ウェブ電話のすべて――ネットマーケティング最前線

なぜ、ウェブマーケティングに電話が必要なのか?――ウェブ電話の活用

[特集]ウェブ電話のすべて――ネットマーケティング最前線

ウェブ電話のすべて――ネットマーケティング最前線

“よし、買おう”への最後のひと押し!
SEO/SEM/LPOでは勝負がつかない! ネット営業の最終兵器「ウェブ電話」を活用しよう

インターネット全盛の時代になぜ電話なのか? どう活用すればいいのか? 前回に引き続き、ウェブ電話の提供元である株式会社リンクの眞神克二氏に、その特徴を説明してもらおう。

サービスの特長(事業者側のメリット)

  1. 導入が簡単

    事業者側が使用する電話機は、既存の電話でも携帯電話でも構わない(利用開始後の変更も自由)。既存の環境を変えることなく導入することができるため、申し込み当日から利用することも可能だ。

  2. 電話問い合わせを積極受付

    成約に至るまでに細かいやり取りが欠かせない旅行会社・保険会社・不動産会社・引越しサービスや結婚式場のサイトなど、サイト内にウェブ電話ボタンを設置することでスムーズに電話での問い合わせに誘導することができる。

  3. コールバック予約機能で問い合わせを逃さない

    深夜など、営業時間外にサイトを見ている利用者からの問い合わせもコールバック予約機能で24時間受け付け。今まで取りこぼしていた問い合わせが受けられるメリットは大きい。

  4. 直通電話で取り次ぎ不要

    電話番号ごとに直通電話番号を設定することができるため、音声ナビゲーションを利用せずに、担当部署を直接呼び出すことが可能だ。つまり、あのやたらに長い音声ナビゲーションや取り次ぎ業務が不要になるだけではなく、電話がかかってきた時点で問い合わせ内容をある程度把握することもできてしまうのだ。

  5. IP電話料金でコスト削減、専用端末でさらに削減

    ウェブ電話の通話料は全国一律のIP電話料金が適用されるため、事業者側の費用負担はフリーダイヤルに比べて軽くなる。さらに、専用端末を使うことで利用者・事業者両方に通話料がかからない完全無料通話も実現する。

  6. 音声ナビゲーション・留守番電話・転送機能が標準で利用可能

    ウェブ電話なら、今まで高価なオプションサービスとして提供されることが多かった音声ナビゲーション機能をはじめ、定時応答や留守番電話、転送機能、ブラウザでの通話履歴の閲覧など、どれも標準で使えてしまうのだ。

問い合わせ通話の完全無料化

通話料金着信者払いサービスの導入は、利用者の利便性が上がる反面、事業者側が負担する通話料が通常よりも割高なため、事業者にとってはちょっとした諸刃の剣にもなるだろう。携帯電話からの通話も無料にせざるを得ない今の時代はなおさらだ。ウェブ電話では、利用者側の通話料負担がないのは言うまでもないが、事業者側が専用端末を使うことで事業者側も通話料がかからない完全無料通話も実現することができる。大きく分けて3つの通話方法があることは前述のとおりだが、ここではコールバックとダイレクトコール機能の通話料について解説する。

コールバック(リクエスト・予約)機能の通話料

コールバック機能で利用者も事業者も固定電話や携帯電話などの一般電話回線を使用しているとき、事業者側は、サーバから利用者と、サーバから事業者までの両方のウェブ電話通話料を負担することになるのだが、ウェブ電話の通話料は全国一律なので、長距離になればなるほど割安感が増す。フリーダイヤルの場合、横浜に住んでいる利用者から東京のオフィスに問い合わせがあった場合、事業者側の通話料負担は、約30円〜40円(3分)だが、ウェブ電話を使った場合は、18.9円。約半分の料金で通話ができるのだ(図1)。

図1 コールバック機能(リクエスト・予約)の通話料(1)
図1 コールバック機能(リクエスト・予約)の通話料(1)

事業者側が専用端末を使った場合は、さらに安くなる。専用端末とサーバ間の通信は、インターネット回線を利用したものになるため、通話料がかからない。この場合、フリーダイヤルが30円〜40円(3分)なのに対し、ウェブ電話はサーバから利用者の 9.45円の負担だけで通話が可能なのだ(図2)。

図2 コールバック機能(リクエスト・予約)の通話料(2)
図2 コールバック機能(リクエスト・予約)の通話料(2)

