QRコード決済、人気は「PayPay」「楽天Pay」「LINE Pay」の3強【クリエイティブサーベイ調べ】

日常に浸透するキャッシュレス決済。利用者はすでに8割を超え、毎日使いも当たり前に。

クリエイティブサーベイは、「キャッシュレス決済に関する調査」を実施した。全国10代~60代以上の男女1,184名から回答を得ている。

「キャッシュレス決済」を利用しているのは全体の82.6%

現状の決済方法としては、「現金決済」のほかに、カードを使う「クレジットカード決済(VISA、MasterCardなど)」「ICカード型の電子マネー(Suica、nanacoなど)」、スマートフォンを使う「NFC決済(Apple Pay、モバイルSuicaなど)」「QRコード決済」が想定される。現金決済以外で支払いをする「キャッシュレス決済」を、1つでも利用しているという層は、全体の82.6%だった。

 

キャッシュレス決済としては、クレジットカード決済や電子マネーが一般的で、「スマホ決済」(NFC決済/QR決済のいずれか)の利用者は14.6%に留まっている。なお調査対象者のスマホの所持率は83.7%だった。

 

「現金決済」以外が普及、日常使いにも浸透

次に、これら決済方法別に利用頻度を聞いた。「現金決済」の利用頻度については「ほぼ毎日」28.7%、「週5~6日」12.5%で、あわせても41.2%と半数に届いていない。現金決済以外の手段が普及していることがよくわかる。

 

なお、実際の変化について聞くと、キャッシュレス決済の利用により「現金の利用が減った」と回答した人は全体の37.5%、「以前と変わらない」は48.1%、「増えた」は14.4%だった。特に、スマホ決済の利用者は現金の利用が減ったと感じる人が52.0%と高かった。

 

その他、決済方法別の利用頻度を見ると、NFC決済が「ほぼ毎日」12.4%と、クレジットカード、ICカードに比べ高い数値を示している。これは通勤手段・日用品購入などのシーンに浸透しているためと思われる。最近話題となっているQRコード決済については、「ほぼ毎日」1%台と極めて低い。

過渡期のQRコード決済、現時点のトップは「PayPay」

具体的に利用している「QRコード決済」のサービス名を聞くと、現状では、100億円キャンペーンなどで注目を集めた「PayPay」が50.4%と最多。以下、「楽天Pay」48.7%、「LINE Pay」42.2%が続く。4位の「d払い」は18.7%とやや数値が下がり、現状トップ3の争いが激しい。なお、QRコード決済利用者の45.5%は複数サービスを利用しているとのこと。今後は単一利用に集約されていく過渡期と考えられる。

 

調査概要

  • 【調査対象】全国10代~60代以上の男女
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2019年1月31日~2019年2月1日
  • 【有効回答】1,184名
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