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申請不要で副業OK! 業績連動の賞与など新たな人事制度を導入したロコンドの狙い

8 years 11ヶ月 ago

プロフェッショナル精神を重要視しています。会社とプロの関係性とは、成果を出せば報酬を増やし、成果がなければ報酬は下がる、という明快な法則です。

今のチームはプロフェッショナル精神の強いメンバーの集団である中、会社としてもプロを優遇し、プロに還元する制度をこれからも設けて行きたいと思います。Go、ロコンド!!!

2017年1月、申請不要での副業許可や給与アップインセンティブなどの制度を盛り込んだ新たな人事制度を導入したロコンド。田中裕輔社長は、人事制度の大改革に踏み切った理由をネッ担編集部にこうコメントを寄せてくれた。

ロコンドが採用した新人事制度は次の通り。

  • 年4回の人事評価委員会での職位見直し
  • プロフィット・シェア・インセンティブ(年1回の賞与)
  • 同じ区手当(本社、倉庫と同じ区に居住者への家賃補助制度(3万円/月にアップ)
  • 引っ越し手当(同じ区へ引っ越す場合、5万円までの引っ越し補助制度)
  • ディナー手当(ウェルカム手当、卒業手当、何でも手当。2,000円/回の飲み会補助費用)
  • 社割クーポン(全商品対象の社割制度、および、バースデークーポン)
  • 皆勤賞(5,000円/月。四半期連続で皆勤賞達成の場合はボーナスとして1万円)
  • 外部研修制度(行き放題)
  • 慶弔金制度(結婚、出産など)
  • 副業可(申請不要型)

新人事制度を導入したロコンドの田中祐輔社長

コメントを寄せてくれたロコンドの田中祐輔社長(2015年12月に編集部が撮影)

ロコンドが新人事制度の目玉としてあげたのが「プロフィット・シェア・インセンティブ」(PSI)。欧米企業に多く見られる、会社全体の業績結果に応じて支給する利益還元賞与であり、業界としては初の試みという。

ロコンドは年俸制を採用しているが、これに加えてPSIの賞与が加わることになる。正社員の場合、各人、職位および事業計画の達成度合に基づき、営業利益の0.01%~0.1%を個人がプロフィットシェア賞与として受け取ることが可能。ロコンドによると、「明確な会社の利益を社員に還元する制度となっている」とした。

2015年10月度に創業以来初めて単月黒字化を達成したロコンド。2016年2月期(第6期)の業績は、売上高(出荷高ベース)は前期比33.3%増の100億円、純損失が2億976万円(2015年2月期は6億3522万円)と損失幅が大幅に縮小し、今期(2017年2月期)の黒字転換も視野に入っているとみられる。

新人事制度の導入について、ロコンドは「会社の利益を社員に還元する為です」(広報)と断言。充実した福利厚生の導入によって採用をさらに強化、社員の生活を豊かにすることをめざしていくとしている。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

AIなど最新テクノロジーはネット通販をどう変えるのか? 米のIoT専門家が語るECの未来 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

8 years 11ヶ月 ago

アメリカのネット通販専門誌「インタ−ネットリテイラー」は、シリコンバレーのフューチャリストとして名高いテクノロジー分野の専門家デイヴ・エヴァンス氏にインタビュー。AI(人口知能)IoT(モノのインターネット)ドローン広がるコネクティビティ(接続性)データ生成が小売業をどのように変えるのか、お話を伺いました。

小売業界に影響を与える新しい技術革新とは

モノのインターネット、別名「IoT」は今を象徴するテクノロジーです。知能の高いモノのインターネットは、次に訪れるテクノロジーになるでしょう。少なくとも、デイヴ・エヴァンス氏はこう考えています。

エヴァンス氏はシスコシステムズでの24年間の勤務を終える少し前の2012年に、“インターネット・オブ・エブリシング(IoE)”(モノだけではなく、ヒト、データ、プロセスなど「すべてのモノとコトがインターネットで結びつくことで可能となるビジネス全般を意味する」)という新しい言葉を作りました。

シスコシステムズによると、“インターネット・オブ・エブリシング”は、高度につながった世界から得られたデータが持つ長期的な可能性を意味します。シスコシステムズ時代のエヴァンス氏の役職名は当初、チーフテクノロジストでしたが、後に「チーフフューチャリスト」に変更されました。

現在、エヴァンス氏はモバイルアプリのスタートアップ「Stringify」の共同創設者兼CTOとして、IoTのコネクティビティを高め、消費者がIoTの管理をしやすくするためのアプリを開発・運営しています。簡単に説明すると、“多くのスマートデバイスを生活に取り入れるほど、管理が複雑になる“ことを防ぐアプリです。

インターネット向けデバイスの製造に関し、いまだに世界的的な統一ルールは存在していません。ほとんどのデバイスが、単独、もしくは独自のアプリを通じて管理されている状況です。

「Stringify」のアプリを使えば、消費者が全てのスマートデバイスを一括で管理でき、デバイスの操作をリンクさせるなど、自分だけのルールを作ることが可能です。また、天気、位置情報を組み合わせるなどして、より賢いデバイスに作り上げていくこともできます。

たとえば、車のエンジンを止めてガレージに駐車すると、裏口のドアの鍵が開いて、入口のライトが点くようにする、というルールを作ることも可能。また、降水確率が90%の時は、芝生のスプリンクラーを起動させないようにすることもできます。

今回のエヴァンス氏へ取材では、消費者のコネクティビティレベルの変化データ分野の飛躍的な成長と応用技術小売業者にとって影響のありそうな今後の技術について伺いました。

AIなど最新テクノロジーはネット通販をどう変えるのか? 米のIoT専門家が語るECの未来
IoTという言葉を作ったデイヴ・エヴァンス氏(画像は編集部がInternetRetailerから追加)

5年後にはAIがネット通販では当たり前になる

インターネットリテイラー(以下IR):一般消費者に広がっていくと思われる技術革新は何だと思いますか?

