14 years 2ヶ月 ago

2011年10月30日、東北大学川内萩ホール(仙台)にてTEDxTohokuが開催されます。あのTEDの東北版とのことで、震災をテーマにするそうです。
12人の登壇者のプレゼンテーションと映像を通じて、
東北が前向きになるためのアイディアを発信し、実際行動に移していくきっかけを作る。
だからこそ、世界につながるTEDxといったプレゼンテーションの
プラットフォームを使い、東北の現状と、現地の想いを会場と共有する。
同時に、UstreamやYoutubeなどの動画を通じて
全国、世界の人々に体験を伝えていく。
最後に、10月30日のイベントに参加した方々と一緒に
東北の未来を前向きに語り、実行するコミュニティーを創る。
だからこそ、10月30日は一人でも多くの人に来て、TEDxTohokuに参加していただき、
当事者意識と前向きな姿勢をもちかえっていただきたい。
この前日にはCSS Nite in FUKUSHIMA, Vol.5が郡山(福島)で開催されますので、土曜日に郡山、日曜日に仙台、とまわったいただくのもよいかもしれません。
14 years 2ヶ月 ago
ネットレイティングスのメルマガNielsen Online REPORTER 2011年10月14日号による。
http://www.netratings.co.jp/email_magazine/2011/10/NNR.html
Nielsen Online Reporterより転載。転載許諾No.07012007-001
突然ですが、皆様はオンライン辞書を利用された経験はおありでしょうか。オンライン辞書は比較的古くからあるサービスで、大手ポータルサイトには国語辞典や英和・和英辞典などの辞書サービスがありますので、ご利用になった経験のある方は多いと思います。私自身も、大学時代には定期試験の直前にオンライン辞書とにらめっこしながら勉強した経験があり、私にとっては少し思い出深いサービスなのです。
さて、このようにオンラインサービスの中では比較的古くから利用されてきたオンライン辞書の中で、今なお、利用者を大きく伸ばしているサイト「Weblio辞書」(http://www.weblio.jp/)をご存知でしょうか。
Weblio辞書は、複数の辞書や用語集を一度に検索し表示する、統合型オンライン辞書サービスです。現在、599の辞書が登録されています。(2011年10月9日時点)国語辞典、英和・和英辞典はもちろん、手話辞典、業界の専門用語の辞書や植物図鑑、中には映画の出演者やストーリーについてのデータベースなど、登録されている辞書は非常に多岐にわたります。
それではここで、Weblio辞書の利用者数の年間の推移をみてみましょう。
2010年8月では351万人だった利用者数は、2011年8月には約53%増加の536万人に達していました。主なオンライン辞書の利用者数と比較しても、Weblio辞書の利用者数が増加傾向にあることが分かります。(図1)
また、Weblio辞書の利用者をドメイン別にみると、英和・和英辞典「ejje.weblio.jp」の利用者の割合が最も増加していました。2011年8月は28%と昨年8月から16ポイント利用者の割合を伸ばしており、利用者数増加のキーであることが分かります。(図2)
図1: http://www.netratings.co.jp/email_magazine/2011/10/13/20111024_01.gif
Source: Nielsen/NetRatings NetView 2010年8月~2011年8月
家庭・職場のPCからのアクセス
図2: http://www.netratings.co.jp/email_magazine/2011/10/13/20111024_02.gif
Source: Nielsen/NetRatings NetView 2010年8月~2011年8月
家庭・職場のPCからのアクセス
次に、利用者の属性についてはどうでしょうか。
Weblio辞書の利用者は男性が64%と、インターネット全体の利用者より7ポイント高く、男性の方が多いようです。(図3)
年代別では、30代から50代の割合が高く、Weblio辞書全体の利用者数の中でも多くを占めていました。一方、10代の利用者はインターネット全体の利用者割合と比較するろ半数の割合となっており、現在は若年層の利用はそれほど多くないようです。(図4)
図3:http://www.netratings.co.jp/email_magazine/2011/10/13/20111024_03.gif
Source: Nielsen/NetRatings NetView 2011年8月
家庭・職場のPCからのアクセス
図4: http://www.netratings.co.jp/email_magazine/2011/10/13/20111024_04.gif
