コロナ禍で衣服を店舗で購入する頻度が減った人、4割以上に【楽天インサイト調べ】
楽天インサイトは、「ファッション」に関する調査結果を発表した。ファッションを重視するシーン、コロナ禍における衣服の買い方の変化、サステナブルなファッション商品(環境に配慮した素材、再生利用可能な素材などを活用した衣服)について、20~69歳の男女1,000人が回答している。
女性は「同性の友人との外出時」もファッションを重視
まず「ファッションを重視するシーン」を聞くと、重視している人たちの間では「恋人と出かけるとき」72.0%が最多で、以下「異性の友人と出かけるとき」65.6%、「配偶者・パートナーと出かけるとき」63.4%が続いた。シーン別・男女別で見ると、女性は「同性の友人と出かけるとき」が8割以上と男性のほぼ倍だった。また女性20代・30代は「一人で出かけるとき」が比較的高い。
「参考にしているファッションの情報源」を聞くと、「アパレル店舗のディスプレイ」23.7%が最多で、以下「Instagram」20.1%、「雑誌」20.0%が続いた。特に女性はInstagramを重視している人が多い。逆に「参考にしているものはない」は女性(25.0%)と比較して男性は15ポイント以上高かった。
「2022年以降、食料品が値上げしたことでファッションアイテムの購入頻度が変わったか」を聞くと、アクセサリー:31.9%、衣服:27.9%、バッグ:26.8%、帽子:25.7%、靴:22.1%と、すべてのファッションアイテムにおいて「減った」と回答した人が2割以上存在した。
デザインや価格がほぼ同じ「サステナブルなファッション商品」と「通常のファッション商品」のどちらを購入するかを聞くと、「サステナブルな商品+どちらかといえばサステナブルな商品」は計42.1%。「通常商品+どちらかといえば通常商品」は計57.9%。年代間でも意識差が見られた。
そしてここ数年間の「コロナ禍におけるファッションへの興味・関心度合いの変化」を聞くと、意外にも「変化なし」59.7%が多数派だったが、「オンラインでの購入頻度」が「増えた+やや増えた」は計27.7%、「実店舗の購入頻度」が「減った+やや減った」は41.6%と変化が見られた。
調査概要
- 【調査対象】全国20歳~69歳男女
- 【調査時期】2023年2月13日~14日
- 【回答数】1,000サンプル
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