、思考力の向上も期待できます。

それに対する模範解答を用意し、正解を学ぶことで知識として習得しやすくなるのが狙いです。

2つ目の対処策は、研修動画の理解度をチェックできます。

しっかりと視聴しないと解けない内容のテストを作成し、動画の最後で実施する方法です。

全問正解するまで研修動画が終わらないなどのルールを設けて、理解不足にならないようにします。ただし、点数管理・集計・分析を行うためにはe-ラーニングシステムの導入が必要です。

研修の動画制作を依頼した場合の費用相場

研修動画の制作は外部の制作会社に依頼する場合がほとんどです。

社内に動画撮影・編集に詳しいスタッフがいれば、自社制作でも問題ありません。しかし、クオリティの高い動画を制作するのであれば、制作会社への依頼がおすすめです。

研修の動画制作を依頼した場合の費用相場は以下のとおりです。

制作会社フリーランス
セミナー形式5〜15万円3〜9万円
マニュアル形式5〜30万円3〜18万円
ドラマ形式80〜200万円48〜120万円

研修動画の種類によって費用相場は異なります。一般的な企業で活用されることの多い「セミナー形式」や「マニュアル形式」であれば、低価格で依頼可能です。プロの演者を起用する「ドラマ形式」だと、人件費が多くなり費用相場も高くなる傾向にあります。

制作会社とフリーランスを比較すると、フリーランスのほうが安くなるでしょう。

フリーランスの場合、事前にクオリティを判断しにくいのがデメリットです。
安心ができるか・信頼性を重視するのであれば、制作会社に依頼しましょう。

関連記事
マニュアル・HowToの動画制作・映像制作

研修動画の成功事例

研修動画を制作する際は、目的やイメージを具体化させることが大切です。明確なイメージを持つことで、スムーズな制作進行が可能です。

ここでは、「Crevo(クレボ)」が制作した研修動画の成功事例を紹介します。実写とアニメーションを組み合わせた、よりわかりやすい研修動画の制作が可能です。

さまざまなノウハウがあり、はじめての動画制作でも安心のサポート体制が整っています。

研修プログラム「N-impro(ニンプロ)」

動画の種類アニメーション
長さ・尺60~120秒
費用レンジ~49万円

出典:Crevo制作実績
ねりまコンビニ協働プロジェクトでは、コンビニ従業員が認知症について学べるゲーム形式の研修プログラム「N-impro」の開発および普及活動を行っています。地域ぐるみで認知症高齢者を見守る支援拠点とすることが目的です。ねりまコンビニ協働プロジェクトの活動の普及を図るために、「N-impro」のルール紹介動画をCrevoが制作しました。
高齢者にとってコンビニエンスストアが身近な存在になる一方で、その応対に課題が増えてきていませんかと素朴な疑問を投げかけることで動画がスタートします。その課題に対して「N-impro」というサービスを紹介し、基本的なルールにも触れるストーリー構成です。最後に「地域高齢者支援のネットワーク作りを!」というメッセージで締めています。
コンビニエンスストアの従業員は幅広い世代が働いており、明るく柔らかい声の女性ナレーションを採用したことが制作ポイントです。視聴者に抵抗のある内容ですが、アニメーションにすることで、動画の内容が馴染みやすくなっています。資料でゲームのルールを紹介するよりも情報量が多く、より理解度が増す内容になっているでしょう。
キャラクターの明るい表情を通して、ゲームの楽しさを表現しました。実際のワークショップを想像できるような見せ方が特徴です。

研修紹介動画「サービス日本語研修」

動画の種類実写
長さ・尺60~120秒
費用レンジ50~99万円

出典:Crevo制作実績
キャプラン株式会社は、人材派遣事業・人材教育事業・業務請負事業の3つの事業を提供する企業です。
サービス業に携わる外国人従業員に向けて日本語の研修を提供する「サービス日本語研修」の研修内容を紹介する動画をCrevoが制作しました。「サービス日本語」に特化する研修サービスで、その独自の魅力を伝えるのが目的です。
外国人人材が必要とされる時代背景に触れながら、「おもてなしの心を伝える日本語」の重要性を冒頭で印象づけています。後半では、講師・受講生のインタビュー、ロールプレイの様子を紹介する動画構成です。「サービス日本語」の研修内容を多面的に紹介し、サービス日本語に特化した独自性と必要性がわかります。
研修内容を説明するのではなく、リアルに伝えるようにこだわったのが制作ポイントです。受講生の生の声・研修内の講義の臨場感・受講者や講師の豊かな表情などを盛り込んでいます。サービスの魅力をリアルに伝えることで、わかりやすさが増すのがメリットです。

企業のIT人材育成研修「TECH::CAMP研修」

動画の種類実写・アニメーション
長さ・尺120秒〜
費用レンジ50~99万円

出典:Crevo制作実績
株式会社divは、国内最大級のプログラミングスクール「TECH CAMP」を運営する企業です。「TECH::CAMP研修」のサービス紹介動画をCrevoが制作しました。
IT人材を育成する企業向けプログラミング研修サービスです。アニメーションと実写を組み合わせることで、視聴者のサービスの理解促進に繋がっています。
企業のITに関する悩み・IT人材育成のメリットなど抽象的な内容はアニメーション、実際の研修の流れ・雰囲気は実写で表現しているのが特徴です。実際に研修を利用する企業やその成果をグラフやインフォグラフィックを用いて説明しています。研修を利用するメリットを視聴者がリアルにイメージできるように工夫したことが制作ポイントです。

オンライン研修会動画 「日本うつ病リワーク協会」

動画の種類実写・アニメーション
長さ・尺120秒〜
費用レンジ100~299万円

出典:Crevo制作実績
一般社団法人 日本うつ病リワーク協会は、うつ病・リワークに関する研究と啓蒙活動を行う団体です。対面で行われる研修会がオンラインで実施されることに伴い、研修会で発表するコンテンツの動画化をCrevoが担当しました。

それぞれの発表者が作成した資料をもとに説明するストーリー構成となっています。発表者と資料をわかりやすく表示させて、視聴者が理解しやすくしているのが制作ポイントです。

研修動画の効果を引き出すコツ

オンライン上で気軽に受講できる研修動画は、運用次第で失敗に終わる可能性があります。

社内で研修の重要性を共有することはもちろん、研修動画のメリットを最大化させることが大切です。ここでは、研修動画の効果を引き出すための3つのコツを解説します。

危機感や当事者意識を高める

研修動画は集合研修とは違い、受講者側に緊張感が生まれにくいものです。

惰性で研修を受講する社員が出てくる可能性もあります。研修内容を定着化させるためには、受講者の危機感や当事者意識が高まるように研修動画を制作することが大切です。

たとえば、コンプライアンス研修であれば実際に抵触した事例を解説します。身近なことを例にするほど、受講者の危機感や当事者意識は高まりやすいです。

自分ごととして捉えられる内容にすることを心掛けて、研修動画を制作しましょう。

受講者が納得感を得るよう根拠を伝える

研修の時間には限りがあり、事実のみを伝える内容になっていませんか。無理やり納得せざるを得ない状況にするのではなく、根拠を示すことが大切です。

受講者が納得感を持って理解できるように、根拠を明確にしたうえで結論づけるようにしましょう。

たとえば、営業研修で顧客へ商品の提案をするまでの効率的な流れを学ぶとします。なぜその方法が適しているのかを示さなければ、社内で浸透する可能性は低いでしょう。

根拠を明示しない方法よりも、トップセールスが実践するやり方のほうが納得感は出ます。研修内容を定着させるためにも、根拠の明確化は大切です。

受講者の管理や仕組みについて落とし込む必要がある

企業における研修の目的は、受講者の「行動変容」です。

研修動画の視聴後、受講者の行動変容につながるような内容を設計します。受講者の管理や仕組みについて落とし込む必要があります。ただ研修を受けて終わりにしないよう注意が必要です。

伝えたい内容を闇雲に盛り込むのではなく、具体的な数値目標や受講後の到達点までを考慮した動画作りが大切です。動画内で適切な情報を提供して気づきを与えたり、ワークなどで思考を巡らせる体験を提供したりします。

受講後の行動を後押しし、業務に活かせる環境を作りましょう。研修後のフォローアップも含めて最大の効果を目指す必要があります。

まとめ

研修動画のメリットは「時間や場所を問わない」「繰り返し学習できる」「研修の精度を均一化できる」「コストを削減できる」などさまざまです。

従来の対面型とは違い、オンラインで受講することで高い学習効果も期待できます。研修動画の存在は、人材育成を行う時間や人材不足に悩む企業にとって力強い味方となります。

一度制作すれば、何度でも視聴できることも研修動画のメリットです。

クオリティの高い研修動画を制作することで、社内での定着化も図れます。自社制作も難しいことではありませんが、研修の目的を効率的に達成するためにも制作会社への依頼がおすすめです。

crevoAdmin

効果的な動画マニュアル作成に必要な重要ポイントと作り方や参考になる事例について解説

3 years 4ヶ月 ago

「マニュアル動画はどのように作成すれば良いの?」「マニュアル動画を作成することでどのようなメリットがあるのか知りたい」と考えている方もいるでしょう。
マニュアル動画を制作することで、理解度が高まりやすくなったり、教育に差が出にくくなったりなどのメリットがあります。

一方で、制作コストや制作期間がかかること、動画編集の専門知識が必要になることなどのデメリットもあります。
マニュアル動画を制作する際は、いくつかのポイントがあるため、それを踏まえた上で作ることが重要です。

今回は、マニュアル動画制作に必要な「作り方のポイント」と「作成する方法」を解説します。マニュアル動画の成功事例も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

お役立ち資料集

マニュアル動画作成に必要な重要ポイント

マニュアル動画を制作する際は、以下の6つのポイントが重要です。

  • 自分の課題を分析する
  • 分かりやすさを重視して作成する
  • 閲覧環境に配慮する
  • 時間(尺)を長くしない
  • テロップは必須
  • 細かな作業は紙マニュアルすることを検討する

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

自社の課題を分析する

動画マニュアルを作成する前に、まずは自分の課題を分析することが大切です。
企業や店舗によって、解決するべき課題は異なります。

たとえば、チェーン店の場合は「どこの店舗でも同じレベルの教育が行き届いたスタッフを揃えたい」「スタッフが多いため、紙のマニュアルだけでは教育が行き届かない」などがあげられます。

個人店の場合は、「自分のお店オリジナルの教育方針がある」「他のお店と差がでるようなサービスを整えたい」などです。

課題によって解決策は異なるため、効率よく問題点に向き合うためにも、自分の課題を明確にすることが重要なポイントです。
課題を明確にすれば、どのような動画が適しているのか、どのような内容を盛り込めば良いのかなどが見えてきます。

分かりやすさを重視して作成する

マニュアルを作成する際は、誰が見てもわかりやすいように作る必要があります。ただ単に、内容を盛り込めば良いわけではありません。

内容が分かりにくければ見ている側の頭に入りにくく、伝えたいことが伝わらない可能性があります。

わかりやすさを重視する場合は、マニュアルを通して伝えたいポイントを明確にし、シンプルに動画を制作することが大切です。

また、動画ならではの強みも活用することが大切です。テキストや写真だけでは伝わり切れない部分でも、動画なら音声や動きを入れられるため、具体的なイメージを伝えやすくなります。

アニメーションを入れたり図解を挿入したりすることで、伝えたいポイントをわかりやすく指導することが可能です。

閲覧環境に配慮する

マニュアル動画を作成する際は、閲覧環境にも配慮してください。

動画を見る側がスマートフォンやタブレットで視聴することが多いのか、パソコンで視聴することが多いのかによっても、作り方が変わってきます。

また、大きなスクリーンで動画を流す場合も同様に、必要な要素が異なります。

文字が小さすぎるとスマートフォンでは読みにくく、見る側にストレスを与えてしまうかもしれません。大きなスクリーンの場合は、画質が粗くなるため細かなグラフなどを挿入すると見えづらい可能性があります。

見る側が自分の好きなタイミングで見られるようにするなら、文字の大きさなどを配慮しましょう。広い部屋で大きなスクリーンに映し出して指導する場合は、見やすいグラフや図などを意識することがポイントです。

時間(尺)を長くしない

時間配分にも注意が必要です。動画マニュアルの尺の目安は5分前後。それ以上長くなると、見るのに疲れてしまって、相手にストレスを感じさせることがあります。

すべてのポイントを1つの動画に詰め合わせると、尺が長すぎて、「本当は何を伝えたいのか」が相手に伝わらない可能性があります。
マニュアル動画において考えるべきは、「伝えたい肝心な部分を、しっかり相手に伝えられる」ことです。

伝えたい項目が複数ある場合は、1つの動画にまとめるのではなく、複数の動画に分けて制作しましょう。

例えば、「基礎編」「応用編」「トラブル対応編」など、動画を分けることで、動画ごとの伝えたいポイントが伝わりやすくなるため、効率の良い教育につながります。

テロップは必須

マニュアル動画を作成する際は、必ずテロップを入れるようにしましょう。アニメーションや動きなどを入れられるのが、動画のメリットですが、展開が早すぎてついていけないこともあり注意が必要です。

字幕で補足しておけば、展開が早い部分もわかりやすくなるため、理解も深まります。

しかし、すべての部分に字幕を入れれば良いわけではありません。字幕を入れすぎると文字が多くなって逆に見づらくなる場合があります。

テロップを挿入する際は、伝えたい部分のみに入れることがポイントです。音声だけではなく、文章でも伝えることで、より見ている人の頭に残りやすく訴求することができます。

細かな作業は紙(テキスト)のマニュアルすることを検討する

マニュアル動画では多くの情報を載せられますが、全てをカバーするのは難しいでしょう。機械の使い方やいろいろなトラブルに対する対処法など、全てを説明することになると尺が長くなってしまいます。

場合によっては、動画マニュアルだけではなく、紙マニュアルを用意することがポイント。紙か、もしくはデジタル上で見れるようなテキストにまとめるやり方でも良いです。動画では伝えきれなかった部分を、テキストマニュアルで補ってみてください。

動画マニュアルとテキストマニュアルを併用することで、よりわかりやすい指導ができます。

マニュアル動画を制作するメリット

マニュアル動画を制作することで、以下の5つのメリットが得られます。

  • 視覚や聴覚を使って学習できるため理解度が高まりやすい
  • 重要な情報を網羅できる
  • 作成するコストと手間を省ける
  • 教育に差が出にくい
  • 営業活動にも応用して使える

それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

視覚や聴覚を使って学習できるため理解度が高まりやすい

動画マニュアルの大きなメリットは、視覚と聴覚を使って学習できることです。ただ紙を見るだけでは理解できないことでも、立体感が出ることで記憶しやすくなります。

特に機械の操作や接客方法などは、シミュレーションが流せるため、具体的なイメージが湧きやすくなるのもポイントです。

イメージをつかめるか否かによって、理解度は大きく変わってきます。一つの感覚だけではなく、複数の感覚で学ぶことで、習得も早くなるでしょう。

重要な情報を網羅できる

動画マニュアルには限られた時間の中で、必要な情報だけを載せています。簡潔に分かり易くまとめているため、重要な情報を網羅しやすくなるのがメリットです。

テキストの場合は文面のみで説明するため、どうしても文字数が多くなる傾向があります。文字数が多いと理解するのに時間がかかり、重要な情報の記憶を逃してしまうこともあるのです。

動画マニュアルの場合は短時間の動画を閲覧するだけで必要な情報が記憶できるため、効率よく指導できるのも魅力だといえます。

作成するコストと手間を省ける

マニュアル動画を作成する際は費用や時間がかかりますが、一度作ってしまえば何度も活用できるのもメリットの1つです。

講義形式で研修を行う際は、会場を確保したり指導者を集めたりする必要があるため、その都度費用がかかります。1回1回の費用も重なれば、膨大な出費につながります。

動画マニュアルを作成しておけば、会場や指導者を都度集める必要がないため、結果的にコストと手間の削減ができます。

教育に差が出にくい

動画マニュアルを共有することで、教育に差が出にくくなるのもメリットの1つです。指導者によって教え方や伝えるポイントが異なります。

複数の指導者がそれぞれ教えるとなると、指導者によって教育のレベルに差が出て、優劣が現れてしまうかもしれません。

しかし、同じ動画マニュアルを共有することで教え方に違いが出ることが少なくなり、統一した指導ができます。

特にチェーン店の場合は、膨大な数の人員を扱っているため、同じレベルのスタッフを揃えたいと思っている企業も多いでしょう。

店舗によってスタッフのレベルに差が出ないようにしたい場合は、特に動画マニュアルは有効だといえます。

営業活動にも応用して使える

動画マニュアルは営業活動においても、応用して利用できるのがメリットの1つです。

たとえば、機械の使い方が説明されている動画マニュアルだったとしましょう。機械を販売する場合は、マニュアル動画がお客様向けの製品の使い方を説明した営業ツールなどが想定できます。

機械本体を持ち運ぶことが難しかったり、狭い場所で扱うのは危険なものだったりすると、機械本体を見せられないため、具体的なイメージを伝えられません。

動画マニュアルがあれば、実際に操作している様子を見せられるため、プレゼンテーションとしても活用ができます。

マニュアル動画を制作するデメリット

マニュアル動画を制作する際は、メリットばかりではありません。デメリットもあるため、作成する前に確認しておきましょう。

マニュアル動画を制作するデメリットは以下の通りです。

  • 制作コスト・製作時間・再生環境が必要
  • 情報を取捨選択しないと要点がまとまらない動画になる
  • 動画撮影や編集の専門知識が必要

それぞれのデメリットを詳しく解説していきます。

制作コスト・制作期間・再生環境が必要

マニュアル動画を制作するデメリットは、制作コストや制作期間、再生環境が必要になることです。マニュアル動画はすぐに制作できるわけではありません。

「どのような動画にするのか」から考えなければいけないため、制作期間が長くなってしまいます。

また、紙マニュアルとは違い、動画の場合は再生環境が必要です。Wi-Fiがない環境の場合は、データ通信量がかかってしまうため、見られない可能性もあります。

しかし、最近ではWi-Fiがなくても動画再生できる環境が整ってきています。

簡単に動画を制作できるツールも誕生しているため、制作の際のコストや再生環境に関しては、それほど大きなデメリットにはなりません。

情報を取捨選択しないと要点がまとまらない動画になる

動画に載せられる情報は限られています。あれもこれもと情報を盛り込んでしまうと、要点がまとまらない動画になってしまいます。

要点を抑えたわかりやすいマニュアルにするためには、情報を取捨選択しなければいけません。一番伝えたいものは何なのかを明確にした上で、動画を制作することが大切です。

動画撮影や編集の専門知識が必要

動画撮影や編集をする際は、専門知識が必要です。動画制作の無料ソフトでも十分に作成は可能ですが、完成までの時間は長くなるでしょう。

動画撮影や編集の専門知識を持っている人員がいない場合は、プロの力を借りるのもおすすめです。

分かりやすくて見やすい動画を短期間で作成してくれるため、コストはかかるものの、すぐにマニュアル動画を導入できるでしょう。

関連記事
マニュアル・HowToの動画制作・映像制作

マニュアル動画の成功事例

「マニュアル動画を導入することで、実際にどのようなメリットが得られたの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。ここからは、マニュアル動画の成功事例をご紹介します。

マニュアル動画「.pay(ドットペイ)」(提携クレジットカードと現金による決済篇)

表現アニメーション
費用レンジ~49万円
長さ・尺120秒〜
用途・目的マニュアル・ HowTo

出典:Crevo制作実績
「.pay(ドットペイ)」(提携クレジットカードと現金による決済篇)
は、店舗スタッフ向けの教育ツールとして活用することを想定して作られた動画です。実際の操作手順に従って、順番に使い方を紹介していきます。
実際の操作画面やクリックするポイント、テキストの3つの要素に絞って、わかりやすく説明することにこだわって作られています。

マニュアル動画 勤怠管理ソフト「AKASHI」(共通就業設定編)

表現アニメーション
費用レンジ~49万円
長さ・尺120秒〜
用途・目的マニュアル・ HowTo

出典:Crevo制作実績
勤怠管理ソフト「AKASHI」の「共通執行設定編」を解説するチュートリアル動画です。実際の操作画面に沿って、順番にわかりやすく解説されています。
文章だけではなく、音声とともに説明することで、理解度が深まるようにと、こだわって作られています。

マニュアル動画 「ステンレス製結束バンドの専用工具」

表現実写
費用レンジ~49万円
長さ・尺120秒〜
用途・目的マニュアル・ HowTo

出典:Crevo制作実績
ステンレス製結束バンドの専用工具の使用方法が説明された動画です。取り扱い説明書では分かりづらい使い方を動画で説明し、ユーザビリティーの向上につなげる目的で作られました。
わかりやすいように、実際に工具を使用している映像とともに紹介しています。

マニュアル動画の作り方

ここからは、具体的なマニュアル動画の作り方を説明していきます。

マニュアル動画の作り方

  • ターゲットを明確にする
  • 構成案を作成する
  • 情報・資料を収集する
  • 台本を作成する
  • 動画を撮影する
  • ナレーションを入れる
  • 編集する

それぞれの工程を詳しく見ていきましょう。

ターゲットを明確にする

動画を作成する前に、まずは誰をターゲットにするのか明確にすることが重要です。新入社員をターゲットにするのか、商談先もしくは個人のお客様をターゲットにするのかによって、細かな部分の構成が変わってきます。

ターゲットを明確にすれば、どのような言葉を用いれば良いのか、どのような動画が魅力的に感じるのかなどが考えやすくなるでしょう。

  • ターゲットは誰なのか
  • ターゲットに何を伝えたいのか
  • ターゲットが求めている内容は何なのか
  • 視聴する際にターゲットが使用するデバイスは何なのか
  • 動画視聴後にターゲットにどのような状態になってほしいのか

誰をターゲットにするのかだけではなく「ターゲットが何を求めているのか」「動画視聴後にどのように行動してほしいのか」なども細かく決めることが大切です。

ターゲットを具体的に決めることで、その後の動画作成がスムーズに進むようになります。自社で相談しながら、ターゲット像を明確にすることが重要です。

構成案を作成する

具体的なターゲット像が定まったら、構成案作りに移ります。構成案を作成する際は、動画を時系列にまとめて、それぞれどのような内容を盛り込むのかを考えていきましょう。

たとえば、動画編集がはじめての人に向けてマニュアル動画を作成する際は、以下の構成案になります。

  • 動画編集ソフトをインストールする方法
  • 動画を読み込む方法
  • 基本操作
  • 実際に操作している様子

あくまでも構成なので、この時点ではポイントを箇条書きする程度で大丈夫です。最初に重要なポイントをまとめておくことで、作業がしやすくなります。

ポイントをもとに文章や挿入するグラフや画像・映像などを入れ込むため、慣れていない方でも作業を進めやすくなります。

構成案があるかないかで、製作期間が大きく変わるといっても過言ではありません。

情報・資料を収集する

構成案がまとまったら、次は必要な情報や資料を集めます。インターネットの情報だけではなく、現場の情報も集めることで、よりわかりやすく内容の濃い動画を制作することが可能です。

たとえば店舗の接客に関する動画マニュアルの場合は、実際に接客している様子を撮影した映像を用意します。

基本の接客方法やトラブルが起きた際の対応など、シーンに分けた映像を複数用意しておきましょう。情報や資料を多く集めておくことで、その後の動画制作が楽になります。

台本を作成する

ターゲット像、構成案、情報・資料が集まったら、いよいよ台本作りに移ります。

セリフも入れる場合は、出演者がカメラの前で話すことに慣れていないことが多いため、台本があった方がスムーズに撮影を進行できます。

いきなり撮影に入っても、慣れていない人が話すと緊張して噛んだり、聞き取れなかったりと、撮影が進まない場合も。

台本は絵コンテでもテキストでもどちらでも構いません。

台本を作成する場合は、以下のポイントをまとめておきましょう。

  • 使用する資料の画像や映像
  • 図解やテロップ
  • セリフ

マニュアル動画にはセリフに合わせて資料やテロップなどを入れることが大切です。事前に内容が決まっていればスムーズに撮影が進むため、事前に考えて想定することが重要です。

動画を撮影する

準備が完了したら、動画撮影に入ります。撮影方法はどのような動画を作るのかによって異なるため、事前にすり合わせしておくことが大切です。

たとえば研修マニュアルの場合は、実写の撮影が必要になったり、撮影場所を確保したりなどの事前準備が欠かせません。
パソコンの画面のみで説明が済む場合は、画面を録画するだけで動画が完成します。

また、慣れていない場合は、場面ごとに区切りながら撮影すると良いでしょう。編集で場面ごとの映像をつなぎ合わせられるので問題はありません。

ナレーションを入れる

動画にナレーションを入れる場合は、撮影が完了した後にナレーションの収録をしましょう。ナレーションが入っているだけで、動画の内容が伝わりやすくなるのでおすすめです。

ナレーションを収録する際も事前の打ち合わせがポイント。どの部分を強調させるのか、話すスピードなどをすり合わせしておくことで、スムーズに収録ができます。

また、日によって声のコンディションが変わることもあるため、収録は1日で終わらせることがポイントです。

ナレーションに合わせてテロップを挿入する際は、「簡潔にわかりやすく」を意識しましょう。長々と文章を入れると、文を読むことに集中してしまい、理解するのが遅れる可能性があります。

重要な部分のみを簡潔に伝えることを意識して、テロップを入れましょう。

編集する

最後に撮影した動画を編集していきます。動画が見やすくなるように、また、飽きずに最後まで見られるように、テロップやBGMを挿入します。

すべての編集が完了したら、もう一度動画を確認します。

  • 内容はわかりやすいか
  • 声は聞き取りやすいか
  • テロップは簡潔になっているか
  • BGMの音量は適切か

などを確認してください。問題がなければ、マニュアル動画の完成です。

自分だけで確認するのではなく、複数の人に確認してもらうと良いでしょう。複数の人に見てもらうことで、不自然な内容はないかなどを確認しやすくなります。

マニュアル動画を作成する際の注意点

マニュアル動画を作成する際は、以下の4つのポイントに注意してください。

  • 複数のテーマを扱わない
  • 動画にする情報であるかを判断する
  • ターゲットと製作者の理解度のずれる可能性がある
  • 作った動画が見られない可能性がある

ひとつの動画で複数のテーマを扱わない

マニュアル動画を制作する際は、複数のテーマを扱わないようにしましょう。複数のテーマを扱うと動画の内容が複雑になり、理解しにくくなる可能性があります。

また、見たいテーマを探す際に巻き戻し早送りの手間が必要になり、見る側にストレスを与える動画になることもあります。

原則として、1つの動画に対して1つのテーマのみを扱うようにしましょう。複数のテーマがある場合は、1つのテーマごとに動画を分けることがポイント。

たとえばお客様の接客に関するテーマの場合は、以下のような感じで分けてみましょう。

  • レジの操作方法
  • 開店時の業務
  • 接客方法
  • トラブル時の対応

テーマごとに動画を分けることで見返したい内容もすぐに見つけられます。1つのテーマが簡潔にまとまっているため、理解もしやすくなります。

動画にする情報であるかを判断する

すべてのテーマを動画にすれば良いわけではありません。場合によっては、紙の資料の方がわかりやすいこともあります。

マニュアル動画を制作する前に、動画にする情報に値するかを判断することが大切です。動画の場合は、再生環境によって見たい時に見返せない場合もあります。

紙のマニュアルならいつでも好きなタイミングで見返せるため、情報の確認が迅速にしやすいです。

たとえば「ショートカットキー」一覧の場合は動画よりもテキストで渡した方が、見ながら作業がしやすいメリットがあります。

本当に動画にしたほうがわかりやすいのかを考え、テキストの方が適切だと判断した場合は、紙のマニュアルにまとめることがおすすめです。

ターゲットと制作者の理解度のずれる可能性がある

動画によっては、ターゲットと製作者の理解度にズレが生じる場合があります。特に、動画制作に慣れていない人や新人が動画を制作する際は、ズレが起きやすくなるので注意が必要です。

理解度のズレをなくすためには、ターゲットにあらかじめ確認してもらうことがポイント。構成や台本、アニメーション、グラフなどを見てもらって、相手が理解できれば、動画も作成しやすくなるでしょう。

後々の修正も少なくなるため、制作コストや制作期間のカットにもつながります。

作った動画が見られない可能性がある

場合によっては、動画が見られない可能性があります。動画マニュアルを作成しても、見てもらわなければ意味がありません。

たとえば製品の使い方や魅力をまとめた動画をYouTubeにアップしたとしましょう。しかし、お客様がYouTubeの存在を知らなければ、動画が再生されることはありません。

