ポイント1マッチタイプの拡充によるキーワード設定の強化
ポイント1
マッチタイプの拡充によるキーワード設定の強化
スポンサードサーチ Ver.3で特に押さえておきたい機能強化の1つが「マッチタイプ」だ。これまで「検索方式」と呼ばれていたもので、「マッチタイプ」に名称が変わる。従来の「完全一致」「部分一致」に加えて、新たに「フレーズ一致」と、部分一致の拡張を制御する「絞り込み部分一致」が加わる。これらを組み合わせることで、これまで以上にきめ細かいキーワード設定ができるようになる。
各マッチタイプの対象範囲と、「ギフト 内祝い」をキーワードにした際にどのように機能するのかを次に示す。
完全一致設定したキーワードと一言一句完全に一致する検索でのみ広告を表示
「ギフト 内祝い」で登録すると、「ギフト 内祝い」というクエリで検索した場合のみ広告が表示される。
フレーズ一致《新》 設定したキーワードと完全に一致するフレーズを含む検索で広告を表示
「ギフト 内祝い」で登録すると、「ギフト 内祝い」というクエリで検索した場合に加えて、「ギフト 内祝い 2011」など、「ギフト 内祝い」が語順どおりに含まれるクエリで検索した場合に広告が表示される。
絞り込み部分一致《新》 部分一致の対象範囲を絞り込む
「ギフト +内祝い」で登録すると、「ギフト 内祝い」(完全一致)や「ギフト 内祝い 2011」(フレーズ一致)というクエリで検索した場合に加えて、「プレゼント 内祝」など「+」の後ろに付いているキーワード以外については、類義語や関連性のある語句の検索に対しても広告が表示される。つまり、「+」を付けた語句は、その語句自体か、ほんの少しの言葉の揺れ、たとえば、タイプミスや送り仮名の違いに対してのみ広告が表示される。一方、「+」を付けていない語句は、類義語や関連性のある検索に対して広告が表示される。「部分一致」よりも絞り込みつつ、「フレーズ一致」よりは幅広い見込み客にアピールしたい時に効果的だ。
部分一致設定したキーワードの類義語や関連性のある語句に対しても広告を表示
「ギフト 内祝い」で登録すると、「ギフト 内祝い」(完全一致)や「ギフト 内祝い 2011」(フレーズ一致)、また「プレゼント 内祝」(絞り込み部分一致)というクエリで検索した場合に加えて、「内祝い マナー」「内祝い 食器」「贈り物」など、類義語や関連性のある語句に対しても広告が表示される。
現在、完全一致に設定されているキーワードは、移行後もそのまま完全一致として設定される。しかし、スポンサードサーチ Ver.3の完全一致方式では、ユーザーが入力する検索キーワードと広告主が登録したキーワードが一言一句まったく同じ場合のみ一致とみなされる。そのため、完全一致のままだとインプレッション数が激減して、大きな機会損失を招いてしまうおそれがある。
インプレッションの減少(機会損失)を避けるためにも、マッチタイプは、スポンサードサーチ Ver.3への移行前に「完全一致」設定から「部分一致」設定に切り替えておくようにしよう。「移行ポータル」の下記ページでも詳細を説明しているので参考にしてほしい。
※上記URLにアクセスするにはYahoo! JAPANビジネスIDでのログインが必要です
ポイント2
対象外キーワードの設定可能数が大幅に拡張
スポンサードサーチ Ver.3では、対象外キーワードの設定可能数が大幅に拡張される。それにともない、アカウント単位で設定されている対象外キーワードは、キャンペーン単位の設定に移行される。現在のシステムの「アカウント単位」で設定した対象外キーワードは、「キャンペーン単位」に設定変更しておこう。そうすると、移行後と同じ状況になるので確認しやすくなる。
なお、現在のシステムのアカウント単位とキャンペーン単位で設定されている対象外キーワードが重複する場合は、各キャンペーンに設定される対象外キーワードは1つのみ移行される。
ソーシャルもやってます!