Source: Nielsen/NetRatings NetView 2011年8月
家庭・職場のPCからのアクセス
今度は利用者を職業別に見てみました。商工業者、管理職、専門・技術職、事務・営業・保安職などデスクワークを伴う職業全般で、利用者が多いことがみてとれました。統合型オンライン辞書の特長である高い汎用性と深い専門性が、広く利用者に支持されている要因だと思われます。(図5)
図5: http://www.netratings.co.jp/email_magazine/2011/10/13/20111024_05.gif
Source: Nielsen/NetRatings NetView 2010年8月、2011年8月
家庭・職場のPCからのアクセス
最後に、年代別利用者数について昨年からの増加率をみてみましょう。全年代において利用者数が増加しており、増加率トップ3の10代以下、20代、60代以上でした。これまでオンライン辞書を利用していなかった層の利用が、この1年で特に進んだといえます。(図6)
図6: http://www.netratings.co.jp/email_magazine/2011/10/13/20111024_06.gif
Source: Nielsen/NetRatings NetView 2010年8月、2011年8月
家庭・職場のPCからのアクセス
今回の調査を通じて、Weblio辞書の利用者数増加の要因を探ってみると、職業別利用者の割合から見る高い汎用性と深い専門性が、要因の1つにあると感じました。また、2010年10月にはYahoo!ツールバーに採用されるなど、サイトへの流入経路を増加させていることも大きな要因といえるでしょう。Weblio辞書を実際に利用してみると、599もの辞書がカテゴリ毎にきれいに整理されており、同じ辞書内、または類似の辞書間で、関連ワードなどが容易に検索できるようになっています。
Weblio辞書は多様な情報が整理された「まとめサイト」にも似ており、時代のニーズにマッチしたサービスであるといえるのではないでしょうか。
最後に、私個人として最も注目した点は、60代以上のシニア層の利用者数の増加でした。団塊世代はその学習意欲の高さに注目が集まり、様々な形のシニアスクールや通信教材が出現しました。シニア層の利用者数増加は、そういった世情を反映しているのかもしれません。シニア層がどの様にWeblio辞書を利用しているか、1人のアナリストとして大きく興味をひかれました。いづれにせよ、今後最も重要な利用者層の1つになるであろうシニア層の利用者数増加は、Weblio辞書の媒体価値を更に高めることになるでしょう。
Weblio辞書の利用者数と属性の変化を中心に、今後も注目していきたいと思います。
noreply@blogger.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))
14 years 2ヶ月 ago
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14 years 2ヶ月 ago
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14 years 2ヶ月 ago
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14 years 2ヶ月 ago
ウェブマスターの皆さんとお話する中で、よく聞くお話のひとつに「(サイト運営の)時間のやりくりが大変」というものがあります。ウェブマスターの中には、何十、何百という数のクライアントのサイトを管理している方もいれば、ご自分で事業を営んでいて、財務管理や在庫管理といった業務の合間に、1 日あたり 1 時間しかサイト管理に時間を割けないという方もいるでしょう。Google では、そんな皆さんの助けになればと、ウェブマスター ツールに新しく「サイトの状態」という機能を追加し、問題が発生しているサイトが一目でわかるよう、ウェブマスター ツールのページ デザインもリニューアルいたしました。これによって、管理しているすべてのサイトのレポートを 1 つ 1 つクリックすることなく、重要な項目がひと目でわかるようになります。新しい管理画面は、以下のようになります。

上の図のように、サイトの状態に問題を抱えるサイトはリストの一番上に表示されます(アルファベット順に表示されるように切り替えることもできます)。サイトで検出された問題の詳細を見るには、こちらのアイコン

か、それぞれのサイトの横に表示されている「サイトの状態を確認する」というリンクをクリックしてください。

この新しい管理画面は、現時点ではウェブマスター ツールに登録されているサイトの数が、確認済みか未確認かに関わらず 100 以下の場合にのみご利用いただけます。将来的には、サイトの数によらず、すべてのアカウントで利用できるよう対応していく予定です。もし 100 個を超えるサイトを管理されている場合は、各サイトのダッシュボードの一番上の部分で状態をご確認いただけます。現在、次の 3 つの点についてサイトの状態がチェックされます。
