70代のスマホ所有率に地域差? 近畿は82%、東北・北海道は65%と格差あり【モバ研調べ】

シニアのスマートフォン所有率を地域別に調査。

NTTドコモ モバイル社会研究所は、全国のシニアのスマートフォン所有状況に関する調査を実施した。60~79歳男女1,350名が回答している。

地域別のスマホ所有率、60代・70代ともに「近畿」が最多

地域別スマホ所有率

まず、地域別のスマホ所有率について調べると、60代・70代ともに近畿が最も高い結果となった。60代では地域差はあまり見られなかったが、70代では近畿(82%)と北海道・東北(65%)で20ポイント近く差がついた。

都市規模別スマホ所有率

居住都市規模別でみると、60代、70代ともに大都市ほどスマホ所有率が高い傾向が見られた。

関東では早くから、西日本はここ数年で普及?

60代地域スマホ所有時期 ※スマホ所有者

60代のスマホ所有期間について地域別でみると、東海、北陸・甲信越は「5年以上」の割合が8割を超えた。一方で、北海道・東北、中国・四国は「5年未満」の割合が高く、ここ数年で持ち始めた人も多いようだった。

70代地域別スマホ所有時期 ※スマホ所有者

70代では、主に西日本において「2年未満」との回答が多い傾向だった。一方、関東では「5年以上」の割合が6割を超えており、早くからスマホが普及していたことがうかがえた。

調査概要

  • 【調査方法】訪問留置調査
  • 【調査対象】全国・60~79歳男女
  • 【有効回答数】1,350名
  • 【調査時期】2023年1月
地域別サンプル数
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