15 years ago
PDCAサイクルは短くすると効率化する。広告も広告メニュー単位ではなく、1配信単位で最適化するとパフォーマンスは良くなる。『最小単位で最適化する』ことと、『継続的なチューニング』が新たなマーケティングのスタイルであるように思う。
従来の広告キャンペーンは、年度予算を毎年とって、基本年一回やってみて、当該商品の販売実績や市場調査、消費者調査による事前事後データを比較してキャンペーン評価をする。このサイクルが広告主にも広告会社にも染み付いている。
これがデジタルマーケティング時代ともなると、テクノロジーのおかげで、PDCAのサイクルを早くすることと、最適化の単位を小さくすること、そして継続的にチューニングをし続けることが可能になる。この方が少なからずコストパフォーマンスを改善するのに適した環境となる。マーケティングコストやコミュニケーションコストは出来るだけ抑えて、獲得利益を最大化しろというのは企業にとって当然のミッションだ。マーケティングROIを追求すれば必然的に、イノベーションが可能にした『高周波マーケティング』志向になると思う。
もちろんすべての広告キャンペーンをWeb基点で、すべて高周波にできるわけではない。まだすぐには出来ないが、こうした志向は未来型で、方向性はそう間違っていないように思う。
「やりながら測定が出来る」ということは「やりながら改善していける」ということだ。逆にいえば、測定するからには改善のアクションに繋がらないと意味はない。「体温を計るだけでは病気は治らない。」
私は、ずっと前から講演で、「送り手主導から受け手主導へ」という大きなパラダイムシフトが起きているという話をしている。ベースにこの環境変化があって、マーケティングコミュニケーションも大きな変化を始めている。
それは、広告メディアや広告表現を送り手が『これがいいだろう』とプランニングして実行して、完了後に検証するというスタイルから、実行プロセスの中に受け手の反応をすぐに取り入れてそれに合わせて可変的にしておくというスタイルになる。これが『オプティマイズ』という概念だ。
Webマーケティングをやっている人たちにはこの思考は自然に感じられるだろう。そもそもマス広告によるコミュニケーション開発と違って、Webでは様々なコンテキスト(文脈)で訪れる見込み客それぞれに『買う理由』を得てもらうことを目指すものだ。個々のアクセスに動的生成で応えることが出来るのがポイントだ。
私が会社に入ったころは、『プロダクトコーン理論』なるものがあって、「ベースに商品のUSP、その上に、それによって消費者が得られるベネフィット、それだけでもダメでその上にエッセンスに集約して尖らせる」というものだった。「尖がったコミュニケーションでないと雑音が多い中でターゲットに刺さらない。」という考え方だ。まさにテレビCMによるコミュニケーション開発の基本的な考え方であったわけだ。しかしWebではコミュニケーションをひとつのエッセンスに尖らせると、それぞれの文脈で訪れる様々なユーザーにはマッチしないですれ違いが起こる。
言葉の(しかもカタカナ)遊びになっているようで申し訳ないが、(うまく表現できないので)、Webマーケティングでは、『コミュニケーションデザイン』というよりは、『パーセプションデザイン』と言った方が当たっているような気がする。
受け手主導のマーケティングの中で、最も大きな変化はこの「オプティマイズ(最適化)」という概念が確立してきたことだろう。それを実現するのがテクノロジーだ。
SEMがそうしたマーケティングスタイルの先鞭をつけたかたちになった。SEOやリスティング広告をはじめ、LPO、EFOなどWebの最適化が定着し、次は当然プッシュするコミュニケーション(広告)にもオプティマイズ志向が進むだろう。リコメンドメールなど配信対象のすべてに個々に最適化されたプッシュも増えるはずだ。
最適化されたメッセージがプッシュされる仕組みは、本来の広告の機能、つまり潜在化している『関心』を顕在化する機能を発揮できる。しかもそれをレリバンシー(このブランドないし商品カテゴリーは自分に関係があると意識されている)をもつターゲットにフォーカスできる。「検索をする」という合目的的な行動に至る前には非常に多くのレリバンシー状態があると推測できる。ここにプッシュすることが今後最も注目されるマーケティング施策になるのではないだろうか。「リコメンド広告」の考え方だ。これができるとテレビなどのマス広告の効果をもっとドライブできるように思う。(もちろんSEMの効率も押し上げるだろう。)
この前のエントリーでも書いたが、ネット広告やモバイル広告も今はほとんど広告メニュー単位でやってみて検証するわけだが、これが広告の1配信ごとに最適化される仕組みがその理屈どおりの実力を発揮すれば、当然効率は良くなる。テクノロジーによるイノベーションの成果になる。
配信対象ごとにメッセージを最適化することに進化することはいいことだ。掲載面の良し悪しを試すことにばかりに勢力を尽くす時代はそろそろ終わり、広告する側のブランド力やクリエイティブ力も評価されるなかで、広告の最適化が目指されるというあるべき姿に近づいたのではないだろうか。
また広告販売側の人の作業は「手売り」でないとできない企画性の高いメディア販売に移行するだろうし、コミュニケーションアイディアの創出そのものにもっとパワーが割ける。
