アドビの画像編集ソフト「Photoshop」が新しい画像形式「WebP」を完全サポート

プラグインや環境設定不要でWebP形式のファイルを開く・作成・編集・保存が可能

米国アドビの日本法人、アドビは、同社の画像編集ソフト「Photoshop」のデスクトップ版が、 米国Googleが開発した新しい画像ファイル形式「WebP」を完全にサポートするようになった、と2月15日発表した。プラグインや環境設定が不要で、PhotoshopでWebP形式のファイルを開いたり、作成、編集、保存したりできる。

WebPはウェブページに埋め込む画像形式で、現在広く使われている「JPG」「PNG」より軽い利点がある。今回Photoshopで他の対応ファイルと同様にWebPファイルを開き、作成、編集、保存が可能になった。編集が終了したら「別名で保存」か「コピーを保存」を選択し、ドロップダウンメニューのオプションからWebPを選ぶ。

WebPに完全対応するのはPhotoshopのバージョン23.2。このバージョンではほかに、写真を油彩画のような画像に変えられる「油彩フィルター」を更新した。パフォーマンスが向上し、大きなファイルを処理する際に顕著だという。さらに、「共有」ボタンが簡単に見付けられるように、右上隅に大きな青いボタンを表示する。

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