タグマネージャーの使いこなし、「計測確認」に困っている人が過半数【ウェブ解析士協会調べ】

タグマネを問題なく使いこなしている人は2割程度、「たまに困る」6割「常に困る」2割
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一般社団法人ウェブ解析士協会は、「タグマネージャー利用調査と方向性」に関する調査結果を公開した。ADKマーケティング・ソリューションズ シニアプランナーの芹澤和樹氏が、「ウェブ分析論ゼミナール」(主催:ウェブ解析士協会、HAPPY ANALYTICSの小川卓氏)において発表を行ったもので、事業会社、代理店・ベンダー、コンサルタントに属するアナリスト、エンジニア、マーケター、営業・その他、計176人が回答している。

タグマネを使いこなしているのは2割程度、「計測確認」に困っている人が多い

まずタグマネージャー(タグマネ)の使いこなしの状況について聞くと、「使えない(管理画面で操作できない)」17%、「タグをタグマネに実装(例:媒体タグをタグマネ上に設置)」24%、「発火条件のコントロール実装(例:スクロール計測・滞在時間による発火調整)」39%、「データレイヤー等を組み合わせて実装(例:拡張Eコマース設定)」16%、「その他利用」4%となった。完璧に使えるという人は少ないが、スキルに合わせて各社が使いこなしている状況だ。



 「タグマネの実装時に困ることがあるか」を聞くと、「たまに困ることがある」61%が最多で、「常に困る」21%がそれに続く。「困らない」18%で、前問と合わせて考えると、タグマネを問題なく使いこなしているという層は2割程度と推察される。逆に残る8割はなんらかの課題を抱えていると言えそうだ。



困っている内容を具体的に聞くと、「計測確認」53%、「知識」34%、「JavaScript」9%、「コミュニケーション」4%に意見が集まった。



 この結果に対し小川氏は「常に意識して欲しいのは『より効率が良いデータ取得方法が無いか』を考えるということ」とコメントしている。また計測確認に関するアドバイスとして、以下の4点をあげている。

  • いっぺんに実装をしない。1種類ずつ確認をしていく。
  • タグマネのプレビューモードとブラウザの開発モードを両方使って検証を行う。それによって、原因が特定しやすくなる。
  • 計測ができない理由は「そもそも実装されていない」「実装されているが記述が間違っている」「変数の設定が間違っている」「トリガーの設定が間違っている」「タグの条件や書き方が間違っている」「アクセス解析側で設定がされていない」のいずれか。この順番で1つずつ検証する。
  • それでも分からない場合は、相談できる人・頼れる人を見つけておく。

さらに詳細な調査結果や分析、困ったときの対処方法、立場ごとに求められる知識などは、ウェブ解析士協会の公式サイト内で公開中。

調査概要

  • 【調査対象】事業会社、代理店・ベンダー、コンサルタントに属するアナリスト、エンジニア、マーケターなど
  • 【調査方法】Googleフォームを利用したアンケート調査
  • 【調査期間】2020年5月
  • 【有効回答数】176人(アナリスト43人、エンジニア16人、マーケター76人、営業・その他41人)
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