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「楽天市場」の送料無料ラインの統一化方針、店舗の反応は? 今後の焦点は? | 通販新聞ダイジェスト

7 years 5ヶ月 ago

楽天が、仮想モール「楽天市場」の送料を統一することが分かった。年内にも送料無料となる購入額を全店舗で統一する方針。楽天市場は出店する店舗によって送料はバラバラだが、ユーザーからは「分かりにくい」という声もあったことから、統一ことで購入前の離脱を防ぐ。分かりやすさを重視することで、競合のアマゾンに対抗、楽天市場の流通総額拡大につなげたい考えだ。

1月30日に都内で開催された出店者向けイベント「楽天新春カンファレンス2019」の講演で三木谷浩史社長(=写真)が明らかにした。講演では「ECサイトの送料満足度調査」において、「満足している」と回答したユーザーがアマゾンの28.7%に対し、楽天市場は18.2%であること、「ECサイトで送料が原因で購入をやめたケース」ではアマゾンが57.4%、楽天市場が68.3%といずれも劣っていたことや、ユーザーの64%が「購入額による送料無料ラインを設けることを望んでいる」といった調査を紹介。

「ECサイトの送料満足度調査」において、「満足している」と回答したユーザーがアマゾンの28.7%に対し、楽天市場は18.2%であること、「ECサイトで送料が原因で購入をやめたケース」ではアマゾンが57.4%、楽天市場が68.3%といった数字がある
楽天が公表した「ECサイトの送料満足度調査」(画像は編集部が追加)

さらに、南米のマーケットプレイス「メルカドリブレ」が、全店舗の送料無料ライン統一後、流通総額が急拡大した事例も解説した三木谷社長は「楽天市場の強みは店舗だが、弱みは送料に統一性がないこと。ここを克服すれば20~30%の成長が実現できる。楽天の歴史の中でも最大のチャレンジになる。個別の事情はあるだろうが、全店舗が一体となってこの問題に取り組むことで、世界に類を見ない、継続的に大きな成長ができるのではないか」と店舗に呼びかけた。

南米のマーケットプレイス「メルカドリブレ」の例
南米のマーケットプレイス「メルカドリブレ」の例(画像は編集部が追加)

楽天市場ではすでに80%以上の店舗が購入額による送料無料ラインを設けているが、ラインとなる購入額は店舗によって異なっていた。まずは年内にもこれを統一する追加の送料が必要となる家具などの大型商品や食品などの冷凍・冷蔵商品は例外となる。今後は送料そのものの全店舗での金額統一も目指す

ただ、運送会社との契約条件は店舗によって違うほか、利益率は商材によって大きく異なるため、無料ラインの設定額によっては、採算が悪化する店舗が出てくる可能性がある。三木谷社長は今回の施策に対し「楽天グループとしてもかなりの資金を投入する準備がある」と説明。負担増となる店舗への補てんなどが考えられるが「当社としての覚悟を示したもので、具体的なことは決まっていない」(同社EC広報課)という。

大きな方針転換となるが、同社では「(送料無料ラインの通知から実施までは)リードタイムを用意し、きちんと店舗から理解してもらえるようにアナウンスしていきたい」と今後の方針を説明。これまで規約を改正する場合、店舗には書面で通知する形だったが、今回の施策に関する店舗への通知方法や、どのように店舗の同意を得るのかについては「慎重に検討していく」(EC広報課)という。仮想モール運営事業者が不当に利用料や決済方法を変更して出店者に不利益を与えた場合、独占禁止法違反(優越的地位の乱用)の恐れもあるが、同社では「法律を順守するよう注意し、店舗とともに成長できるモデルを目指したい」(EC広報課)とする。

店舗は今回の発表に対し、どんな感想を抱いたのか。アパレル販売のA社では「自社が設定している金額より上がるのか、下がるのか、統一される金額によって変わってくる」と話す。スポーツ用品販売のB社は「一定基準以上で送料を無料にすることを消費者が望んでいるは知っているし、基準がバラバラだと分かりにくいのは確かなので、そこを統一するのは歓迎したい」と理解を示しながらも「今設定している送料無料ラインよりも金額が下がれば困るのは事実なので、楽天が補てんしてくれるのかどうかが気になる」と正直な感想を口にする。アパレル販売C社は「楽天が負担してくれる形で送料無料ラインが下がるのであれば消費者のためになるから良いことだが、店舗が持つとしたら当然採算は悪化する。また、楽天が負担するにしてもそれがずっと続くのか」と疑問を呈する。一方で、家電を販売するD社は、送料無料の商品が大半を占めることもあり、「ユーザーにとって分かりやすくなるので良いのではないか」とする。

