入力フォームがあれば十分では？――Q&Aでわかるウェブ電話（Q2）

例えば保有しているマンションを売却したい場合。不動産サイトにたどり着いても、土地面積や物件の間取りや築年数など、あまりにも入力することが多いとイヤになってしまいます。正直なところ「電話ですませたい」と思うのではないでしょうか。そんな時がまさにウェブ電話の出番です。

また、近年はインターネットユーザの人口がさらに拡大して、高齢者の利用も増えています。ですが、こういった方々の多くにとって、フォームでの文字入力はかなり面倒なものです。そもそも、ウェブサイトに書かれた細かい文字を読み取ることが大変な作業なのでは？　やはり、電話窓口があったほうが親切というものではないでしょうか。

ウェブサイトの訪問者が多様化した今、問い合わせフォームだけではやはり不十分。インターネットの普及が進むことで、「音声通話」「電話」の利便性が再注目されているのです。

入力フォームだけではなぜ不十分？

多くのウェブサイトで用いられる入力フォームは、記入項目も多く、途中でページから離れてしまう人も多いのが実情。電話で説明できればすぐなのに……とガッカリしているお客さまを喜ばせるのがウェブ電話です。

この記事は、書籍『ウェブ電話のすべて ～ネットマーケティング最前線』の内容をWeb担向けに特別にオンラインで公開しているものです。

• 『ウェブ電話のすべて』
• ISBN 978-4798115641
• 1,680円（税込）
• 大正谷 成晴 著、
  株式会社リンク 監修
• 翔泳社

ウェブ電話のすべて ～ネットマーケティング最前線
ウェブサイトからボタンをクリックするだけで電話がつながる
ネット営業の最終兵器を活用しよう

ウェブ電話は、企業や店舗とサイト閲覧者をダイレクトにつなぐ「ネット営業の最終兵器」となり得る技術として関心が高まりつつある新しいコミュニケーションツールだ。ウェブ電話のサービスを使えば、お客様はウェブサイトに設置したボタンをクリックするだけであなたの会社に電話をかけられる。ユーザ側には通話料がかからない無料ダイヤルなので、サイト運営者側には、お客様からの問い合わせが増える、直接話せることにより成約率がアップするなどのメリットがある。

本書は、すぐにでも応用できる導入事例を満載しつつ、ウェブコミュニケーションの仕上げとなるであろう最新ツールとその利用の実際を解説する。ネットでより多くの顧客を獲得したいすべての人たちにとって、ネット戦国時代を生き抜くための具体的な指南書となるだろう。

ウェブ電話 → http://web-denwa.jp/