質の高いコンテンツとサービスを提供する
質の高いコンテンツとサービスを提供する
このガイドで紹介するどんなことよりも、ユーザーにとって魅力的で有益なコンテンツを作ることがサイトへ大きく影響するでしょう。ユーザーはコンテンツの良し悪しを理解し、良いコンテンツに出会うと周りに紹介してくれるものです。掲示板やブログに書いたり、SNS やメールなどを利用することが考えられます。これらの自然発生的な紹介や口コミこそがユーザーと Google の双方においてサイトの評価を高める要素であり、これは質の高いコンテンツがなくては起こりえません。
コンテンツ作成に関して、どのようなトピックのサイトにも当てはまるポイントを紹介します。
良いコンテンツの作り方
読みやすい文章を書く ―― よくまとめられた、読みやすい文章がユーザーに好まれます。
注意点- 文法の間違いや変換ミスなどの多い、雑な文章を書かない
- テキストを画像に埋め込むのは控える (コピー&ペーストしたいユーザーがいるかもしれませんし、検索エンジンはそういったテキストを認識できません)
それぞれのトピックに関した秩序立った構成にする ―― ひとつのコンテンツがどこまでで、また、どこからが別のトピックなのか、ユーザーがわかりやすいようにコンテンツを整理しておきましょう。コンテンツが適切に分類されていると、ユーザーは求めるコンテンツにすばやくたどり着けます。
注意点- さまざまな内容に関する大量の文章を、段落分けや項目立て、レイアウトの調整を行わずに 1 ページにまとめてしまわない
関連性のある言葉を使う ―― ユーザーがあなたのコンテンツを見つけるのに使うであろう単語を考えてみてください。あるトピックに精通したユーザーは、その内容をまだ良く知らないユーザーとは異なるキーワードを検索クエリとして使うかもしれません。たとえば、野球ファン歴の長い人はナショナルリーグ優勝決定リシリーズ (National League Championship Series) の頭文字「nlcs」を使って検索するかもしれませんが、一方で野球を見始めたばかりの人は「野球 プレーオフ」のような、より一般的な検索クエリを使うかもしれません。検索行動におけるこのような多様性を想定しながらコンテンツを作成する (キーワードを効果的に織り交ぜた文章を使う) と、良い結果が得られるでしょう。Google AdWords では、キーワードの幅を広げ、各キーワードに対するおおよその検索量を把握するのに便利な キーワード ツール を提供しています。Google ウェブマスター ツールにおいても、検索結果にサイトが表示されたときの 上位の検索クエリ や、ユーザーをサイトへ導いた検索クエリについてご確認いただくことができます。
独自で新鮮なコンテンツを作る ―― 新しいコンテンツは既存のユーザーにサイトを再訪問し続けてもらうだけでなく、新しいユーザーの獲得にもつながります。
注意点- 既存コンテンツの焼きまわしやコピーなどをして、ユーザーにとってほとんど価値がないコンテンツは作らない
- サイト内でコンテンツの重複、重複に近いバージョンを作らない (重複コンテンツの詳細はこちら)
※ また、先日ウェブマスター セントラル ブログでお知らせした 重複コンテンツに対する rel="canonical" の利用 (英語)についてもご覧ください。
他にはないコンテンツやサービスを提供する ―― 他のサイトでは提供されていない、新しくて便利なサービスを作ることを心がけてください。独自の調査に基づいた記事を掲載したり、おもしろいニュースをスクープしたり、または、口コミを活用したりするのも良いでしょう。このように、他のサイトにはない情報源や専門知識を活用することがポイントです。
コンテンツは検索エンジン向けではなく、ユーザー向けに作成する ―― ユーザーのニーズに応えられるようにサイトをデザインしつつ、検索エンジンにとってもアクセスしやすい構造にすると良いでしょう。
注意点- ユーザーには迷惑で無意味なキーワードを、検索エンジンのためだけに大量に詰め込まない
- 「よくある打ち間違い」などとして、ユーザーにとって価値のないキーワードを羅列しない
- 検索エンジンには見えるが、ユーザーからは見えない 隠しテキスト を使用しない
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