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2017年広告マーケティング業界 7つの予測 その④~その⑦

9 years ago

④ トランスペアレンシーは広告主・エージェンシー相互関係の構築へ

2016年に起きた事象は、デジタル広告(特に細かいオペレーションを伴うもの)が従来の枠取引とは違う文化にあることを改めて再確認した。ベムは、「紙のレポートを1週間に1回代理店の営業が持ってきて広告主に向き合って報告するモデル」から、「広告主とエージェンシーのトレーダーが横に並んで同じ画面を見て状況を共有し、その後も方針を確認していくモデル」と定義している。

いずれにしても、「何でもお任せください」と言ってきた代理店側が爆裂してしまった訳で、広告主側も丸投げすることができないということを認識したことと思う。改めて広告主が勉強することが大事だし、広告を発注する側、請け負う側という立場だけなく、パートナーとして情報を共有する相互信頼関係の構築が必要である。
ANA(全米広告主協会)のメディアトランスペアレンシーガイドにも7つ目にこの「相互信頼関係の必要性」を謳っている。
 デジタル時代、広告のセルサイドとバイサイドという関係を超えて共同して価値をつくることを目指したいものだ。業界としても米国IABのモデルを参考にしたい。

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⑤ テレビCM素材のオンライン送稿開始の影響と、ブランドごとの発注の非効率さ露呈 ~バルク買い&ポジションごとの素材差し替え志向と、スポットから番組への流れ~

ずっとやるやると言ってきたテレビCMのオンライン送稿がやっと今年実現しそうだ。CMプロダクションの食い扶持がプリント代なので・・・という議論はひとまず置いておいて、ベムが広告主ならプリント代が節約できることよりも、改めてCMの機動的な差し替えやオーディットを求めるだろう。オーディットと言っても以前の間引き問題のような話ではなく、バルクで買って細かい素材ごとの1本1本のポジションごとに適切な素材を入れたいのだ。ポジションごとにオーディエンスや視聴質が違うのだから、そうする。
差し替えの問題とオンライン送稿は直接関係ないが、機動的な差し替えがどうして出来ないの?という議論と素材が何種類かに分かれていた場合、入れたいポジションに入れたい素材がしっかり入っていたかをオーディットしたいけど・・・という議論を誘発するだろう。

ベムは、特に都市部ではテレビからデジタルデバイスへ投下予算のシフトが起こると思うが、テレビ予算でいうと「スポットから番組へ」というシフトが起きると思う。

 人口が多い高齢層の視聴時間が極めて長く、人口の少ない若年層の視聴時間が短い今、まんべんなく投下するテレビスポットは結局ほとんど高齢層に当たる。コンドロイチンならそれでいいだろうが、ターゲットが50代までの男性ないし30代までの女性ならば番組というコンテンツでターゲティングする買い方を再評価すべきだ。まただからこそ局も広告主も番組を世帯視聴率ではなくターゲット視聴率で評価するようにならなければならない。そしてそこにはタイムシフト視聴もしっかり評価することも大事だ。そのためにはリアルタイム視聴でもタイムシフト視聴でもCMがどの程度見られたかを測定しないと意味がない。録画だからと言ってすべてCMがスキップされる訳ではない。スキップ率は番組によって全然違う。また録画再生だけがタイムシフト視聴ではないので、どこまで足し上げて評価するかが問われるだろう。
 
おそらく2020年代にはデジタル広告のシェアがテレビを超えるだろう。その際、従来とは全く違う2つの構造的な課題がある。
ひとつは配信先データのコストも広告主が払うのかどうか(自分で所有できる場合があるからだ)、そしてブランドごとの発注の非効率さだ。
後者を説明すると、既にリスティングやDSPといった入札運用型広告では、キーワードやクッキー、IDを「競っている」ので、社内で競合して値段を上げているのだが、それに気がついていない。複数の広告ブランドを展開する大きな広告主は、バルクで掲載面を購入し、オーディエンス、タイミング、コンテンツ、コンテキストに最も適したブランドの広告原稿を配信するモデルになる。それはまさにプログラマティックのなせる技で、当然ブランドごとの予算配分も行うことになる。AIが広告の最適化にも応用されるだろうが、まずはこうしたところが対象だろう。

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⑥ オペレーション人材不足の懸念と受注を断られる広告主、そして自動入札の試運転へ

広告のプログラマティック購買の流れは止まらない。オペレーションのマンパワーが足りないという問題を抱えつつもこのトレンドは進むだろう。プログラムと言っているのにどうしてこうも人手がかかるのか・・・。
これだけ人手がないと、あまりにディスカウント要請が強く、かつ細か過ぎる対応を要求する広告主は仕事を断られることがあるだろう。もちろん受け皿は他にもあるだろうが、そのクオリティは担保されない。
一部で「断られる」ということが今後のこのビジネスの変化をきたす。

広告主の一部は自社で解決しようとするだろうが、
インハウストレーディングデスク構築はこれだけ人材不足だと厳しいと言わざるを得ない。

またサービスのサプライヤー側も人材不足を解決するため自動入札システム構築に動き出すだろう。これにはいくつかのハードルがあるが、ハードルを乗り越えるプレイヤーも出てくるに違いない。実は汎用の自動入札システムをつくるのは難しいが特定の広告主に特化したものの方がつくりやすい。


一方、オペレーション人材を育てる研修などの仕組みへのニーズが高まる。
それは直接オペレーションする人材だけでなく、プログラマティックとは何かを関わるすべての人が知る必要に迫られるだろう。
特にマーケター側の研修やスキル獲得のための仕組みづくりが重要なテーマになる。


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⑦ 企業にCDO設置が本格化する年

企業における「デジタル変革」(デジタル・トランスフォーメーション)の概念や必要性の認識がようやく定着してきた。マーケティングのデジタル化もその一環である。
そう考えると、マーケティング領域だけがデジタル化するということでもなく、またマーケティングをデジタル化するには、営業マーケティング領域以外の部門との再編や連携が必要で、それを統括するCクラスにはマーケティング領域を超えた力が要る。
 そもそも日本にCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)が根付かないのは、マーケティングが定義されていないからである。またマーケティング活動の目標として「ブランド資産」に対する意識・価値観が欧米と全く異なるからでもある。日本のマーケティング担当者にその活動の目的を聞くと「売上・利益を上げるため」と答えるだろうが、欧米のグローバル企業に同じ質問をすると「ブランド資産を維持拡大するため」と答えるだろう。ブランド力のある企業が何億もかけてキャンペーンを実施し、その効果を分析したとする。おそらくそのキャンペーンによって増えた売上はほんの一部でしかなく、ほとんどがキャンペーンをしなくても売れた分になるだろう。しかし、そのベースライン(プロモーションをしなくても売れた分)こそが大きな価値であり、このブランド力そのものをどう維持拡大するかにゴールがあるマーケティングと今年の売上利益を追求するマーケティングはかなり違う。社長がCMOに今年の売上目標を持たせず、ブランド資産の指標を目標とさせる日本企業はほとんどないだろう。まあ、いきなり欧米グローバル企業のマネをしても無理がある。
しかし、このデジタルトランフォーメーションの機会は、日本のマーケティングを変革する大チャンスでもある。
 そのためには、マーケティングという領域を超えた企業活動全体のデジタル化を推進するCDO(チーフ・デジタル・オフィサー)を設置し、そのなかでマーケティングのデジタル化を果たすという手法にこそ可能性がある。

 この際、チーフ・デジタル・オフィサーには外部からの登用が主力になるかもしれない。COO,CFOと並ぶCDOの設置と「デジタル変革」対応に期待が集まるだろう。CMOよりまずはCDO設置という企業が増えそうである。


2017年広告マーケティング業界 7つの予測 その①~その③

9 years ago

今年でブログ「業界人間ベム」も10年目に入りました。
年初の業界動向予測も2010年からそれらしいことを書いてきたので、これが8回目になります。

 さて、2017年の広告マーケティング業界7つの予測である。
2016年は広告業界にとって衝撃的なことがいくつかあった。いろんな意味で変革期として後に「2016年がきっかけで変革が加速したよね」と言われるようになるだろう。

そうした変わり目の翌年は、総じてデジタルが専門分野から本丸に吸収される年と言ってもいいかもしれない。

7つは以下のとおり

① 「出島」から本丸のデジタル化へ~POEダッシュボード採用で加速するデジタル化~
② アナログ施策を最適化するDMP本格始動の年 ~DMP2.0の始動~
③ テレビCM枠のオンライン入札の試み始動 ~テレビの本当の効果(間接効果とブランディング蓄積)を見極めて初めて出来る入札とデジタル偏重への一石
④ トランスペアレンシーは広告主・エージェンシー相互関係の構築へ
⑤ テレビCM素材のオンライン送稿開始のもたらす影響~ブランドごと発注の非効率~
⑥ オペレーション人材不足の懸念と受注を断られる広告主、そして自動入札の試運転へ
⑦ 企業にCDO設置が本格化する年

