[コラム] Web担のなかの人――編集部ブログ

Web担編集部がお届けする2024年の3大ニュース

Web担の「中の人」が選ぶ2024年の3大ニュースをご紹介!

Web担編集部の3人がそれぞれ選んだ3大ニュースを紹介します。「業界ニュース」「脱力ニュース」「個人ニュース」というざっくりなざっくりな分類で選んでいます。「あーそんなことあったなぁ」という感じで、2024年の振り返りにどうぞ。

編集長 四谷志穂がお届けする2024年の3大ニュース

●業界ニュース
2024年も引き続きAIフィーバー

ブームから定着にシフトした2024年のAI活用。私は毎日、ChatGPTとClaudeを使っていいます。先日、2時間分のセミナー記事化をAIに手伝ってもらいましたが、何も使わない場合だと約10時間はかかります。今回はAIを使ったおかげで、半分の約5時間で終わりました。本当に便利です。

その一方で、マーテク業界の進化が鈍ったな、とも感じています。各ツールのAI化は進んでいますし、企業努力も素晴らしいと思います。が、マーテク業界全体としては、「群雄割拠の時代」から「統一の時代」に入りつつあるのかな…と感じています。そんな中で、「Web担ができることは何か」改めて考えていきたいと思っています。

●脱力系ニュース
Googleとmixi2

昨今、プライバシー問題が叫ばれて久しいですが、GoogleのサードパーティCookie廃止を見送ったのは、今年最大の脱力系ニュースだったのではないでしょうか。また、12/16にリリースしたmixi2も脱力系ニュースに入れておきたいです。ほのぼのとした世界観がずっと続くといいな、という願いも込めて。

●個人的ニュース
パナソニック 高周波治療器 コリコランワイドが手放せない

使う前は、「肩が岩のように硬く触られるだけでも、痛たたたた…」となっていたんですが、使い始めて1週間くらいすると「あれ、(気のせいか)肩が柔らかいかも」という感じに。劇的な改善があるわけではないのですが、「肩こりが辛い…」と感じる回数は、確実に減っています。税込みで3.8万もするので気軽に買える代物ではないのがネックですね。

四谷 志穂
編集長 四谷志穂

最近、同世代の友人たちの、加齢による怪我をよく耳にします。私的には「継続してやる」が昔は苦手な方だと思っていたのですが、ゆる~くランニングは継続中ですし、ストレッチは習慣なので、昔取った杵柄でY字バランスはいまだにできます。もしや「継続するのが得意」と、自慢できるかもしれない!!笑 2025年もWeb担をどうぞよろしくお願いします。

編集部 磯谷智仁が選ぶ2024年の3大ニュース

●業界ニュース
生成AIを取り入れたサービスが続々登場

ニュース記事のネタをピックアップするときに気になったのが、生成AIを取り入れたサービスの種類の多さです。マーケティングや広告、データ分析、アクセス解析、デザインなどに関連するニュースを取り上げていますが、振り返ってみるとその多くが生成AIを活用していることを前面に出しており、業界的にその手のネタが毎月増えているような印象を受けました。

編集部でも生成AIを取り入れて編集業務を効率化していますが、マーケティング業務などにおいても、どのサービスやツールを活用すれば良いのか、といった解説記事も今後さらに充実させていければと思います。

●脱力系ニュース
インターネットの検 索結果にも変化が

最近、検索エンジンで調べ物をしていると検索結果上部に生成AIによる概要説明などが表示されるように なりました。一見便利に見えますが、間違った情報が表示されることもあり、結局は地道に 調べるのが安全で手っ取り早いと 思うことも。
例えば、一部界隈で話題のネタについて調べてみたら、参照できる関連情報が少なかったためか、SNSのとあるアカウントの投稿を拾って解説したと思われるケースが発見されて話題になったこともありました。頼るにはまだ精度的に厳 しいと感じます が、来年には驚く進化を遂げている可能性もあるので期待したいと思います。     

●個人的ニュース
INTERNET WatchからWeb担へ異動

今年の5月からWeb担編集者として稼働していますが、それまではコンシューマーメディアのINTERNET Watchという媒体に8年ほど所属していました。媒体主催のイベントなどは経験したこともなく、同じ会社でありながら媒体の運用方法もかなり異なるので転職したような気分です。

専門とするジャンルも対象読者も違うため、これまで培ってきたノウハウが通用しないケースに直面することも多いですが、編集者として新しいスキルを身に付けられる良い機会と考え、Web担当者のためになる情報発信に力を入れていきたいと思います。

四谷 志穂
磯谷智仁

今年は異動によって社内外で多くの人と関わる機会がありました。来年に実施するイベントなども企画中で、いそがしい日々が続きますが、2025年も引き続きよろしくお願いいたします。

編集部 今井扶美が選ぶ2024年の3大ニュース

●業界ニュース
生成AIが「実用化」に近づいている? 画像生成や音声認識も

2024年も進化が止まらない生成AI。画像生成なら「ChatGPT」、文書の作成なら「Claude」など、用途によってAIを使い分けるという人も増えているのではないでしょうか。かくいう私も、アイデア出しや要約など、利用頻度は格段に上がっています。出力の精度がイマイチで、業務で使うのは難しい……という時代から、誰もがAIを片手に仕事する時代へと変化しているのを感じますね。

一方で、生成AIは著作権やフェイクコンテンツの問題など、まだまだ多くの課題が残っています。AI学習に関する議論もよく目にするようになりました。AIが便利になればなるほど、人間にしか生み出せない価値とはなんなのか、考える必要があるのかもしれません。

●脱力系ニュース
X(旧Twitter)の仕様変更が多すぎる

私はX(旧Twitter)のヘビーユーザーなのですが、相次ぐ仕様変更に振り回され、もう何が何だかわからなくなっています。「相手にブロックされていても投稿を見ることができる」というブロック機能の変更を目にしたときは、それこそフェイクニュースかと思いました(笑)。

「Threads」や「Bluesky」、最近では「mixi2」なども出てきましたが、まだまだXの影響力が強い印象ですね。これからのSNSマーケティングがどうなっていくのか、引き続き情報を追っていきたいと思います。

●個人的ニュース
インプレスに入社し、正式にWeb担の一員に

今年を振り返ると、やはりインプレスに入社したことが一番大きかったです。大学3年生の頃からインターン生として働いており、ここ数年は外部編集として業務に携わっていましたが、ついに“中の人”になりました。

外からではわからなかったメンバーの皆さんの苦労を知れたり、編集者として私は何ができるだろう? と悩んだり……まだまだ未熟ではありますが、着実に一歩踏み出せたことを、まずは自分で褒めてあげたいなと思います。

四谷 志穂
今井扶美

2025年の抱負は「健康第一」「自分を大切に」「周りの人に感謝」です。10分くらい考えたのですが、大真面目な標語みたいなことしか思いつきませんでした……(泣)。でも突き詰めてみると、これが一番大事だと思います。来年もどうぞよろしくお願いします!

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