デイヴ・エヴァンス(以下エヴァンス):人工知能、AIです。消費者は自分たちがAIを利用しているという感覚はないかもしれませんが、どこでもAIを使用することになるでしょう。Siri(アップルのiOS端末に搭載されている音声アシスタント機能)やCortana(マイクロソフトが開発したインテリジェントパーソナルアシスタント)、グーグルアシスタント(Googleが開発したAIベースの対話型アシスタント機能)、アマゾンアレクサ(Alexaは愛称で、正式名称はAmazon Echo)などが良い例ですが、それらはほんの序章に過ぎません。

買い物にもAIが入り込んでくるでしょう。ドレスやスーツを試着して鏡を見ると、鏡が感情を察知するようになります。しかめっ面をしているのか、嬉しそうなのか……表情にもとづいて、商品を提案するようになります

ショッピングカートは、すでにカート内に入っている商品をもとに他のオススメ商品を表示しますが、消費者が許可すれば自宅の食品庫や冷蔵庫の中に入っている商品をもとにオススメを提案することもできるようになります。消費期限切れになりそうな食品をディスカウント価格でオススメするフードセンサー、AI技術を使ってより賢く商品を配送するドローン、トラックも自動運転・自動配達になるでしょう。コネクティビティと同様にAIも広がっていくのです。

IR:そのような変化は、どれくらいのスピードで起こるとお考えですか?

エヴァンス2~5年の間に起こると思います。それは物の消費サイクルが急激に短くなっているからです。携帯電話を考えてください。アップルは毎年新しいモデルをリリースして、人々はそれを購入します。テレビはどうでしょう? 昔はテレビを購入したら一生、もしくは壊れるまで数十年間は同じテレビを使い続けていました。技術がより早く進化する今、人々は常に新しい機能を欲しています事業者はより早く、新しい機能を追加しなければいけなくなるわけです。

IR:AIは新商品の核となる技術として組み込まれていくのでしょうか?

エヴァンスAIはつながることができる全てのデバイスに入り込んでいくでしょう。どのような変化をもたらすかについては、過去に例がないほどの変化になると考えます。技術革新は二次的なものです。AIは大きく社会を変えることになるはずです。アップル、グーグル、マイクロソフト、インテルなど、全ての大企業は莫大なお金をAIにつぎ込んでいます。なぜなら、AIが大きな差別化になるからです。

IR:洗剤が少なくなったら自動的にオーダーしてくれる洗濯機、水のフィルター交換をお願いしてくれる冷蔵庫など、私たちが目にしているスマートプロダクトは、氷山の一角なのでしょうか? 現実的に消費者の生活がどれだけ自動化されるのでしょうか?

エヴァンス:牛乳が少なくなったらオーダーしてくれる冷蔵庫がスマートプロダクトかどうかはわかりませんが、商品が腐った時などアレルギーを起こしそうな商品について警告してくれる冷蔵庫はスマートプロダクトと呼べるでしょう。

Juicero(全自動で新鮮な野菜や果物の絞りたてジュースが飲めるジューサー)というサービスが良い例です。Juiceroはカメラを内蔵し、(編集部追記:Wi-Fiに接続されたジューサーが)ジュースパックのQRコードを読み取ります。もしその商品にリコールなどの問題があると、Juiceroにジュースパックを入れても起動しません。病気が広がるのを積極的に阻止してくれるスマートプロダクトの素晴らしい事例だと思います。

もちろん、食品に限った話ではありません。電力が一番安い時やグリッド(電力網)への負荷が少ない時にしか動かないようにするスマートデバイスもあるでしょう。機械や電気が故障した時には、自動的に修理をオーダーすることもできます。製造業者は、新しい機能を追加したり、バグを直すための新しいファームウェア(電子機器に組み込まれたコンピュータシステム)をアップロードすることが可能になります。全ての商品において、どこで問題が発生したのかわかるようになるわけです。

私たちは今、大きな変革の初期段階にいると思います。

Juiceroのイメージ動画(編集部が追加)

IR:現在、AmazonはGEやサムスンといった大企業とタッグを組み、アマゾンダッシュのコードを製品に組み込んでいます。小売りとリピート注文を関連付けることで、IoT開発の分野ではアマゾンがリーダー的存在になっていると思いますが、アマゾンの競合他社は憂慮すべき状況と言えるでしょうか?

エヴァンス消費財に関しては、競合は憂慮すべきだと思います。「お店に行って石鹸を買うのが楽しみで仕方がない!」という人はいないでしょう。このような商品の購買行動は自動化されていく。そうした意味で、消費財でアマゾンは現在、他社をリードしています。

しかし、洋服や家具などハイエンドな商品に関しては、やはり店舗での確認が購入の前提条件になると思います。しかし、店舗を構える小売業者もさらに努力が求められます価格競争だけでは十分ではないからです。素晴らしいインストアエクペリエンス(店内体験)付加価値のあるサービス素晴らしい顧客サービスが差別化要因として求められてきます。

IR:今はまだ小さくても、将来的に大きくなる可能性がある技術やコンセプトについて、小売業者やブランドが理解してく必要があるのはどんなことでしょうか?