- サイトでマルウェアが検出されていないか
-
URL 削除ツール によって重要なページが削除されていないか
- robots.txt にて、クロールがブロックされている重要なページがないか
それぞれの項目をクリックすると、サイトで検出された問題に関する詳細な情報を確認することができます。サイトの状態を示すアイコンや、「サイトの状態を確認する」リンクがサイトの横に表示されていないときは、そのサイトでは上記の問題は検出されていないということになります。
また、上記2、3においてチェックされる「重要なページ」について少し補足いたします。ご存知のとおり、削除された URL の一覧は、[サイト設定] 、 [クローラのアクセス] 、 [URL の削除] で確認できます。また、robots.txt のブロックによりクロールできなかった URL の一覧は、[診断] 、 [クロール エラー] 、 [robots.txt により制限] で確認できます。しかし、ウェブマスターの方々が意図的にコンテンツをブロックしたり削除したりすることはよくあるため、Google では、ウェブマスターが意図していないにも関わらずブロックされたり削除されたりしてしまったと思われる場合に限り、この警告を表示するようにしました。「重要なページ」に限定したのは、このような理由によるものです。現時点では、ページのクリック数([ウェブ上のサイト] 、 [検索クエリ] にて確認できます)から重要度を判断していますが、今後この機能が進化するにつれてそれ以外の要素も付加されるかもしれません。もちろんウェブサイトに起きる問題は、上に挙げた 3 つの項目(「マルウェア」「削除された URL」「ブロックされた URL」)だけではありません。チェック項目は今後増加していく予定です。また、今回のアップデートはウェブマスターの皆様ご自身によるサイトの状態の判断や確認には比ぶべくもありませんが、ひとつひとつすべてのデータやレポートを掘り下げて調べなくても、サイトに起きている重大な問題を簡単にいち早く発見できるようになる手助けになれればと思います。
私たちが検出したサイトの問題が解決されたのち、ウェブマスター ツールから警告が消えるまでには通常、数日を要します。これは、Google がサイトの再クロールを行って変更を確認し、さらにその情報を Google 検索とウェブマスター ツールに反映されなければならないからです。1 週間以上経ってもサイトの状態に関する警告がまだ残っている場合は、問題が解決されていない可能性があります。その際はぜひ
ウェブマスター ヘルプフォーラム をご利用ください。皆様のご意見をお待ちしております。
Posted by Susan Moskwa, Webmaster Trends Analyst
Original version: Work smarter, not harder, with site health
14 years 2ヶ月 ago
株式会社CDGは、平成23年5月13日に公表した平成24年3月期第2四半期累計期間業績予想の修正を発表した。
<平成24年3月期第2四半期(累計)連結業績…
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<平成23年8月期の業績>
(平成22年9月1日~平成23年8月31日)
売上高:23億7,8…
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AppleがiOS5配布と同時に「iCloud」をスタート。iPhone、iPad、iPod touch、Mac、Windowsパソコン上で自分のコンテンツに...
14 years 2ヶ月 ago
これまで178人の専門家が認定され、現場で活躍しています。今年度(第3期)も以下の要領で認定試験を実施します。人間中心設計プロセスを実践されている多くの皆さんのチャレンジをお待ちしております。
○試験方法:書類審査
○受験資格:原則として「人間中心設計関連実務経験5年以上」とします。
○日程:詳細告知日 2011年12月1日(木)
募集要領公開日 2011年12月20日(火)
申込み開始日 2011年12月20日(火)
申込み締切日 2012年1月10日(火)
申請書提出締切日 2012年1月31日(火)
合格者発表日 2012年3月31日(土)
続きは
14 years 2ヶ月 ago