ダイレクトコール機能の通話料

イヤホンマイクやヘッドセットを持っている利用者がダイレクトコールを使った場合、利用者からサーバまでの通話は、インターネット回線を使った無料通話になるため、利用者が国内外のどこからかけてきても、事業者側の負担は、サーバから事業者へのウェブ電話料金 9.45円のみ(図3)。

図3 ダイレクトコール機能の通話料(1)
図3 ダイレクトコール機能の通話料(1)

さらにダイレクトコールの場合、事業者が専用端末を使っていると、サーバから専用端末までの通話も無料なので、事業者が負担する通話料は0円!。この方法の場合、なんと問い合わせ電話の完全無料化が実現してしまうのだ(図4)。

図4 ダイレクトコール機能の通話料(2)
図4 ダイレクトコール機能の通話料(2)

ウェブ電話の豊富な機能拡張性

ウェブ電話は、その名の通りウェブと電話の統合ツールとして、ホームページやウェブシステムとの親和性が非常に高いツールだ。デザインやレイアウトを変更したり、既存のウェブシステムにコールバックやダイレクトコールを組み込んだりすることが非常に簡単に実現するしくみで構成されている。

柔軟なデザインカスタマイズ

ウェブ電話のシステムは全てHTMLレベルで提供されており、難しいシステム開発の必要なしに、導入事業者側でデザイン・レイアウトを自由に変更することができる。また、システムへの組み込みも同様にHTMLレベルで柔軟に対応可能だ。

電話と他システムを連携するウェブID

ウェブ電話では、通話にウェブIDという自由な識別コードを付与することができ、管理者画面からウェブID毎の通話履歴を参照、CSV形式でダウンロードも可能だ。ウェブIDはウェブシステム側から自由に付与できるので、例えば顧客IDを通話と紐付けたり、問い合わせ番号と実際の通話記録を紐付けることもでき、問い合わせの履歴管理として利用することが可能である(表1)。

表1 ウェブIDの利用例
サイトウェブIDの利用方法
ショッピングサイト会員番号
サービスサイトお問い合わせ番号
旅行代理店サイトチケットコード
アフィリエイトシステムアフィリエイトID

ウェブ電話はこのウェブIDのしくみを備えていることによって、オリジナリティのある通話課金型アフィリエイトシステムのような機能拡張など、アイデア次第で色々なしくみが実現可能なシステムである。

この記事は、書籍『ウェブ電話のすべて ~ネットマーケティング最前線』の内容をWeb担向けに特別にオンラインで公開しているものです。

書籍『ウェブ電話のすべて』表紙
  • 『ウェブ電話のすべて』
  • ISBN 978-4798115641
  • 1,680円(税込)
  • 大正谷 成晴 著、
    株式会社リンク 監修
  • 翔泳社

ウェブ電話のすべて ~ネットマーケティング最前線
ウェブサイトからボタンをクリックするだけで電話がつながる
ネット営業の最終兵器を活用しよう

ウェブ電話は、企業や店舗とサイト閲覧者をダイレクトにつなぐ「ネット営業の最終兵器」となり得る技術として関心が高まりつつある新しいコミュニケーションツールだ。ウェブ電話のサービスを使えば、お客様はウェブサイトに設置したボタンをクリックするだけであなたの会社に電話をかけられる。ユーザ側には通話料がかからない無料ダイヤルなので、サイト運営者側には、お客様からの問い合わせが増える、直接話せることにより成約率がアップするなどのメリットがある。

本書は、すぐにでも応用できる導入事例を満載しつつ、ウェブコミュニケーションの仕上げとなるであろう最新ツールとその利用の実際を解説する。ネットでより多くの顧客を獲得したいすべての人たちにとって、ネット戦国時代を生き抜くための具体的な指南書となるだろう。

ウェブ電話 → http://web-denwa.jp/

この記事が役に立ったらシェア!
みんなが読んでるWeb担メルマガで、あなたも最新情報をチェック
  • SEOやデジタルマーケの最新情報をゲット
  • 事例やインタビューも見逃さない
  • 要チェックのセミナー情報も届く
みんなが読んでるWeb担メルマガで、あなたも最新情報をチェック
  • SEOやデジタルマーケの最新情報をゲット
  • 事例やインタビューも見逃さない
  • 要チェックのセミナー情報も届く

Web業界の転職情報

もっと見る
Sponsored by

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

Google爆弾
Googleに限らず、検索エンジンでネガティブな言葉を入力すると特定のホームペー ...→用語集へ

連載/特集コーナーから探す

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]