エヴァンス:技術はものすごい早さで変化しています。小売業者も製造業者も、技術を無視できません。新しい技術を取り入れなければ、競合他社に先を越され、潰れてしまうかもしれません

アマゾンは現在、AIを利用してAmazon Go(アマゾンゴー)を試験的に行っています。アマゾンゴーは、レジを排除したハイテクな食品ストアです。これが成功すれば、小売業に変革が起こるでしょう。私から小売業者にアドバイスがあるとすれば、こうした状況をオープンマインドで観察することです。そして、最終的に他社と差別化するために、注意深く、そして合理的に新しい技術を試していくことです。

より良いサービス、より良い機能を消費者に提供するにはどうしたらよいか。何も恐れることはありません。早く対応できない小売業者は取り残されていくでしょう。

IR:数ある技術革新の中で、個人的に1番ワクワクするのは何ですか?

エヴァンス“知能の高いモノのインターネット(internet of intelligent things)”と呼んでいるものです。クラウドがさらに知能を授かると、つなぐことしかできない“頭の悪い”デバイスも、その知能の恩恵を受けることができるようになります。デバイスが驚くほど賢くなっていくわけです。つなぐだけで、頭の悪いモノが賢いモノに変わります。

玄関を考えてみてください。かなり頭の悪いデバイスですよね。しかし、安いカメラセンサーを取り付けて、クラウドにつないだらどうでしょう? 玄関がかなりスマートなモノに変わるわけです。他のスマートなモノにつなげば、顔や声を認識できるようになります。単なるモノを、ただインターネットにつなげているだけではないのです。インターネット、そしてその先にある大量の知能にアクセスできるようにつなげているわけです。

IR:知能の一部は、私たちのデバイスや行動のデータをもとにしていると思いますが、それらのデータは誰が所有、または管理することになるでしょうか?

エヴァンス:とても良い、そして難しい質問ですね。多くの企業や政府機関が、消費者から集めたデータを分析しています。電子機器を使ったコミュンケーションは全てなんらかの方法で分析されていると考えるのが妥当でしょう。複数の機関が情報にアクセスできるようになっており、フェイスブックはその情報を広告に、グーグルは広告とサービスに利用しているわけです。

消費者は無料でサービスを利用する代わりに、企業が自分自身のデータへアクセスすることを許しています。インターネット上では、情報が貨幣になるのです。ほとんどの消費者がそのトレードオフを喜んで提供しています。不平を言う消費者もいますが、多くの消費者が無料のサービスを利用する代わりに、データへのアクセスを許可したいと考えているのです。

IR:オンラインショッピングでは、デスクトップからモバイル、そしてアプリへという変化がありました。今後、オンラインショッピングはどのように変わるとお考えですか?

エヴァンス近い将来、ドローンが買い物の手伝いをするようになるでしょう。飛ぶタイプのドローンだけではなく、車タイプのドローンもです。ドローンが空中を飛び回っているのを目にするようになるでしょう。消費者はより早く商品を欲しがります。2日間でさえ待っていられないのです。そんな中、ドローンは大きな変化をもたらすでしょう。

ドローンに人間は必要ありません。トラック運転は過去のものとなるでしょう。現在、トラック運転手が配送ネットワークの肝になっていますが、長時間労働を強いられている彼らは、安全面で大きな不安を抱えています。自動運転トラックは、24時間年中無休で働けます。全自動運転の自動車を最初に活用するのはトラック業界になると思います。

数十年単位の長期的な目で見ると、次世代の3Dプリンターが電子レンジと同じくらい一般化し、消費財を数分で印刷できるようになるでしょう。

Internet RETAILER

世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

Internet RETAILER

潜在顧客にどうアプローチする? 新規客が急増したファンケル化粧品の商品価値の伝え方 | 通販新聞ダイジェスト

8 years 11ヶ月 ago

ファンケル化粧品が新規顧客へのコミュニケーションを大きく変えている。主力スキンケアで「無添加」の価値を前面に打ち出すこれまでのプロモーションを転換。30~40代女性の共感を集める漫画家とのコラボレーションや、くちコミなど周囲の評判を高めることで接点のなかった顧客との接点創出を図っている

企業スタンスの価値発信を変える

主力スキンケア「アクティブコンディショニングEX」は昨年9月にリニューアル。以降、新規獲得を強化している。

1年目は「無添加」が生み出す価値である“自活力(肌が自らきれいになろうとする力)”をキーワードにコミュニケーション。女性誌を中心に広告展開を進めた。

一方で課題も生じた。従来のプロモーションは、企業スタンスで伝えたい価値を発信する構造になっていたことだ。

“自活力”は「安心・安全」や、肌への優しさなど、そもそもコンセプトに共感してきたコア層には響く。ただ、これまでファンケルへの関心が薄かった層には具体的な機能が分かりづらく、購入まで至らない顧客がいると分析した。

30代女性支持の漫画家とコラボ

課題を踏まえ、2年目を迎えた今年9月からのプロモーションでは、対象となる潜在顧客の間口を広くとる“30代あるある”などをテーマにした漫画でその世代の共感を集める漫画家東村アキコ氏が描く「東京タラレバ娘」とコラボレーションキャンペーンサイトSNSなどウェブ、交通広告、雑誌などメディアミックスで展開した。

伝えたい機能は、30~40代女性の悩みである「ハリ」や「弾力」をサポートすること。この機能を代弁するキャラクター「おアゲ」を描き起こしてもらい、これを軸にコミュニケーションを展開した。「肌が、下りのエスカレーターに乗ってしまった」「信じたくないが、下がってきた気がする」など下がってきた肌の心理をつくようなコピーで肌を上げることをサポートすることをイメージさせる。