動画があることを認知してもらうためにも、製品の説明書にQRコードを載せたり、店舗スタッフから説明してもらったりなどの工夫が必要です。

まとめ

動画制作を進める場合は、最初から撮影に入るのではなく、事前準備が重要なポイントです。ターゲットや構成案を決めたり、必要な資料を集められるだけ集めたりすることで、後々の作業が楽になります。

マニュアル動画があれば視覚と聴覚で学習できるため、新人の教育がしやすくなるでしょう。また、店舗ごとにスタッフの質に差がでることも軽減できるため、顧客満足度の向上にもつながります。

しかし、動画制作に慣れていない場合は、わかりづらい動画になる可能性も。動画撮影や編集の専門知識がない場合は、プロに任せるのも1つの手でしょう。

crevoAdmin

【2023年版】マニュアル動画制作の費用相場|工程別の費用と依頼方法についてを解説

3 years 4ヶ月 ago

本記事では、マニュアル動画の「費用相場」「依頼方法」を解説します。またマニュアル動画を外注する場合の注意点やメリットについても紹介します。
「マニュアル動画制作を外注するか悩んでいる方」「マニュアル動画制作の費用相場を知りたい方」に向けた記事になります。

お役立ち資料集

【工程別】マニュアル動画制作にかかる費用相場

まず、マニュアル動画を外部の制作会社に発注した場合、どのくらいの費用がかかるのか、その相場感を見ていきましょう。
実際には、動画で表現したいコンテンツの内容や長さ、撮影期間などの条件次第で見積り数字は変わってきます。ここで示す数字はあくまで標準的な目安(参考値)ですので、実際の制作に際しては複数の制作会社から見積りを取り、項目を精査・検討することがおすすめです。

ディレクション費用

発注者のニーズを把握し、目的達成のために限られた条件の中でどのような動画を作るのか、全体の企画を構想するための費用です。
一般的には、プロデューサーやディレクターといった職能に対する人件費として計上されます。この中にはクライアントとの打ち合わせや撮影の段取り・スケジュール調整などといった、プロジェクト進行管理の要素も含まれます。

一般的な相場:30,000~

コンテ(台本)作成費用

次の段階では、動画で描いていくストーリーを詳細に組み立てます。台詞やナレーションを決め、合わせて各シーンやカットの構図や絵面をコマ割りで描いていきます。
全体の時系列の中で、いつどんな内容をどのように表現するか、という非常にクリエイティブな作業となります。
講師が壇上で説明するセミナーを撮るだけのような場合でも、十分な効果が得られるようズームイン・アウトや資料画面の挿入など、変化のある演出が必要となります。

一般的な相場:50,000~

撮影費用

撮影費用は、制作コストの中でも比較的イメージがしやすいでしょう。最も簡単なケースでは、カメラマンの人件費が撮影費用のほとんどを占めます。しかし、より充実した撮影を必要とする場合は、音響担当・照明担当・メイク担当などスタッフの数が増えていきます。撮影期間が長くなれば、スタッフの数×拘束時間(人日)で費用計上がなされます。リハーサルや下見を行えば、その分の人日もプラスされます。

このほか移動のための交通費・資材搬入費・スタッフや出演者の食事代など、本来の撮影費用に加算される雑費も発生します。
撮影機材の使用料やレンタル代が別途で項目立てされていない場合は、そちらも撮影費に含むことがあるので注意してください。

一般的な相場:80,000~

撮影機材費用

撮影に必要な機材に関わる費用です。カメラの数だけでなく、マイクなどの音響機器や照明機器もこの中にカウントされます。撮影対象によっては、航空ドローンを用いることも最近では少なくありません。目的やシナリオと予算に応じて、適切な選択が必要です。

一般的な相場:40,000~

編集費用

撮影した動画は、それだけでは完成品になりません。余計な部分をカットし、前後をつなげて一本のパッケージに納める過程が必要です。タイトルや章ごとの仕切り・テロップや文字効果の差し込みを要する場合もあります。動画のタイプによっては、特殊なエフェクト(効果)をかけることもあるでしょう。

一般的な相場:50,000~

音響効果費用

BGMや効果音に関する費用です。著作権が発生する音楽を用いる場合は、その使用料も見積る必要があります。
最近はネットで頒布されている著作権フリーの音源も増えてきました。これを利用するのも一つの方法です。
このほか、撮影対象となる製品や店舗などで発する、実際の音声を動画内で再現するケースがあります。ノイズを除去しクリアな音質を確保する技術なども、状況により音響効果費に組み込まれます。

一般的な相場:30,000~

ナレーション費用

企画内容やシナリオによって、ナレーターを起用する場合があります。その人件費がナレーション費用です。
(ナレーション原稿の制作費は、一般的にコンテ作成費に含みます)
こちらも人数×拘束時間で計算します。また、収録にスタジオを用意する場合は、その使用料もこの中に加算して計上します。

一般的な相場:30,000~

マニュアル動画の制作に必要な費用の算出方法

前章『【工程別】マニュアル動画制作にかかる費用相場』を読んでいただければ理解できるかと思いますが、マニュアルに限らず動画制作は基本的に人的費用+物的費用で算出されます。

物的費用の例

  • 撮影機材
  • 音響機材
  • 照明機材
  • 編集機材
  • スタジオ利用料
  • 版権、著作権などの使用料 ほか

物的な側面では、制作したい動画の内容やクオリティに左右されます。エフェクトを多用したり、高い画質を追求すればそれだけ高価な機材が必要です。
また、ドラマ仕立てなのかセミナー形式か、など内容によっても、使用する機器に幅が生じます。
外部の制作会社に外注する場合は、詳細な見積もりを出してもらい「どの程度の機材がいくらなのか」「使用期間はどのくらいか」などをよく検討しましょう。

このほか、間接的な費用項目として配布・配信や広報のための費用も忘れずに見ておいてください。これらを積算し合計した金額が、マニュアル動画作成の総費用となります。

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マニュアル・HowToの動画制作・映像制作

マニュアル動画の成功事例

ここでは、マニュアル動画制作の成功事例を紹介していきます。

マニュアル動画 「ステンレス製結束バンドの専用工具」

表現実写
費用レンジ~49万円
長さ・尺120秒〜

出典:Crevo制作実績
結束バンドや配線部材の製品を販売する、ヘラマンタイトン株式会社。特殊なシーンで用いられる、ニッチな用途のステンレス製結束バンド専用工具「タイメイト」の取扱い方法を示すマニュアル動画です。

専門機材の取り扱い方を学ぶ、という目的のため、エンタメ的な要素は一切排除されています。小さな部品や部材が分かりやすく映るか、操作の際に発する音が正確に再現されるか、などが重要となるので、機材の選定に際してはそこがポイントになります。
CM動画などでは手元のアップなどに部分タレントを起用するのが普通ですが、マニュアル動画ではそこまでのクオリティはあまり求められません。

細かいパーツの名称や、対応する結束バンドの品番といった重要な情報については、文字やテロップを用いて注意喚起しています。予算化の際は、こうした編集にどの程度の人件費がかかるのか、あらかじめ知っておく必要があるでしょう。

マニュアル動画「.pay(ドットペイ)」(提携クレジットカードと現金による決済篇)

表現アニメーション
費用レンジ~49万円
長さ・尺120秒〜

出典:Crevo制作実績
スマホ決済ソリューション「.pay(ドットペイ)」を店舗スタッフが利用する際の、操作手順を示すマニュアル動画です。
動画では店舗用とお客さま用、ふたつの端末上に表示されるアプリの動きを交互に見せています。
ストレスなく操作方法が理解できるよう、実際の画面をスムーズな動きのアニメーションで見せていく構成になっています。
クリックするポイントをカラーで強調表示して注意を促し、テキストで解説していきます。ナレーションは入れず、抑えたBGMをバックに、必要な場面では実際の決済音を入れて視聴者の注意を促しています。

マニュアル動画 勤怠管理ソフト「AKASHI」(共通就業設定編)

表現アニメーション
費用レンジ~49万円
長さ・尺120秒〜

出典:Crevo制作実績
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する勤怠管理ソフト「AKASHI」の使い方について、「共通就業設定」を題材に解説しています。
実際の画面操作をシミュレートしながら、チュートリアル体験ができるマニュアル動画となっています。操作手順に従って画面の動きをテンポよく見せていき、設定に関する考え方や構成をイメージさせます。
女性のナレーターを起用し、人物アニメーションを活用して解説しながら、画面の全体像や部分ズームなど効果的なビジュアルで、ソフトの操作を示していきます。実際の人間は登場しませんが、シナリオ作りや絵コンテの段階を重視した構成の動画といえるでしょう。
PC上のみの作業で可能な場合はカメラ撮影に関する費用がかかりませんが、その分挿入する資料の作成や、編集作業にウエイトがかかることが想定されます。

効率的にマニュアル動画を作成する方法は2つ

マニュアル動画を作成するためには、前述したように人的資源と物的資源が必要です。実際の制作に際しては、この二つをどう効率的に活用するか、が決め手となります。
方法は2つ、

  • 動画マニュアル専用ソフトを使用して作成する方法
  • 制作会社に依頼して制作する方法

です。

動画マニュアル専用ソフトを使用して作成する方法

近年の情報技術の進歩は目を見張るものがあります。以前なら高価な機材を必要とした視覚効果も、コンピュータの力で簡単に実現できるようになりました。画像や映像素材も、商用利用可能なものが気軽にレンタル・購入できるようになっています。

動画マニュアル専用ソフトを利用して自社で動画作成を行う環境も、以前より整ってきました。ソフト自体、扱いやすく機能も充実したものが流通しています。習熟してしまえば組織内で続々と内製することができ、ノウハウも蓄積されていくという利点があります。
スタッフに余裕があり、中・長期的に動画制作を行う予定がある企業や、何度も改定・更新をしながら使い続けたい組織にとっては、メリットのある方法でしょう。

制作会社に依頼して制作する方法

専門の動画制作会社に依頼すれば、高品質の動画を安定的に制作することが可能です。

制作会社はプロフェッショナルですから、十分な打ち合わせを行うことで、発注側のニーズに沿った企画やアイデアを提供してもらえます。

もちろん、予算に応じた相談にも乗ってくれます。得意分野がありますので、過去の作品をみせてもらい、自社の狙いにあったプロダクションを適切に選定してください。

ただし、制作コストは内製に比較すると割高になります。企画から編集までのパッケージでおおよそ50万円程度からとなるでしょう。
追加や修正があれば、その都度費用が発生することも認識しておいてください。

動画制作会社に依頼して制作するべきか?

制作会社に依頼するのか、それとも自社で内製するべきか。メリットとデメリットを十分比較・考慮したうえで判断しなくてはなりません。

動画制作会社に依頼するメリット

動画制作を外注することで、得られるメリットは大きく2つあります。

  • クオリティの高いマニュアル動画を制作できる
  • 通常業務の時間が割かれない

クオリティの高いマニュアル動画を制作できる

動画のクオリティは、どこで判断すればよいでしょうか。「映像がきれいに撮れている」というのはもちろんですが、マニュアル動画である以上その基準は

  • 内容が分かりやすいか
  • 目的や設定したゴールに合致しているか
  • 視聴者が飽きずに、興味を持って観てくれるか

という点が重要になります。

前述したように優れた制作会社は、専門の経験とノウハウをベースに、質の高い動画を継続的・安定的に供給してくれます。依頼する側の「こんな動画が欲しい」「こんな困りごとを抱えている」という漠然としたニーズから、適切に課題を導き、企画を組み立ててくれるのです。

通常業務の時間が割かれない

制作を外注するということは、その知見を外部に求める意味に加えて「時間を買う」という側面があります。これがもうひとつのメリットになります。
社内で内製するとなると、日常的な業務を抱える自社のスタッフに対し、動画制作という別の仕事をしてもらわなくてはなりません。機材や撮影ノウハウ、編集ソフトの扱いなどに慣れていない場合は習熟の期間も必要です。

これを外部化してしまえば、これらに関わるための時間をすべて本来の業務に仕向けることが可能です。生産性が向上するので、俯瞰的にみれば外注コスト以上の費用対効果を見込むこともできるでしょう。

動画制作を外注した際のデメリット

逆に、外注にはどのようなデメリットがあるでしょうか。こちらは外注のマイナス面というより、「品質向上のための引き換え条件」として考えることができます。すなわち、

  • 動画のクオリティが上がるため一定の制作期間が必要になる
  • 動画のクオリティが上がるため費用がかかる

の2つの側面です。

動画のクオリティが上がるため一定の制作期間が必要になる

講師が話すセミナーをただ録画しただけ、あるいはパワーポイントで制作した図表やテキストをつなげただけ、であれば制作期間はそれほどかかりません。しかしそれでは、狙ったゴールを実現するための期待した効果が得られません。そのために専門会社の力を借りるわけです。

専門会社は投げられたニーズをよく検討し、どのような構成や見せ方、ストーリーで作れば「効く」動画になるか、を考えます。実際の制作に際しても、取り方や編集にそれなりの時間をかけ、しっかりと制作に臨みます。
そのため、どうしても一定の制作期間が必要となります。依頼者側は仕上がったものを試写し、場合によっては修正を指示します。

クオリティを担保するため、制作会社の動画は完成までに時間がかかるのが、一つ目のデメリット=引き換え条件です。

動画のクオリティが上がるため費用がかかる

二つ目のデメリット=引き換え条件は、費用です。「マニュアル動画の制作に必要な費用の算出方法」の章で述べたように、動画の制作コストは人的費用+物的費用で算出されます。
クオリティをあげようとすれば、制作にかかわる人の労働時間や能力、機材などの人的・物的パワーを上げていかなくてはなりません。結果的に、制作コストは上昇します。

最初の段階でどのくらいの予算をかけるのか、今後のメンテナンスも含めて中・長期的に試算し大枠を決めておく必要があります。

マニュアル動画制作の流れ【制作会社に依頼した場合】

マニュアル動画の制作を外部の専門会社に依頼・発注した場合、おおよそ次のような流れになります。

ヒアリング

見積もり・提案

撮影準備

撮影

編集

MA

納品

各ステップについて、以下解説します。

ヒアリング

制作にあたってまず発注側のニーズ、「どんな目的のために」「どのくらいの予算で」「いつまでの納期で」などの情報を制作会社と共有します。これが、実制作のスタートとなります。
ヒアリングというのは制作会社の側に立った言い方で、発注側にとってはブリーフィング(要件説明)という表現が当てはまります。
この段階で基本方針が明確にされていなかったり、共有が中途半端だった場合、途中で軌道修正することが難しかったり、時間や費用を無駄にすることにもなりかねないので注意が必要です。
希望やイメージはできる限り具体的に伝えましょう。必要があれば、何社かに声をかけてコンペ形式で発注先を選定していきます。

