「東京靴流通センター」「シュープラザ」「靴Chiyoda」を展開するチヨダは、ECチャネルの販売を強化する。公式ECサイトの刷新、ECと実店舗の相互送客などに取り組み、2025年2月期までにEC売上高を40億円まで拡大させる。
新型コロナウィルス感染症拡大の影響などにより、チヨダの連結売上高は2020年2月の1135億円から2021年2月期は942億円に減収、2022年2月期は884億円程度まで減る見通し。EC売上高は2021年2月期に7億円、2022年2月期は8億円を見込む。
ECサイトの強化について
EC強化による販売チャネルの拡大、ECと実店舗の相互送客といったOMOの推進などで連結売上高の減少に歯止めをかける。
3月31日に現在の公式ECサイト「シュープラザ 公式オンラインショップ」を、「靴 kutsu.com」としてリニューアルオープンする。
1000アイテム以上も商品を拡充、GAP、earth music&ecology、EMUなどのブランドも追加する。EC限定商品をそろえる予定。
店頭での接客を実現するためにサイト内検索を強化。従来のブランドや色、サイズ検索に加え、足が痛いや外反母趾など「靴の悩み」、入学式や結婚式など「利用シーン」から商品を探せる検索機能も搭載する。
ECサイトの刷新について
「店舗受け取りサービス」、海外向け販売も予定する。「店舗受け取りサービス」は2022年5月にも約960店の全店舗で実施し、ECから実店舗への送客を強化する。
ECサイトは、店舗のサイズ欠品をフォロー、狭い小店舗の端サイズをカバーする役割を担い、実店舗の在庫削減にも寄与できるようにする。
OMO施策について
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:「東京靴流通センター」などのチヨダ、ECサイト刷新やOMO推進でEC売上高を40億円まで拡大する計画
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