まずひとつめは、

① 「出島」から本丸のデジタル化へ

~POEダッシュボード採用で加速するデジタル化~

  昨年、ベムは一部の企業の「デジタルマーケティング本部」(略してデジマ)を「出島」と呼んだ。まさに「デジタルというエイリアンとインターフェイスするところは特別なところ」ということである。デジタルマーケティングは専門性の高い特別なマーケティングという意識(ある意味のコンプレックス)が生んだデジタルマーケティングという特殊なマーケティングをする位置づけによる組織化は、本丸のデジタル化を返って阻害するという結果を生んだと思う。
 再三言っているように「デジタルマーケティング」という特殊なマーケティングがある訳ではない。マーケティングがデジタル化するのである。
 その意味で、広告マーケティングの本丸がデジタル化しないといけない。

 昨年、日本アドバタイザーズ協会にデジタルメディア委員会が新たに設置された。従来アド協の下部組織であるWeb広告研究会(Web研)が広告主側のネット領域に関する活動を担っていた。しかし、企業のWeb担当者という位置づけは既に変質していると思う。今起きていることは、MAを導入しても「営業」が自ら関わらないとうまく機能しないということだったり、マーケティング施策全般を実際に実施している部門、担当者がデジタルツールを主導的に使わないと成果が出ないということだ。
 それは広告領域もそうである。マス広告、リアルプロモーションというメインストリームをやっている人たちがデジタルを駆使することで初めて「デジタルマーケティングが実践される」のだ。

 さて、その広告マーケティングの本丸である宣伝部がデジタル化する一番大きなきっかけは、マーケティングダッシュボードの導入になると思う。
 それは、POEを1画面で把握するリアルタイムダッシュボードであり、「打ち手」を前提にしたものだ。「打ち手」のタイミングと強弱を最適化するためにリアルタイムで競合を含めたKPIを把握する。
 Pは当然一番影響力のあるテレビCMの到達実態とデジタル投下が主なものになる。そして、これがある意味でオーディット機能も持ち合わせる。デジタルは3PASをかませてデイリーで配信数とユーザーレスポンスを見る。テレビも指示した素材が適正なポジションで出稿されているかリアルタイム確認ができる。
 Oへの流入も宣伝部がしっかり把握すべきだ。またEも自社ブランド名をコメントするソーシャルアカウントの数をカウントするなどダッシュボードに入れるべきデータは多いが、前述したように「打ち手」ありきでデータ整備をすべきでデータまみれになればいい訳ではない。

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② アナログ施策を最適化するDMP本格始動の年 ~DMP2.0の始動~
 
 ベムは2010年代前半のDMPブームがある意味一過性で終わったと思っている。その理由には2つある。ひとつはDMP構築という大変な作業で最適化されるのがDSPによるディスプレイ広告くらいだったこと。もうひとつは、汎用拡張ロジックではまったく成果が上がらなかったことだ。

 まず、DSPの機能拡張版としてのDMPでは、ほとんどの企業のマーケティング施策の1%にも満たない入札型のディスプレイ広告だけが最適化されると言われても成果として評価できないのは当然だ。また拡張ロジックもテック屋さんの作った汎用ロジックなので、それぞれのブランドにとって「購買行動を起こした人を逆引きして見込み客をセグメントする」ということができていなかった。汎用ロジックはほとんど「同じようなURLを閲覧していたルックライク」であって、「化粧品やクルマのルックライク」ではない。欧米でDMPで成果を上げているプレイヤーに聞くとみな「ブランド独自の拡張ロジック」づくりが重要であると言っている。DMPは潜在層に新たなターゲットセグメントを個別につくることができる。そこが肝心なポイントである。

 さて、今年は「DMPがアナログ施策も最適化する」というDMP活用による「打ち手」の拡がりが起こる年だろう。これをベムは「DMP2.0」と呼ぶ。

 つまりは、DMP特に3rdパーティデータ(パブリックDMP)を活用して、ダイレクトメールやチラシや営業マンのアタックリスト改善など、従来のアナログ施策を最適化するようになる。

 デジタル施策しか「打ち手の最適化」ができなかったDMPがリアルプロモーション担当や営業活動領域に改善をもたらすことで、DMPは本当の市民権を得るだろう。


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③ テレビCM枠のオンライン入札の試み始動 
~テレビの本当の効果(間接効果とブランディング蓄積)を見極めて初めて出来る入札とデジタル偏重への一石

 ベムは、テレビ局も手売りの限界を早く認識して、オンライン入札による広告枠販売をすべきだとかねてから主張している。その方がテレビ局にとっていいのに・・・と思っている。視聴者が放送から離れていく今状況での従来からの取引だけでは売上はシュリンクする方向にしかない。外資系を中心に「TARPをアクチャルで握れ」とか、局にとっては在庫管理ができない売り方を求められるくらいなら、1本1本の価値を、価値を評価するバイヤーに入札応札で売った方がパーコストは高く売れるはずだ。
手売りでは1案件のGRP量が多い方がいい。同じ作業でも売上が違うし身入りも多い。でも案件単価が高いとパーコストは抑えられる。言っちゃ悪いが、スポットはAタイム1本に深夜早朝を抱き合わせ販売するわけで広告主にとってもホントにそれでいいの?と聞きたくなる。
 今の売り方を一気に変えることは全くないが、一部はオンライン入札(応札)で販売してみることをそろそろ始めないといけないだろう。テレビ局は航空会社が飛行機のチケットをどうやって販売しているか勉強してみるといいだろう。

 しかし、オンライン入札のためにはバイサイドがその1本の価値を評価するためのデータが必要だ。今はセルサイドのデータしかないが、バイサイドに有効なデータ供給がオンライン入札には絶対に必要となる。
 
 ベムはテレビ視聴データを含め「送り手の指標から受け手の指標へ」また「セルサイドのデータからバイサイドのデータへ」ということをマス広告宣伝部のデジタル化のひとつの課題として上げている。

 2019年には放送と同時配信が予定されているなか、特にローカル局などは「手売りの限界」に早く気づいて対処すべきだ。ローカル局などはどっちみち販売は電博におんぶに抱っこなんだから、ちゃんとバイヤーにデータ開示をして、九州のダイレクトマーケターに入札してもらえるような環境をつくるべきだろう。

 アメリカではディレクTVが放送と同一コンテンツの同時配信を始めた。ベムにはもう放送という形態は必要がなくなっているように思える。4K・8K対応ももう放送ではない。5G時代に4K・8Kが普及するとローカル放送局の画像は、MXテレビで観る昔の4:3のアニメのように感じるだろう。

 そうした時代環境を感じるまともなテレビ局は今年オンライン取引のへの布石を打つだろう。


 また今年はテレビCMの間接効果やブランディング効果に関する検証がされるだろう。ある意味デジタルへのリ・アロケーション要請が過度におきている感をベムは持っている。経営へのアカウンタビリティの問題である。
 それはデジタルで測定できる効果データがテレビでは出来ていないことで起きている。ただテレビの効果はデジタルのような即効性や刈り取り効果と同次元に比較してはいけない。タイムラグがあるし、ストックとしてのブランディング資産への寄与は測定しづらいものだ。よく、テレビを止めても売上が落ちないということがよく言われる。しかしそれはその年くらいで、翌年、翌々年にはボディブローのように効いて来る。テレビとテレビCMの価値を再検証する年になるだろう。
 さらに、テレビとデジタルの相乗効果検証が進むだろう。そのためにテレビの1インプレッションとデジタルの1インプレッションをどういう価値で見るかが注目されるだろう。デジタル広告のビューアビリティが検証されるのは当然のこと、その反動でテレビのビューアビリティデータも求められる結果となるだろう。

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CSS Nite LP47「Coder's High 2016」のフォローアップを公開します

9 years ago
CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP47「Coder's High 2016」フォローアップ(1)サトウ ハルミさん(FLAT)、酒井 優さん(WEBCRE8)

9 years ago

2016年9月24日(土)TKPガーデンシティPREMIUM神保町で開催したCSS Nite LP47「Coder's High 2016」のフォローアップとして、サトウ ハルミさん(FLAT)、酒井 優さん(WEBCRE8)の『コーダー白書 2016』セッションのスライドなどを公開します。

セッション1「コーダー白書」を担当しました、FLATサトウ・WEBCRE8酒井です。

土曜日は長時間お疲れ様でした。各セッションとも充実して刺激的な一日でした。

LP47お申込みの際にいただいたアンケートでは、ほぼ100%の方が答えてくださり、

皆様のご協力があって、実現できたコーダー白書でした。改めて御礼申し上げます!