見積もり・提案

制作会社はヒアリングの結果をもとに、おおまかな企画と制作の概要を決めます。これに基づき、必要な人の配分と工数を積算し、費用とスケジュールを見積ります。そして発注者(クライアント)に対し提案の機会を設けます。
表現やストーリーのアイデアによって複数案を提示し、その中から選ぶ場合もあれば、お勧めの1案をプレゼンテーションする場合もあります。

制作する動画がどのようなものになるのかイメージできるよう、提案に絵コンテが付属するとわかりやすくなります。提案に対しては積算の根拠を見極めると共に、目的に沿った構成になっているか、理性的に評価することが大切です。

撮影準備

見積りが了承され発注が確定したら、いよいよ制作です。撮影に入る前に、出演者とスタッフ、ロケ現場などのスケジュール調整を行います。必要な機材を揃え、会場や道路など使用許可が必要な場合は申請を済ませます。
当日になって機材の不具合が見つかると支障が出ますので、あらかじめ動作確認をしておいてください。
台詞やナレーション、インタビューなどがある場合は、撮影前に読み合わせやリハーサルを行っておきます。

撮影

撮影は内容により、1日~数日かかります。発注側のスタッフ、少なくとも担当者や責任者は現場に立ち会いましょう。現場で改めてイメージを伝えたり、撮った動画を確認したりする必要があります。
天候の変化や事故など、突発的な事態に対処することもあります。ここでの経験が、次回以降のより良い動画制作に活きてくるのです。

編集

撮り終えた段階の動画は、まだ「素材」でしかありません。これらを適切にカットし、つなげていき、シナリオに従ってグラフや図表、イラストといった別の素材を挿入していきます。
内容によっては、編集ソフトで特殊なエフェクト(効果)で加工することもあります。納品時にイメージのブレがないように、この段階でも制作会社と発注者は連携を取り、共有と確認を重ねることをお勧めします。

MA

MAとは動画制作の世界ではBGM・音声・効果音など、音に関する作業全般を指します。

Multi Audioの略と言われていますが、英語では使わない和製英語的な表現です。

一本の流れに編集された動画に対し、音楽や効果音、実際の動作音や話し声などの音声を重ねていきます。音が重なる部分ではしっかりと聞き取れ、効果的な印象形成が可能となるようサウンドを調整しなくてはなりません。映像ばかりに意識が行きがちですが、意外と重要な作業です。

納品

完成した動画は、現在ではデータファイルの形式で納品するのが一般的です。MAまですべての作業が完了し、完パケ(完全パッケージ)と呼ばれる状態になったものを発注者が検収して、了承した後に納品されます。

マニュアル動画制作を依頼する際の注意点

前章では、マニュアル動画制作の流れを説明しました。この中でも多少触れましたが、外部の制作会社を起用するにあたり、注意すべきポイントがいくつかあります。今一度整理しておさらいしましょう。

マニュアル動画の内容を事前にまとめる

前章の文中では、制作会社:ヒアリング、発注者:ブリーフィング、という表現で分けました。
制作会社は、発注者側が何をしたいのか、どんな条件があるのか、という情報を少しでも多く把握するため「聞く(ヒアリング)」する立場にあります。

一方、発注する側は何をゴールに設定して動画を作るのか、予算や期間などの制約条件はどんなものがあるか、何を基準に制作物を評価するのか、などについて「明確に説明する(ブリーフィング)」責任を有します。

ここで合意するまでが、動画制作の50%を占めると言っても過言ではありません。

そのために、制作する動画の内容をできる限り具体的に、事前にまとめることが大切です。

コスト面で問題ないか確認する

制作会社への外部発注は、単発的に見れば決して低いコストではできません。マニュアル動画は、社内の教育研修計画のなかで機能を果たしていくものです。

使用頻度や更新頻度がどのくらいなのか、どの程度の需要があるのか、という俯瞰的な視点でコストを判定する必要があります。

他の代替手段も比較検討したうえで、十分な費用対効果が得られるか確認して制作に臨んでください。

レスポンスが早くヒアリングしてくれる会社を選ぶ

外部発注の経験があまりない場合は、見積りの提出は複数の制作会社に依頼することをお勧めします。

動画のタイプや内容により、制作会社でも得意分野・不得意分野があります。過去の事例を参照するだけでなく、ヒアリングの段階でその実力を見極めることが大切です。

  • レスポンスが早く、ヒアリングの内容は当を得ているか
  • 制約条件を理解しているか
  • 発注側の意図をしっかり反映した企画になっているか
  • 汎用的な内容でなく、自社に適したプランになっているか

など、制作会社に対する評価軸を準備して、より望ましいパートナーを選定してください。

まとめ

この記事では、マニュアル動画を制作する際の費用相場と、外部制作会社への依頼方法について、具体的な事例を交えて解説しました。

初めてマニュアル動画を制作する場合、わからないことが多々あると思います。この記事を参考におおよその相場感をつかむと共に、制作のフローを理解してください。

自社で内製する場合も、外部に発注する場合でも、目的を明らかにしてどのような狙いでマニュアル動画を作成するのか、が最も重要なポイントとなります。

そのうえで、まずおおまかな方針を固め、外部制作会社を起用する際はその実力を見極めて自社にしっかりと伴走してくれるチームを選ぶことが大切です。
設定したゴールの実現のために、この記事をどうぞお役立てください。

crevoAdmin

研修動画の作り方と活用イメージを徹底解説|制作に必要な準備や作成の流れを紹介

3 years 4ヶ月 ago

本記事では、「研修動画の活用イメージ」「制作の流れ」を解説します。
ここで解説する内容を参考にして、研修動画作成にお役立てください。

お役立ち資料集

研修動画とは

研修動画とは、従業員の教育や意識の向上を目的として、企業が導入する動画コンテンツのことです。

従来、企業の研修はテキストと講師による集合型の講義で行われてきました。その一部を動画に置き換えることで、コストの削減や受講効率のアップなど様々なメリットが期待できます。

動画による研修は受講の状況が管理しやすく、個々の進捗や再生回数、再生頻度など把握したデータを活用して、研修の精度を高めていくことにも効果を発揮します。

コロナ禍でテレワークへの移行が加速した背景

2020年にはCOVID-19(新型コロナウィルス)禍の影響から、社会全体でリモート化、テレワーク化が進みました。感染症拡大を避けるため非3密(密集・密閉・密接)が推奨され、一つの部屋に集合して講義を受ける集合研修も、テレワークへの移行が求められました。

また時を同じくして、政府主導による「働き方改革」の考え方が浸透しました。DX(デジタルトランスフォーメーション)の波と共に、時間や場所にとらわれないワークスタイルが一般的に広まっています。

研修動画とオンライン集合型研修の違い

テレワークの進展で普及したリモート型研修には、2つのスタイルがあります。ひとつは、あらかじめ作成された動画を、受講者が指定された期間内に視聴する「動画研修」です。

もうひとつは、決められた日時にZoomやTeamsなどの遠隔アプリを用いて、オンラインで受講する「オンライン集合型研修」です。後者には、リアルタイムで講義を受けるライブ型も含まれます。

この記事で解説する「研修動画」は、視聴者側で再生して受講する「動画研修」タイプの動画について述べていきます。

研修動画の活用イメージ

研修動画は、音声・文字・画像・動画を組み合わせ、視聴覚を通じて感覚的に訴えるものです。うまく構成された研修動画は、単なるテキストや講義に比べて高い効果が得られます。

業務に必要な基本的な事項やマニュアルなど、社内で共有しておくべき事案を動画化する事例がよく見られます。初めて見る人でも記憶に残りやすく、何度も参照できるため効率的に活用ができます。

業務効率化マニュアル動画

業務を進めるうえでの、標準的な手順を解説する動画です。

組織として効率よく業務が進められるよう、受講者がそのシステムを理解し、戸惑うことなく活用できることを目的とするものです。部署や勤務地が複数存在する組織でも、これにより一律的な業務の効率化・標準化の共有が可能です。

商品・サービス関連マニュアル動画

取り扱っている商品やサービスは、業種・業態によって千差万別です。たとえばカフェであれば、メニューとその調理方法、器具の手入れ方法などを知っておかなくてはなりません。

家電販売店のように多種多様な商品知識が求められる場合もあります。警備員などは対象とする施設の配置や主要な場所への誘導の仕方、緊急時対応などサービスの範囲が広いものです。

業務の主要な部分を占めるこれらについて、学習を深めるのが「商品・サービス関連マニュアル動画」です。

新入社員導入研修動画

新入社員が基本的に知っておくべきルールは、毎年大きく変わるものではありません。

会社の沿革や理念、組織体制や事業内容など、全社で共有する基本的な事柄がその中心となるため、異なる地域や部署でもほぼ共通の内容となります。

そのなかでも、「新入社員導入研修動画」は最もベーシックで共有がしやすいものといえます。

コンプライアンス研修動画

昨今重要性が高まっているのが、「コンプライアンス研修動画」です。

法令遵守と訳されるコンプライアンスですが、個人情報管理やハラスメント対策など、その範囲は広いものとなります。SNS投稿など個人の安易な行動が、組織全体に大きな影響を及ぼすことも少なくありません。
すべての従業員に自覚と注意を促す意味から、実例で解説する動画が分かりやすく有効です。

セールス・教育関連マニュアル動画

販売時における商品説明の仕方や接客態度、身だしなみなど、ビジネスの現場では従業員個々が企業の人的媒体(メディア)となる場合があります。お客さまに対しなぜそうするのか、なぜそうした態度で臨むのか、を理解し望ましい姿をイメージしてもらうのにも、研修動画が効果的です。

集合研修ではその場一回限りで終わってしまう内容も、動画なら繰り返し視聴でき、不明点の確認・復習が可能です。

研修動画の形式にも種類がある

研修動画には、その構成や作り方の点でいくつかの種類があります。大きく分けると、

  • ストーリー仕立てで現場の取り組みや対応を見せていく「ドキュメンタリー形式」
  • 手順ごとに項目を章立てで解説していく「マニュアル形式」
  • 講師が前面に出て内容を解説していく「セミナー形式」

の3つに分類できます。

ドキュメンタリー形式の動画

NHK制作の「プロジェクトX-挑戦者たち」や「プロフェッショナル 仕事の流儀」を思い浮かべていただくと、どのようなものかイメージしやすいでしょう。

問題点や課題に取り組む様子をドキュメンタリーで再現することにより、身近で現実に行われている取り組みが共有、理解されていきます。

教育機関が作成した既製の研修動画も発売されていますが、自社オリジナルのドキュメンタリーであれば、臨場感を伴って業務にすぐ反映できる内容が盛り込めます。

企業トップや異なる部署へのインタビューを交えることで、意識の共有や一体感の形成も促進されるので効果的です。

マニュアル形式の動画

「こうした場合は、このように進めます」「このシステムはこう取り扱います」といった、標準化された業務について視聴覚で解説するものが、マニュアル形式の動画です。

マニュアルは多くの場合、印刷物やネット上の共有ファイルなどでも用意されています。しかし音声や動く映像を伴う動画で補完することにより、見る人は一層記憶しやすく、理解が深まります。

またマニュアル動画を「原典」とすることで、現場指導者によりやり方が変わったり、部署や地域ごとでの展開が異なったりすることが防げます。

そのため、制作に際しては現場での再現性が高くなるような構成が求められます。

セミナー形式の動画

目の前で講義を受けているかのような形式の動画が「セミナー形式」動画です。実際に行われた講義を収録してアーカイブするタイプのものと、テレビの教育番組のようにカメラの前で講師が解説するのを録画したタイプがあります。

(※リアルタイムのセミナーをリモートで視聴するライブ型もありますが、ここでは含めません)

実際のセミナーに比べて、要点を文字や図表画面で強調したり、板書を部分的にクローズアップしたりできるため、流れにメリハリがついて印象に残りやすくなります。

ですが、実際の講義と異なり質疑応答など双方向でのコミュニケーションができないため、チャットやQ&Aなど双方向チャネルを別途用意しておくと、さらに効果的です。

関連記事
マニュアル・HowToの動画制作・映像制作

研修動画を制作するために必要な準備

この章では、研修動画を制作する際に必要な準備とその手順を

  • 研修のゴールを明確にする
  • 必要な動画本数と各テーマを決める
  • 動画の形式・編集ソフト・機材や制作会社を選ぶ

の順に説明します。

研修のゴールを明確にする

研修動画制作にあたってまず大事なことは、「何のためにその動画を作るのか」という目的の設定と、「見た人にどうなってほしいのか」というゴールを明確にすることです。

新人研修であれば「会社や仕事の仕組みを理解する」ことがゴールになります。コンプライアンスやマニュアルに関する動画研修の場合は「やってはいけないこと、やるべきことが理解できたか」「業務に反映できる習得レベルが確保できたか」がゴールです。

研修の目的や対象者によってゴールのレベルは変わります。ゴールを目指して適切に研修の内容やコンテンツを構成し、プログラム化することが必要です。

研修終了後に簡単なテストを行ったり、日々の業務に活かせているかチェックするなど、検証とPDCAを可能にする意味でもゴールの設定は重要です。

必要な動画本数と各テーマを決める

たとえば「新入社員に基本的な業務知識を習得してもらう」というゴールを設定したとしましょう。そのゴールを実現するには、「自社に関する基礎的知識の共有」「企業理念と会社が目指す中長期戦略、ビジョンの共有」「商品・サービスと市場の理解」「業務遂行上のルールの理解」などの、複数のサブテーマが必要となります。

そこで動画作成にあたっては、ゴールに必要な構成要素をロジカルに分解する作業を確実に行いましょう。いくつテーマが必要なのか、全部で何本構成にするのか、などを検討して、動画研修の全体像を設計していってください。

動画の形式・編集ソフト・機材や制作会社を選ぶ

ゴールとテーマ、制作する本数が決まったら、実際の制作に入ります。外部の制作会社に発注する場合と、社内で制作する場合とがありますが、いずれの場合もどのような内容、構成にするのかに関してこの段階でよく検討する必要があります。

クリエイションの前提として、上にあげた3つの形式のどのタイプを選ぶのか、編集に用いるツール(ソフト)は何を選定するか、どのような機材を使用するか、を決めなくてはならないからです。

