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海外向けSEO戦略(国際化SEO)に関してよくある質問

海外向けWebサイトのSEOに関して出てくる問題はFAQ化できるものがかなり多い
Distilled
SEOmozは英国Distilled社と提携し、検索エンジン市場のニュースと情報を提供している。この記事はDistilled.co.ukに勤務する協力者から提供されたもので、内容はすべて筆者自身の見解であり、SEOmozの見解を反映しているとは限らない。

先日SEOmozのQ&Aに答えているときにふと思ったんだが、出されている質問の多くは基本的に同じで、形を変えて何度も繰り返されているだけなんじゃないだろうか。僕らはそうした質問に答える際、同じ回答を何度も再利用することになる。そんなわけで、これまで回答してきたQ&Aの中から、特に参考になるものを選んでFAQを作ったらいいんじゃないか、と考えたんだ。

こういう形式の記事が多くの人に興味を持ってもらえたら、簡単にシリーズ化できる。だがまずは、

  • 位置情報
  • 国際化
  • 外国語

に関する質問に絞って見ていこう。これらの話題に関する質問の99%は以下に示す情報で解決できると思う。それでも解決しない残り1%の疑問は、SEOmozのQ&Aページで知らせてもらえるとうれしい。

注:僕がリンクしたQ&Aページの回答は、PROメンバーしか閲覧できない。けれど、それ以外の人にも役に立つよう、重要なところを抜粋して今回の記事にまとめた。

基本

Q&Aに行く前に、この話題に関する優れた記事へのリンクを貼っておこう。どうせ位置情報や国際化を話題にすると、ほぼ例外なくこれらの記事にリンクを張ることになるんだ。

トップレベルドメイン(TLD)/サブドメイン/サブフォルダに関する質問への回答

この質問は何よりも多く目にするものだ。「www.domain.com/uk」「www.domain.co.uk」「uk.domain.com」のどれがいいかという質問は、絶えることがない

答えは「場合による」だ。だからこそ質問が絶えないんだけどね。では、どんな場合にどれが適しているか? 次の3つのQ&Aを読めば十分な回答が得られる。

複数の地域/言語にまたがるサイトに関し、僕が得た経験則は次の通りだ。

  • その国の現地スタッフやそこの言語でサイトのコンテンツを書ける人材が確保できるか、あるいは投資に見合うだけのビジネスが見込める場合は、当該国の国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)を使ってターゲティングする(たとえば、フランスをターゲットにするには、「domain.fr」というドメイン名を使い、フランス語で書かれたWebサイトをフランス国内でホスティングする)。

  • 前項が当てはまらない場合(非英語圏はどこも、費用対効果の点で引っかかりやすい)、「.com」の下にその国用のサブフォルダを作って、そのフォルダ内のコンテンツだけそこの言語で書く(たとえば、ポルトガルなら「domain.com/pt」にポルトガル語のコンテンツを置く)。グーグルのWebmaster Centralで、試しに地域のターゲットを指定してそのサブフォルダを登録してみよう。たぶん僕だったら、そのコンテンツを英国内でホスティングする。英語のコンテンツは英国をターゲットをにしたいからね。トップページを除いて、英語のコンテンツは「/en」か「/uk」というサブフォルダに置こう。フォルダ名をどっちにするかは好みの問題だ。

複数の言語にまたがる国際的SEO戦略を立てるときに考えるべきこと(閲覧にはログインが必要)

基本的には、コンテンツに対してたくさんのリンクと注目を自然に稼げる有名ブランドなら、国ごとにTLDを取るべきだと思う。小さなブランドで、別々のドメイン名では高い検索順位を得るのに必要なリンクを質、量ともに稼げそうにないなら、ドメイン名は1つだけにして、ターゲットとする地域ごとにサブフォルダを作ろう。

サブディレクトリかccTLDか?(閲覧にはログインが必要)

僕なら、北米向けのサイトを英国でホスティングする場合に「.com」ドメイン名は使わない。検索エンジンを混乱させる恐れがあるからだ。

ウェブホスティングサービスに関する地理的考察(閲覧にはログインが必要)

大企業でなく中小企業なら、答えは変わる場合がある。小規模事業を対象としたこの質問(閲覧にはログインが必要)をチェックしてほしい。

このセクションの締めくくりに、ジェーンが具体的な質問にいくつか答えている(閲覧にはログインが必要)から、それを紹介しておこう。

国際的なリンクビルディング

もちろん、検索順位を決定する重要な要素の1つは、適切な地域から張られたリンクだ。では、国際的なリンクビルディングを開始するにはどうすればいいのだろうか?

僕が思うに、ドメイン名を指定した検索を利用するのが多分優れた方法だろう。実例を示そう。

自分なりのトピック/キーワード(広い視野で考えること)をこのタイプの検索に付け加えると、君のサイトを登録するのに適したディレクトリが見つかるだろう。

国際的なリンクビルディングのヒント(閲覧にはログインが必要)

位置情報/IPアドレスを利用したリダイレクト(またの名をクローキング)

この問題については、よく質問が出るというほどではないものの、多くの人が苦労しているようだ(避けるべき落とし穴がいくつかあるからだろう!)。残念ながらこれらの質問の大半は非公開設定のため、ここで公開することはできない。でも、この件について話すときにほぼいつもリンクするソースがあるので、以下の過去記事を読んでから条件付きのリダイレクトを検討してほしい(すべて日本語記事)。

その他の興味深い質問

ここに集めたのはカテゴリ分けが難しい質問で、誰にでも当てはまるわけではないにせよ、有用で読む価値があるものだ。

いちばん良い方法は、body要素内の本文やtitile要素でアクセント記号を使うことだと思う(僕なら文字参照の「é」を使う。文字エンコーディングやブラウザが何であれ、ちゃんと表示されるからだ)。ただしURLには、ユーザー側の事情を考えてアクセント記号は使わず、「www.domain.com/cinema」とするだろう。URLにアクセント付きの文字を使うと、ブラウザのアドレスバーでは符号化されて表示されるから、ユーザーが読めなくなってしまう。

外国の文字を扱う方法(閲覧にはログインが必要)

(グーグル検索で)検索クエリの最後に「&gl=uk」を付けると、その国の国内から検索したのと同じ結果が得られる(これは英国の場合で、ニュージーランドなら「nz」)。例として、グーグルで「athletics」という言葉を検索した場合の、通常の検索結果オーストラリアでの検索結果の違いを見てよう。

別の国からグーグルを見る(閲覧にはログインが必要)

僕がこれらの言語の市場を狙うなら、英語のスペリングよりもその言語のスペリングでURLを作るだろう。どちらでも、国際的なランキングに大きく影響することはないだろうけど、それでも僕ならその言語に合わせる。

各国における検索での言語使用とスペリング(閲覧にはログインが必要)

しかし、ちょっと調べてみたところでは、「google.ae」(.aeはアラブ首長国連邦の拡張子)で英語のクエリを実行すると、必ず英語のサイトが返ってくる。その大部分は「.com」ドメイン名だけど(「.com」が大勢を占めているから)、「.co.uk」や「.com.au」などのサイトもランク入りしている。これを見て思うに、英語の語句で「google.ae」の検索上位に入るには、英語である限りどのTLDでもかまわないのだろう。

「.me」のccTLDで中東に地域ターゲティングする(閲覧にはログインが必要)

これで全部だ、諸君! この記事がみんなの役に立ちますように。地域ターゲティングと国際化の問題で疑問があれば、まずは今回紹介したリンクをチェックしよう!

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