Web担の運営会社は、2008年7月1日からインプレスビジネスメディアに社名を変更しました(以前の社名「インプレスR&D」は、会社分割して新設された会社が承継しています)。
しかし、社名変更で大勢の名刺を作り替える際に、うっかりしたことにサイト名やURLが名刺から抜けてしまいました。
Web担編集部で編集者として積極的に外に出て名刺交換をするのは、私も含めて3人。インプレスビジネスメディアの名刺は3色印刷なので少し値段が高く、3人分600枚の名刺を刷り直すと結構なコストがかかってしまいます。
よくカタログの修正で使うようなシールで解決できないかと思ったのですが、最低数量が大きかったり、少数量で大丈夫な場合でも数百枚分となるとコストが高かったり。
オリジナルのゴム印を作るのはどうかと思って調べたところ、
- インク内臓式スタンプ(シャチハタ風)
- イラストレータで作った原稿で入稿可
- 発注した翌営業日にスタンプが届く
- 予備インク付き
- 13mm×54mmサイズ
という条件で、スタンプ2,600円、送料500円の合計3,100円で作れることが判明。即決で発注しました。
編集部が利用したのは、ヴィクトリースタンプサービスさんです。
イラストレータで名刺の他の文字と書体を合わせて、サイト名とキャッチとURLを入れたデータを作成して金曜日に発注すると、週明けにはスタンプが届いていました。
最初はインクのなじみが気になりましたが、テストで押しているうちに徐々になじんできたので、名刺へのスタンプを開始。
私は手持ちの名刺が160枚ほどあったのですが、広い机で並べて乾かしながらで15分ほどでスタンプ完了しました。
何枚か失敗した分はにじんだり、かすれたりしていますが、書体を合わせているので意外となじんでいるようで、スタンプした名刺をお渡しした方は「これスタンプなんですよ」と言うまで気付かない場合も。
名刺でのウェブサイトのアピールは、Web担当者にとって忘れてはいけないアクションの1つ。
そもそも、名刺は初対面の人に渡すもの。となると、その相手は自分の運営しているウェブサイトのことを知らない可能性が高いものです。私もメディアの人間として多くの方の名刺をいただきますが、オフィスに戻って名刺の整理をしているときに、「この人どんな人だったかな」とサイトを訪れて確認してみたり、書かれているキャッチにひかれてサイトを訪問してみたりするものです。
モバイル系のサービスを運営されている方はQRコードを入れていたり、そもそもURLではなく「○○で検索」と書いていたり、複数のサービスを持っている方は名刺の裏面にロゴ+キャッチ+URLを並べていたりと、みなさんいろいろな工夫をされていますね。
今回、うっかりのミスからスタンプを作りましたが、これなら新たに立ち上げたサービスの情報を名刺に追加するのも簡単なので、うまく使っていこうと思っています。
あなたは名刺でどんな風にサイトをアピールしていますか? 良いアイデアがあれば、ぜひ教えてください。
この記事は、メールマガジン「Web担ウィークリー」やINTERNET Watchの「週刊 Web担当者フォーラム通信」に掲載されたコラムをWeb担サイト上に再掲したものです。
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