やはり、店舗の焦点は「送料無料となる金額がどこに設定されるか」になりそうだ。ただ、あまり高い金額になることは考えにくく、「アマゾンの2000円に近いラインになるのでは」(家電販売のD社)との見方もあるだけに、それよりも送料無料ラインが高い多数の店舗にとっては負担増が気になるところだ。

楽天では送料無料となる金額については今後決める方針だが、「店舗の声を聞いていくことはもちろんだが、楽天市場が成長するための施策なので、ユーザーにとって魅力的な金額であることも必要だ。双方のバランスを考慮したい」(EC広報課)とする。

通販新聞

宅急便受け取りの利便性向上へ、ヤマト運輸とヤフーIDの連携促進

7 years 5ヶ月 ago

ヤマト運輸は2月8日、宅急便の配達予定時間などを通知する会員制度クロネコメンバーズの「クロネコID」と、ヤフーの会員制度「Yahoo!JAPAN ID」の連携キャンペーンを開始した。2つのIDを新規で連携した消費者を対象に、Tポイントを合計2300万ポイント付与する。

「クロネコID」と「Yahoo! JAPAN ID」を連携したユーザーは、宅急便の「配送予定日時」「配送完了」「不在連絡」などの情報を、「Yahoo! JAPAN」アプリのプッシュ通知機能を通じて受け取ることができる。

また、「Yahoo! JAPAN」アプリの「配送」メニュー、「Yahoo! JAPAN」のスマホ向けWebページで荷物の「送り状番号」や「品名」を確認することも可能。

ヤマト運輸とヤフーは2018年10月、「クロネコID」と「Yahoo! JAPAN ID」のサービスを連携し、宅急便の配達予定時間などを「Yahoo! JAPAN」や「Yahoo!カレンダー」などのアプリで確認できるようにした。今回のキャンペーンで「クロネコID」と「Yahoo! JAPAN ID」の連携サービスの利用促進を図る。

ポイントキャンペーンは2月8日から3月15日まで。2つのIDを新規で連携した消費者の中から、抽選で3人にTポイントをそれぞれ100万ポイント、抽選で20万人にそれぞれ100ポイントを付与する。

「クロネコメンバーズ」は、ヤマト運輸の無料の会員制サービス。「お届け予定eメール」や「ご不在連絡eメール」といった宅配予定通知サービスを提供している。

渡部 和章
渡部 和章

ネット通販の買い物デバイスはPC、スマホ、次は? 「IoT」時代を前に知っておきたいECの近未来

7 years 5ヶ月 ago

PCやスマホに続く、ネット通販のデバイスとして有力視されている「IoT」。電化製品やインテリアなど、日常の身近にあるモノをインターネットにつなぎ、ECを展開する動きが広がり始めている。IoTを活用してECを行うには、どのような方法があるのか。ECサイト構築システムや一元管理システムなどを提供するNHN SAVAWAYの安達友昭氏が、クラウド型ECモールプラットフォーム「TEMPOCLOUD(テンポクラウド)」によって実現できる「IoT」を使った新しいECによる買い物方法を提案・解説した。

めざすはIoT家電を使って買い物ができる世界

ネット通販で使うデバイスの主役は今、パソコンからスマホへと移行している。では、この先の未来はどうだろうか?

近年、AmazonやGoogleが提供するAIスピーカー、インターネットにつながった家電などが増えている。こうしたなか、今後は「IoT」(Internet of Things、モノのインターネット化)がECのデバイスになると安達氏は予想する。

ECのデバイスとして活用できるモノの一例として、安達氏は「鏡」をあげた。

「鏡」は生活導線上に必ずある。起床時、身支度、外出前、就寝時など、一日最低3回は鏡を見るはず。私たちは、鏡で買い物ができる世界が実現できると考えている。(安達氏)

NHN SAVAWAY株式会社 TEMPOCLOU事業部 事業部長 安達友昭氏
NHN SAVAWAY株式会社 TEMPOCLOU事業部 事業部長 安達友昭氏

鏡を使ったECとは、どのようなことか。安達氏は例として、デジタルサイネージ機能を備えた洗面所の鏡に、トイレットペーパーやシャンプーなど、なくなりそうなものを投影し、その場で買えるようにすることが可能だと説明する。

インターネットにつながった「鏡」を、ECのデバイスとして利用する
インターネットにつながった「鏡」を、ECのデバイスとして利用する

すでにアパレル店舗では「鏡」のECデバイス化が進行

鏡は家の中だけでなく、外出先や会社などありとあらゆる場所にある。アパレル店舗の売り場や試着室、ヘアサロンやネイルサロン、旅行先のホテルの部屋や洗面所……。そして、鏡を使ったECはすでに実用化が進んでいるのだ。