そしてそれらの選定に際しては、設定した目的やゴール、撮りたい動画のイメージ、素材などが大きく影響するためです。

動画の形式を選ぶ

目的や対象者に合わせて、「ドキュメンタリー形式」「マニュアル形式」「セミナー形式」の3類型のどれが最も効果的か、を検討します。具体的なモデルになりそうな社内の事例や事業所、出演者など素材やリソース、コンテンツを把握して、必要な本数分の動画形式を決めてください。

ここから、動画研修プロジェクトにおける具体的な全体設計がスタートします。

動画編集ソフトを選ぶ

自作で動画編集を行う場合、ソフトの選定は重要です。

継続的に新たな動画制作や編集に用いられるため、使い勝手や習熟の難易度・エフェクトの範囲・データ容量の軽重や動かしやすさ・オペレータのストレスなど注意すべき点が多いからです。

担当者がいなくなっても容易に引継ぎが可能で、作成済み動画の再編集やバージョンアップもしやすいよう、あらかじめ十分に検討してください。
OSや社内システムとの適合性、外注先との連携の適性も重要です。

撮影機材を選ぶ

撮影機材は、どのような動画を撮りたいかによって、必要条件が変わります。室内の映像が中心なのか、屋外で動きの速い動画を撮るのか、撮影対象が映えるような照明が必要か、などといった条件をリストアップし、マッチする機材をセレクトしてください。

必要以上にハイスペックな機材でなくても構いませんが、機動性や汎用性、耐久性も考慮し、ある程度信頼のおける機材を選ぶことをお勧めします。

制作会社を選ぶ

研修動画の制作を外部の制作会社に依頼する場合は、企画している研修動画の内容や傾向を理解し、撮影の目的や意図を共有できるチームを選定しましょう。

また

  • 業界や市場に関する知識、理解が十分にあるか
  • これまでの実績をしっかり提示してくれるか
  • トップや担当部署の熱意・熱量に共感してくれるか
  • 秘密保持やセキュリティ管理に信頼がおけるか

という点も重要です。

制作コストを抑えることも大切ですが、そこを重視するあまりクオリティや信頼性が二の次になるのは本末転倒です。

研修動画を作成する際の流れ

前章「研修動画を制作するために必要な準備」の項で、「必要な動画本数と各テーマを決める」プロセスを解説しました。これは、対象者と目的に合わせて、目指すゴールを達成するために必要な要件を抽出するものでした。

これを元に、次の段階では具体的に研修動画の作成を行っていきます。全体の流れとしては、

  • テーマと構成を考える
  • 閲覧方法や配布方法を決める
  • 絵コンテを作る
  • 研修資料を作る
  • 出演者を集めて撮影する
  • 映像を編集する

という手順で進めていきます。

テーマと構成を考える

設定したテーマに対し、コンテンツの構成をどのように作り込んでいくか、一本の動画の中でどんなストーリーに仕立てていくか、というシナリオの流れを作る作業です。たとえば「標準的な接客について、お声がけからクローズまで学習する」というテーマであれば、どんな内容をどのくらいの時間配分で盛り込むかについて、選んだ動画の形式に合わせて考えていきます。

閲覧方法や配布方法を決める

研修動画の視聴に際しては、閲覧や配布の方法が大きく影響します。この記事では、ユーザー側が端末を操作して動画を視聴するケースを想定しています。

このときユーザーがPCを用いるのか、タブレットやスマートフォンなのか、あるいはイントラネットにログインした状態での閲覧に限定するのか、一定期間のみ有効なパスワードの入力を要求するのか、など閲覧条件をあらかじめ決めておく必要があります。

ユーザー側のOSのバージョンやデータ容量、通信スピードによって不具合が出ないよう、システムの適性や整合性をあらかじめ検証して、閲覧方法や配布方法を確定しましょう。

絵コンテを作る

「テーマと構成を考える」段階で、おおまかなシナリオのイメージを構想しました。これに基づいて、詳細な「絵コンテ」を作成します。映画監督になったつもりで、シーン構成とカット割りを作ってください。コマ割り形式で具体的な「絵づら」を連続的に描いていき、そこに台詞やナレーション、字幕や効果音などの必要要素を書き込んでいきます。

必ずしも上手な絵である必要はありませんが、スタッフや出演者がイメージを的確に共有できるよう、できる限り細かく作り込んでください。

研修資料を作る

「研修資料」とは、研修動画の中で用いる説明用のスライドや図表、グラフなどをいいます。別途PDF化したものをアーカイブして、ユーザー側で参照したりダウンロードできるようにする場合もあります。
セミナーやドキュメンタリーなどといった動画の形式にかかわらず、フローチャートやインフォグラフィックスなどを適切に用いることで、テーマの理解が一層深まります。視聴後の復習や参照も容易になります。

出演者を集めて撮影する

いよいよ撮影です。機材が問題なく作動するか、絵コンテで想定した時間通りに収まるか、事前にリハーサルを行ってください。

ポイントの箇所をズームで捉えたり、固定したカメラの視界に外から人が入るフレームイン、時間を巻き戻すように逆再生する手法など、撮影にはさまざまなテクニックがあります。

視聴者が興味を持って見続けられるよう、工夫をこらしてください。カットは長めに、複数の視点で押さえておくと後で編集する際に便利です。

内容によっては、出演者の衣装やメイク、小道具の係も必要です。時間を有効に使えるよう、スケジュール管理にも十分注意してください。

映像を編集する

撮り終えた映像を編集して、動画を完成させます。

最近では初心者が投稿したYouTubeでも、効果的な音声やBGM、字幕や文字表現を巧みに用いて演出している例が少なくありません。

これらを見慣れた現代のユーザーは眼が肥えています。1カットの長さやストーリー運びのテンポなどにも留意し、テーマに照らして映像素材が最も活かせるような編集を心がけてください。

動画完成後に必要な作業

研修用の動画が完成して、これで終わりではありません。対象者に動画を視聴してもらい、最初に設定したゴールを達成するために行うことがあります。

PDCAのサイクルを意識して効果測定を行い、次の動画制作に活かしていくことが大切です。

動画配信の周知

研修動画の視聴は、社内教育の一環です。総務や人事・広報・情報システムなど関連する部署や、対象者の所属組織の協力を得て、配信のリリースを社内に周知します。
どの対象者に何本の研修動画が用意されているのか、配信時間はどのくらいか、視聴すべきタイムリミットはいつまでか、など動画研修に関するスケジュールと配信方法を知らせることが必要です。

不明点の照会やトラブルの発生に備えて、問い合わせ先を明記しておくことも忘れないでください。

また、動画配信による研修の取り組みを株主や外部マスコミにニュースリリースすることで、企業価値の向上に資する場合もあります。機密保持に触れない範囲で、内容を公開することがおすすめです。

効果測定

動画研修導入のそもそもの目的は、設定したゴールの達成です。どの程度達成できたのか、目標の性質に応じて定性・定量調査を行ってください。

測定の項目としては

  • 用意した動画が最後までしっかり視聴されたか(長さは適切か)
  • 内容は狙い通り理解されたか(分かりやすかったか)
  • 想定した期間で視聴が完了したかト
  • 視聴前と後で対象者にどんな変化があったか

などが考えられます。

またアクセスログを解析することで、動画再生の頻度や再生回数、再生が集中する時間帯などのデータを計測できます。より効果のあるプログラムにするために、データをうまく次回に活用していきましょう。

更新時期や修正内容の確認

社内体制や環境の変化、新商品の投入や新規事業・部署の創設など、研修動画を更新・修正すべきタイミングがあります。効果測定調査の結果と照らし合わせて、どの動画をいつ更新するのかについて、あらかじめ決めておくことも重要です。

効果測定の結果次第では、内容を部分修正したり撮り直したりする必要も生じます。シーズンイベントや人事異動など、教育研修は社内の状況と密接に関係します。

思わぬトラブルが発生しないよう、更新や修正は計画的に行ってください。

効果的な研修動画を作成するコツ

この章では、効果的な研修動画を作成するコツ(テクニック)を7つ、紹介します。娯楽作品としての動画ではなく「ゴールという目的達成をめざす教育効果」が狙いです。
ポイントは「ユーザーの心理的障壁を低くする」「制作側の負担を軽減する」「楽しめるものにする」という点に集約できます。

短い動画を複数作る

人間の集中力には限界があります。視聴環境をリモートでユーザー任せにする場合は、なおさらです。長すぎる動画は途中で飽きられたり、内容が頭に入ってこなかったりする危険を伴います。

そこで、複数の章立てが必要な動画は、たとえば独立した別の動画として編集するなどの工夫が効果的です。1本あたりの長さはせいぜい数分から10分程度に抑え、数を増やす方が視聴者の負担になりません。絵コンテのフォーマットを共通のものにすれば、制作の手間も軽減できます。

静止画や図・テキストを織り交ぜる

画面にメリハリのない動画は、見ていて飽きやすいものです。特に、講師が内容を説明するセミナー形式の動画は、画面変化が乏しいものになりがちです。

そこで、写真やイラスト(静止画)、アニメーション、図やグラフ、テキストなど多様な素材を動画に織り交ぜて構成しましょう。

テキストを表示する場合でも長い文章にせず、フォントや文字サイズに気を配り、伝わりやすいものにしてください。

図表などに使用する色も重要です。不用意に色を多用せず、ここぞと強調したい部分に強めの色を用いると印象に残りやすくなります。

具体的な目標を明確にする

動画研修の目的は、ゴールの実現です。

規則・規範や標準の業務、知識などが問題なく理解され、それらが日々の仕事に反映される状態を目指すものです。ただ観て「面白かった」だけで終わってしまっては、意味がありません。

そこで視聴する動画が何のために制作され、何を目指すのかという「ゴール」について、ユーザーの視線・立場から示すことが有効です。動画の冒頭や最後では、その自覚を促す働きかけを工夫してください。

能動的に考えさせる工夫をする

受講者が一堂に会し、講師と双方向で話したり、ワークショップ形式でアクションを伴うこともある集合研修と異なり、動画研修では一方的に視聴する「受け身」状態になりがちです。
そこで、ユーザーが自ら能動的に考えざるを得ないような、何らかの工夫を動画に取り入れたいものです。

たとえば

  • 事例学習のあとに、自分の職場に置き換えた場合のケーススタディの課題提出を用意する
  • クイズ形式の質問画面を表示し、考える時間を置いてから正解を見せる
  • 事前に配布したワークシートを各自が手元に用意し、自分の考えを書き込むよう促す

といった類のアクションです。アンケート調査などを重ね、目的やテーマに合わせてユーザーの関心を呼ぶ工夫を展開してください。

後から編集できるようにしておく

最初から最後まで同じ登場人物がいないと成立しないようなストーリーは、修正やアップデートがしにくいものです。

講師が手に持って説明するパネルの図表が古くなってしまった場合なども、再度新しいものに替えて撮り直さなくてはなりません。

こうした事象を防ぐため、あらかじめ講師の解説部分と図表を切り離した構成にするなど、後日の編集に備えた動画づくりをしておくと便利です。

このほか

  • 始まりと終わり、章と章の間の切り替え画面など、標準的なフォーマットを決めておく
  • 連続した動画ばかりにせず、インターバルを差しはさむ

など改変や再編集を前提に制作する視点を、忘れずに意識しておきましょう。また制作時に使用した素材や元データ、資料などは同じファイルにまとめてアーカイブしておくと便利です。

閲覧環境に配慮する

閲覧方法・配布方法の章でも触れましたが、ユーザーの動画再生環境は必ずチェックしておくべきことのひとつです。

OSや再生ソフトのバージョンが古かったり、メモリ不足で視聴に支障が出ると望ましい研修が行われません。再生端末側のセキュリティ対策についても、問題がないか確認しておきましょう。

スマートフォンなど小さな画面で閲覧する場合の動画の見え方、音量についても配慮が必要です。

YouTubeに掲載し、認知度向上を図る

社内報を外部にも公開する「オープン社内報」で、開かれた企業イメージの生成や求職者への訴求に成功している企業があります。

同じように、研修動画をYouTubeなど外部の動画プラットフォームを利用して公開するのも、効果的です。

ただし、なぜその動画を公開するのか、それによってどのような効果が期待できるか、を明確にしておきましょう。無意味に公開しても情報漏洩のリスクがあったり、再生回数が伸びずかえってマイナスイメージになる場合があるからです。

研修用の動画を部分的に抜き出したり、編集したりして外部向けに作り変えるのもよいでしょう。公益性の高いもの、専門的なコンテンツなどは社会から歓迎される可能性があります。

社員研修に動画を取り入れる上での注意点

これまで述べてきたように、研修動画には多くの利点や特性があります。うまく活用することで、楽しく充実した社員研修が実施できます。
しかし、一方でデメリットがないわけではありません。以下にいくつかの注意点を解説します。

動画制作に時間がかかる

「研修動画を制作するために必要な準備」「研修動画を作成する際の流れ」の章でも解説したように、研修動画は一つの映像作品です。

たとえ数分から10分程度の長さだとしても、企画を立て構成を作り、機材をそろえて撮影・編集して公開するまでには相応の手間と時間がかかります。

公開を急ぐあまり十分な検討をせず、拙速で取り組むと思わぬアクシデントやミスが発生します。人材育成や社員教育のビジョンをもとに、シーズン単位で計画的に制作と公開のスケジュールを組んで臨みましょう。

すぐに修正できない

公開済みの動画の中に問題が見つかった場合は、急いで対処しなければなりません。

部分的な差し替えで済む場合はそれほど時間がかかりませんが、全体に影響するようなケースでは一旦公開を中止し、再撮影や再編集となります。リアルな集合研修ならその場ですぐに訂正できるようなことも、動画研修では不可能です。

これを防ぐには、入念な事前チェックしかありません。制作チームでのチェックやテスト視聴を行って、できるだけミスのない状態で公開しましょう。

前章で述べたように「後から編集できるようにしておく」視点も忘れてはなりません。

リアルタイムでの質疑応答ができない

集合研修では、講師によく理解できなかった点などを質問し、学習を深めることができます。

動画研修では視聴する立場のユーザーは受け身になるため、不明な点を積み残したままだったり、自分に置き換えたときの疑問が残ったりする場合も少なくありません。

こうした点を補完するために、メールやチャットで質問を送れる「問い合わせ先」を明示しておくとよいでしょう。

また、アンケートシートや質問シートをイントラネットで共有できるようにしたり、受講者同士のコミュニティルームで相互にディスカッションできるような環境を整えるのも効果があります。

受講者の部署の上長や担当部署のスタッフは、滞りなく受講ができるよう常にサポートできる体制を心がけてください。

まとめ

本記事では、「研修動画の活用イメージ」「制作の流れ」を解説しました。

研修動画の活用イメージや制作の流れがイメージできたかと思います。企業内で研修用の動画を作成する際は、まず最初の段階での企画がとても重要です。

社内での動画制作に慣れているチームは別として、経験が少なかったり知識や人材が足りていない場合は、プロの力を借りることもひとつの手段です。導入の目的や規模、予算や期間などに応じて、どの程度関わってもらうかを相談し、最も効率的で効果の高い研修動画制作を目指しましょう。

crevoAdmin

【成功事例29選】サービス紹介動画とは?利用シーンと制作するときのポイントを解説

3 years 4ヶ月 ago

サービス紹介動画とは、サービスの特徴や魅力を紹介することを目的として作られた動画を指します。

商品とは違い、「サービス」は視聴者にイメージが付きにくい場合が多く、特徴や魅力を訴求することが難しい傾向があります。そのためサービス紹介動画を制作することでサービスのポイントや仕組みを理解させることにつながり、動画を通してサービスを視聴者にアプローチすることができます。
本記事では、サービス紹介動画の「利用シーン」「制作するときのポイント」について解説します。成功事例では、実写/アニメーション別にBtoB/BtoCに分けて事例を紹介します。

サービス紹介動画を検討している方やサービス紹介動画の参考事例を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

お役立ち資料集

サービス紹介動画の概要

「サービス紹介動画って、具体的にはどのような動画なの?」と疑問を感じている方も多いでしょう。

ひとえにサービス紹介動画といっても種類があり、それぞれ特徴が異なります。まずは、サービス紹介動画とは具体的にどのようなものなのかについて詳しく解説していきます。

サービス紹介動画とは?

