LINEが「LINE」の活用で始めるデジタルチラシサービス「LINEチラシ」の先行販売を開始

スマートフォンに最適化、興味・関心や生活エリアなどに合わせてパーソナライズして配信

LINEは、同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」を活用して10月から順次始めるデジタルチラシサービス「LINEチラシ」の先行販売を開始した、と9月11日発表した。スマートフォンに最適化したデジタルチラシとなり、ユーザーの興味・関心や生活エリア、タイミングに合わせてパーソナライズして配信する。

「LINEチラシ」イメージ

LINEチラシは「AD」「メディア」「メッセージ」の3種のフォーマットがある。ADフォーマットは市町村レベルでのエリアターゲティング配信が可能で、近況を友だちに伝える「LINEタイムライン」のユーザーを対象にする。メディアフォーマットは、ユーザーの属性や利用状況に応じ、それぞれに最適化した商品情報を配信する。

メディアフォーマットでは、おカネを管理する機能「LINEウォレット」などに近隣店舗の商品情報や、閲覧履歴・店舗登録・お気に入り商品登録などに基づくレコメンドを掲載する。メッセージフォーマットは、「LINE公式アカウント」を通じたプッシュ通知で商圏エリア内のロイヤル(愛着心が高い)顧客に向けて訴求が可能になる。

「LINEチラシ メディアフォーマット」掲載イメージ

新聞の発行部数が減少し、20代の購読率は約7%まで落ち込んだ。購読率が最も高い60代でも60%弱にとどまり、広告媒体として新聞折り込みチラシの力は弱まっている。LINEは、LINE上でのデジタルチラシの活用方法を検証。ダイエーと共同で位置情報を活用した店外集客施策の実証実験も行い、LINEチラシを始めることにした。

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