米国市場でのIPO、日本の子会社設立とLinkedInが少し前に話題を集めましたが、さて本格的な日本デビューはいつになるのでしょうか。今回はそんなLinkedInを先駆けて活用したいというあなたのために、LinkedInをビジネスに活用するための方法を16、コピーブロガーから紹介します。 — SEO Japan 最近のIPOデビューによって、LinkedInは今週話題のニュースになっている。 金融新聞はその株価の素早い上昇が欲しくてたまらないのだ。LinkedInについてあなたが知っておくべきことはまだまだたくさんある。 多くの人はLinkedInをよく出来た仕事検索の場として考えているが、このソーシャルメディアサイトは実に素晴らしい企業間マーケティングツールなのだ。 そうであるならば、あなたは自分が何をしているか知っている。 ほんの少しの時間と努力があれば、以下に続くガイドが、LinkedInを手掛かりを生み出すエンジンへと変える手助けをし、LinkedInを使ってより多くのビジネスを生み出すことに有利な立場を与えるだろう。 まずはプロフィールから LinkedIn上のプロフィールは、このサイトの唯一最大の要素だ。それは、あなたの“強化された”名刺なのだ。それを見た人にとって、あなたが自分の関心事に関連するかしないかを判断するための手っ取り早い手段となる。 LinkedInは、あなたのプロフィールを目立たせるための豊富な機能を提供している。これから紹介する秘訣を参考に、途中で読者を失うことなく自分のメッセージを伝えるプロフィールを作成しよう。 1. 写真に小細工をしないこと 顔が見えなければあなただと分かる人は誰もいない。一番いい写真は、暗い色の背景にフレームいっぱいに写った顔写真だ。LinkedInの画像アップロードツールには、これを簡単にできるクロッピング機能が付いている。 2. 見出しが重要(いつものように) 名前の下に表示される「Professional Headline(職業の見出し)」は、サイト内のあなたに関する参照情報全てに含まれる。必ずそこに自分の肩書きと会社名を入れること。ここでも小細工をしようとしないことだ。 3. あなたは自分の仕事以上のものを持っている 人々がプロフィールで犯す最大の過ちは、仕事に関係のない経験を抜かすことだ。もしあなたが、地元のネットワーキンググループやその他所属しているものがあれば、それも追加するのだ。 あなたが追加する経験が多ければ多いほど、LinkedInがそのネットワーク内であなたと他の人を結びつけ易くなる。 4. 重要なコネクションを築く 数カ月ごとにLinkedIn内の自分のコンタクトをアップデートするように計画を立てる。 一般的に考えて、あなたはこの人物からの電話を受けたり電話をすることに抵抗がないだろうか?もし快く思わないのなら、そういう人達をコンタクトに追加しないことだ。 私がコンタクトを追加する方法として気に入っているのは、People You May Already Know というツールを使うことだ。もちろん、自分の仕事経験と仕事以外の経験をプロフィールに追加するという作業を終えていなければならない。 コンタクトの追加に忙しくても、不要なものを削ることも忘れないこと。“電話をしてもいいか”という基準を使うことによって、振り落とせる名前をいくつか見つけるかもしれない。コンタクトリストは常に意味のあるものにしておこう。 5. リコメンデーションの活用 あなたの評判を高める簡単な方法は、できるだけ多くのリコメンデーションを獲得することだ。たくさんのリコメンデーションは、あなたが頼りにできる専門家であるというソーシャルプルーフになる。 リコメンデーションを獲得する一番の方法は、それをもらえるように依頼することだ。Request Recommendations というツールは簡単に使えるが、自分のオーディエンスに合わせて初期設定のメッセージを編集するのには時間がかかる。 自分が良く知っている人物に依頼する場合は、“あなたの助けが必要です”というシンプルな件名もいいだろう。 (ここでは“You are not alone”はお勧めしない…同業者を少し怖がらせることになるかもしれないからだ。) あまり良く知らない相手に依頼する場合は、彼らの記憶を呼び起こすために参考情報を入れること。 メッセージ自体に関して言うと、短く簡潔にすること。あなたがどれだけ彼らの意見を重要視しているか知らせることからメッセージを始めると良い。虚栄心が最高の動機付けになることが多いのだ。 そして、もしあなたのリコメンデーションの依頼がうまくいかなかったら?自分が知っている人のリコメンデーションを書き始めるのだ。多くの人がそのお返しをしてくれることにあなたは大喜びで驚くことになるだろう。 6. 概要を無駄にしない 概要エリアを、あなたの“チーム指向、結果を重視した目標設定”の素質に関する上っ面だけの言い回しで無駄にしないこと。 そうではなくて、概要を、簡単な疑問―あなたはなぜ今の仕事をしているのか?―に答える場所として使うのだ。あなたが誰であるか、あなたがこれまでにやってきた全てのことのバックストーリーとして概要を考えるのだ。 7. 詳細部分を具体化する LinkedInの新しい機能が、Add [...]