サービス紹介動画とは、名前にもあるようにサービスの特徴や魅力を紹介することを目的として作られた動画のことです。

商品とは異なり、サービスには目に見える形がないため、価値やメリットを理解してもらうことは難しいでしょう。しかし、サービス紹介動画でサービスの特徴や魅力を詳しく解説することで、視覚や聴覚に対して多方向から訴求ができます。

文字や画像だけで説明するよりもわかりやすく、相手に魅力が伝わりやすくなるのが特徴です。

サービス紹介動画の特徴

サービス紹介動画には、以下の4つの特徴があります。

  • 形のないサービスの内容やメリットを動画で伝える
  • 利用シーンを具体的に伝える
  • サービスのブランドイメージをわかりやすく伝える
  • 豊富な情報を提供する

サービスは目に見えるものではありません。だからこそ、文字や画像だけで表現するのは難しいといえます。

ですが具体的な利用シーンや、サービスを受けている様子などを動画で表現することで、どのようなサービスなのかを視聴者に伝えやすくなります。

また、文字のみのテキストにさまざまな情報を詰め込むとなると、多くの文字が羅列されるので視聴者がストレスを感じて、サービスの魅力が伝わらなくなってしまいます。

動画はテンポやテキストの量などを工夫することで豊富な情報を取り込むことができ、視聴者にもストレスを与えることなく見てもらいやすくなります。

サービス紹介動画の種類

ひとえにサービス紹介動画といっても、その種類は「BtoB」と「BtoC」で分けられています。

BtoBの動画には、多くの情報が詰まっていることが特徴です。ビジネスシーンでサービスの紹介を行う際は専門性が高いため、多くの情報が必要です。

文字や画像、動画だけではなく、グラフやアニメーションなどを使い、購買を促すように構成した動画です。一方で、BtoCの動画は、情報を詰め込んで相手に伝えるよりも、イメージを重視して作っていきます。

ターゲットの共感を得て興味を持ってもらい、「実際に利用してみたい」と思わせることを目的とした動画を指します。

サービス紹介動画の利用シーン

サービス紹介動画の利用シーンとしては、以下が考えられます。

  • 動画配信プラットフォーム
  • 動画広告
  • 公式サイトに掲載
  • 営業用の資料

などです。

公式サイトや営業用の資料だけではなく、InstagramやTwitterなどの動画配信プラットフォームでも利用できます。
SNS媒体への投稿は、動画配信プラットフォームにおいてユーザーに見つけてもらう・検索してもらうようなプル型のマーケティング方法になります。そのため動画広告として出稿することでターゲットユーザーに企業から広告として接触ができるため、プッシュ型のマーケティング方法になります。
利用シーンによって向いている動画広告は異なるので、事前リサーチしてから行うことが大切です。

動画配信プラットフォームへの投稿

動画配信プラットフォームで掲載している動画広告の事例をご紹介します。

ウェブプロモーション動画 不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」

表現実写
費用レンジ300万円〜
長さ・尺30~60秒

出典:Crevo制作実績

不動産・住宅情報サイトの「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」のプロモーション用動画です。
女性の日常的な会話をベースにして、視聴者から親近感を持ってもらえるような構成になっています。一人暮らしを始める前のワクワク感を女子会の会話の中で取り入れ、その中に「LIFULL HOME’Sなら良い物件が見つかる」というアピールを取り入れています。
ポジティブなイメージを持ってもらえるような構成になっているのが特徴です。

動画広告

サービス紹介動画は動画広告としても流されます。

主にYouTubeやInstagramなどのSNSで流れることが多いです。短い時間の中にサービスの魅力を分かりやすく取り入れることで、視聴者の興味を引きつけられる可能性が高くなります。

YouTube広告用動画「マリアクリニック」

表現アニメーション
費用レンジ50〜99万円
長さ・尺30~60秒

出典:Crevo制作実績
こちらは、ウェブ広告としての運用を想定したYouTube広告用動画です。
利用者のよくある悩みを掲載することで、共感を誘い、動画を最後まで見てもらえるように考えました。また、上品な雰囲気を作るために余計な情報は入らないように、簡潔にまとめてあるのが特徴です。
ペルソナを具体的に設定し、上品で大人っぽい雰囲気の動画に仕上がっています。

Webサイトへの掲載

サービス紹介動画は、ウェブサイトに掲載することでも活用できます。

公式サイトに掲載することでサービスの具体的な魅力が伝わりやすくなり、視聴者の共感を引きつけやすくなります。また、営業用の資料としても活用できるのがポイントです。

サービス紹介動画 クラウド電子カルテ「クリプラ」

表現アニメーション
費用レンジ〜49万円
長さ・尺60~120秒

出典:Crevo制作実績
こちらは、クラウド電子カルテ「クリプラ」の紹介動画です。
ウェブサイトへの掲載やイベント人の説明ツールとしての活用を想定して、動画を作成しました。まずは紙カルテの現場の問題点を提示し、それらの問題を解決するツールとして「クリプラ」の紹介につなげています。
サービスを導入することでどのような効果が期待できるのか、簡単な操作性なども合わせて紹介してあるのが特徴です。一方的にサービスの特徴を伝えるのではなく、視聴者がサービスを理解することを目的として制作しています。

営業用の資料

サービスを企業や個人に売り込み際、商談時に使用することができます。

商談時、言葉だけでは具体的なイメージがつきづらく、制約につながらないことも多々あります。しかし、サービス紹介動画を用いることで、サービスを導入するメリットなどが伝わりやすくなり、成約率アップが期待できます。

サービス紹介動画 学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」

表現アニメーション
費用レンジ〜49万円
長さ・尺60~120秒

出典:Crevo制作実績
教育現場の課題解決のためにサポートしてくれる学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」の紹介動画です。
はじめに、「大切な生徒の勉強を正しくサポートできていますか?」という疑問を投げつけて、視聴者の興味を喚起しています。
その上で、サービスを導入することでどのような効果が得られるのか、実績なども具体的に紹介しています。また、図やサービスイメージをテンポよく表現することで、視聴者への興味を惹きつけられるような動画構成にしたのも特徴です。

展示会・イベント

サービスを紹介するための展示会やイベントを開催している企業も多いのが特徴です。

サービスは目に見えない商品だからこそ、具体的なイメージを伝えることが大切です。
展示会やイベントで紹介動画を流すことで、多くのターゲットに見てもらうことができ、 対象者にピンポイントにアピールができます。

サービス紹介動画「noseStick」

表現アニメーション
費用レンジ100〜299万円
長さ・尺60~120秒

出典:Crevo制作実績
匂いセンサー・noseStickのある世界観をアニメーションで表現したいという考えから作られた紹介動画です。
ある家族の1日に焦点を当て、noseStickがどのように生活に役立っているのかを表現しています。こちらの紹介動画では、パラパラ漫画の技法を用いています。
デジタルながらもアナログ要素を取り入れることで、温かみのある動画に仕上がっているのが特徴です。最後まで見てもらえるように、店舗やビジュアルにもこだわっています。

サービス紹介動画を制作するときのポイント

サービス紹介動画では、目に見えないサービスの特徴や魅力を紹介しなければいけないため、一般的な商品紹介動画よりも難しい傾向があります。

しかし、以下のポイントを理解しておくことで、魅力的なサービス紹介動画の制作が可能です。ここからは、サービス紹介動画を作成する際のポイントをまとめていきます。

サービス紹介動画の活用・目的を決める

まずは、なぜサービス紹介動画を作ろうと思ったか、そのきっかけや背景、自社の課題を整理することが重要です。

制作の目的によって表現の方向性が異なり、表し方によって仕上がりが大きく異なります。

たとえば新しいサービスの使い方を紹介したいなら、実際にサービスを利用している動画を取り入れると良いでしょう。サービスを導入するハードルを下げたいなら、導入することで具体的にどのようなメリットが得られるか、導入後のフォローなどを紹介することが大切です。

活用方法や目的によって方向性は変わるため、まずは目的を明確にします。

ターゲットを決める

サービス紹介動画を作る目的を明確にしたら、次にターゲットを決めていきます。

細かくターゲットを設定することで、よりピンポイントな訴求が可能です。

たとえばBtoBの動画を作る場合は、「不動産業界、制度を導入する権限を持つ担当者またはその部下、50代、業務効率化を図るためにサービスを導入したいが難しそうだと感じている」などです。年齢やどのようなことに悩みを抱いているのかも細かく決めていきましょう。

また、サービスの認知度を上げたい場合は、「インパクトのあるテンポの良い動画を作って、最後まで動画を見てもらう」など、追加で検討状況も考えておくことがポイントです。

ターゲットを絞ることで、抱えている課題やアプローチ方法が見えてくるため、より対象者に刺さる動画を作りやすくなります。

ターゲットを設定する際は、具体的に以下のポイントに注目してみてください。

  • 動画を作る目的
  • 動画を見てもらった後に視聴者にどのような行動をとってもらいたいか
  • 最も伝えたいメッセージは何か
  • サービスの魅力は何か
  • サービスの弱点は何か
  • 動画をどう活用していきたいか

自社のサービスの特徴や強みを把握する

次に自社のサービスの特徴や強みを把握します。

競合サービスとどのような違いがあるのか、業界の立ち位置なども具体的にしておくことが大切です。アピールポイントを細かく把握しておくことで、目的に合わせた動画が作れるようになります。

たとえば業務効率化を実現するサービスの場合は、「サービスを導入することで、人為的ミスや人的コストのカットにつながる。作業時間も大幅に短縮できる」などです。

どのような魅力や強みがあるのか、言語化してみてください。営業担当の方からどのようにセールストークを行うかも聞いてみるのも良いでしょう。

また、競合企業がサービス紹介動画を出しているなら、リサーチするのも重要なポイントです。どのようなアピールポイントを打ち出せば、競合企業のサービス紹介動画と差をつけられるのかを考えてみましょう。

掲載する媒体を決めておく

サービス紹介動画を掲載する媒体を決めておきます。

一般的には、Webサイトに掲載することが多いです。しかし、近年では、YouTubeやTwitter、Instagram、TiktokなどさまざまなSNS媒体が普及しています。

SNSによっても利用している年齢層は違い、ターゲット層も異なってきます。ターゲットとなる年齢層が利用しているSNSでサービス紹介動画を流せば、ピンポイントでターゲットに動画を流せ、訴求ができます。

ただし、サービス紹介動画をSNSなどに掲載する場合は、その媒体に合わせたサイズや長さ、BGMなどに調整しなければいけません。たとえば、ウェブサイトではBGMが必要ない場合が多いですが、SNSで掲載する場合は広告用のBGMを追加する必要があります。

制作後の依頼になるので、追加料金がかかることもあるため注意が必要です。後から追加費用や修正などで問題が起きないためにも、プラットフォームごとの特徴を把握し、サービスサイト以外の掲載先も想定した上で制作を進めることが大切です。

関連記事
サービス紹介の動画制作・映像制作

サービス紹介動画の事例24選【BtoB・BtoC】

ここからは、サービス紹介動画の事例をご紹介します。BtoB・BtoC別でご紹介するので、自社の目的に合わせた事例を参考にしてみてください。

また、実写とアニメーションでも分けてサービス紹介動画の事例をご紹介していきます。

【実写】BtoB向けのサービス紹介動画

まずは、実写版のBtoB向けのサービス紹介動画をご紹介します。それぞれの動画によって目的や背景は異なるので、詳しく解説していきます。

タクシー広告動画制作「splashtop(スプラッシュトップ)」【BtoB】

表現実写
費用レンジ100〜299万円
長さ・尺15~30秒

出典:Crevo制作実績
幅広く大勢の人に認知してもらうことを目的として、タクシー広告、サイト掲載の用途で制作した紹介動画です。
社員の実体験をもとに、具体的なサービスについて分かり易く訴求してあります。
また、簡単にテレワークを導入できるsplashtopを活用することで、「働く場所に縛られず、大切なものを諦めている全ての人に届けたい」というメッセージも込められています。

サイト掲載用動画「OMOTE」【BtoB】

表現実写
費用レンジ300万円〜
長さ・尺15~30秒

出典:Crevo制作実績
サービスの認知度を拡大するために、制作した紹介動画です。
特にウェブ接客担当者向けに制作しており、サービスの具体的な特徴が簡潔にまとまっています。30秒以内で収まる動画なので、視聴者に「広告が長すぎる」というストレスを与える心配もありません。
実際の利用シーンが動画になっており、視聴者に魅力や特徴が伝わるように構成しています。

