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続編:専門家の僕が答えられないさらに8つのSEOの疑問

2年ほど前に、僕にも答えられないSEOの疑問をいくつか記事に書いたことがある。今回はその続編だ。
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イメージ画像:SEOmoz「僕を悩ませるSEOに関する8つの疑問」

2年ほど前になるけれど、僕にも答えられないSEOに関する疑問をいくつか記事に書いたことがある。今回もまた、僕の頭を同じように悩ませている難問をいくつか披露しようと思う。

  1. QDDによって否定的な話題の検索順位が上がる?

    グーグルの「多様性」アルゴリズム「QDD」(Quality Deserves Diversity:話題の多様性優先の検索)は、検索結果の1ページ目にできるだけ多様な種類のコンテンツを表示するためのものだが、否定的な内容のコンテンツの検索順位を押し上げていて、だから会社やブランド、個人をけなせば順位を上げやすくなるのではないかといううわさがSEO業界内部で囁かれている。

  2. 302ハイジャック再び?

    2005~2007年ごろにかけて、グーグルが本来表示すべきページではなく、302リダイレクトで別のURLに転送されるページを表示することに対して批判が飛び交っていた。狡猾なスパマーが302リダイレクトを悪用していて、検索結果に表示されたサイトをクリックしたときに、そのトラフィックを横取りできたからだ。2008年になってこの話題は鳴りを潜めていたが、最近になって、また火の手が上がっているようだ。何があったのだろう? グーグルはミスを犯したのだろうか? それとも従来の防衛策を何らかの手でかいくぐる新しい、より狡猾な手口が出てきたのだろうか?

  3. 検索エンジンはURL短縮サービスを利用している?

    最近、いくつか証拠が出てきているのだが、検索エンジンが新しいサイトを見つけ出すために、TinyURLやIs.gdをはじめとするURL短縮サービス経由のURLを利用していて(Zi.maがやっているほどきちんと301リダイレクトしていなくても)、しかもそこを通じてリンクジュースも受け渡しているらしい。誰か実際にこのことを体験したり、テストしたり、あるいは、何らかの形で証左となる検索結果を見たりしたことのある人はいるかい?

  4. グーグルのペナルティをチェックできる? サブドメイン「hyves」の謎

    ウェブ上にあるどんなドメイン名でも、先頭に「hyves」という単語をくっつけたサブドメイン名でアクセスしたときに表示されるツールバーページランクを見ると、そのドメイン名がリンク売買によるペナルティを受けているかどうかがわかるというニュースを、マルクス・タンドラー氏がリークした(※Web担編注:日本語解説記事)。これについては疑問が山のようにある。誰がリークしたんだろう? グーグル内部の人間に違いない。だって、内部の情報源からもれた話を聞かなければ、当てずっぽうに調べて見つけることなんかできる情報じゃない。なぜグーグルはこんなものを作ったんだ? なぜ使える状態のまま放置しているのか? そもそも、なぜ誰でもアクセスできる状態にしてあるのか? 検索の品質を担当するエンジニアなら誰でも、コンソールにアクセスしてドメイン名に関する内部データを引き出せるだろうから、それで簡単に用は足りるはずだ……わけがわからない。

  5. どの検索エンジンも、1ページあたり100件以上のリンクを常に追跡する?

    僕らはとてもオーソリティの高い強力なドメイン名を手がけることが多いので、これはリンクの豊富な環境にいることからくる偶然に過ぎないのかどうか考えているのだが、グーグル、ヤフー、MSN(Live Search)が、いつも1ページあたり380件を超えるリンクを追跡して、全部インデックス化しているのを僕らは確認している。これは大規模サイトに限られる現象なのか、それとも小さなサイトや新しいサイトでも同じ現象が見られるのか? テスト用のドメイン名を持っている人もこういう現象を目にしているだろうか?

  6. 「.info」「.cc」「.biz」などのトップレベルドメイン名(TLD)では検索順位を上げるのが難しいというのは本当か?

    この3つのTLDは、いくつかのccTDL(国別コードトップレベルドメイン名)とともに、使用すると信頼性の評価が下がったり、除外/価値の低下/ペナルティのフラグが立つ確率が高くなったりするかもしれないということを、いくつかの情報源から聞いたことがある。僕はまだどちらか判断できるほどこうしたドメイン名のテストを十分にやっていない。もちろん、長期的なWebマーケティング戦略で大きなウェイトを占めるブランド構築にとって、これは好ましくないことだとは思うけれど、論点はそこではない。

  7. グーグルはリンク購入を探るスパイを雇っている?

    僕は2つの違う会社から、そのうちの1つは業界でも有名な会社だが、クライアントが全部グーグルから手作業によるペナルティを受け、リンクの購入元もすごく正確に突き止められて、まるで社内の誰かがデータを流出させたかのようだったという話を聞いたことがある。基本的にこういうことは僕には信じ難い。というのもグーグルは非常にスケーラブルなやり方で物事を進めるのが好きだし、リンク購入を探るためにスパイを雇うというのは、僕の見るところとてもROI(費用対効果)が低いうえ、ひどく手間のかかるやり方だからだ。この件に関して、何らかの結論に結びつくようなことを、何かを見たり聞いたりしたことがある人はいるかな? グーグルは品質ガイドラインに違反している企業を見つけるために、本当に企業スパイを使っているのだろうか?

  8. アンカーテキストの価値は品質の恐ろしく低いリンクを通じても引き渡される?

    最近、僕の友人がある仮説を立てた。「スパム的で質の低いドメイン名やページからのリンクの場合、リンクジュースは低く評価されるかあるいは完全に無視されるのだが、アンカーテキストの価値は引き渡されるのではないか」というんだ。この仮説が正しいとすれば、やり手のSEO業者が、質の悪いディレクトリやPageRankなどないに等しい古いサイト、誰でも書き込めるスパムだらけのコメント欄から、大量の低品質なリンクを購入したり獲得したりしている理由の説明にはなる。この仮説には真実が含まれているのだろうか? 検索エンジンがリンクジュースのようなクエリに依存しない評価指標は下げるのに、リンクを通じてアンカーテキストの価値を引き渡し続ける理由が何かあるのだろうか?

君たちが僕よりたくさんの答(そして証拠)をつかんでいることを願っているよ。

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