14 years 2ヶ月 ago
数年毎に話題になる「SEOが終わった」議論。大体のパターンでは言いだした人の議論が「あえて」極端だったりポジショントークだった、SEOのとらえ方で意見は変わるし、本質的な検索エンジン対策は残るよね、的な一種予定調和な終焉を迎えます。さて今回はSEOが終わるかどうかの議論ではなく、現在SEOを仕事にしている人間が今後もSEOで食べていけるのか、というある意味SEOが終わったか議論より業界関係者には深刻な話をSEO Bookから。長文かつ考えさせられる記事なのでお時間ある時に覚悟してどうぞ。 — SEO Japan 私達はまだ生きている。2011年、SEOはまだ終焉のときを迎えていない(ずっと前から宣告されているにも関わらず)。しかし、SEOを巡る状況は、パンダアップデートが行われてからと言うもの大きく変わっている。パンダによってダメージを受けたサイトの大半は(パンダは反復して行われている)、パンダが初めて実施されてから7ヵ月が経過すると言うもの、いまだに苦戦している。 ビジネスは破壊され、生計は狂わされ、そして、かつて繁栄したビジネスは、新参者もベテランも、絶体絶命のピンチを迎えている。 この動画を見るには絶好のタイミングだ: グーグルにはまったく問題ないようだ。エリック・シュミット氏はかつて、「ブランド肥溜めを浄化する」と発言した。徹底したエリート主義である。 ブランドとは皆さんにとって何を意味するのだろうか?「心臓発作を切り抜ける方法」等の医学的なクエリやその他の様々な医学用語のクエリで上位にランクインしているコンテンツファクトリーのことだろうか? あるいは、心臓発作を避ける方法に関するクエリを巡る競争に参加する、英語の学位を持つ人物が綴った記事を思い浮かべるだろうか?これは肥溜めには当たらないのだろうか? マット・カッツ氏は、リンクを売る行為が“悪い”理由を説明するために健康問題を挙げていた。しかし、当時のカッツ氏の投稿では、グーグルが違法の薬品の広告を販売する5億ドルを稼いだ会社を設立していた点は触れられていなかった。 私は英語の学位を持つだけの人物が綴った、命を失う可能性がある、または死に結びつく可能性がある医療的なトピックの記事を読みたいとは思わない。境界線が極端にさらにぼやけており、アルゴリズムによる“調整”がさらに難しくなっているのだ。 SEOは、ビジネスモデルにおける短期、中期、長期の戦略を考慮する際は、この2つの原因を絶対に無視するべきではない。1回のミス、または1回のアルゴリズムのアップデート(コントロールすることは不可能)によって、ビジネスに大きなダメージを与える可能性があるからだ。 言うだけなら簡単 とりあえず今は、“ブランド”を適切に構築する方法(それが何を意味するにせよ)についてきれいごとを並べ、生き残ることに必死になっているにも関わらず「だから言っただろ」と蔑んだ目で見るホワイトハット(それが何を意味するにせよ)気取りをやめてもらおう。セールスマンは不安を逆手にとって、「正しい方法で取り組めば何も問題はありません」と言って恐怖心を鎮めようとすることを肝に銘じておいてもらいたい。 問題は、何が“正しい”方法なのか、そして、“なぜ”その正しい方法を実施していないのかと言うことだ。“正しい”方法などない。全て黒と白が入り混じっている状態なのだ。 過大な宣伝には騙されず、少し落ち着きを取り戻そう。アルゴリズムの変更が行われるとすぐにホワイトハットをかぶる人物こそが、ツールであれ製品であれ、(どんな言葉を使おうが)検索結果を操作する方法に関する情報を与えるアイテムを売ろうとする張本人なのだ。 基本的に、この業界は混乱し、恐怖心を抱き、そして、ナーバスになっている。セールスマンにとっては、不安になり、情報に乏しい人達は利益を得る上で格好の獲物である。 このような不安な時期における答えやガイダンスを求めているなら、次のヴォルテールの言葉を心の片隅に置いておいてもらいたい: 富裕層は貧困層が多ければ快適に過ごせる。 教育、経験、そして、情報が最善の対抗策である。 縮むグーグルのSERP SERPでは息をするのも難しくなりつつある。SEOBookは定期的にこの点をブログで指摘しているが、現在、この問題を見直すには最高のタイミングだと思える。