アンケートの集計中にリアルな数字が見えてきて、私達も楽しみながら企画を作っていきました。

以下、アンケートでいただいた質問への回答です。

マークアップエンジニアの給与の安さ

全アンケートデータに職業別の平均年収をまとめました。

男女の平均は職業の平均が大きく反映されています。

  • マークアップエンジニア平均年収 385.2万円
  • デザイナ平均年収 492.5万円
  • フロントエンドエンジニア平均年収 500.8万円
  • プログラマー平均年収 721.4万円

マークアップエンジニアとフロントエンドエンジニアとはなんなのか

個人的な知識と分析に基づく見解になってしまいますが、これは要は求人用語です。そもそもマークアップエンジニアとは現在多くの人が思っているであろう「HTMLとCSSができる人」というような職業ではなく、もっと幅広い職域を想定して考えられた職種でした。

マークアップ・エンジニアのTips - 第1回 マークアップ・エンジニアって何?:ITpro - http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080529/304737/

しかし業界が成長するに従ってこの職種を募集する会社は増え、求められる役割は細分化されてきました。このためマークアップエンジニアという募集で集まる人のスキルと企業のニーズが必ずしも一致しなくなってきたのではないかと推測できます。そのうち、JSを中心としたスキルを持つ人材に焦点を絞った職種としてフロントエンドエンジニアというものが生まれたのではないでしょうか。

年収に開きがあることや実際に多めの給料をもらっている方たちがフロントエンドと名乗っているのも、そういうスキルを求めて採用された方たちがそういう職種を与えられているからであると考えられるでしょう。

もう一歩踏み込んでほしかった、原因理由をもっと知りたかった

発表時間が時間が短いということもあったのですが、このセッションは他のセッションへのイントロダクションという位置づけでもあったため、アンケートでは情報としては浅くてもなるべく広めの情報を拾っているということをお知らせしたかったというのが私達の狙いです。とはいえ、各項目についてもう少し軸を増やして深掘りできればよかったというのは反省点でもあります。

今回、技術に関する質問で特に示唆が得られたと感じられたところは、各ツールの普及状況です。全体としては意外と普及していないような数字の出たツールも、コーダー、デザイナーに分けてみるとコーダーには浸透していて、それ以外の人にはそうでもないという結果が目立ちました。また、フロントエンドエンジニアを名乗る人のほうが全体的に高度なツールを使いこなしていたりしています。さらに言えば、「マークアップ」という領分にあるWAI-ARIAのようなものですら、使用者はフロントエンドエンジニアに偏り気味でありました。せっかくマークアップを名乗っているのならマークアップのスペシャリストを目指したいなと私自身感じました。

Sass、レスポンシブデザイン、SVGといった技術はコーダーの中では当たり前になっているため今まだ触ったことがないという人は少し焦るかもしれません。反対に、コーダーではない人で経験をしている人は今後さらに求められる人材になるかもしれないでしょう。こういった数値を自身の学習の火付けに使うのも有用であると考えます。

その他データはある程度揃っているので、皆さんで仮説を立ててデータを読むのも面白いはずです。

ペルソナがわかりやすい

ありがとうございます!今回は男女のペルソナを作りましたが、
コーダー・エンジニア・デザイナーと職業別のペルソナというのも作ってみたい…と構想が膨らみます。

引き続き毎回やってほしいです。

毎年技術や検証環境など比較したら、興味深いデータが出そうですね。

1-2年後のWeb制作はどうなっているか予想をまとめて、実際そのようになったか検証もしてみたいです。

コーダー白書について、ご要望があればTwitterで是非お知らせください!

サトウハルミ @uzu / 酒井優 @glatyou

#登壇スライド、全アンケートデータ

#コーダー白書 参考リンク

EditorConfig参考URL

http://editorconfig.org/

Popular Coding Convention on Github

http://sideeffect.kr/popularconvention#javascript

The W3C Markup Validation Service

https://validator.w3.org/

Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0

http://waic.jp/docs/WCAG20/Overview.html

実装チェックリストの例 2012年11月版

http://waic.jp/docs/jis2010/test-guidelines/201211/icl-index.html

Top 5 Desktop, Tablet & Console Browsers in Japan from Aug 2015 to Aug 2016 | StatCounter Global Stats

http://gs.statcounter.com/#browser-JP-monthly-201508-201608

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP47「Coder's High 2016」フォローアップ(8)高津戸 壮さん(ピクセルグリッド)

9 years ago

2016年9月24日(土)TKPガーデンシティPREMIUM神保町で開催したCSS Nite LP47「Coder's High 2016」のフォローアップとして、高津戸 壮さん(ピクセルグリッド)の『Enduring CSS』セッションのスライドなどを公開します。

セッション8「Enduring CSS」を担当したピクセルグリッドの高津戸です。長時間のイベントでしたが、ご清聴くださり、ありがとうございました。

アンケートにて頂いた質問にご回答いたします。

サイト全体でデザインを統一したい時向かなそう

これについてはその通りだと思います。私も、コーポレートサイトを作る場合、サイト全体で共通のモジュールをデザインし、そのモジュールを使いまわして多くのページを量産するというような方法を採用してきたことがほとんどでした。このような場合、サイト全体で共通のモジュールが多くなるため、名前空間で明確に分けるというのは難しいように思えます。

一応、ECSS書籍の中では、サイト全体で横断して使われるようなモジュールには、sw-(SiteWide)という名前空間を用意し、この名前空間に属させるというような例が紹介されています。しかし同時に、この名前空間に属するモジュールが多すぎると、やはり後でモジュールを変更したり、消したりするのは難しくなるため、ECSSのやりたいことを実現できなくなってしまう故、塩梅を考えよとのアドバイスも同時に書かれています。

結局のところ、サイトをどのように運用していくかという点について考えた時、長い運用に耐えられるという点に最も重きを置いて考えられたのがECSSであり、どのような場合においても、常にベストな答えというわけでは無いでしょう。全てECSSのとおりにする必要は全くありませんので、自分のプロジェクトには向いているのか向いていないのかを判断し、良さそうであれば、部分的にでも、採用してみると良いのではないでしょうか。

ECSSにぴったりマッチさせるには、Webサイトのデザイン自体も、それとなくECSSの思想に寄せて作られているような状態にする必要があるかもしれません。

メンテナンスのときに漏れが発生しそう

同じようなモジュールでも、別のCSSで書かれているという考えが基本となるため、例えば「このデザイン見出しの文字サイズを変えたい」と思った時、何箇所もCSSを編集する必要が出てくるというケースはあるでしょう。これについては、分けて考えるというECSSが取った選択のデメリットと言って良いかと思います。前述したように、そういったモジュールを、全体で共通のモジュールとして考えるのも一つの答えです。

bodyにidを振っていたけれどそれをクラスの頭につける感じでしょうか?

セッション内で挙げたのは、テンプレートごとに別の名前空間を用意するという例でした。この例においては、そのようなイメージと近いものと考えて良いかと思います。

ただ、名前空間の切り方は自由なので、ページ毎という縛りにとらわれる必要は無く、そこはサイトに合わせて自分で設計して問題無い部分です。

CSSを分けるとリクエストが増えて高速化の観点からすると心配

分けて考えるとお伝えしましたが、最終的にブラウザが読むCSSのファイルを、名前空間の数だけ用意するというわけではありません。ECSSでは、CSSの管理は何らかのビルドツールを使って行うことを推奨しており、書籍の中では、postCSSを使ったgulpのセットアップ例が紹介されています。

あえて分けたいという箇所については、そのように名前空間でまとめたCSSファイルを用意しても良いかと思います。ですが、基本的には、gulpなりでCSSはいくつかのファイルにまとめてしまい、gzipするというのが推奨される方法のようです。

ベース部分の設定についてはSMACSSなどの分け方と共存するかんじでしょうか

この点については、とりたててECSS内では触れられていませんが、必要に応じてnormalize.cssや最小限のreset.cssを読み込むと良いであろうと書かれています。

http://ecss.io/chapter5.html

ビルドを頑張らねばならないというのはどういうことか?