* ここで提起している『高周波マーケティング』とは、「PDCAのサイクルを早くすること」、「広告活動の単位を最小化して最適化すること」、「継続的にチューニングすること」も3つの要素からなる。画像は、「広告活動の単位を最小化して最適化すること」の概念をイメージ化したものだ。積分で面積を出すような感じだが、薄い紫色の四角が最適化されるユニットだ。ユニットが小さいほど、全体の最適化は進む。四角が大きいと無駄な部分(水色の部分)が大きくなってしまう。PDCAの対象のユニットを小さくすると、こんなイメージ・・・。

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2011年2月23日に、初の個人セミナーを開催しました。
楽天の看板が外れたにも関わらず、40名満員御礼のセミナーとなりました。
開催に至った経緯
アクセス解析イニシアチブでのウェブアナリスト養成講座が3日で満員になってしまったので、個人ベースで館田さんと追加開催の企画をしたのですが、同じ内容をリピートすることはしたくないので、構成を入れ替え、実習を省き、新しいコンセプトダイアグラムを追加しました。セミナーもPDCAです。当日の質問や表情、Tweet、感想ブログなどから得られた気付きを反映して改善しています。
やってみて分かったこと 楽天の知名度を借りなくてもみんな集まってくれるし、話すネタはある。 コンセプトダイアグラムは役に立つと確証を得た。ただし、もっと明確に定義しないと普及しないかも。 クリエイターの価値を高めるための話は価値がある。 単独指標のみの分析や、セグメントやクロス集計を伴わない単純な集計では意味がない、ともっと伝えたい。 ...
15 years ago
noreply@blogger.com (Google Blog)
15 years ago
15 years ago
15 years ago
コンテンツファームに大手企業の有料リンクと、にわかにSEOスパムに関する話題が盛り上がっている最近。今回、Googleのマット・カッツ自らGoogleの検索ペナルティに関する説明を動画で説明してくれた記事の解説をサーチエンジンランドからお届けします。短いながらも、本家が語る内容だけに注目。 — SEO Japan Googleのマット・カッツがGoogleがサイトに検索ペナルティを与える状況について説明したビデオをリリースした。 マットによると、Googleでのペナルティには2種類あるようだ。 (1) 手動ペナルティ – Googleに送られたスパムレポートなどからGoogleが手動で特定サイトにペナルティをかける (2) アルゴリズムベースのペナルティ – コンテンツスパムやキーワードの過剰詰め込み、クローキング、Javascriptリダイレクトなどいわゆる「不正行為」をGoogleのアルゴリズムが自動的に発見しペナルティをかける アルゴリズムによるペナルティの場合、サイト上のペナルティに当たっていると思われる個所を修正すれば、Googleが再度サイトをクローリングした後、ペナルティは検索結果に戻ってくるそうだ。 手動ペナルティの場合、一定の期間が過ぎた後、自動的にペナルティは解除されるようだ。期間の長さはペナルティの度合い(Googleのウェブマスターガイドラインの違反具合)によって変わるらしい。 また最後にマットは、再登録のリクエストを申請することでペナルティを解除することもできる、といっている。しかし再申請ではアルゴリズムベースのペナルティを解除することはできないので、サイトのペナルティと思われる個所を修正することがまずは大事なようだ。 ビデオはこちら: この記事は、Search Engine Landに掲載された「Official: Google On How & When Ranking Penalties Are Removed」を翻訳した内容です。 マット・カッツ自ら語っているんですから、本当のことなんでしょうね。手動でペナルティをかける場合ってどれ位あるんでしょうね。。。過度の有料リンクでかけられたケースって最近話題のJCペニー以外にどれ位あるんでしょうか。かなりのレアケースとは思いますが、今後日本に飛び火してくる可能性は十分にありそうですね。私含めてリンク対策をしているSEO業者が真っ青かも。。。特に順位が上がりまくっているサイトはターゲットになりやすそうですね。有料リンクに手を出すのは絶対に止めよう、とまではいいませんが何事もやりすぎないのが無難な日は近そうです。 一方、アルゴリズムベースのペナルティは少なくともペナルティ該当箇所を削除するだけで、Googleが再クロールすればペナルティは解除になるんですね。多分そうだろうと思ってはいましたし、実際そういうケースもありましたが、マット・カッツにいわれると何か安心しますね 笑 しかしアルゴリズムベースのペナルティにも色々ありそうですし、SEOを色々やりこんでいる場合、何が理由か良く分からない場合もありますから、サイトによってはSEO担当者さんが寝れない日々が続くかもですね。 — SEO Japan
15 years ago