パンダではコンテンツファームやさらに腹黒い策略が狙われていると思われているが、オーガニックなSERPの縮小問題も見逃すわけにはいかない: 以下にアドワーズとオーガニックなサイトリンクを持つサイトのリスティングの画像を掲載する: トップ3に入っていないなら、競争に参加しているとは言えない: SERPの多様性などお構いなしだ: このような結果から幾つか教訓を得ることが出来る: 検索トラフィックを巡る競争および収益化は、恐らく長期的な戦略には向いていない(しかし、短中期には向いている) グーグルは継続的にグーグル“製品”を重ねており、無敵と言っても過言ではない競合者に姿を変えつつある 利鞘が期待できるなら、ビジビリティに対して今までよりもPPCに積極的に手を出した方が良いかもしれない SEOの取り組むのコストを評価し、ターゲットを絞った広告、メディアの購入、当該のマーケット、キーワード、または製品に関する会話を求めてブログやフォーラムのモニタリングを介して、別の分野のオンラインのトラフィックの獲得にどれだけ貢献するか算定してみる価値はある。複数の分野で最大の露出を達成するため、資金を分散させる必要がありそうだ(短期的および長期的なポジショニングを行うため)。 このイメージを見れば分かるように、検索トラフィックに依存する戦略の長期的な活力は現実的ではなくなってきている可能性がある。 SEOスキルを活用する SEOは、タイトルタグが完璧かどうかを確認するスキルよりも、マーケティングを重要視してきた。優れたSEOは優れたマーケッターであり、このブログで何年も前から指摘してきたように、SEOは総合的なマーケティング戦略に対するより全体的なアプローチであるべきだ。しかし、SEOBookの読者の多くは、フルサービスのSEO業者よりも、アフィリエイト、またはアドセンスの陣営に近いような気もする。 SEO業者にとって幸いなのは、SEOのスキルを活用する方法が数多くあることだ。次のようなスキルを身に付けることが可能だ: コンバージョンの最適化 eメールマーケティング オンラインメディアの購入および広告 分析サービス ソーシャルメディアサービス 尊敬に値する「デザインおよび開発」の売り込み オフラインの広告およぶ追跡 ローカルSEOおよびグーグルプレイスのSEO、ヤフー!&ビングローカル 上述したアイテムはSEOの提案の背景または議論において割と容易に出てくるスキルであり、組み合わせて売ることも、またはより高いスキルを売ることも出来るはずである。 ランキングやトラフィックを売るだけの戦略は、ランキングを達成した後に容易にクライアントに解任されてしまうリスクがある。さらに上位にランクインさせたとしても、成果の保証がなく、4ヵ月後にコンバージョンの最適化にグレードアップしてもらおうとしても、提供したサービスのROIがいまいちなら、通常は相手にしてもらえないはずだ。 どれだけ他人のエコスシテムでSEOとして優れたパフォーマンスを残したとしてもだ。グーグルはアドワーズの広告を拡大、または同社の製品検索の結果、ローカル検索の結果、動画検索の結果を上部に掲載し、努力の結晶であるリスティングを下に押し下げる可能性がある。 SEOとしてのキャリアを本気で考えているなら、キャリアプランの一つとして、クライアントの仕事を真面目に振り返り、一つの領域に焦点を絞るのではなく、より総合的なアプローチになるようにサービスを改善する取り組みを始めることを勧める。 プレッシャーを感じるアフィリエイト グーグルは、アドワーズにおけるアフィリエイトに対する考え方に関して本性を見せており、オーガニックのアフィリエイトに対してどのように考えているのかは火を見るよりも明らかである。事実、SEOBookのメンバーの一人がアドワーズのクレジットに応募した際の体験談を語ってくれた: 拝啓 アーロン・ウォール様 私はグーグルアドワーズで「75ドル分のアドワーズを無料でゲット」キャンペーンに登録しました。メールでグーグルアドワーズの番号に電話をかけるよう指示されたため、電話をしたところアフィリエイトマーケティングのアカウントは受け入れられないと言われました。この発言の真意がよく分かりません。これは誤りなのでしょうか?それとも、グーグルアドワーズでウェブサイトのプロモーションを行うためにアカウントを設定するティップ #3を私は誤って解釈しているのでしょうか? 最後まで読んで頂き、有難うございます。 [...]