ECSSでは名前空間でモジュールをグルーピングし、名前空間ごとにCSSや画像、JSをまとめることとなります。HTMLではこれらを全て個別に読み込むわけではなく、一つのファイルにまとめてしまい、それを読み込ませるのが、前述した高速化の視点からは望ましいでしょう。

これを行うには、gulp等のビルドツールを用いる必要が出てきます。つまるところ、全体で一つのCSSに全部かいてしまうという方法をやめ、名前空間ごとに分けて管理しようというやり方を選んだのがECSSなので、この分けたファイルらをまとめたり何なりしたい場合、ビルドするという工程は必要になってきます。

CodeGrid、記事単位で売ってくれると嬉しいかも

これは宣伝となりますが、本セッションで紹介した内容をもうちょっと深掘りした記事が、弊社サービス、CodeGridでお読みいただけます。

https://app.codegrid.net/series/2016-ecss

CodeGridは今のところ月額制の支払い方法を基本としており、記事単位での販売は行っておりません。すみません!しかしながら、ご要望は開発の方にフィードバックさせていただきます。初月は無料ですので、気になる方はご購読頂けると幸いです。

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP47「Coder's High 2016」フォローアップ(9)西畑 一馬さん(トゥーアール)、小林信次さん(まぼろし)

9 years ago

2016年9月24日(土)TKPガーデンシティPREMIUM神保町で開催したCSS Nite LP47「Coder's High 2016」のフォローアップとして、西畑 一馬さん(トゥーアール)、小林信次さん(まぼろし)の『フロントエンドからのテクニカルディレクション』セッションのスライドなどを公開します。

セッション9「フロントエンドからのテクニカルディレクション」を担当したまぼろしの小林です。
長丁場のイベントでセッション数も多く、頭の切り替えなど大変だったと思います。
お疲れさまでした。

以下、いただいたご質問への回答です。

クライアントなど、プロジェクトに関わる全ての人がハイレベルでないと実現不可能なのではないか?

確かにクライアントにまでGitの利用方法や、正しいタスク管理ツールの使い方を理解いただくのは難しい場合もあります。
いきなりパーエフェクトな進行を実現するのではなく、まずはメールの利用を禁止にしてみる、制作現場内だけでもタスクランナーを使ってみるなど、小さなことからはじめてみるのはいかがでしょうか。
実際、弊社においても理想通りの体制を整えられるプロジェクトは希少です。

見積もりで迷ったらどうした良いのか?

まず、正確に見積もることが困難であるということを(よくある追加要件などの具体例をまじえて)事前にクライアントに伝えるようにしています。
ひとまずザックリとこのくらいですが詳細が見えてきた段階で調整しましょう、と伝えれば、その段階でそんな曖昧な回答ではダメだと言われたことはありません。

会社のディレクターに聞かせたい、動画撮影してませんよね?

スライド/動画ともに後日共有されますので、是非皆さんで見てください!

同じく、セッション9を担当したトゥーアールの西畑です。最後のセッションまで清聴いただきありがとうございました。

弊社もまぼろしと同じく受託制作をメインで行っている制作会社のため、大手や中小のさまざまなクライアントさんとお仕事をします。セッションでお話したような理想的な進め方の案件もあれば、理想とはかけ離れた案件も多くあります。

クライアントさんにもよりますが、理想に近づけるため最初のタイミングで以下のような質問ベースで誘導していくなどを行なってます。「ファイルのバージョン管理は普段どうされていますか?Gitを使われているようでしたらリポジトリを教えてください。リポジトリの準備が難しいようでしたらこちらでも用意できますのでー」

お見積に関しては、仕様が曖昧な場合はお見積から溢れた場合にどうするかの会話をお見積を行う前にしていますが、お見積にバッファを詰んでおきバッファ分が余ったら減額して請求、バッファが足らなくなりそうな場合は早めにアラートというのが多い感じです。仕様が確定している場合でも仕様変更がどれくらいありそうか、変更時には追加見積もりができるかをなどを確認しております。

セッションで伝えた内容を全部実現するのは難しいですが、まずはクライアントさんとの距離を縮めることを目標にがんばってみてはいかがでしょうか?

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP47「Coder's High 2016」フォローアップ(7)山田 敬美さん(ピクセルグリッド)

9 years ago

2016年9月24日(土)TKPガーデンシティPREMIUM神保町で開催したCSS Nite LP47「Coder's High 2016」のフォローアップとして、山田 敬美さん(ピクセルグリッド)の『モダン日本語フォント指定』セッションのスライドなどを公開します。

CSS Nite LP47に参加いただきましたみなさまありがとうございました。
「モダン日本語フォント指定」でお話させていただきました、ピクセルグリッドの山田(@tacamy)です。

游ゴシックのウエイト問題については、ブログ記事で様々な情報が飛び交い、何が正解なのか混乱していた方も多かったのではないでしょうか。いろんな記事を目にするたびに、うーん?と思うことが何度かあり、さらにそういった記事が拡散されてたりしてモヤモヤしていたので、今回お話しさせていただこうと思いました。

セッションの内容を理解していただくことで、「この指定だとここで問題が出るな、この説明はちょっと違うかな」など、ご自身で判断ができるようになったのではないでしょうか。

最初に「脱コピペ」と言ったのは、オチのためのフリというわけでなく、原理を知ることで、様々な情報に振り回されずに、自分で判断できるようになってもらうことを目的としたかったためです。

このフォローアップを書いていて、この感覚は料理と少し似ているような気がしてきました。初心者はWeb上のレシピが正しいのかどうかが判断できませんが、普段から料理をしている人は、自分のこれまでの経験をもとに、これはおいしくないレシピだと判断できたり、元のレシピに変更を加えておいしくできたり……と脱線してきたので、アンケートの質問にお答えしたいと思います。

明朝はどうすればいいのか

「漢はだまってserif」としたいところですが、游明朝を使いたいということでしたら、游ゴシックと同様にウエイトの問題の差はありますが、游ゴシックと違ってWindowsの場合、10でもMediumはありません。

  • Windows
    - YuMincho-Regular
    - YuMincho-Demibold
    - YuMincho-Light
  • OS X
    - YuMin-Demibold
    - YuMin-Medium

そのため、もしRegularウエイトでは細いとなった場合は、Windowsにおいては別のフォントを使うしか選択肢はなさそうです。

sans-serifについての説明がもう少し欲しかった

sans-serifを指定すると、ブラウザのデフォルトのフォント(ゴシック体)が使われます。それがOSやブラウザによって異なるので、制作者はフォントを指定してコントロールしようとします。
ただ、ユーザーからすると普段使っているブラウザの標準フォントが一番馴染みのある読みやすいフォントだと思いますし、もしそのデフォルトフォントが気に入らなければ、ブラウザの設定で自分好みのフォントに変更しているかもしれません。
サイト側でフォント指定をするということは、そのユーザーの好みのフォントを否定し、こちらの意図するフォントを押し付けることにもなります。
そういう理由もあって、個人的にはsans-serifが一番よいのではと考えています。
ただ、フォントも含めてサイトの印象の一部となるので、難しいところですね。
WindowsのFirefoxとChromeの日本語のデフォルトフォントがMS Pゴシックで、デザイン的にあまりにも残念な見た目になってしまうのが問題なのでしょうね。Windowsさえどうにかなれば……。

各OSが違うフォントしか持ってない以上、ムリに同じものにしなくてもいいかなと

私も同意見です。サイト側でフォントが指定されているとちょっとイラっとします。
ただ、仕事でマークアップをする以上、個人の思想とクライアントやデザイナーの要望が一致するとは限らず、どうしても游ゴシックにしてほしいと言われる場面もあるでしょう。そして細すぎるのでどうにかしてほしいとも。
マークアップ・エンジニアとして、そういった要望を実現する方法を知識として持っておくことと、個人の思想はまた別なのかなと割り切っています。

レスポンシブの際のフォントファミリー指定で注意しておくことはありますか?

レスポンシブだから、というわけではないですが、ある程度の主要なOSやブラウザを考慮して、どの環境から見ても違和感のないフォント指定をしておくべきかなと思います。
それよりもレスポンシブの場合は、フォントサイズの指定の方に気を配る必要がありそうです。
remやemを使った指定の他にも、vwという画面幅を基準としたサイズ指定をfont-sizeに指定するなどの方法も場合によっては必要になるかもしれません。
CodeGridにも「レスポンシブデザインにおけるテキストのコントロール」というシリーズがありますので、気になる方は読んでみてください。
https://app.codegrid.net/entry/responsive-text-1

英名のみでOKなブラウザは明確にどこから?

すみませんが具体的なバージョンについては把握できていないのですが、現在主流なサポートブラウザであるIE11、Edge、Chrome、Safari、Firefoxの最新版であれば問題ありません。

@font-faceは全ブラウザ、環境で使用可能?

