インターネット広告の表示(内容)タイプの1つ。
一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会(JIAA)では、ネイティブ広告を次のように定義している。
デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指す。
コンテンツエリアから外れた部分に掲載されることが多いバナー広告を、ユーザーは”広告”として無意識のうちに無視する傾向がある。
ネイティブ広告は、メディアやサービスのコンテンツエリア内で、通常のコンテンツと同様に表示することで、ユーザーに広告を見てもらうことを狙っている。
ただし、ネイティブ広告の定義として、上記JIAAの定義に加えて、さらに「その広告コンテンツに触れることで得られる体験が、そのサービス(メディア)の通常のコンテンツ(機能)から得られる体験と同様である」ことを条件とすることもある。
この定義では、表示スタイルだけがネイティブ広告的なものは、本質的にはネイティブ広告ではないと判断される。