話題や評判をSNSで拡散

フェイスブックやLINEなどSNSの活用が広がる中、そこで評判や話題に上がるスキンケアとなることも目指した

「東京タラレバ娘」とのキャンペーンサイト(=画像(下))では、「自分の肌状態」や「(ショッピング、焼肉など)テンションが高まる行動」など複数の質問に答えることで回答に応じて肌診断や「東京タラレバ娘」のタッチで描かれた自分のキャラクターが作れるジェネレーター(プログラムの生成を行うもの)を展開。回答に応じた4コマ漫画も生成され、遊びながら自然にスキンケアや会社に関心を持ってもらうことを狙った。

潜在顧客にどうアプローチする? 新規客が急増したファンケル化粧品の商品価値の伝え方

「@cosme」などくちコミサイトでの評価も目指した。美容ブロガーに商品を使ってもらうなどくちコミ評価を増やし、過去、圏外だった「化粧水」ランキングでは10位以内に表示されることも増えている。こうした購入の後押しをするプロモーションを集中して展開した。

主力スキンケア2ケタ近い伸び

ジェネレーターの利用増でSNSはフェイスブックのシェア件数が想定以上に上がるなど成果も出ている。また、ウェブや折り込みチラシで展開する通常のレスポンス広告の獲得効率も前年の水準を超えて高まっている

「アクティブコンディショニングEX」の売り上げは前年比2ケタに近い伸長率で推移。新規獲得顧客は計画比2ケタ増で伸びている。こうして獲得した顧客にファンケルの美容理論や「無添加」の価値・機能を伝えるコミュニケーションを展開していく。

来年には「東京タラレバ娘」のドラマ化も決定。企業側から一方的なアプローチで行う“商品ありき”のプロモーションではなく、ターゲット世代の女性の共感を呼ぶマーケティングを強化していく

通販新聞

GoogleのInboxアプリがAMPをサポート、アプリの中で直接AMPページを高速表示

8 years 11ヶ月 ago

GoogleのInbox by GmailアプリがAMPをサポートするようになった。アプリの中でAMPページを高速に直接表示することができます。

- GoogleのInboxアプリがAMPをサポート、アプリの中で直接AMPページを高速表示 -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

Google アナリティクスに関する詳細記事の販売を開始しました

8 years 11ヶ月 ago
note(ノート)で、Google アナリティクスに関する詳細な記事の販売を開始しました。
https://note.mu/ibukuro

仕事柄、Google アナリティクスに関する詳細な集計仕様などの調査をたびたび行っているのですが、ブログやWeb担当者Forumの連載に載せるような初心者向けでもないし、アクセスを稼ぐ効果も期待できません。

だったら、有料で販売するかということで、始めました。ネタはそこそこ湧いてくるので、事欠かないと思います。プロの人は知っておいた方がいいと思いますよ、といったネタが中心になると思います。そしてその方々は自分で何時間も調べるくらいなら、ささっとお金で解決するでしょうし。ということで、お金持ちの方、どしどし購読してください。宜しくお願いします。

初回は「ページの価値」の計算方法についての詳細解説です。これも意外と、ヘエ~、そうだったのと思うような仕様だったりするんですよ。まあこの指標を重要指標にして、駆使している方々はごく僅かだと思うので、一般の人は知らなくてもいいと思いますが。

公開した記事は随時下記にリンクを追記していきますので、定期的にご参照ください。

ページの価値の計算方法の詳細
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

ビデオリサーチとニールセン、デジタル領域で提携

8 years 11ヶ月 ago
ビデオリサーチとニールセンが、日本におけるデジタル領域で資本業務提携。ビデオリサーチはニールセンの子会社であるニールセンデジタルに出資し、ニールセンはビデオリサーチの子会社であるビデオリサーチインタラクティブに出資することで、両社の関係強化を図る。
noreply@blogger.com (Kenji)

GMOメイクショップ、「決済画面改善プロジェクト」をスタート

8 years 11ヶ月 ago

GMOメイクショップは1月26日から、ショッピングカート「MakeShop」利用店舗の売り上げを拡大するため、「決済画面改善プロジェクト」を進めることを明らかにした。

一部ショップの決済画面で一定期間テストを実施。テスト前と比べて離脱率が改善したなど効果のあった箇所を機能アップグレード項目に追加していく予定。

第1弾として決済画面のデザインを変更。文字と空きのバランス調整、ボタンが大きく押しやすくなる、など全体的にブラッシュアップする。

デザインの変更により、コンバージョン率の向上が図られるとしている。

GMOメイクショップでは今後も、「決済画面改善プロジェクト」として改善を進めていく予定としている。

変更のイメージ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

キタムラのECサイトも導入、ASP型サイト内検索サービス「Vivace」をフォルシアが提供開始

8 years 11ヶ月 ago

サイト内検索を提供するフォルシアは1月11日、データの取り込みや画面設定などをサイト運営側が柔軟に管理設定できるASP型サイト内検索サービス「Vivace」の提供を開始した。

「Vivace」はフォルシアが長年提供してきた検索のノウハウを集約した製品で、多くの機能群を標準搭載している。「もしかして」検索、重み付け設定などサイト運営側が自由に設定することが可能。専門性の高いECサイトで活躍するとしている。

サイト内検索スピードでもこだわりがあり、100万点を超える商品の複雑な属性検索でも10ミリ秒レベルのレスポンスを実現しているという。

導入第1弾としてキタムラが運営する「キタムラネットショップ」へ導入。キタムラは専門店としての独自性を確立するため、高性能なキーワード検索、高速検索と様々な属性から商品を検索できる検索エンジンの導入が急務だったため、「Vivace」を導入したとしている。

