スマホ決済14サービス、利用経験トップは「PayPay」ながら継続利用は「d払い」【クレマイ調べ】

代表的なスマホ決済サービス14種について、「利用経験あり」と「現在もよく使う」を聞いた。

クラフツが運営する「クレジットカードマイスター」は、スマホ決済サービスの利用動向調査の結果を発表した。具体的なサービスとしては、以下14サービスを選択肢として調査を行っている(事前のテスト調査により認知度が高そうなもののみピックアップ)。有効回答は500件。なお男女比率は約3:7で女性が多く、回答者年齢は20代~40代が約95%を占めている。

 

スマホ決済を使わない理由は「種類が多すぎ」28.8%

まず「スマホ決済サービスの利用の有無」を聞くと397人(79.4%)とほぼ8割が「ある」と回答した。そこで「ない」と回答した103人(20.6%)にその理由を聞くと、「種類が多すぎてよく分からないから」28.8%が1位。以下、「セキュリティ面で不安」22.3%、「店舗によって使えるサービスが異なるので面倒」21.1%だった。また「スマホを所有していない」の回答は0%だった。

 

利用経験では「PayPay」「LINE Pay」、継続利用率では「d払い」

続いて14サービスについて、利用の有無を聞いた。「利用経験あり」「現在もよく使う」が多かったのは、ともに「PayPay」が1位(196人、148人)。それに僅差で「LINE Pay」(190人、124人)が続いている。すこし人数は少なくなるが、「楽天Pay」(121人、90人)、「d払い」(120人、98人)も存在感を示している。

「継続利用率」で見ると、「d払い」が81.7%でトップ(利用者1人のAlipayは除く)。以下「PayPay」75.6%、「LINE Pay」74.4%が続くが、4位に「au Pay」73.3%がランクインしてくる。キャリアと紐付いていることで、継続利用の意向が高まる傾向があると考えられる。

 
 

もっとも重視するのは「還元率の高さ」

そこで、スマホ決済を使う理由として「もっとも重視すること」「次に重視すること」を聞くと、「もっとも重視すること」ではポイントやキャッシュバックなどの「還元率の高さ」(合計297人)、次いで「使える店舗の多さ」(合計256人)だった。

 

なお「還元キャンペーンについて」の感想を聞くと、「キャンペーンはあまり気にせず、使いやすいサービスを使う」39.0%という人がもっとも多く、そこまで重視されていない模様だった。

 

調査概要

  • 【調査方法】インターネットによる匿名の定量調査(不特定多数が回答可能な方法による)
  • 【調査期間】2019年8月27日~29日
  • 【有効回答】500件(全員がスマートフォンを所有。回答者数:503名)
  • 【回答者の男女・年代比率】
 
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