IEは9+で使用可能で、その他のブラウザもほぼ対応しています。
http://caniuse.com/#feat=fontface

OS Xでメイリオが入っている場合、Winでヒラギノが入っている場合はどうなるのか気になりました

OS Xでメイリオというのは、Officeを入れているケースを考えるとそこそこありそうなので考慮の優先度は高めですが、Windowsでヒラギノが入っているケースは限定的だと思うので、優先度は低めかなと考えました。
そこまで対応するとなるとすれば、JSでOS別にクラス名を振って、それぞれ個別のfont-family指定をするしかないのかなと思いますが、そこまでするかどうかは判断の迷うところですね。

ちなみに、今回紹介したサンプルではそれぞれ次のようになります。

「最新のシステムフォントに寄せる」

html {
font-family:
-apple-system, /* OS X, iOS San Francisco */
BlinkMacSystemFont, /* OS X, iOS Chrome San Francisco */
"Hiragino Kaku Gothic ProN", /* OS X, iOS ヒラギノ */
MyYuGothicM, /* Windows 游ゴシック */
Meiryo, /* Windows メイリオ */
sans-serif;
}
  • OS Xでメイリオが入っている場合 : ヒラギノが優先されるので影響なし
  • Winでヒラギノが入っている場合 : ヒラギノが適用される(かもしれない※)

「游ゴシックメインの指定」

html {
font-family:
MyYuGothicM, /* Windows 游ゴシック */
YuGothic, /* OS X 游ゴシック */
-apple-system, /* iOS San Francisco */
BlinkMacSystemFont, /* iOS Chrome San Francisco */
"Hiragino Kaku Gothic ProN", /* OS X, iOS ヒラギノ */
Meiryo, /* Windows メイリオ */
sans-serif;
}
  • OS Xでメイリオが入っている場合 : 游ゴシックかヒラギノが優先されるので影響な
  • Winでヒラギノが入っている場合 : 游ゴシックが入っていない環境であればヒラギノが適用される(かもしれない※)

※Windowsにヒラギノをインストールするには、ライセンス的にヒラギノフォントを購入しなければならず、Windows用のヒラギノを持っていないので正確にはわかりませんが、もしそのヒラギノのフォントファミリー名がOS Xと同じ名前であればヒラギノが適用されます。なお、OS Xからヒラギノを抜いてWindowsに入れるのはライセンス違反のようです。

「フォントのメタデータの中のnameテーブルを確認する」と言われていたと思うのですが、どうやってここまで深く勉強されたのかすごく気になりました(たとえば仕様書とか参考資料とか)

正直に言うと、私自身、そんなにフォントについての知識がなく、この結論が出るまでに悪戦苦闘しました。
フォントにnameテーブルがあるということは、同僚に教えてもらったのですが、@font-faceでnameテーブルのどの値が使われるなどは色々と試してみたりして、かなりの時間を費やしました。
最終的に仕様書を読んだらPostscript名が使われるということが書いてあり、最初から仕様書を読めばよかったと思いました。

メイリオで斜体が表現されないので困っている

日本語の斜体が読みやすいかどうかはさておき、斜体にしたい部分だけ別のフォントを指定するなどしか方法がなさそうです。
なお、@font-faceではfont-weightだけでなく、font-styleも指定できるので、font-style: italic;のときのみ別フォントを適用するオリジナルのMyMeiryoのようなフォントファミリーをつくってみてもいいかもしれませんね。

海外だとどういう指定が流行ってるのか知りたい

私も詳しくはないのですが、海外の場合は、文字数も少ないのでWebフォントも気軽に使われていそうな印象です。

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP47「Coder's High 2016」フォローアップ(6)小山田 晃浩さん(ピクセルグリッド)、坂巻 翔大郎さん(ピクセルグリッド)、赤塚妙子さん(esa)

9 years ago

2016年9月24日(土)TKPガーデンシティPREMIUM神保町で開催したCSS Nite LP47「Coder's High 2016」のフォローアップとして、小山田 晃浩さん(ピクセルグリッド)、坂巻 翔大郎さん(ピクセルグリッド)、赤塚妙子さん(esa)の『esa.ioのBootstrap利用とCSSリファクタリング』セッションのスライドなどを公開します。

「esa.ioのBootstrap利用とCSSリファクタリング」で共有した内容、いかがでしたでしょうか?

Webサービスでの例ということで、少し特殊だったかもしれませんが、皆さんのお仕事に活かせるであろう内容も色々あったと考えています。

  • 共通言語としてのBootstrapが解決したこと
  • 必要以上なツールは不要
  • CSSリファクタリングで解決した内容
  • リファクタリングの進め方の参考例

特に、「CSSリファクタリングで解決した内容」でご紹介した

  • 詳細度のを低く一定にする
  • コンポーネントの粒度

は、普段CSSを書く際に注意するポイントであり、
リファクタリングのタイミングでなく、最初からCSSを書く場合においても大切で、
これらがいいCSSを書くためのポイントとも考えています。

ぜひ、ツールを活かし、いいCSSを書いてみてください。
私達のセッション内容が少しでも皆さんの日々のお仕事への参考になれば幸いです。

以下は、アンケートにあった質問への回答です。

見積もり方法について教えてください

CSSコンサルティングを行う際の見積もりですが、今回が初めての試みだったため、まず最初に打ち合わせをしました。その中で、ピクセルグリッドは「コードレビューや相談が主で、実装はしない」という取り決めを行いました。基本的には、週に半日分ぐらいの稼働目安で始めて見る事となりました。

Bootstrapとの競合はあったのか、またその解決方法は?

競合がないように、共存をすることを選ぶのがよいと考えています。
そのためにコードを見直し(リファクタリング)クラス名などBootstrapと同じにならないように
しっかり再検討することが解決方法です。

高津戸がお話したESCSSの考え方も、競合しないCSSを書くためには有効です。

リファクタリングが生む価値はなんでしょうか?

CSSは、書き方が決まっておらず、とても難しいといえます。
その為、書き方ばバラバラになったり、時には表示速度に影響することもあります。

リファクタリングをすることで、CSSはもちろん、HTML(テンプレート)の管理のしやすさ、
つまりメンテナンスのしやすさに影響すると考えています。

リファクタリングをすることは、メンテナンスのしやすさ、パフォーマンス(速度)などを改善することができ、Webサイト、アプリケーションの寿命を延ばすために価値があるといえます。

また、esaの場合の考え方ですが、UIや機能を自分たちで試行錯誤しながら作っていったWebアプリケーションということもあり、普段からCSSも何度も書き直しつつ開発を進めています。
最初からベストなUIデザインやCSSを書くことを目標とせず、より良い方法を発見するたびに日々少しずつ改善していけるのが良いと考えています。

身軽にいつでもCSSを書き直せる状態を保つには、土台となる部分がある程度整理されていることが必要になりますが、Webアプリケーションが大きくなってきて年月が経ってくると、長い紐同士が絡まり合ってほどきにくくなるように、CSSも複雑化してきてしまい《いじりにくい》状態になってきてしまいます。
今回esaが行った大きなCSSリファクタリングは、その CSSを《いじりにくい》状態を解消して、絡まりあった紐がほどけた状態にし、いつでもCSSやUIを身軽に改善しやすい状態を保つということを目標としました。

リファクタリングの際に注意したポイントは?

実際に多くのユーザーが既に使って下さっているWebアプリケーションなので、リファクタリングで崩れる箇所がないかどうかの動作確認は、サーバサイドのエンジニアにも協力してもらい慎重に行っています。
この確認作業が結構大変で負担がかかり、また開発中の部分とのコンフリクトも起きやすいので、開発を比較的活発に進めているような時期にCSSリファクタリングをするのは避けるようにしています。

カスタマイズのコツは?

コード面では、なるべく _variables.scss 内の変数を上書きしていくという方法で進めていくのがおすすめです。
私(赤塚)の場合ですが、https://github.com/twbs/bootstrap-sass/blob/master/assets/stylesheets/bootstrap/¥variables.scss の中身をまず全部コピーした _variables.scss というファイルをimportし、そのファイルの中身を最初全てコメントアウトして、カスタマイズする部分のみ行コメントを外して上書きして使っています。このやり方だと、_variables.scss の中身をテキスト検索すれば目標の変数を探すことができ、またBootstrap関連の上書きが1ファイルにまとまるので便利です。

また、Sassファイルのimport順ですが、少し注意が必要になります。

@import variables;@import bootstrap;

上記のように、_variables.scss の方を、Bootstrap本体よりも先にimportします。そのようにすることで、こちらで上書きした変数を使用した状態でBootstrapのCSSがコンパイルされます。(逆の読み込み順にするとvariablesは使われない状態でBootstrapが実行されてしまいます)
変数を先に読むのになぜ上書きされるのか?と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、Bootstrap本体のSassの変数には下記のように末尾に全て !defaultがついている点がポイントです。

$brand-success: #5cb85c !default;

このように、末尾に!defaultがついた状態で定義された変数は、同じ変数を定義している箇所が他にあれば、読み込み順の前後に関わらず、!default がついたもの以外 を優先するようになります。なので、上に書いても変数の上書きができるのです。

デザイン面でのカスタマイズのコツですが、まずはBootstrapのデザインにとらわれないで、そのサイトやアプリケーションにとって最適なデザインをした上で、使えるところにはBootstrapを使うくらいの感じで行うと良いでしょう。

見た目が Bootstrapっぽくならないようにするにはいくつかポイントがあります。
例えば、Bootstrapには色んな色のボタンが用意されており、つい色んな色を無意味に使いたくなってしまうのですが、ボタンの色の使い方に基本的なルールをきちんと定めておくというのもコツの1つです。