QuickOnlineTipsから、なんとヨガに学ぶブログ執筆に関する心構えを。QuickOnlineTipsは元々インドのブログサイトですから、これは真実味あるかもしれません? — SEO Japan ゲスト投稿者:Collin Elder ブログについてヨガが教えてくれることとは何だろうか?ストレッチや呼吸やポーズが、毎週毎週良質の記事を作り出すためのガイドラインになるとは思えない。ヨガはアクティブな人達のためのものであって、1日平均9.5時間もコンピューターの前に座って過ごしているブロガーのためのものではない。 しかしながら、徹底した熟練者、1つのクラスをちょこっと取っているタイプを問わず、ブロガーは、ヨガがブログを書くプロセスについて教えることに大きな関わり合いがあることに気が付くだろう。 1. 外界を遮断する ヨガの最初のステップの1つが、自分自身と外の世界との間に意識的なバリアを作ることだ。外界は向こう側にあって、ヨガルームにいる間あなたはこっち側にいて、その時にはあなたの邪魔をするものや目の前のセッションからあなたを引き離すものは何もない。 自分の今書いている記事に必要のないものは遮断もしくは停止するのだ。それには、Eメール、Twitter、Facebook、インスタントメッセージのソフトウェア、あなたがブラウザ内に開いている重要でない17のタブ、電話などが含まれる。それは、単純に今この時間にはこの仕事、あなたに関しては他に何も存在していないということなのだ。 2. 自分の思考を中心に置く ヨガの訓練のもう一つ重要な部分が、自分の思考を中心に置くことだ。自分の呼吸に集中し、雑念を払うのだ。ブロガーとして、あなたが最近、自分が雑念を払っていたように感じたのはいつだろうか? 今日中に終わらせなければいけない大量の仕事、たまった洗濯物、空の冷蔵庫、そして世界の心配事や関心事が、どっと浮かんでくることがよくある。この込み合った思考が、一点に集中することやクリエイティブになることを難しくする。あなたは、正しい言葉をつなぎ合わせることができず、集中して1つの記事を終わらせる意欲を持ち続けることができない。 仕事のために椅子に座る時には、ヨガの本を見習って雑念を払うことによって、記事を書き終えるのに必要なクリエイティブな力を発揮することができる。 私が気に入っているのは、ある1つの仕事だけに集中するために一定の時間を確保することだ。1時間ごとに10分~15分の休憩を取るのが効果的だ。自分に効き目のある集中力を高める言葉でも、瞑想的な方法でも、仕事が始まることを示す儀式でも、自分の思考を中心に置くことが、あなたの心を解き放ち、いい仕事をもたらすのだ。 3. 型が重要 ヨガでは型が重要だ。型は、基礎的な初心者から一流へと移行する中央経路だ。基本的なスキルとポジションが確実に固まるように細部にわたって入念に行うことが、上級の訓練を順調に続けて行くためのたった一つの方法なのだ。 ブログはあなたが先へと飛んでいくのを止めない中、良いブログの基本に注意を払っている人は、いつの間にか進化している自分に気付くだろう。 文法の要点、文章の構造、まとまりのある意見の提示は、英語クラスで無駄死にしたわけではないのだ。魅力的なレイアウトと確固たるブログのプラットフォームアーキテクチャには、それにかけた時間だけの見返りがあり、壊れたリンクやダウンページなどない。専門技術をサポートする基本的な型を大切にすれば、自分のブログ活動に関して、より自信や能力や主導権を握っていることを感じるようになるだろう。 4. 結果は反復からやって来る ヨガから学ぶ最後のレッスンは、結果は反復からやって来るということだ。ブログの世界では、記事投稿のルーチンを築くこと、読者と交流すること、一貫した考えを持つことを意味する。 初めはどれも難しく感じるかもしれないが、繰り返すことによって、定期的に投稿し、コメントや読者の要求に応え、適切な口調を使うことが自然とできるようになる。たっぷり時間をかけてブログを書き、それをまたする。ヨガの熟練者ように、あなたは、自分の注いだ努力に正比例して蓄積される結果に気が付くだろう。 ゲスト投稿者Collin Elderは、MyPhoneDealsのテックブロガーだ。Collinは、最新のスマートフォン、ガジェット、UK携帯電話マーケットの発展についてブログを書いている。 この記事は、QuickOnlineTipsに掲載された「4 Things Yoga Can Teach You About Blogging」を翻訳した内容です。 余り深掘りはされていませんが、確かにヨガの概念はブログはもちろん人生に色々生かせることはありそうです。特にヨガを意識しなくとも「外界を遮断する」ことで(例えばお風呂や旅行中に)アイデアが出たり考えがまとまったりすることもありますし、時に「自分の思考を中心に置く」ことも大事ですよね。クリエイティビティや一瞬のひらめきも大切ですが、「型が重要」でもありますし幾らアイデアやビジネスモデルが良くとも「結果は反復からやって来る」ものですよね。これを読んでヨガをやりたくなった方はこちらからどうぞ(軽く宣伝)。 — SEO Japan
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15 years ago
noreply@blogger.com (Kenji)
15 years ago
日本ウェブ協会主催の「IAチャンネル」で2010年11月から事例として取り上げてきた神奈川県の地ビール蔵「サンクトガーレン」ですが、
わたくし清水 誠はこのたび、社外cmoに就任することになりました。
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清水 誠でございます。WebやITの重要性がますます高まる中、今後もWeb戦略立案、解析と最適化、事例の発表などに全力で取り組んで参りますので、何卒、倍旧のご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
役員報酬:毎月ビール1ダース
ご相談はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
以上
サンクトガーレン有限会社
社外cmo 清水 誠