「Vivace」を導入した「キタムラネットショップ」

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

googleAnalyticsR: Analytics Reporting API V4 向けの新しい R パッケージ

8 years 11ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「googleAnalyticsR: A new R package for the Analytics Reporting API V4」を元に構成しております。
こんにちは、Mark Edmondson です。Google アナリティクスの Google デベロッパー エキスパートとして、Google アナリティクスを活用していただけるようにデベロッパーの皆様をサポートしております。Google API とデータ プログラミングも担当しており、先日提供を開始した Google Analytics Reporting API V4 に対応する新しい R パッケージ、googleAnalyticsR の開発も進めてきました。

R は、その強力なデータ処理機能、統計情報、視覚化機能のおかげで、ウェブ分析で広く使われるようになってきています。データ分析における R の主な強みは、オープンソース パッケージの種類がどんどん増えてきていることです。googleAnalyticsR を使うと、Google アナリティクスで収集したデータを任意の R セッションに直接ダウンロードし、そのセッションと他の R パッケージを併用してデータからインサイトやアクションを導き出すことができます。

googleAnalyticsR は v3 API 機能に加え、次の v4 固有の機能にも対応しています。

  • オンザフライ計算指標
  • ピボット レポート
  • ヒストグラム データ
  • さらに高度な複数のセグメント
  • マルチデータ リクエスト
  • コホート
  • 一括処理レポート
今後開発されるライブラリでも、V4 API の新しい機能が使われるようになります。

ご利用方法


googleAnalyticsR をご利用いただくには、必ず R の最新バージョンと、必要に応じて R 向け統合開発環境の RStudio をご用意ください。

RStudio を起動したら、次の操作でパッケージをインストールします。

install.packages("googleAnalyticsR")

この操作によって、ご自身のパソコンとそれに依存するシステムにパッケージがインストールされます。

インストールが完了したら、「library(googleAnalyticsR)」を使ってライブラリを読み込み、「?googleAnalyticsR」経由かパッケージのウェブサイトで、R 内の関連ドキュメントをお読みください。


API 呼び出しの一例 - 計算指標



インストールが完了すると、以下の例のような方法で Google アナリティクス データを取得できるようになります。この例ではオンザフライ計算指標を取得しています。

library(googleAnalyticsR)

# authenticate with your Google Analytics login
ga_auth()

# call google analytics v4
ga4 <- google_analytics_4(viewId = 123456,
                         date_range = c("2016-01-01",
                                       "2016-06-01"),
                         metrics = c(calc1='ga:sessions /
                                            ga:users'),
                         dimensions = 'medium')


その他の例については、v4 ヘルプページをご覧ください。


セグメント ビルダー RStudio アドイン



v4 API の新機能の 1 つは強化されたセグメントですが、その設定は複雑になる場合があります。そこで RStudio アドインをご用意しました。このアドインを使用すると、RStudio 内の管理画面でセグメント オブジェクトを設定できるようになります。ご利用になるには、対応するライブラリを RStudio にインストールし、[アドイン] メニューでセグメント ビルダーを選択してください。



独自の Google アナリティクスを作成



googleAnalyticsR のダッシュボードは、R 向けウェブ アプリケーション フレームワークである Shiny に対応するよう作られています。Shiny には、Google アナリティクス ダッシュボードをできるだけ簡単にする機能が含まれており、エンドユーザー向けのログイン機能も用意されています。




独自の Shiny ダッシュボードを作成するためのコード例については、こちらのウェブサイトをご覧ください。


BigQuery Google アナリティクス 360 エクスポート機能



v4 および v3 API 機能に加えて、BigQuery にエクスポートされた Google アナリティクス 360 のデータに対して直接クエリを実行し、サンプリングされていない数百万もの行をダウンロードできるようになりました。

Google アナリティクスは使えるものの SQL には慣れていない分析担当者でも、API 呼び出しと似たインターフェースを使って、標準的な指標やディメンションに対して SQL によるクエリを行うことができます。詳しくは、こちらのウェブサイトの BigQuery セクションをご覧ください。


非サンプリング



サンプリングされていないデータを簡単に取得できるよう、googleAnalyticsR には非サンプリング フラグも用意されています。このフラグによって、セッションのサンプリング上限の範囲で自己調整した期間に分けて API 呼び出しを実施します。具体的な手法については、こちらの説明をご覧ください。


サービス改善にご協力ください



ご提案やバグのご報告、共有したいアイデアなどがございましたら、ぜひ問題としてご報告いただくか、googleAnalyticsR Github レポジトリでプルリクエストをお送りください。Twitter で @HoloMarkeD までお知らせいただいても結構です。


投稿者: Mark Edmondson - Google デベロッパー エキスパート
noreply@blogger.com (Bruna)

ヤマト運輸の12月度宅急便取扱個数は5.6%増、2年連続5%超の伸び

8 years 11ヶ月 ago

ヤマト運輸は1月10日、2016年12月の小口貨物取扱実績を発表し、宅急便の取り扱いが前年同月比5.6%増の2億3404万4761個となった。

2015年12月度も前年同月比5.2%増と取り扱う荷物が右肩上がりで増加。一方で、2016年末には現場から人手不足となっているといった声などが聞かれている。

ヤマト運輸の月別宅急便取扱個数を見てみると、12月度以外は1億3000万~1億8000万個で推移していたが、12月度はネット通販の年末セールやお歳暮の取り扱いなどにより5000万個以上荷物が増えている。年末に扱う荷物の集中も現場の人手不足につながっていることが推測できる。

なお、12月のクロネコDM便はの取扱個数は0.7%減の1億1674万9696冊。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