14 years 2ヶ月 ago
スタートアップブームも続いている日本ですが、新たにスタートアップを始める時、サービスが「いけてる」「新しい」「役に立つ」という視点はあっても意外と「儲かる!」という視点はなかったりしますよね。ない所か最初からお金の話をすると金の亡者と否定されかねないのが怖かったりもします。とはいえ、どんなスタートアップであっても、当事者の意識はともかく将来の可能性にかけた投資家の資金が尽きる時はあるわけで、いつかはお金儲けをしないとビジネスは成り立ちません。難しいのが、いつからそのお金儲けについて考えるべきなんだ?という質問であり、状況・場所によって差がある所がまた難しかったりします。今回は米国の投資シーンからスタートアップのお金儲けについて考える記事を。 — SEO Japan 私は過去にこのトピックで常に遠回しな言い方をしてきた。今回、ついに私は自らと直接対戦しその頭をひっぱたいた。収益、キャッシュフロー、バランスシート。これらは、私をエキサイトさせる言葉だ。これらのせいで、あなたに覚せい剤に手を出したくなるかもしれないが、私はこれらをウキウキするものだと思うのだ。 私は、これから書こうとしている1500文字程度のトピックに関して正真正銘の専門家ではないが、そんなことは気にしない。私は、複数の若い会社で働いた経験があり、若い会社を1つ作ったことがあり(未だにそのベンチャーから特許を得ている)、それらに関するイベントを運営する支援をしたことがあり、それらを含むイベントを評価したことがあるし、毎日起業家と話をしている。さらに、シカゴ大のBoothビジネススクールで講義を受けた(BusinessWeek の一番の収穫物)こともあるし、膨大な時間を年次報告を読むことと投資信託会社のシミュレーションをすることに費やしてきた。それらのことが私の信用証明物なのだ。判断はあなたにお任せする。 こうしたことを全て私が記すのは、週末であるという余裕が私達にあることが理由だが、MBAを取得していない私が、あるモデルを採用して‘問題を解決した’と主張する構えであるということを指摘したいというのも理由だ。今日、私達はスタートアップのアイディア、収益、金の栓を開けるのによい時期を探るつもりだ。つまり、スタートアップはお金を儲けることにいつ焦点を合わせるべきなのか? 論理的に私達の主張を述べるために、私が良く知っている二つのスタートアップコミュニティ、サンフランシスコ/シリコンバレー班とシカゴ班を比較対照するつもりだ。私がこの2つを選んだのは、自分がこれらを熟知しているからではなく、この2つの明白な違いが探究するに値するからだ。 前置きはこのくらいにして、本題に入るとしよう。 まずはお金を見せる、シカゴ 私は今、シカゴに住んでいる。スタートアップの世界でますます名を上げている素晴らしい都市だ。ここには誰もが想起できる以上のお金と活発な動きがある。もしあなたがどんな種類の会社をこの都市が育てているか見たいなら、ここへ行こう。もしあなたがこの都市のデベロッパーの風潮を感じたいなら、ここに行こう。 一言で言うなら、先週シカゴで起きたような、投資家、プレス、創設者(合計で数百人ほど)を含むデモの日に市長が姿を見せる時、あなたはこの起業家文化が根付き始めていることを知る。 この記事はシカゴについてではなく、お金についての記事だ。シカゴのスタートアップについて私が言うべきことは、彼らが前もって、早い段階で、お金を儲けることにかなり焦点を合わせている傾向があるということだ。実際、彼らと話をすると、彼らはこのことをしつこく売り込む。それはこんな感じだ:“私達は2カ月前にローンチして、トラフィックは前月比で500%アップし、収益は200%アップしている。私達は、あと3カ月でキャッシュフローを黒字化するだろう。”ここでは、キャッシュが王様なのだ。 実際に、一番いい例は、先に述べたデモから挙げられる。ある会社が以下のような自嘲的なジョークを言った:“私達はシカゴにいる:つまり、問題はお金を儲ける方法だ。”それは、この会社が収益モデルをほとんど開発していない時には滑稽だが、その言葉はあながち間違っていない。ここシカゴでは、お金を儲ける必要がある、さもなければ・・・。 さもなければ、何なのか?それは、この都市の起業家が持っている形のない脅しのようなもの、もしくは恐怖感だ。今この都市には、何年もわずかなお金も稼がない企業を浮かべるための十分なお金がある。いつもそうあるわけではないため、自分自身のお金を稼ぐ態度が手堅いのだ;初期段階の会社のためにここにいる投資家は少ないため、もし自分のことは自分できなければ、失敗するだろう。シカゴは‘いくらかのお金を儲ける’という価値観が存続する。 シカゴは、サンフランシスコではないことに常に恨みを抱いているが、ここでのゴールは収益を早く生み出すこと、今すぐに生み出すことだという独特さに誇りを持つことができるのだ。 