動画制作支援「LetroStudio」で「PSD」のレイヤー情報を保持して編集可能な機能提供

アライドアーキテクツ、動画制作・運用をスピードアップ、レイヤー単位で自由に編集

マーケティングDX(デジタル変革)支援事業のアライドアーキテクツでSaaS事業を展開するプロダクトカンパニーは、動画制作支援サービス「LetroStudio(レトロスタジオ)」で、「PSD(Photoshop Data)」ファイルのレイヤー情報を保持したまま編集可能にする機能の提供を始めた、と7月10日発表した。動画制作・運用の一層のスピードアップを可能にする。

PSDは、アドビの画像編集ソフト「Adobe Photoshop」の独自保存形式。PSDファイルに対応していない動画制作ツールでは、Photoshop内で「PNG」「JPG」などの対応形式に変換して素材を共有する手間があった。そのためLetroStudioは、PSDを直接取り込める機能を5月に搭載。各レイヤーを自動識別して画像として抽出し、動画素材に使えるようにした。

新機能提供の背景「非デザイナー向けにPSDファイルからデータを変換する必要があった」

今回の新機能では、レイヤー情報を保持したまま取り込んでレイヤー単位での編集を可能にした。表示場所の変更に加え、重ね順の変更、素材ごとの拡大縮小、新たな素材の追加など、編集が自由自在にできるようになった。素材共有の手間をさらに軽減するほか、Photoshopを使うデザイナーの制作物の二次利用が容易になり、動画の質向上にもつながる。

新機能の利用イメージ
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