安達氏は、鏡を使ってオンラインショッピングを行う取り組みについて、次のように説明した。

たとえば、アパレル店舗の試着室の鏡を使ったショッピング。試着室で服を試着する際、関連商品やサイズ・色違い、コーディネートなどの情報がミラーサイネージに表示される

違うサイズを試着したいときは、その場で在庫があるかどうかを確認し、店員に持ってきてもらうことができる。その場で決済できるほか、買うことを迷ったときは商品情報をスマホアプリなどに登録し、後日、オンラインショップなどで買うことも可能だ。(安達氏)

アパレル店舗の試着室に入ると、自分の選んだ服に関する情報が鏡に投影される
アパレル店舗の試着室に入ると、自分の選んだ服に関する情報が鏡に投影される

実用化が進むミラーサイネージを使ったEC

海外では、ミラーサイネージをインターネットにつなぎ、実店舗とECの連動を実現している企業がある。安達氏は2つの事例を紹介した。

1つは、アリババグループの「マジックミラー」というサイネージ。鏡になっているディスプレイに、カラーコンタクトの色やサイズが表示され、自分の目に入ったようにバーチャルに試着ができるというもの。商品を気に入ったら、表示されているQRコードをスマホでスキャンし、商品を購入できる。

アリババグループの「マジックミラー」は、バーチャル試着や決済を行える
「マジックミラー」でバーチャル試着や、決済を行える

もう1つは、レベッカ・ミンコフが実店舗に設置している2つのサイネージ。店に入ると「魔法の鏡」という大きなサイネージがあり、ルックブックで全ての商品の検索・閲覧が可能。タッチスクリーンからサービスドリンクを選ぶこともできる

レベッカ・ミンコフが実店舗に設置している2つのサイネージ 店内のサイネージで全ての商品を検索・閲覧できる
店内のサイネージで全ての商品を検索・閲覧できる

さらに、試着室に行くと「Oak Fitting Room(オーク フィッティングルーム)」というサイネージが設置されている。商品に付いているRFID(ID情報を埋め込んだタグ)を読み取ると、鏡に情報が表示される。画面をタッチするだけでサイズや色違いをスタッフにリクエストできるほか、商品情報をスマホに転送したり、決済したりできるというもの。これは、安達氏が提案する鏡を使ったECと同様の形態だ。

レベッカ・ミンコフが実店舗に設置している2つのサイネージ 試着室で在庫検索や購入ができ、レジで待たされることもない
試着室で在庫検索や購入ができ、レジで待たされることもない

安達氏はこの後、実際のミラーサイネージを用いて実演を行った。鏡の前にRFIDが付いた商品をかざすと素早く情報が表示され、スムーズに楽しく試着ができることがわかる。

ミラーサイネージを使った未来の買い物イメージ
ミラーサイネージに表示されるデータのイメージ。試着しているユーザーは、ミラーサイネージに表示された情報を見て、購入したい場合はQRコードからショッピングすることができるようになる
ミラーサイネージに表示されるデータのイメージ。試着しているユーザーは、ミラーサイネージに表示された情報を見て、購入したい場合はQRコードからショッピングすることができるようになる

RFIDの導入で実現できる、来店~購入~再訪問の形

さらに安達氏は、ミラーサイネージを活用した、アパレル店舗における顧客の行動に合わせた新しい商品提案の形を説明した。

たとえば、商品にRFIDを付けておけば、消費者が商品を試着室に持っていくと、関連商品やサイズ・色違いなどが鏡に表示されるようになる消費者が商品を気に入ったら、その場で購入することが可能だ。

その場で買わなかった場合は、関連商品や割引、特典などの情報を、メルマガやアプリのプッシュ通知、DMなどで送信。店舗への再訪問を促すこともできるようになる

実店舗への来店から情報提供~購入~再訪問へとつなげる形を提案
実店舗への来店から情報提供~購入~再訪問へとつなげる形を提案

RFIDは現在、比較的高単価。だが、経済産業省が2025年までにセブン-イレブンをはじめとするコンビニのすべての取扱商品にRFIDを用いた電子タグを利用すると発表しており、単価が下がり身近になってくると考えられている。現在導入しているユニクロ、GUなど大手だけでなく、多くの店舗で導入されるようになるだろう。