私(赤塚)は、下記のような基本ルールでやっています。

.btn-primary: そのページでの通常、メインの動作系に使うボタン.btn-default:  .btn-primary よりも相対的に弱いボタン.btn-warning: 少しイレギュラーな動作に使うボタン(新規作成系が多い).btn-danger:

削除等の危険な動作に使うボタン(赤くて目立つので設定画面等の奥まった場所でしか利用しない)
1つのページ内に.btn-primary は原則1個以内
単純なページ遷移はなるべくボタンではなくリンクにする
杓子定規に全てルールを守るのが必ずしもベストではなく、その時々でバランスを見てベストなデザインにしていくのが良いと思いますが、基本的なルールが決まっているとデザイナー自身も、協業するエンジニア等もその後の展開がしやすく楽になり、統一感のある使いやすいサービスに育ってくると思います。

Aigis(スタイルガイドジェネレーター)について気になります

プロジェクト専用にコンポーネント集(フレームワーク)を作ることがあります。
その際、ピクセルグリッドでは、Aigisというスタイルガイドジェネレーターを利用します。

スタイルガイドジェネレータとしては、KSS、hologram、styledoccoなどが有名ですが
それよりも使い勝手をよく、ピクセルグリッドの一部のメンバーにより開発されています。

日本語での説明書もありますので、気概があれば試してみてください。
https://pxgrid.github.io/aigis/docs/jp/

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP47「Coder's High 2016」フォローアップ(5)阿部 正幸さん(KDDIウェブコミュニケーションズ)

9 years ago

2016年9月24日(土)TKPガーデンシティPREMIUM神保町で開催したCSS Nite LP47「Coder's High 2016」のフォローアップとして、阿部 正幸さん(KDDIウェブコミュニケーションズ) の『「Good bye~~ floats and “clearfix” hacks」これからはFlexboxの時代』セッションのスライドなどを公開します。

CSS Nite LP47に参加いただきました皆様ありがとうございました。
「Good bye~~ floats and “clearfix” hacks」これからはFlexboxの時代に登壇したKDDIウェブコミュニケーションズの阿部です。

セミナー当日のアンケートでFlexboxを使ったことがある方が8割を超えていて、Flexboxが普及していることを実感したのと共に、本当にセッションを止めて帰ろうかと悩んだ次第です^^;

------Flexboxを学習するために-------

さて、Flexboxを触ったことが無い方もおりましたので、これから学ぶという方は以下を参考にしていただければと思います。

Flexboxのプロパティは12種類あります。今回配布するスライドに全てのプロパティとデモコードを添付していますので、どのような動作をするか試してみてください。

全てのプロパティがどのような動作をするか理解した上で、サンプルプログラムや、下記であげます、Flexboxのサンプルサイトを見てどのようなことに活用ができるか確認をしてください。12種類のプロパティがどうのような動作をするか、Flexboxの活用例を知ることで、格段にレベルがあがるかと思います。

------デモ中のCMSの環境について-------

デモの途中でFlexboxのコードをCMSのWYSIWYGに反映をしました。その環境は以下で構築をしております、興味のある方は参照してみてください。

CMS Core:
 Drupal7

Drupal Module:
CKEditor - WYSIWYG HTML editor
 https://www.drupal.org/project/ckeditor

 Wysiwyg API template plugin
 https://www.drupal.org/project/wysiwyg_template

 Ckeditorの設定変更(エディターの設定を一部変更する必要があります)
 http://docs.cksource.com/ckeditor_api/symbols/CKEDITOR.config.html#.removeDialogTabs
 (例)
 // リプレイスのデフォルト上書きOFF
 config.templates_replaceContent = false;
 // class、IDなどのAttributesを全て許可
 config.allowedContent = true;

------Flexbox参考サイト-------

○ 当日使用したスライド
  http://shared-blog.kddi-web.com/sandbox/lp47

○ Flexboxサンプルサイト

 Flexbox Patterns
 http://www.flexboxpatterns.com/home

 Masonry Layout(参考にはなるが実運用ではちょっと微妙かも)
 http://codepen.io/lucprincen/pen/PZPEby

 Pure CSS Radios with Flexbox
 (クリック判定にJSを使っていません)
 http://codepen.io/oknoblich/pen/mnlKi

○Flexbox CSSフレームワーク

 BULMA
 http://bulma.io/

 Bootstrap4 (現在Alpha版です)
 https://v4-alpha.getbootstrap.com/

○Flexboxのバグ

 https://github.com/philipwalton/flexbugs

------最後に-------

長くなりましたがセミナーに参加いただきました皆様、フォローアップメッセージを最後まで読んでいただきありがとうございました。またみなさまにお会いできることを楽しみにしております。

下記は私のソーシャルアカウントです。LINE@ではセミナーの無料招待チケットなどもお配りしておりますので、ぜひお気軽にフォローいただけると幸いです。

Facebook
https://www.facebook.com/chiyo.abe

LINE@
http://line.me/ti/p/@gkv8736o

CPIスタッフブログ
http://shared-blog.kddi-web.com/

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP47「Coder's High 2016」フォローアップ(4)長谷川 広武さん(HAMWORKS)

9 years ago

2016年9月24日(土)TKPガーデンシティPREMIUM神保町で開催したCSS Nite LP47「Coder's High 2016」のフォローアップとして、長谷川 広武さん(HAMWORKS)の『本当に利用は必要か? デザイナーにとっての jQueryとJavaScript フレームワーク』セッションのスライドなどを公開します。

セッション4「本当に利用は必要か? デザイナーにとっての jQueryとJavaScript フレームワーク」を担当したHAMWORKSの長谷川です(´°ム°`)

デザイナーやマークアップ担当にとって JavaScript の内容は苦手意識の大きい部分だった人も中にはいると思います。しかし、jQuery やその他のライブラリ・フレームワークを含め JavaScript を覚えることで、仕事の幅も大きくかわってきます。今後も JavaScript が必要になることは多く出てきますので、紹介したようなライブラリやフレームワークも、簡易なところからでいいので、まずは一度チャレンジしてください。

以下、アンケートでいただいた質問への回答です。

結局 jQuery 使ってて OK?

小規模のときは使っててOKです。規模が大きめになる場合は jQuery だけだと対応が難しい場合も増えるため、そのときは jQuery 以外の選択も検討してください。

便利なプラグイン、フレームワークがあって自分に合ったものを探すのって大変

プラグインにしても、ライブラリやフレームワークにしても、自分に合うかどうかは触ってみないとわからないことが多いので、とても大変です。私もよく悩みますが、合うかどうかやカスタマイズしやすいかを判断するために、導入前に一度触れてチェックするようにしています。

JavaScript Framework って SEO 的にはどうなんでしょう?

私もこの点についての知識が乏しいため明確な回答を出せないのですが、検索エンジンはJavaScriptでの表示もクロールされるといわれているので、検索にヒットしないということはないようです。もしも気になってしまうようであれば、検索に影響の少ないところ、例えばサイドバーの読み込みや一覧の読み込みなどの簡易部分から利用してみることをおすすめしています。

JavaScript / jQuery どっちを勉強したらいいのか?

個人的には jQuery から勉強を始めても問題ないと思っています。jQuery なしでも出来ることでも、利用前提でいることで作る時間の短縮にもなるためです。JavaScript で抑えなければならない基礎部分もありますが(forループや変数など)それほど多くないため、jQuery の勉強とともに JavaScript の基礎も勉強してみてはいかがでしょうか?

jQueryのアニメーションはやっぱり便利

アニメーションはとても便利な機能の一つですが、CSS のアニメーションで代替できることが増えてきています。CSS で出来ることであれば jQuery のアニメーションを使わずに、transform や opacity などで動作を構成する方が動きが滑らかです。動的に値が変わる場合も、animation を使うのではなく、CSS の値を書き換えるくらいにとどめ、動き自体は transition や transform で構成するほうが滑らかです。アニメーションが必要な場合は、最初は CSS でできるか考え、難しい場合のみ jQuery の animation を利用するようにしましょう。

スライドで紹介した参考サイト

jQuery

ライブラリ・フレームワーク

簡易サンプル(リスト表示)

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP47「Coder's High 2016」フォローアップ(3)松田直樹さん(まぼろし)

9 years ago

2016年9月24日(土)TKPガーデンシティPREMIUM神保町で開催したCSS Nite LP47「Coder's High 2016」のフォローアップとして、松田直樹さん(まぼろし)の『ハマるSVG』セッションのスライドなどを公開します。

セッション3「ハマるSVG」を担当いたしましたまぼろしの松田です。

ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

SVG実装時における罠として、10のトラブルシューティング例をお話しいたしました。

「Coder's High」なイベントにおいてみなさんのテンションを Low にしてしまったのではないかと懸念しておりましたが、アンケートではご評価いただけたようで安心いたしました。

