衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

Googleアナリティクスの導入から、運用、活用まで、正式なサポートがない初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

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プロファイルに基本的なフィルタをかける[第6回]

自社社員のアクセスを除外したい場合などに利用する「フィルタ」の設定方法を解説する。

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今回は、新規に作成したプロファイルに「フィルタ」をかける設定をしてみよう。フィルタとは、該当のプロファイルの元データを、集計する前にあらかじめ加工処理しておくための設定だ。自社社員のアクセスを集計データから除外したい場合などに利用できる。

まずは、第2回2ページ目の操作手順に従って、「プロファイルA」を開こう。

※読者の環境では別のプロファイル名かもしれないので、自分が作ったプロファイルを選ぼう。大元のデータを使うプロファイルではなく、データを加工して使うために作成した新しいプロファイルを開くこと(詳細は第2回を参照)。

フィルタの設定画面を開く

メニュータブの右から2つ目の「フィルタ」(図1赤枠部分)をクリックすると、フィルタの設定画面が表示される(図1)。

図1:プロファイルのフィルタタブを選択した画面
図1:プロファイルの「フィルタ」タブを選択した画面

当たり前だが、最初はフィルタには何も設定されていない。新しくフィルタを設定するには、「+新しいフィルタ」(図1青枠部分)をクリックする。そうすると、「プロファイルにフィルタを追加」という画面が表示される(図2)。

図2:「プロファイルにフィルタを追加」画面
図2:「プロファイルにフィルタを追加」画面

一般的によく使われるフィルタが「既定のフィルタ」(図2赤枠部分)として登録されている。既定のフィルタには、

  • ドメインからのトラフィック
  • IPアドレスからのトラフィック
  • サブディレクトリへのトラフィック

の3種類がある。フィルタを一から自分で設定することもできるが(カスタムフィルタ)、初級者はまず、この既定のフィルタをいくつか試してみるところから始めることをお勧めしたい。順番に説明していこう。

筆者の『ユニバーサルアナリティクス版Googleアナリティクス完全マニュアル(PDF)』が発行されました。

筆者が講義を行うGoogle アナリティクス徹底講座も、定期的に開催しています。 → Google アナリティクス ゼミナール

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