アリババのジャック・マー氏とトランプ氏が会談、5年間で100万人の米国雇用創出を約束

8 years 11ヶ月 ago

中国電子商取引最大手アリババのジャック・マー会長がアメリカ時間1月9日、ニューヨークのトランプ・タワーでドナルド・トランプ次期米国大統領と40分間にわたって会談した。アリババの公式ブログ「ALIZILA」が同日に会談内容などを公表した。

「ALIZILA」によると、アリババのネットワークや販売力を活用し、アメリカの中小企業の製品を中国および他のアジア市場に販売。5年間で100万人の中小企業の雇用を創出するという。

会談後、トランプ氏は記者たちに次のように述べた。

私たちは素晴らしいミーティングをした。彼(ジャック・マー)は素晴らしい企業家であり、世界においてもっとも優秀な企業家の1人である。彼はアメリカを愛し、中国を愛している。ジャックと私は、中小企業のために素晴らしい事をするつもりだ。

また、ジャック・マー氏は、(トランプ氏と)米中の両国がどのように貿易を改善するかについてのアイディアを共有し、次のように話した。

私たちが100万の中小企業を支援し、アリババのプラットフォームを通じて中国やアジア、特に東南アジアに販売することを話し合った。

アリババのジャック・マー氏とトランプ次期米国大統領

トランプ氏とジャック・マー氏(画像はALIZILAから編集部がキャプチャ)

アリババがアメリカの農産物を中国消費者に販売している例

  • パシフィックノースウエストさくらんぼ → 2014年、アメリカ北西部の生産者がアリババの「Tmall(天猫)」で600トンものさくらんぼを予約販売形式で展開。収穫後72時間以内に消費者へ商品を届けた。    
  • ワシントン州産リンゴ → 2015年11月のあるワンデーセールでは、中国消費者はワシントンリンゴ委員会から7500カートンのリンゴを購入。価格は15万米ドルに相当。
  • 豚肉 → 2016年4月のあるスリーデーセールで、アメリカ食肉輸出連合会は3000パッケージもの豚肉と17万袋の香辛料を販売。
  • アラスカシーフード → アリババはアラスカシーフード・マーケティング協会、アメリカ農務省貿易事務所とパートナー提携。2015年のナインデー・キャンペーンでは、中国消費者が3万3759件を注文。全部で50トンのシーフードを購入し、それは100万米ドルに相当。
アリババの米国企業支援先事例
アリババの米国企業支援先事例(出典はALIZILA公表資料)
魯 玉芳

ファンケル、オルビスなどが創業、JADMAも設立。通販市場が1兆円を突破した1980年代 | 通販の歴史

8 years 11ヶ月 ago

1980年代に入ると、ファンケルやオルビス、ふくや、財宝など、特定のカテゴリーに特化した通販会社が台頭した。総合通販や百貨店、テレビ通販といった既存のプレーヤーの事業拡大も相まって、通販の市場は一気に拡大していく。国内の市場規模は1987年に1兆円を突破した。

1980年(昭和55年) ファンケル創業

創業者で現代表取締役会長の池森賢二氏は、当時多発していた化粧品による皮膚トラブルの原因として添加物に着目。皮膚トラブルを起こさない化粧品の提供を志し、1890年4月に化粧品メーカー ファンケルを創業した。

防腐剤なしで使い切れる小型の密封容器に入った無添加基礎化粧品を開発し、1982年より販売を開始した。

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1982年に販売を開始した初代の無添加化粧品
資料提供:ファンケル

当初は訪問販売など、さまざまな販売手法を模索しながらの船出だったが、試行錯誤の末、化粧品の販売にはチラシが効果的だと判断。

チラシには皮膚科学にもとづく話題を盛り込み、化粧品に関する当時の常識に対して指摘を行うなど消費者に有益な情報を盛り込み、『素肌美ニュース』として池森氏自らが配布した。後に、新聞販売店などを通じて配布数を増やし、顧客を獲得していった。

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池森賢二氏が制作から配布までを手がけた『素肌美ニュース』。
資料提供:ファンケル

1980年代の通販市場の特徴は、特定の商品カテゴリーに特化した通販会社が台頭したことにある。

ファンケルのほかに、ハーバー研究所(1983年)、オルビス(1984年〜)、食品業界ではティーライフ(1983年)、水の財宝(1986年)などが創業したほか、1983年からDHC(ディーエイチシー)が、また1948年創業の明太子のふくやも1985年から通販を開始した。

これらの通販会社の成功は、現在に至るまでさまざまな単品通販が登場するトレンドを作った。

1983年(昭和58年) JADMA発足

1983年10月には日本通信販売協会(JADMA)が設立された。

通販の市場が急拡大する中で、誇大広告や契約の不履行といった消費者被害も問題化。通商産業省(現、経済産業省)の指導や、業界内部からの組織結成の動きを受け、JADMAが発足した。

初代会長には、フジサンケイリビングサービス(現ディノス・セシール)の三嶋正憲社長が就任した。

虎ノ門のホテルオークラで行われた設立総会。
出典:『JADMA20年史』(発行:社団法人日本通信販売協会、2003年)

通販関連の業界団体としては、1988年に日本コールセンター協会も発足している。

1986年(昭和61年) セシールが国内売上高トップに

通販業界の専門紙「通販新聞」がまとめた企業別の売上高によると、1983年から85年まではフジサンケイリビングサービス(現ディノス・セシール)が売上高600億円前後で首位だった。その後、1986年にセシール(現ディノス・セシール)が売上高1位の座を奪うと、その後10年以上業界トップに君臨した。