実装の面倒な点ばかり紹介しましたが、SVGはやはり「キレイ」「無劣化」「再利用性」「アクセシブル」といったメリットを多く保持している画像形式です。面倒な点は一旦置いておいて、まずは使ってみてください。使えば使うほどハマる(夢中になる)かと思います。

次のバージョンであるSVG2の仕様についても、9月15日に勧告候補となりました。もっと可能性を持った画像に進化しようとしています。我々コーダーがSVGを使ってどんどん普及させてまいりましょう。

以下、アンケートでいただいた質問への回答です。

「background-image の SVGの色を変える方法はないですか?」

SVGはその表示のさせ方によってセキュリティレベルが定められており、background-image や img要素で表示させた場合は、HTML側からSVGの中身にまったくアクセスできないようになっています。なので、一般的には色を変えられません。
ただ、SVGファイルの中にCSSを記述し、Media Queriesなどを利用して図形の色(fill)を変えることは可能です。

当日のスライドにて紹介した参考サイト

アニメーション &インタラクション

ビジュアライゼーション

ロゴ

アイコン

パスの隙間を解決するFilter

React + SVG

SVG最適化

SVGの罠のDEMO

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP47「Coder's High 2016」フォローアップ(2)森田 壮さん(Gaji-Labo)

9 years ago

2016年9月24日(土)TKPガーデンシティPREMIUM神保町で開催したCSS Nite LP47「Coder's High 2016」のフォローアップとして、森田 壮さん(Gaji-Labo)の『イマドキのコーダー環境構築』セッションのスライドなどを公開します。

セッション2「イマドキのコーダー環境構築」を担当した森田です。
長丁場、お疲れ様でした。

30分という短い時間の中で、環境の話を詰め込んだので、詳細まで説明しきれないところもありましたが、コーダーのイマドキの環境を知っていただけたら幸いです。
やること多くて大変ですよね。

ご質問

アンケートにいただきました、ご質問について回答します。

gulp-sassってLibSassなの?node-sassと同じもの?

gulp-sassは、node-sass を gulp で動かすものなので、中身は同じものです。LibSassです。
gulp では gulp-sass、単体や npm-script などで使う場合は node-sass を使います。
また、RubySass を動かしたい場合は、gulp-ruby-sass というパッケージがあります。

PostCSSを使う利点は結局何でしょうか?gulpでベンダープリフィックスとか出来るし…

CSS を処理するタスクランナーと思ってください。
gulp で使う場合、gulp の中で PostCSS を使います。
なので、gulp プラグインの一つとして特に意識する必要はありません。

ベンダープリフィックスとは Autoprefixer のことを指していると思いますが、gulp で Autoprefixer を使う場合、実はすでに PostCSS を使っています。
https://github.com/postcss/autoprefixer#usage

PostCSS は Sass のような事もできますが、現状は記述については Sass を使い、小山田さんが言われていた「Sassの補助ツール」として使うのが一番ベターかなと考えます。

SassがCSSのスタンダート(!?)とのことであせりました
Sassも使っていないので難しかった

ピュア CSS より Sass の方が多く使われているのは驚きですよね。
スライドは煽り気味に書いてしまいましたが、無理に使う必要はありません。可能なところから始めてみてください。

ブラウザで簡単にSassを試せるオンラインツールもあります。
SassMeister - http://www.sassmeister.com/

まだ実案件で使ったことがないので、最初に実案件で使うオススメありますか?

全てを使ったことがないという意味であれば、まずはSassを使ってみてください。そして、せっかくなのでgulpも一緒にどうでしょう?

セッションでも最後に紹介したサンプルファイルは、gulpでSassのコンパイルと、Autoprefixer(ベンダープリフィックス付与)ができます。
こちらを雛形に、gulpのプラグインを追加してみてはいかがでしょうか。

https://github.com/sou-lab/cssnite-lp47

オススメのgulpパッケージを紹介します

スライドで紹介したサイト

イントロ

Sass

PostCSS

gulp

Node.js

サンプルファイル

CSS Nite実行委員会

2016年の振り返りと2017年の抱負

9 years ago

大晦日なので、毎年恒例の今年の振り返りと来年の抱負をば。

ちなみに、いまふもとっぱらオートキャンプ場で人生初のソロキャンプをしながらこのブログを書いています。キャンプを始めた2014年秋以前は、まさかこんなところで年を越すとは思ってもいなかった。人生っておもしろい。

●2015年の主要トピック(仕事編)

熱狂ブランド戦略の普及啓蒙頑張った

今年は予定通り熱狂ブランド戦略の普及啓蒙を頑張れた一年でした。構想から一年をかけた熱狂ブランド調査2016も予定通り実施・リリースできたし、12月には第一回目となる熱狂ブランドサミット2016も開催できた。

※ブランドの持続的な利益成長の鍵は、顧客の熱狂度にあり。国内初! 20業界200ブランド『熱狂的推奨者実態調査』結果発表
http://www.tribalmedia.co.jp/pressrelease/9875

※『熱狂ブランドサミット 2016』大盛況のうちに閉幕
http://www.tribalmedia.co.jp/pressrelease/10286

おかげさまで熱狂戦略に共感していただけるクライアントも増え、来年は複数のプロジェクトが始まる。気を引き締めて頑張ります。

今年もいっぱいしゃべった

今年も宣伝会議、日本マーケティング協会、社内勉強会などで60回ほどお座敷に伺いました。去年までと如実に変わったのが話すテーマで、今年は熱狂ブランド戦略が50%、ソーシャルメディア関連が(やや復活して)30%、その他(次世代広報や効果測定など)で20%でした。

次世代趣味メディアFunmee!!をリリース

そして!今年の目玉。12月12日にトライバルメディアハウス初となるメディア事業をリリース。ずっとずっとずーっとやりたかった事業だから、社内外多くの協力を得て無事リリースできて本当に嬉しい。

※好きがもっと好きになる。好き広がる趣味メディア Funmee!!
https://funmee.jp/

※「好き」でライフスタイルが進化する!次世代趣味メディア 「Funmee!!(ファンミー!!)」β版をリリース
http://www.tribalmedia.co.jp/pressrelease/10249

※人生の夢だったワーゲンバスを買ったら自分のアイデンティティを超えて「人生そのもの」になっちゃった!
https://funmee.jp/articles/d03053bced28f1fb1033281aaccf916ed9ce8699

始まったばかりでまだまだピヨピヨですが、Funmee!!を基軸に国民総幸福量を上げていくべく死ぬ気で遊んで死ぬ気で働きますので、皆さんぜひ応援してください。

●2015年の主要トピック(個人編)

念願だったハワイへのサーフトフィップ

最近のテーマは「脱『いつか』」。「いつか行きたい」「いつか始めたい」「いつかやってみたい」いつかいつかいつか…。

40歳も過ぎて人生後半戦。いつかいつか言い続けているとそのうち何もしないうちに死んじゃいそうなので、2年くらい前から仕事も私生活も「いつか」を卒業しました。

で!サーフィンを始めたからには「いつか」行ってみたい夢の国、ハワイサーフトリップに行ってきました。いやもうね、最高でしたよ。「脱・いつか」万歳。毎年は無理でも2年に一度は行きたい。ほんと、ハワイは噂に違わぬサーファー天国でした。

キャンプの底なし沼にハマる

2年前の秋から始めたキャンプ。何が楽しいのか未だにうまく言葉で表現できないんだけど、楽しいねぇ…。将来キャンプ場を経営することを胸に誓っています。

キャンプにハマる人はテントを何個も買うんだけど、なんで?って思ってたんですよね。1つでいいじゃんと。

それが…。

先人たちは正しかった。

ボクササイズ開始

人間ドック、胃カメラ、大腸カメラ、PET検診、脳ドックでは問題なかったものの、コレステロールと中性脂肪がやばくてこのままだと血管詰まって死ぬみたいなので運動再開。

ずっと始めたかったキックボクシング習いに行こうぜ!と会社の仲間と行った先がなぜか普通のボクシングジムでキック無し。ちょっと寂しいけど目的は痩せることだからまあいいか。

いまさらながらInstagramにハマる

インスタ

https://www.instagram.com/ikedanoriyuki/

2010年にアカウントを開設し、ちょこちょこ更新してはいたものの、イマイチおもしろくなく放っておいたInstagram。会社のスーパーインスタグラマーに薦められ秋から復活したらもうおもしろくておもしろくて…。

キャンプ場で「あ!XXXさんですか!いつもインスタ見てます!ファンです!今度取材させてください♫」って突撃したりとか、「もしかして池田さんですか?いつも見てます~☆彡」なんてやり取りが生まれて超楽しい。インスタをFacebookの延長線上で使っているうちはおもしろさが実感できない気がする。インスタはインタレストグラフに振り切るべきだったのね。

登山開始

「いつか再開したい」と思っていた登山を20年ぶりに復活(復活って言っても20代の頃2回しか登ってないけどね)

初回は会社の仲間に西丹沢の檜洞丸に連れて行ってもらった。写真はBefore。

命からがら登頂した頂上シーンは人に見せられる顔をしていないので割愛致しますm(_ _)m

ヤッホーブルーイングの超宴に参戦

これも行きたくてウズウズしていたヤッホーブルーイングの超宴2016。サイバーエージェントのわたさんに誘ってもらって20人くらいで行ってきたけど本当に素晴らしいイベントで涙がちょちょ切れた。

↓は感動して投稿したFacebookポスト↓

来年も必ず行く!