ブランディング動画「Makuake」【BtoB】

表現実写
費用レンジ100〜299万円
長さ・尺60~120秒

出典:Crevo制作実績
「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」というビジョンを動画で表現してあります。
Makuakeで掲載したプロジェクトが、クラウドファンディングの力でどのように実現していくのかが描かれています。スタッフと実行者が二人三脚でプロジェクトを進めるシーンを入れることで、Makuakeの世界観を伝えられるように工夫しているのが特徴です。
アップテンポなBGMにこだわり、視聴者のワクワク感を掻き立てるような動画になっているのもポイントです。

サービス紹介動画「クラウドサーカス」【BtoB】

表現実写
費用レンジ300万円〜
長さ・尺60~120秒

出典:Crevo制作実績
ARマーケティングツールの認知度を高めることを目的とした紹介動画です。
ARサービスはまだまだ認知度が低く、どのようなサービスなのか存在すら知らない方も多いため、魅力が伝わりづらいことが課題でしたが、具体的なシチュエーションを取り入れることでサービスの特徴がわかるように工夫してあります。
よく知らないサービスだと、広告がストレスに感じることもあります。視聴者にストレスを与えないように、テンポ感にもこだわって作成しました。

サービス紹介動画「Bizibl(ビジブル)」【BtoB】

表現実写
費用レンジ〜49万円
長さ・尺30~60秒

出典:Crevo制作実績
ウェブ上での掲載を想定して、サービスの新しい機能を紹介することを目的として制作した紹介動画です。
実際のUIを使用してみせることで、具体的にわかりやすく伝えています。新しい機能が誕生すると、使いこなすまでに時間がかかります。
しかし、実際に使用している様子を動画で撮影することで、動画を見ながらでも機能を使いこなせるようにしてあるのが特徴です。

サービス紹介動画 クラウドネイティブソリューション「C-Native」【BtoB】

表現実写・アニメーション
費用レンジ100〜299万円
長さ・尺120秒〜

出典:Crevo制作実績
CTC様・レッドハット様で推進しているプロジェクトのPR動画を、実写インタビューとアニメーションを組み合わせて制作した紹介動画です。
前半では、サービス内容とレッドハット社との連携をアニメーションで説明し、後半ではインタビュー動画を取り入れています。担当者のインタビューも取り入れることで、信頼感をアピールしています。
また、視聴者の興味を惹きつけるために、テクノロジーのコンテンツ部分の中に動物的な動きを入れているのもポイントです。

【実写】BtoC向けのサービス紹介動画

次にBtoC向けのサービス紹介動画をご紹介します。どのような工夫を凝らすことで、直感的に視聴者の興味を引けるようになっているのか、参考にしてみてください。

サービス紹介動画 就職支援サービス「ハタラクティブ」【BtoC】

表現実写
費用レンジ100〜299万円
長さ・尺60~120秒

出典:Crevo制作実績
就職活動支援サービス「ハタラクティブ」の紹介動画です。
カフェで話す女性2人の会話を通して、サービスの内容や魅力を伝えています。ストーリー性を待たせて、視聴者が最後まで飽きずに見られるように工夫したのがポイントです。
ところどころに簡潔なテキストを取り入れて、伝えたい内容をしっかり伝えられるようにしました。

YouTube広告用動画 オンラインプログラミングスクール「デイトラ」【BtoC】

表現実写
費用レンジ100〜299万円
長さ・尺15~30秒

出典:Crevo制作実績
株式会社デイトラが提供するオンラインプログラミングスクールのサービス紹介動画です。
スクールの認知度を拡大させたいという目的のもと、制作しております。視聴者の安心感を得るために、Twitterで話題になったことをアピールポイントとして取り入れています。
まだ認知度が足りないからこそ、視聴者の安心感を得るアピールポイントがあることを押し出しているのがポイントです。

サービス紹介動画 オンライン英会話「レアジョブ」 株式会社レアジョブ【BtoC】

表現実写
費用レンジ100〜299万円
長さ・尺15~30秒

出典:Crevo制作実績
オンライン英会話「レアジョブ」の紹介動画です。
視聴者が飽きることなく、かつよりたくさんの魅力や情報を伝えられるように、「フレフレ男子編」「AIが進化しても編」「人生に今更なんてない編」の3編に分けて制作してあります。
「1日25分の英会話が人生を変える。」を大きく訴求した上で、3編それぞれのストーリー構成を考えてあるのがポイントです。実際にオンライン英会話を受けている様子も取り入れることで、具体的なイメージが伝わりやすくなっています。

サービス紹介動画「どこかなGPS」【BtoC】

表現実写
費用レンジ100〜299万円
長さ・尺30~60秒

出典:Crevo制作実績
ウェブサイトへの掲載を想定した「どこかなGPS」の紹介動画です。
娘の小学校の初投稿を見守る両親を主人公として、ストーリー仕立てで構成が組まれています。「これまでの育児は大変だったけれど、幸せな時間だった」と思い返すシーンは、お子さんがいる方の共感を得やすくなっています。
そして最後に、「どこかなGPS」のアピールポイントを取り入れることで、強く印象に残るように構成しました。

SNS用プロモーション動画「モスのネット注文」【BtoC】

表現実写
費用レンジ300万円〜
長さ・尺30~60秒

出典:Crevo制作実績
「モスのネット注文」の紹介動画です。
SNSで活用することを目的としています。学生や忙しいビジネスマンなど、立場の異なる4人を主人公にしました。立場の異なる4人を主人公にすることで、誰でも気軽に使えることをアピールしています。
また、サービスの魅力をテンポよく紹介しているため、飽きずに最後まで見られるように工夫しているのがポイントです。

商品紹介動画「研ちゃんカットプレミアム」【BtoC】

表現実写
費用レンジ50〜99万円
長さ・尺30~60秒

出典:Crevo制作実績
従来のものと比べて新商品の何が進化しているのかをわかりやすく紹介した動画です。
パンフレットやチラシだけだと耐久性や切れ味をうまく表現できないため、実際に作業している姿を取り入れることでわかりやすく表現しています。
また、ただ作業しているシーンを掲載するのではなく、撮影する角度なども工夫しました。

【アニメーション】BtoB向けのサービス紹介動画

次に、BtoB向けのアニメーションのサービス紹介動画をご紹介します。実写とはまた異なる魅力があるため、ぜひ参考にしてみてください。

サービス紹介動画「Precisely Connect」【BtoB】

表現アニメーション
費用レンジ50〜99万円
長さ・尺120秒〜

出典:Crevo制作実績
ロゴ変更に伴い、動画も新しくしたいという目的で制作した紹介動画です。
既存動画よりも魅力的な動画を作らなければいけないため、アニメーションを取り入れてわかりやすく伝わるように工夫しています。
また、キックオフ時に具体的な内容を固めることで、スムーズに制作が進みました。

サービス紹介動画「分譲オールワン」【BtoB】

表現アニメーション
費用レンジ50〜99万円
長さ・尺60〜120秒

デジタル化が遅れている不動産業界に対し、サービスの利便性を訴求したいという目的のもと制作した紹介動画です。サービスを利用することでどのような問題が解決できるのか、どのような利便性があるのかを簡潔にまとめています。
テンポよく、かつ、情報を詰め込みすぎないように、アニメーションでわかりやすく表現したのがポイントです。

サービス紹介動画「アンバサダープラットフォーム」【BtoB】

表現アニメーション
費用レンジ50〜99万円
長さ・尺60〜120秒

出典:Crevo制作実績
ウェブサイトの公開に合わせて掲載を想定した紹介動画です。
従来のファンマーケティングの課題に対し、どのように解決できるのか、どのようなメリットがあるのかを、豊富な機能とともに表現しています。
また、視聴者がイメージを持ちやすいように、シーンに合わせた活用イメージなども盛り込みました。

サービス紹介動画「backlog by Nulab」【BtoB】

表現アニメーション
費用レンジ50〜99万円
長さ・尺30〜60秒

出典:Crevo制作実績
「チームで働くすべての人に」をコンセプトとして開発されたサービスの紹介動画です。
YouTubeやSNS動画広告に出向し、認知の拡大を狙うことを目的として制作しています。ユースケースや課題、ターゲットごとにそれぞれ訴求したいという要望だったので、短い時間の動画を5本制作しました。
動画を分けることで、それぞれのターゲットにわかりやすく簡潔にアピールポイントを伝えています。

サービス紹介動画 内視鏡画像診断支援ソフトウェア「gastroAI model-G」 【BtoB】

表現アニメーション
費用レンジ50〜99万円
長さ・尺30〜60秒

出典:Crevo制作実績
学会のサイネージ用に、サービスの認知を高めることを目的として制作した紹介動画です。
テキストや文字だけでは魅力や特徴を伝えるのが難しいため、サービス内容をCGと字幕でわかりやすく説明しました。クライアントが作成したCGデータをもとに、少しアレンジを加えて、先進的な印象になるように工夫したのがポイントです。

サービス紹介動画「JGコーポレーション」【BtoB】

表現アニメーション
費用レンジ50〜99万円
長さ・尺60〜120秒

出典:Crevo制作実績
JGコーポレーションのサービス紹介動画です。
イメージキャラクターを登場させることで、親しみやすい動画に仕上げました。社内のDXを推進したいがコスト面で悩む男性に、イメージキャラクターが商品のメリットを説明しています。
キャラクターを登場させながらも、従来の動画のテイストやトンマナに合うように調整して作成います。

【アニメーション】BtoC向けのサービス紹介動画

最後にBtoC向けのアニメーションサービス紹介動画をご紹介します。

サービス紹介動画「game tomodachi」【BtoC】

表現アニメーション
費用レンジ50〜99万円
長さ・尺30〜60秒

出典:Crevo制作実績
ローンチしたばかりのプラットフォームなので、利用方法を理解してもらいたい、かつ、登録してもらいたいという目的のもと制作した紹介動画です。
魅力的なキャラクターを取り入れることで、視聴者の興味を惹きつけられるように工夫しました。また、実際の利用シーンも交え、わかりやすいストーリー展開になっているのもポイントです。

サービス紹介動画「グッピーコネクト」【BtoC】

表現アニメーション
費用レンジ〜49万円
長さ・尺〜15秒

ハラスメント対策における法改正に伴って、啓蒙を踏まえた認知拡大を目的として制作した紹介動画です。
オフィスや移動中など、どこにいても広告が視聴できるように、音なしでも理解してもらえる構成や表現を取り入れました。少し早めのテンポを心がけ、YouTube広告を見慣れている方でもスムーズに見られるように工夫しています。

啓発動画「ED治療(イースト駅前クリニック)」【BtoC】

表現アニメーション
費用レンジ50〜99万円
長さ・尺120秒〜

出典:Crevo制作実績
ED治療に関する啓発動画として制作した紹介動画です。
まずは、EDに関する認知を広げて、ED治療をもっと気軽に考えてもらいたいという目的に合わせて制作しました。身近にED治療を考えてもらえるように、セクシー女優の麻美ゆまさんを女性キャラクターの声に起用したのがポイントです。

サービス紹介動画「カラーミーショップ」【BtoC】

表現アニメーション
費用レンジ50〜99万円
長さ・尺15〜30秒

出典:Crevo制作実績
これからネットショップを始めたいと思っているターゲットに向けて訴求した紹介動画です。
ABテストで効果を測るために、2つに分けて動画を制作しました。本格的にネットショップを検討している方のために、軽くなりすぎないようなデザインを心がけています。

ブランディング動画 タクシー配車アプリ「DiDi(ディディ)」昔話篇【BtoC】

表現アニメーション
費用レンジ100〜299万円
長さ・尺30〜60秒

出典:Crevo制作実績
YouTube広告やタクシー広告、SNS広告など幅広い利用を想定して制作した紹介動画です。
昔話の主人公がサービスを利用するという、ユーモアのあるストーリー仕立てにしました。誰もが知っている昔話の主人公を採用することで、親しみを感じられる動画にしたのがポイントです。
シンデレラやウサギなど複数のパターンを用意し、バラエティーの豊かさも意識しています。

サービス紹介動画「七田式教室幼児コース」【BtoC】

表現アニメーション
費用レンジ〜49万円
長さ・尺60〜120秒

出典:Crevo制作実績
LPやYouTubeでの活用を想定して制作した紹介動画です。
幼児を持つ親世代に、教育の重要さをもっと知ってもらいたいという目的があります。親世代に響くようなしつらえや雰囲気を映像で表現しています。
アニメーションでポップな雰囲気を出しながらも、重要なポイントはしっかり伝えられるような構図を意識しました。

サービス説明動画の制作の注意点

サービス説明動画を制作する際には注意点があります。注意点を知らずに動画を作ると、思うような効果が期待できない可能性があります。

サービス説明動画はターゲットに魅力を効率よく伝えられる有効な方法だからこそ、どのような注意点があるのか把握しておくことが大切です。

制作時間とコストがかかる

サービス紹介動画を制作する際は、時間とコストがかかります。

紹介動画を作るための動画制作サービスが数多く誕生していますが、どのツールを使っても制作時間がかかります。専門的な知識がなかったり、動画を制作するのが初めてだったりする場合は、ツールの使い方から学ばなければいけません。

ツールの使い方がわかっても、その後は動画制作について学ばなければいけないため、多くの時間がかかります。また動画制作に人員を割く必要があるため、コストがかかることが懸念されます。

動画制作会社に委託する場合も、同様に制作時間とコストがかかりますが、独創性やクオリティなど制作の手間・時間が省ける点では、動画制作会社への依頼をおすすめします。

サービスの特徴や魅力を紹介するためには、クオリティや独創性が求められます。動画を制作する際は、スケジュールを余裕持って決め、予算も考慮することが必要です。

動画のクオリティに効果が左右される

サービス紹介動画を作っても、クオリティに効果が左右されるため注意が必要です。
魅力的なサービスでも、動画のクオリティが低ければターゲットにその魅力が伝わりません。ターゲットの心に刺さらないため、効果は得られないでしょう。

逆に、内容があまり充実していないサービスでも、クオリティの高い動画を作ることで訴求力が高くなります。購買意欲をかきたてるため、集客率アップや購買効果などが期待できます。

課題解決や目的達成を目指すためにも、クオリティの高い動画作りに専念しなければいけません。クオリティを求める場合、制作会社への依頼を検討することがおすすめです。

まとめ

クオリティの高いサービス紹介動画を作ることで、ターゲットの共感を得ることができ、狙った効果も期待できます。

また、どのような効果を得たいのかによって、動画制作の方向性は変わります。魅力的な動画を作るためにも、「なぜ動画を作るのか」「どのようなターゲットに届けたいのか」を明確にすることが大切です。

いきなり動画を作り始めるのではなく、事前準備が重要なポイントです。事前の話し合いを徹底することで動画の方向性がしっかり定まり、魅力的な動画が作れます。

今回は、成功事例もご紹介しました。どのような動画が成功したのかの参考にできるため、ぜひチェックしてみてください。

crevoAdmin

ネット広告費、2023年は12%増の見込み

3 years 4ヶ月 ago

電通などが「2022年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」を発表。インターネット広告媒体費を広告種別に分類すると、検索連動型広告の成長が著しい。2023年のインターネット広告媒体費は、前年比112.5%の2兆7,908億円まで増加すると予測している。

2022年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2023/0314-010594.html

noreply@blogger.com (Kenji)

DINOS CORPORATION、カタログの古紙を再資源化し再びカタログとして活用するリサイクルをスタート

3 years 4ヶ月 ago

DINOS CORPORATIONは、カタログの古紙を再資源化し、新たなカタログ用紙として活用する取り組みを始めた。

カタログ用紙の調達先である日本製紙と連携。DINOS CORPORATIONが発行したカタログ(顧客への配布用と書店販売用)の古紙を、流通業者を経由して日本製紙が買い受け、石巻工場で再資源化する。

DINOS CORPORATIONは生産された用紙を使用し、新たなカタログとして発行する。古紙を長期的、安定的に印刷用紙の原料として循環させることをめざす。

カタログ古紙の「クローズド・ループ」の構築

カタログ販売を展開する通販ブランド「ディノス」では、住所不明などの理由による返送、店頭から返本されたカタログは、検本した上で利用可能なカタログは再使用するなどリユースを行ってた。ただ、再利用できないと判断したカタログは、古紙として流通業者を通じ国内製紙メーカーへ販売していた。

DINOS CORPORATIONと日本製紙は、消費された製品を新たな資源と捉えて再製品化する「クローズド・ループ」の形式で、カタログ古紙を国内循環させる。

瀧川 正実

8,023人のマーケターにアンケート。2023年、彼らは何に予算を使うのだろう?