1986年度「通販・通教売上高ランキング」『通信販売年鑑2013年版』(通販新聞社刊、2013年)をもとに編集部で作成  ※=推計
セシールの前年比が128.1%とめざましい。上位30社のうち12が生活協同組合。

セシールは1974年に東洋物産株式会社として設立、1883年にセシールに商号を変更した。ストッキングの大ヒットで成長し、テレビCMを積極的に活用して知名度を広げた。

“Il offre sa confiance et son amour. (イロッフル・サ・コンフィアンス・エ・ソナムール)”というフランス語のナレーションを入れるようになったのも「窓辺の女」からである。これは当社が創業時から使用している「愛と信頼をお届けする」というキャッチフレーズを仏訳したもので、その美しい響きが若い人たちの間で話題になり、「何と言っているのか教えてください」との問い合わせが相次いだ。

─出典:『セシール30年の歩み』(編:セシール社史編纂事務局、2003年)

「窓辺の女」とは、セシールへの商号変更のために全国放送されたテレビCMで、初めて海外で撮影された。以後、同社はCMやカタログを数多く海外で行った。

1987年(昭和62年) 通販市場が1兆円を突破

通販の国内売上高は1987年に1兆円を突破した(出典:JADMA「通信販売企業実態調査」)。JADMAが調査を開始した1982年の市場規模は6,400億円だったが、その後、わずか6年で2倍以上の1兆3,200億円へと拡大している。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

2017年はどうなる? ネットショップ、SEO、広告マーケティング業界予測【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

8 years 11ヶ月 ago

2017年になって早くも1週間が過ぎてしまいました。ようやく仕事モードになってきた人も多いと思うので、2016年の振り返り記事と2017年の予測記事を読んでおきましょう。アマゾンフレッシュに関しては続報待ちですね。

今週のラインナップ

あわてる前に状況把握を

ついに「アマゾンフレッシュ」が日本参入か 来春に生鮮食品宅配を東京23区でスタート? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3803

まとめると、

  • この春にも生鮮食品の配送サービス「アマゾンフレッシュ」を開始する模様
  • 対象エリアはスタート時点では東京23区のみとなる模様
  • 会費の設定など詳細はまだ不明

「アマゾンフレッシュ」を販路として活用できる可能性も。スタート時点ではアマゾン側で選んだ約40社の食品販売事業者の食品で展開するようですが、軌道に乗れば参加の門戸が広がる可能性があります。

気になるのは参加するためのコスト。あるEC事業者は「今までのAmazonとは異なりかなりの年間出店料を払う必要があると聞いている」そうです。

─ネットショップ担当者フォーラムメルマガより

かなりの勢いでシェアされた記事ですがまだまだ不明な部分が多いです。売る側も買う側もまずは冷静に状況を把握して、どうするかを考えていくべきでしょう。

この流れに逆らうのか、乗っかるのか、無視するのか。選択肢だけは持っておきましょう。

2017年も役立つ2016年のまとめです

Facebookの大型アナウンス・アップデートまとめ【2016年版】 | Unyoo.jp
http://unyoo.jp/2016/12/the-10-biggest-facebook-announcement_2016/

ネットをきっかけに世の中が動いた、2016年「はてなブックマーク年間ランキング」 今年を象徴する話題が続々 | はてなニュース
http://hatenanews.com/articles/201612/24113

【2016年まとめ】今年EC業界でチェックしておくべきトレンド5選と2017年のEC業界展望 | eコマースコンバージョンラボ
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/36729

ベスト・オブ・ウェブサービス2016--反響の大きかった10の無料サービス | CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/society/35094367/

今年のファッショントレンド総まとめ!WEARのトレンドランキング2016 | 株式会社スタートトゥデイ
http://www.starttoday.jp/?p=18125

ネットショップに限らずさまざまなジャンルのまとめ記事です。特に「ベスト・オブ・ウェブサービス2016」に載っているサービスは便利なものが多いので見ておくことをおススメします。

ECとデジタルマーケティングの流れはこちらで

2017年の検索を俯瞰する ―― Googleマイリー・オーイェ氏が語るSEOジャーニーとは | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/a-view-of-google-search-in-2017-by-maile-ohye-stateofseach-2016/

Google検索の現状と将来予測を米国屈指のSEOエキスパートが語った | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/the-state-of-search-by-danny-sullivan-at-stateofsearch2016/

2017年広告マーケティング業界 7つの予測 その①~その③ | 業界人間ベム
http://g-yokai.com/2017/01/2017-7.php

2017年広告マーケティング業界 7つの予測 その④~その⑦ | 業界人間ベム
http://g-yokai.com/2017/01/2017-7-1.php

「これからのEC」の話をしよう(2017年版) | ネットショップ運営支援ブログ「ecバカ一代(仮)」
http://www.commerce-design.net/blog/archives/1932

デジタルトランスフォーメーション - 2017年のデータ解析業界展望 | 株式会社プリンシプル
https://www.principle-c.com/column/marketing/digitaltransformation2017.html

個人的な感覚ですが、デジタルマーケティングって進化してきたせいでデジタル感がなくなってきています。身近になって当たり前になっているし、人間のやっていることをAIなどがやってくれますので。

となると、どれだけ人間のことを理解してコンピュータに伝えることができるかということと、コンピュータの回答を人間がどれだけ理解ができるのかがポイントです。

苦手だと敬遠していた人にもとっつきやすくなってくるので、新しいものはどんどん使ってみるに限りますね。

EC全般

古舘さんTV通販に挑戦 「伝えられず」売り上げ8割 | NIKKEI STYLE
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO11140530X21C16A2000000?channel=DF310520160256

