ついつい他人に教えたくなるWebワーカー向け便利サービス【特別版】
情報発信に効果的なRSS配信&管理ツール
「gooフィードメーカー(β版)」
田口 和裕(フリーライター)
少し前まではRSSリーダー利用者しか購読できなかったRSSフィード(RSS形式のデータ)によるサイトの更新情報だが、最近はブラウザや「Googleパーソナライズドホーム」などのウェブサービスでも利用されるようになっている。実際に、「RSSフィードがないサイトはいちいちチェックする気にならない」というユーザーも出てきている。ここでは、第3回 Webワーカー向け便利サービスの特別版として、第3回の記事では紹介しきれなかった、RSSフィードを使いこなすための注目サービスを紹介する。
範囲を指定して自由にRSSフィードを作成
gooフィードメーカー(β版)
登録利用者が100万人を超える「gooRSSリーダー」を提供するNTTレゾナントが新たにサービスを開始した「gooフィードメーカー」は、いくつかの目新しい機能を提供している。
ブログなどのCMSツールを使って作成されていないウェブサイトからRSSフィードを作成する機能は類似サービスと同様だが、このサービスでは実際に管理画面で対象のサイトを表示し、マウスで範囲を指定することによって、RSSフィードを作成する範囲を簡単に指定できる。この機能によって、サイト全体ではなく「新着情報」や「プレスリリース」など注目してほしい部分だけを含むフィードを作成できるのが大きなメリットだ。
また、作成したRSSフィードに加えて、フィード内の記事に関連したブログの記事や、Q&Aサイト「教えて!goo」の質問などをまとめたリパックページと呼ばれるページを作成する機能も特徴的だ。この機能を使うと、自社提供の記事とCGM(Consumer Generated Media)コンテンツをまとめて提供できる「クチコミサイト」を作成することが可能になるのだ。
さらに、月額200円の有料サービス「gooフィードメーカーアドバンス」では、作成できるRSSフィードとリパックページの数が無料版の3つから30に増えるだけではなく、RSSフィードのアクセス数を知ることができるアクセス解析機能も提供される。また、RSSフィードの更新間隔も「7日」から最短「30分」まで変更できるので更新頻度の高いサイトにも対応可能だ。
「リパックページ」を作成してCGMを自社サイトに取り込もう
本記事は、第3回「Webワーカー向け便利サービス」掲載後にリリースされた「gooフィードメーカー」に注目して紹介したものです。
そのほかのRSS配信・管理ツールについては、第3回:情報発信に効果的なRSS配信&管理ツールの記事をご参照ください。
ソーシャルもやってます!