3 years 4ヶ月 ago

コロナ移行、あらゆる面で我々の生活は激変し、事業へのその余波は今も完全に拭えていません。ビジネスモデルを大きく変更した企業もあれば、従来のビジネスモデルで多くの利益を生み出した企業もあるでしょう。そうした状況の中、各企業 … 続きを読む

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「au PAY マーケット」で障害【3/17に復旧】/北の達人・木下社長が明かすWebマーケティング成功の秘訣 | 週間人気記事ランキング

3 years 4ヶ月 ago
2023年3月17日~2023年3月23日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. KDDIグループのECモール「au PAY マーケット」で障害、アクセスできない状況が続く【3/17に復旧】

    障害が発生しECモールへのアクセスができなくなったのは3月16日の16時5分頃。3月17日15時点でまだ再開できていない

    2023/3/17
  2. 北の達人・木下社長が明かすWebマーケティング成功の秘訣「ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング」を解説

    北の達人コーポレーションの代表取締役社長・木下勝寿氏が、Webマーケティング成功の秘訣を解説する【前編】

    2023/3/20
  3. 日本航空がスマートフォン決済サービス「JAL Pay」、2023年度にはタッチ決済など集約した新アプリをリリース予定

    JALは、約3000万人の顧客基盤に対して航空以外の日常生活でサービスを提供し、マイルの「ためる」「つかう」領域を拡大する「JALマイルライフ構想」を推進している

    2023/3/22
  4. 香水EC市場に新たな風! テクノロジーで香水のファンマーケティングに成功した「カラリア」の独自戦略とは

    「カラリア」で香水のサブスクリプションサービスを提供するHigh Linkに、ファンを増やす“仕掛け”などマーケティングの成功事例を聞いた

    2023/3/20
     
  5. GMOペパボ、「ChatGPT」を活用したマーケティング支援機能を提供開始

    SNSの集客に利用できるPR文、商品説明文を自動生成する機能を「カラーミーショップ」「minne」「SUZURI」に提供する

    2023/3/23
     
  6. 予約抽選倍率は最大52倍。ANAとオンワードのルームシューズ、ヒットの秘訣とは

    ANAとオンワード商事は、共同事業で旅客機のシートカバーをアップサイクルした商品を複数回販売してきた。予約抽選販売の倍率は最大で52倍に達している。両社の担当者に取り組みを詳しく聞いた

    2023/3/22
     
  7. ECならではのSEO対策とは?押さえておきたい基礎知識+外部サービスを検討するときのポイントを解説

    Googleにページを認識させる「インデックス」の重要性など、ECサイトならではのSEO運用のコツと、SEOの外部サービスを利用するときのポイントを詳しく解説

    2023/3/22
     
  8. 【楽天の常務に聞く2023年の戦略】流通総額10兆円をめざす戦略、配送品質の基準を満たした商品へのラベル付与、OMOは?

    前期比2桁増の成長を続けている「楽天市場」。常務執行役員の松村亮氏に、楽天グループならではのエコシステムなど成長の理由と、OMOをはじめとした今年の戦略を聞いた

    2023/3/23
     
  9. パルコがECサイト「ONLINE PARCO」を刷新。独自コンテンツ発信でファン作りをめざす共創型ECの取り組みとは

    電子チケットや抽選販売など「PARCO MEMBERS」会員だけの販売機能の実装や、決済手段の拡大、表示速度改善などを行った

    2023/3/20
     
  10. スタッフ1人ひとりがLINEで顧客とつながる「LINE STAFF START」とは? 2種類の使い分けができる最新接客DX

    バニッシュスタンダードが提供する、LINEの公式アカウントを通じてスタッフが顧客とコミュニケーションできるサービス「LINE STAFF START」を解説

    2023/3/20
     

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    藤田遥

    配送費2000万円/年の削減可能性を見込むオルビスの施策とは?機械学習を使って梱包サイズを最小化する実証実験

    3 years 4ヶ月 ago

    オルビスは、発送時の梱包サイズを機械学習によって最小化し、配送コスト削減をめざす実証実験を実施する。

    商品データ・出荷データ・梱包材の価格データを元に機械学習によって最適な梱包サイズを算出。物流現場と連携し、商品が破損しない範囲で梱包を最小化して配送コストの削減をめざす。従来は商品サイズから梱包箱のサイズを決定していた。

    オルビスは、発送時の梱包サイズを機械学習によって最小化し、配送コスト削減をめざす実証実験を実施
    配送コスト削減をめざす取り組みの内容

    実証実験開始前の効果検証では、1か月分のデータを元にシミュレーションを実施、最大で年間約2000万円の配送費を削減できるという結果を確認した。

    今後は物流現場で分析結果を活用する実地検証を始め、2023年中の本番導入をめざす。

    実証実験は、データサイエンスで企業と社会の課題を解決するDATAFLUCTと実施する。DATAFLUCTの機械学習サービス「Perswell」とデータプラットフォーム「AirLake」を組み合わせ、オルビスの商品データ・出荷データ・梱包材の価格データを元に機械学習で最適な梱包材のサイズを算出する。

    オルビスは、発送時の梱包サイズを機械学習によって最小化し、配送コスト削減をめざす実証実験を実施
    実証実験のスキーム

    オルビスは通販向け出荷ラインにAGV(無人搬送ロボット)、直営店舗・BtoB向け出荷ラインに重量計を搭載した最新のAMR(自律走行搬送ロボット)を導入するなど、テククロジーの活用によって物流システムの自動化、省人化を促進している。

    さらなる効率化をめざすなか、実現可能性があるとして着目したのが「梱包のダウンサイジング」だった。将来的には新たな配送方法への対応や、グループ共通の新たな梱包規格や梱包資材を作ることも検討し、より効率的な配送をめざしていく。

    石居 岳

    日米仏のフードデリバリーサービス利用状況、月1回以上利用はアメリカが58.4%で最多、日本は23.5%

    3 years 4ヶ月 ago

    MMDLaboが運営するMMD研究所が発表した「日米仏3ヶ国比較:都市部消費者の食の意識・動向調査」によると、日米仏都市部在住の20代~40代でフードデリバリーサービスを月1回以上利用する人は、アメリカが58.4%で最も高かった。調査対象は、日本(東京)、アメリカ(ニューヨーク)、フランス(パリ)に住む20歳~49歳の男女。期間は2023年2月15日~2月20日。

    日米仏都市部在住の20代~40代、フードデリバリーサービスを月1回以上利用はアメリカが最多

    調査対象者にフードデリバリーの利用について聞いたところ、「利用したことがある」と回答したのは日本が66.3%、アメリカが84.5%、フランスが85.0%だった。月1回以上利用しているのはアメリカ(58.4%)で、フランス(54.2%)、日本(23.5%)が続いた。

    MMD研究所 調査データ 日米仏3か国比較 都市部消費者の食の意識・動向調査 フードデリバリーサービスの利用頻度
    フードデリバリーサービスの利用頻度(国別、出典:MMD研究所)

    フードデリバリーサービスの注文方法、「フード注文・配達プラットフォームのアプリ・サイト」が最多

    「直近1年間にフードデリバリーサービスを利用した」と回答した人に、フードデリバリーサービスの注文方法について聞いたところ、3か国ともに「フード注文・配達プラットフォームのアプリ・サイト」が最多で、日本が65.0%、アメリカが80.3%、フランスが79.6%だった。

    MMD研究所 調査データ 日米仏3か国比較 都市部消費者の食の意識・動向調査 直近1年間でのフードデリバリーサービスの注文方法
    直近1年間でのフードデリバリーサービスの注文方法(国別/複数回答可、出典:MMD研究所)

    フード注文・配達プラットフォームのアプリ・サイト、3か国とも「Uber Eats」がランクイン

    「直近1年間にフード注文・配達プラットフォームのアプリ・サイトを利用した」と回答した人に、利用したフード注文・配達プラットフォームのアプリ・サイトを聞いた。その結果、日本は「Uber Eats」(70.6%)が最多。次いで「出前館」(69.9%)「menu」(25.2%)だった。

    アメリカは「DoorDash」(71.5%)が最も多く、次いで「Uber Eats」(69.2%)「GrubHub」(51.4%)だった。フランスは、「Uber Eats」(87.0%)が最多で、次いで「Deliveroo」(61.3%)「Just Eat」(30.0%)。

    MMD研究所 調査データ 日米仏3か国比較 都市部消費者の食の意識・動向調査 直近1年間で利用したフード注文・配達プラットフォームのアプリ・サイト(日本)
    直近1年間で利用したフード注文・配達プラットフォームのアプリ・サイト(日本)
    (n=143/複数回答可、出典:MMD研究所)
    MMD研究所 調査データ 日米仏3か国比較 都市部消費者の食の意識・動向調査 直近1年間で利用したフード注文・配達プラットフォームのアプリ・サイト(アメリカ)
    直近1年間で利用したフード注文・配達プラットフォームのアプリ・サイト(アメリカ)
    (n=253/複数回答可、出典:MMD研究所)
    MMD研究所 調査データ 日米仏3か国比較 都市部消費者の食の意識・動向調査 直近1年間で利用したフード注文・配達プラットフォームのアプリ・サイト(フランス)
    直近1年間で利用したフード注文・配達プラットフォームのアプリ・サイト(フランス)
    (n=253/複数回答可、出典:MMD研究所)

    フードデリバリーサービスの利用シーン、日本は「料理をするのが面倒なとき」が最多

    「直近1年間にフードデリバリーサービスを利用した」と回答した人に、サービスを利用したシーンを聞いたところ、日本は「料理をするのが面倒なとき」(55.0%)が最も多く、次いで「自分では作れない料理が食べたいとき」(33.6%)「割引などキャンペーンがあるとき」 (32.7%)だった。

    アメリカは「仕事や家事などで料理する時間が取りづらいとき」(45.7%)が最多で、次いで「料理をするのが面倒なとき」(38.7%)、「自宅で外で食べる料理を食べたいとき」(38.4%)だった。

    フランスの最多は「料理をするのが面倒なとき」(53.5%)。「仕事や家事などで料理する時間が取りづらいとき」(48.1%)「自宅で外で食べる料理を食べたいとき」と「自分では作れない料理が食べたいとき」(それぞれ37.1%)が続いた。

    MMD研究所 調査データ 日米仏3か国比較 都市部消費者の食の意識・動向調査 直近1年間でフードデリバリーサービスを利用したシーン
    直近1年間でフードデリバリーサービスを利用したシーン
    (国別、上位5位抜粋/複数回答可、出典:MMD研究所)

    モバイルオーダー利用経験、日本は42.3%

    モバイルオーダーの利用経験について聞いたところ、「利用したことがある」と回答した人は日本が42.3%、アメリカが79.1%、フランスが69.7%だった。

    マクドナルドのモバイルオーダーでは、日本が38.4%、アメリカが62.8%、フランスが61.3%で、スターバックスのモバイルオーダーは日本が13.0%、アメリカが42.9%、フランスが20.9%だった。

    MMD研究所 調査データ 日米仏3か国比較 都市部消費者の食の意識・動向調査 マクドナルドやスターバックスが提供しているモバイルオーダーの利用経験
    マクドナルドやスターバックスが提供しているモバイルオーダーの利用経験
    (国別/複数回答可、出典:MMD研究所)
    調査実施概要
    藤田遥

    コカコーラ、AIアートのコンテストを開催

    3 years 4ヶ月 ago

    コカコーラが、オープンAIの人工知能である「DALL-E」と「ChatGPT」の技術を活用してAIアートを作成できるウェブサイト「Create Real Magic」を公開した。コカコーラを象徴するビジュアル素材を選択したうえで、それを人工知能で自由に編集でき、優秀作品はニューヨークやロンドンのビルボードで紹介される予定だ。

    Coca-Cola Invites Digital Artists to ‘Create Real Magic’ Using New AI Platform
    https://www.coca-colacompany.com/news/coca-cola-invites-digital-artists-to-create-real-magic-using-new-ai-platform
    Create Real Magic
    https://createrealmagic.com/

    先月、コカコーラはオープンAIの技術を活用してマーケティングの創造性を追求するため、ベインアンドカンパニーと契約を結んでいた。

    Bain & Company announces services alliance with OpenAI to help enterprise clients identify and realize the full potential and maximum value of AI
    https://www.bain.com/about/media-center/press-releases/2023/bain--company-announces-services-alliance-with-openai-to-help-enterprise-clients-identify-and-realize-the-full-potential-and-maximum-value-of-ai/

    noreply@blogger.com (Kenji)

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