※ガイアの夜明けに一瞬映って後日歓喜

※後日、井手社長に会いたすぎて軽井沢本社まで押しかけちゃった♡(右から2番目)

来年もたっぷりよなよなエールと水曜日のネコとインドの青鬼飲みます。

湘南移住計画開始

年始に運命の土地と出会ったので、湘南移住計画を具体化させた。場所は鎌倉の稲村ヶ崎。引っ越しは2017年6月頃。

海街Diaryを観て移住を決定するとは夢にも思わなんだ…。

●2017年の抱負(仕事編)

熱狂ブランド戦略の普及啓蒙を加速させる

2016年に引き続き全力で取り組む。セミナーや社内勉強会講師を年30~40回。遅れてる本も書く。効果検証と有効なKPI設定にも取り組む。そして、熱狂戦略によって幸せになるクライアントとエンドユーザーを増やす。やりきる。

趣味メディアFunmee!!のファンを増やす

Funmee!!はまだ始まったばかりで認知度も低ければ記事を読んでくれる読者も少なければ、毎日使ってくれる会員も少ない。

2017年は(数値は言えないけど)2018年に向けてしっかりした手応えを感じることができるところまで成長させたい。そのためには、1にユーザー、2にユーザー、3・4もユーザー、5もユーザーだ。ユーザーが幸せになって、毎日来てくれれば、売上は後から必ず着いてくる。

そのために、Funmee!!のファンを増やす。秋に大規模なファンイベントもやる!数値を見ながらのグロースハックではなく、ユーザーの笑顔を見ながらグロースハックする。やりきる。

次の10年を描く成長戦略基盤をつくる

トライバルメディアハウスは、2017年3月22日に満10歳を迎えます。長かったようであっという間。あっという間のようで長かった。どちらもある不思議な感覚。

トライバルは「人類にオドロキと感動を! 人生にもっと熱狂を!!」届けるために社会に存在しています。これまでの10年間を支えてくれた全ての方と機会に感謝し、次の10年を描く新たなチャレンジを開始します。詳細はまた追って☆彡

●2017年の抱負(個人編)

本格的なDIYに取り組む

せっかく家を建てるので、流行りのハーフビルド(とまでは行かなくても…)本格的なDIYに取り組んでプロセスを楽しもうと思ってます。

コスト削減もあり…すでに外壁塗装、内壁塗装、タイル貼り、薪ストーブスペースのレンガ積み、ウッドデッキづくり、車のガレージづくり、庭の芝張りは自分でやらなきゃならないことが確定してるし、この際、工具も一式揃えて頑張るぞと。親父大工だし!

目指すはカリフォルニア工務店岩切さんの自邸のようなサーファーズハウス☆彡

※岩切さんはFunmee!!でも取材させていただきました♫

カリフォルニア工務店代表・岩切剣一郎さんのDIY哲学「かっこいいものがないなら、自分で作ればいい」
https://funmee.jp/articles/34fd7b24316f5ffcf5385ecaeea04f3866e0f0a3

男前すぎて悔しい。

上高地・涸沢カールからの奥穂高登頂と、下ノ廊下踏破

この前、20年ぶりに山に登って、下山直後は(つらくて)「もう二度と山なんて登らない!」と思っていたものの、喉元過ぎるとやっぱりあの達成感は病み付きになる…。

ということで、マンガ「山と食欲と私」や「岳」でもおなじみの上高地・唐沢カールテント泊からの奥穂高登頂を目指したいと思います。3泊4日で。

画像出典:http://www.kamikouchi.info/

美しすぎるだろ…。

あと、先日、ある人から薦められた下ノ廊下。

画像出典:http://portal.nifty.com/kiji/121113158335_1.htm

やばい…。落ちたら確実に死ぬ。でも、なぜだか行ってみたい。やりきってみたい。死ななかったら2018年にお会いしましょう。

※これ読んでみて!:命がけの紅葉狩り~黒部峡谷下ノ廊下を歩いた
http://portal.nifty.com/kiji/121113158335_1.htm

海釣りからの三枚おろしからの男料理にチャレンジ

せっかく湘南に引っ越すし、最近ボート乗れてないので、これを機に海釣りを覚えて、アジやサバ、鯛あたりを狙いに行こうかと。

そして、釣るだけじゃなんなので、こだわりの出刃包丁も買って、憧れの三枚おろしとか覚えちゃって、魚をおいしく料理するできる男を目指してみようかと思います。

四万十川サバイバル下り

エイ出版のキャンプイベントFEEL Earthで出会った四万十塾・塾長の木村(193cm)さんが運営する4泊5日の四万十塾カヌートレックに参戦する!

出発したら5日間トイレ無し、寝床は川べりでキャンプという本格的なのアウトドアトリップ。

一生忘れられない思い出になると思う。

ということで最後に2017年の活動コンセプト…は、2016年とまったく同じ。

人の二倍働き、人の二倍遊ぶ。全てが仕事で、全てが遊びである。
ワークライフミックス(平日も週末も全てオン。好きなことをどんどん仕事にする)
遊ぶように仕事をし、仕事をするように全力で遊ぶ
熱狂の渦中で生きる(仕事も私生活も熱狂、熱中、夢中、没頭をテーマに生きる)

皆さん、2016年もよろしくお願い致します( `・∀・´)ノ

池田紀行

地方の方が熱い!? クリエイティブ過ぎる地方PR動画 5選

9 years ago

Ishida_Mitsunari

Iターン、空き屋活用、インバウンド市場などなど、何かと地方が注目を集める昨今ですが、地方創生のためのPR動画がユニーク過ぎると、徐々に巷で話題になっているのはご存知ですか?
今回は日本全国からエッジの効いた、よりすぐりの秀逸作品を集めてみました。

記事の要点3  ● オチの仰天サプライズはいつの時代も有効
  ● 身近感、参加してる感が視聴者の背中を押す
  ● 面白すぎれば何でもあり!効果は後からついてくる?

何はともあれ、まずは見ていきましょう。1本目は、岐阜県関市です。
もしも、あれがなかったら。。。。


岐阜県関市 「もしものハナシ」

この動画は2015年9月に公開されてから、既に34万回再生されている話題の作品で、おもしろ地方創世PR動画の火付け役とも言えます。
あれがない世界が非常に切実に描かれています。

2本目は、宮崎県小林市の作品です。
小林市は、1作品目の「移住促進PRムービー “ンダモシタン小林”」の仰天のオチが話題となっており、一躍有名になりましたが、この2作品目も素晴らしいです。どんなオチが待っているのか。。。


宮崎県小林市「サバイバル下校」

これを見ると、住みたいような、住みたくないような。。。。笑
いずれにしても両作品とも、何が待っているのか最後まで目を離せないので、離脱率は低いでしょう。
オチに綺麗に決まるサプライズはいつの時代も有効と言えます。
続いては、身近感、参加している感をうまく作っている作品です。

別府市 湯~園地計画!

そもそも、この遊園地を発案した人たちが素晴らしいですが、まさかこんな遊園地が、100万再生されたら実現するんだとしたら、行ってみたいし再生しますよね。
「100万再生で本当にやります!」とyoutubeに入れる心意気、PRの仕方が秀逸です。

最後にご紹介するのは、筆者おすすめの2作品、「石田光成」です。
続けてご覧下さい。


滋賀県 石田三成


滋賀県 石田三成 <第二弾・総集編>

なぜこんなにまで石田光成押しなのかがちょっとわかりませんが、シュール過ぎて最後まで目が離せません。
でも、おかげで石田三成に相当詳しくなれました。
コピーも秀逸です。
そもそも、武将と県がコラボしている、というコンセプトが既に相当シュールです。じわじわと、長いスパンで話題になる作品のような気がします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
上記で紹介した5作品は、メディアをはじめ、SNSでも非常に話題になっています。ビジュアルを作り込みすぎず親しみやすさを感じさせ、サプライズでインパクトを与える、など、著名なタレントが出演していなくてもここまでできる、低予算で上手にPR動画を作成するヒントがいっぱいです。
今後も地方PR動画から目が離せません。

crevoAdmin

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