お金は後でいい、サンフランシスコ 最大、最速、最高または世界で最も素晴らしいスタートアップが存在するのが、サンフランシスコとシリコンバレーだ。ここに積極的に職員を配置しているオフィス持つ、シカゴ最愛のGrouponがあるのは、そう意外ではない。あなたは、バレーを避けることはできない。そこには大部分の投資家、創設者、デベロッパー、イベント、クライアント、客、ベンダーなどがいる。とにかくありとあらゆるものがここにある。 それが私達に2つ目の態度をもたらす:後でお金を儲けることだ。もちろんこれは、シカゴについて言ったことも全ての会社に当てはまるわけではないことと同様に、この地域の全ての会社に当てはまることではないが、ユーザー基盤の成長に焦点を合わせビジネスモデルに取り組んでいないことをあなたに言う会社はシカゴよりもずっと多くなってくる。 もしあなたが両方の場所で100のスタートアップと話をしたなら、これは否定できない事実で、興味をそそられることである。私達が古きシカゴ(Grouponの前)を荒地と表現したことを思い起こすのだ。それは、会社をより自給自足にし、収益に焦点を合わせたものに導く。しかし、サンフランシスコではその逆が当てはまる。長い間ここには、お金を持った投資家と、買収しようとする企業がいて、大きくなるためにはお金を儲けることは2番目の検討事項なのだ。 バーンレート問題を調整する買収提案というものが常にある。それはいたってシンプルだ。FriendFeedはお金を儲けることに少しも関心を持たなかった。なぜなら、彼らの頭の中では、それについて考える前に大きくなる必要があったからだ(そして、彼らは結局Facebookにすくい上げられた)。つまり、気にしたって時間の無駄ってことではないだろうか? 恐らく、FacebookがFriedFeedのBret TaylorをCTOに欲しかったのと、エンジニアリングの才能のためにこの会社を買収するつもりだっただけなのだ。結局、その市場は資金繰りがきついのだ。これが私達に次のポイントを導く。 どっちがいいか 最後に、どっちのモデルがより良いのか?どちらも多少なりとも‘お膳立て’されたものではないのだから、そんな質問をするのは馬鹿げている。共に時間をかけて育ってきたモデルなのだ。それでも、若い会社は‘大きく’なることと早くにお金を儲けることのどちらに焦点を合わせるべきなのか?それは、無意味な思索ではない。人々が知りたいことなのだ。 私はこう言おう:私が言える限りでは、サンフランシスコモデルはより多くのヒットと果たせなかった夢を生み出すが、シカゴのシステムはより安定した会社と知られていない会社を築く。 詳しく説明しよう。サンフランシスコには、Twitterがある。しかし、それを成し遂げられず一度も収益を得ることもなく誰も思い出すことのない25の会社もあるのだ。シカゴは、Groupon1つしかない。しかし、ここでは初めの頃から食べていくための十分なお金を稼ぐことに焦点を合わせているため、生き残る可能性の高いたくさんの会社があるのだ。 それは簡単に割り切り過ぎた分析だろうか?確かにその通りだが、それは真実の一片以上を含んだものでもある。私は、対立する特性の話題に火を付けたくないが、ここで言うべきことはある。私は投資家を無視しているが、インターネット企業がユーザー基盤をどれくらい早く成長させているか参照する際に投資家は“月100%の成長”を見たいのだと誰かが言った。それは要点をついている。人気がないより人気があった方がいいが、あなたはいつ収益の蛇口をひねるのか? それは簡単ではない。Twitterはまずは‘やってみて’からお金を儲け始めることを確かめている。あなたは、最もお金になる商品は開始からそうあるように作られているものだと主張したいだろう。 しかし、それを全ての商品に求めるのは無理な注文かもしれない。この疑問に答えはないが、議論をする価値はある。あなたの意見も聞かせて欲しい。 この記事は、The Next Webに掲載された「When should a startup focus on making money?」を翻訳した内容です。 とても面白い考察ですね。私もアメリカ西海岸に10年近く住んでいましたがシカゴというと地味な中西部の大都市、、、的なイメージしかないのが正直な所ですが(多分多くのアメリカ人も同様)、ある意味堅実ながら大きな経済が動いているのも事実であり、筆者の考察もある意味正しい気もします。それより何より「サンフランシスコモデルはより多くのヒットと果たせなかった夢を生み出すが、シカゴのシステムはより安定した会社と知られていない会社を築く。」の前半はIT業界限らず昔からのカリフォルニア・ドリームを彷彿させる名台詞でした。 — SEO Japan