Dropboxの便利機能その3リビジョン管理上書きしちゃったファイルを前の状態に戻したい!
Dropboxの便利機能その3
リビジョン管理
上書きしちゃったファイルを前の状態に戻したい!
Dropboxは、ファイルに変更が加わるたびに(具体的にはMy Dropbox内のファイルが新たに保存されるたびに)、その状態(正確には差分情報)を逐一保存しており、ファイルをいつでも任意の日時の状態に戻すことが可能になっている。
リビジョン管理と呼ばれるこの機能を使えば、手を加えすぎてわけがわからなくなってしまった企画書を3日前のシンプルな状態にリセットすることもできるのだ。
保存できる最大リビジョン数は明示されていないが、ほぼ無制限だと思われる(筆者は100版まで保存されることを確認している)。
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Webインターフェイスでファイル名の右側をクリックして表示されるメニューから「Revision」をクリックする。
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エクスプローラーでファイルを右クリックすると表示されるコンテキストメニューから「Dropbox>Revision」を選んでもいい。
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ファイルのリビジョン管理画面が表示される。それぞれのバージョン名(ver.3など)をクリックすると、その時点の内容が表示され、「Restore」をクリックするとファイルがそのバージョンに戻る。
Dropboxの便利機能その4
パブリックフォルダ
メールでは添付できない大きなファイルをほかの人に送りたい!
Dropboxには特殊な機能を持ったフォルダが3つある。その1つが「パブリックフォルダ」だ。
通常のファイルやフォルダは利用しているユーザー以外はアクセスすることができないようになっているのだが、パブリックフォルダ内のファイルだけは例外的に他のユーザーもアクセスが許されている。
と言っても、他のユーザーがパブリックフォルダに直接アクセスできるわけではない。パブリックURLと呼ばれる、個々のファイルに割り当てられる専用のURLを使ってアクセスすることになる。
たとえば、作成した見積もりを上司に確認してもらいたい場合、見積もりを保存したファイルのパブリックURLを取得し、メールやIMを使ってURLを上司に伝えるだけでファイルを共有できるようになるのだ。
もちろんテキストだけではなく、画像や音声、動画、圧縮アーカイブなど、どんなファイル形式でも共有できるので、ファイルの受け渡しや、いわゆるアップローダーのような使い方も可能だ。
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「Public」フォルダは「My Dropbox」フォルダの中に最初から用意されている。
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「Public」フォルダに保存したファイルを右クリックし、「Copy Public Link」を選ぶと、パブリックURLがクリップボードにコピーされる。
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Webインターフェイスからも同様にパブリックURLを取得できる。
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パブリックURLをメールで送ると、メールを受け取った人がそのリンクをクリックすることで、そのファイルを閲覧したりダウンロードしたりできるようになる(相手がDropboxに登録していなくてもOK)。
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ブログなどでimgタグを使って画像のパブリックURLを埋め込むことにより、パブリックフォルダに保存した画像を掲載することもできる(imgタグの使用を許可しているブログサービスに限る)。
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投稿されたブログ記事。この画像はDropboxのサーバーにあるものが表示されている。
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