サイトで使っているCMSやアクセス解析が丸見えになる拡張機能Wappalyzerがスゴい!
今日は小ネタです。ブラウザでいま表示しているサイトのCMSやアクセス解析ツール、広告配信システム、さらにはJavaScriptライブラリやWebサーバー、OSまで表示してくれるブラウザの拡張機能(アドオン)「Wappalyzer」を紹介します。
Chromeの拡張機能とFirefoxのアドオンが提供されていて、どちらもサイトからボタン1つでブラウザにインストールできます。
インストールした状態でどこかのサイトに行くと、ブラウザのロケーションバーやボタンに、そのサイトで使っているCMSなどの情報を表示してくれるというもの。
全51カテゴリの情報を自動判別
どんなシステムを判断できるかはWappalyzerのサイトの「BROWSE」からいけるページに記載されていますが、非常にジャンルも対象も多いです。
- 広告ネットワークや広告配信システム(39種類)
- アクセス解析やテストツールなどの分析ツール(62種類)
- ブログツール(19種類)
- キャッシュ・リバースプロクシ(8種類)
- CAPTCHA(4種類)
- コンテンツ配信ネットワーク(8種類)
- CMS(164種類)
- コメントシステム(3種類)
- データベース(10種類)
- ECシステム(73種類)
- フォントスクリプト(7種類)
- JavaScriptフレームワーク(71種類)
- マーケティングオートメーション(8種類)
- OS(15種類)
- 開発言語(15種類)
- タグマネージャー(1種類)
- Webフレーム-ワーク(58種類)
- Webサーバー(104種類)
- Webサーバー拡張(13種類)
などなどなど、合計51カテゴリありますので、上記以外にもさまざまな情報を調べられます。
同様のツールで「Ghostery(Firefox用・Chrome用)」を使っている方も多いかと思いますが、Wappalyzerのほうが幅広い情報を調べられますね。
どのツールがよく使われているの? 統計データも表示
Wappalyzerサイトには、このツールで取得したデータから、各カテゴリでどのシステムがよく使われているかの情報も掲載されています。
たとえばCMSだとこんな感じですね。
分析ツール(アクセス解析やテストなど)のマーケットシェア情報はこんな感じ。
Webサーバーのマーケットシェア情報はこんな感じですね。
まぁ、これは「Wappalyzerをインストールしている人が訪問しているサイト」でのデータなので、世の中一般の統計データとは少し違いますが、けっこう現実に近いんじゃないかという感想です。
どうです? Wappalyzer、便利だと思いませんか?
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