8割ってすごいと思うんですよね。古館さんは販売のプロじゃないですから。

お客様に話しかける最適なタイミングも導き出す 実店舗分析ツール「RetailNext」インタビュー | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/3965

将来は「人工知能エリアマネージャー」も?初期費用0円の実店舗分析ツールについてABEJAさんに訊く | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/3990

売り場が変わる!効率か楽しさか、「買い物の再定義」に動く | ニュースイッチ
http://newswitch.jp/p/7387

デジタルマーケティングの流れはこんな感じ。これが当たり前になってくるのが2017年だと思います。

ネットショップを無料で作れる「BASE」を使い倒してみた | クボログ
http://kubolog.net/ec/base/

どんな人向けなのかが詳しく書かれています。気になっている人は読んでみましょう・

今週の名言

伝統も文化も大切だけど、みんなが楽しければ、それでいいんじゃないかな

除夜の鐘「うるさい」に配慮し大晦日の昼につく住職の思い | THE HUFFINGTON POST
http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/24/temple_n_13846330.html

「コンバージョン率も売上も大切だけど、みんなが楽しければ、それでいいんじゃないかな」と思った2017年最初のまとめ。

森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

【UPDATE 動画マーケティング】「今さら聞けない、動画広告用語」を総まとめ。今年こそ動画広告を始めよう!

8 years 11ヶ月 ago
「リスティング」や「バナー」、「インストリーム」などWeb広告には多くの種類があります。また、広告用語といえば、「CPC」や「CPV」など英語の略語も多くあり、名前を覚えるだけでも大変ではないでしょう...

楽天市場のスマホで売り上げを伸ばしているサイトは「ハンバーガメニュー」をうまく使っている | いつも.ECコンサルタントが明かす売り上げアップにつながるEC最新情報

8 years 11ヶ月 ago
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スマホサイトの右上などによくみられる3本泉のアイコンはパンに挟まれたハンバーグのように見えることから「ハンバーガーメニュー」と呼ばれています。このハンバーガーメニューでは、画面に常に表示されているナビゲーションメニューを小さく隠して、必要なときだけ見れるようにするため作られました。

ただ、これまで、スマホのハンバーガーメニューは全然クリックされないということが常識のように認識されてきました。しかし、最近ではハンバーガーメニューをしっかりと利用する消費者が増えてきています。今回は、ハンバーガーメニューを効果的に活用している事例から、ハンバーガメニューの活用方法をご紹介します。

右上の赤丸で囲んだアイコンがハンバーガーメニュー(編集部キャプチャ)

ハンガーバーメニューは先に紹介したような「押されないもの」というイメージから、あまり力を入れて手を加えられることが少なく、メニューが文字ベースで一覧表示されるナビゲーション程度のものが多く存在していました。

一覧で表示されているとユーザーが迷ってしまうため、誘導したいページにたどり着く確率は下がり、ほとんど手を加えていないページに飛んでしまうと、離脱率を上げてしまうことにもつながっていました。また、ユーザーもその状態に慣れているためクリックされないという悪循環に陥っていたのです。

しかし、それは既に過去の話となっており、ハンバーガーメニューにもしっかりと手を入れる事業者が増えはじめてきたことで、ユーザーにクリックされるようになってきています。

そのため、しっかりハンバーガーメニューに手を加えている事業者では離脱率低下や転換率アップなどの恩恵に預かっている中、手を入れていない事業者が損をするという状態が顕著になってきました。今この記事を見て現状に気付かれた方は是非本記事を参考に早急にハンバーガーメニュー対策を行いましょう。

誘導したいページ情報をしっかり掲載する

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楽天市場内でも、ハンバーガーメニューの作りこみを行っている事業者と、作りこんでいない事業者では大きく売り上げに差が出始めています。

作り込みがしっかり出来ている事業者のハンバーガーメニューを見てみると、楽天スーパーセールの際にはしっかりとセール商品が画像付きで掲載されていたり、キャンペーン情報がデザインされているため、一番に目に入るように掲載されています。

また、ギフト商材を扱っている事業者では予算別のカテゴリをしっかり表示していたり、ブランド一覧などカテゴリを表示している事業者でも一番売りたい商品や新着商品・ランキングなどを掲載することで、ユーザービリティを向上しながら目的のページに誘導することに成功しています。

また、ハンバーガーメニューをオリジナルで作成することは離脱率を下げるためにも非常に有効です。というのも、デフォルトで表示されている検索窓は楽天の全商品を検索するようになっているため、検索窓を利用するとほとんどのお客様が離脱してしまうのです。オリジナルで作成しておけばこういった離脱を防ぐことにも繋がるため、大変効果的という訳です。

スマホの利用者は若い女性を中心にどんどん多くなっており、新規ユーザーの多くがスマホでページを閲覧しています。新規顧客獲得のチャンスを棒に振らないためにも、ぜひハンバーガーメニューを自作してユーザビリティを向上させておきましょう。

「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
楽天スマホ ハンバーガーメニューの見直しで離脱率低下へ(2016/12/22)

株式会社いつも.

Eコマースビジネス支援に特化し、成功に必要なコンサルティング、集客、構築・制作、販売、CRM、物流、カスタマー対応までを一社完結で提供。

現在、国内最大規模となる7700社以上の企業(2016年6月時点)とサポート実績があります。約4年前から米国Eコマースの成功事例や情報を研究する専門部署(EC未来研究所)を設け、情報収集と発信を実施。そこから日本流のスマートフォン、ソーシャル、O2O、フルフィルメント、CRMなどのコンサルティングも提供している。

株式会社いつも.

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