「鏡」をECのデバイスに変える「TEMPOCLOUD」

NHN SAVAWAYは、ネットショップ構築システム「CARTSTAR」や一元管理システム「TEMPOSTAR」など、EC事業者向けのさまざまなシステムを開発・販売。IoT関連では、インターネットに接続したカメラを使い、スマホなどで室内をリアルタイムに閲覧できる見守りカメラ「TOASTCOM」を展開している。

2019年4月から、クラウド型ECモールプラットフォーム「TEMPOCLOUD」の提供を開始する予定。

「TEMPOCLOUD」は、複数ショップやブランド専門店、モール型など、さまざまな形態のECプラットフォームの構築と運営を行うことができるシステム。業種(商材、商品)や業態(オンライン/オフライン、BtoB、BtoC)にとらわれることなく利用することが可能だ。APIにより、外部システムやアプリなどとも連携できるため、企業形態に合わせた柔軟な運用が実現できる。

APIで外部システムやアプリなどとも連携できる
APIで外部システムやアプリなどとも連携できる

「TEMPOCLOUD」の特徴は、「ヘッドレスCMS」であること。「ヘッドレスCMS」とは、ビジュアル情報を表示する機能を持たず、APIでつながったデバイスにコンテンツを配信する仕組みだ。

こうした特徴を備えているため、「TEMPOCLOUD」を活用すれば、インターネットにつながったディスプレイ機能付きの鏡といったIoT製品をECのデバイスとして利用できるようになる

IoTによるECを行う場合、鏡をインターネットにつなげただけでは、ショッピングはできない。そこで、NHN SAVAWAYが提供するクラウド型ECプラットフォーム「TEMPOCLOUD」を活用し、鏡とECサイトをつなぐことによって、鏡を使ったECが実現できるようになる。

「TEMPOCLOUD」を活用すれば、家電やインテリアなど、あらゆるモノがECのデバイスになり、新しい買い物体験が可能になるPCやスマホで買い物をする現在のネットショッピングが、今後は変わっていくのではないかと予想している。既存ビジネスのEC化のほか、オンラインとオフラインを「TEMPOCLOUD」でつなぎ、新しい買い物の形を作っていきたい。(安達氏)

【関連リンク】

渡辺 裕子
渡辺 裕子

ニッセンが「大きいサイズ」の女性アパレル強化、マロンスタイルを買収

7 years 5ヶ月 ago

ニッセンは2月1日、大きいサイズの女性用アパレル通販を手がけるマロンスタイルを完全子会社化したと発表した。現在取り組んでいる経営再建計画に基づき、通販事業の早期黒字化やビジネスモデルの再構築を進める。

マロンスタイルは、LL~5Lサイズの衣類を扱う女性用アパレル通販サイト「clette(クレット)」を運営。アパレル通販の商品企画やOEM、システム開発、Webデザインなども手がけているという。2009年の設立で、本社は大阪市。

ニッセンは大きいサイズの女性用アパレル通販を手がけるマロンスタイルを完全子会社化したと発表
マロンスタイルが運営する女性用アパレル通販サイト「clette(クレット)」(画像は編集部がキャプチャ)

ニッセンは2017年4月、人気ブランドの大きいサイズの商品を中心に取りそろえたファッション通販サイト「Alinoma(アリノマ)」をオープンした。衣類のサイズはL~10L。サイズや体系などから商品を検索できるのが特徴。

「earth music&ecology'(アースミュージック&エコロジー)」や「23区」など他社ブランドも扱っている。

渡部 和章
渡部 和章

過小評価されている、狙い目のSEOは画像検索。2人のGoogle社員が注力するようにアドバイス

7 years 5ヶ月 ago

2019 年は、画像検索の SEO にもっと焦点を当てるとよさそうだ。2人の Google 社員が画像検索の重要性を強調している。

投稿 過小評価されている、狙い目のSEOは画像検索。2人のGoogle社員が注力するようにアドバイス海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

「PayPay」がオンライン決済への対応延期を発表。導入時期は未定

7 years 5ヶ月 ago

「PayPay」は2019年2月から「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」での決済に対応するとしていたが、1月31日、これを延期すると発表した。対応時期は未定。

オンライン決済対応の延期について 2019年1月31日 お知らせ
いつもPayPayをご利用いただき、ありがとうございます。
2019年2月に「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」から導入を予定していたオンライン決済対応について、導入時期を延期いたします。
延期後の導入スケジュールは現在調整を進めており、確定次第お知らせします。
ご迷惑をおかけいたしますが、引き続きPayPayをご愛顧いただきますようよろしくお願いいたします。
PayPayからのお知らせより編集部でキャプチャ

Yahoo!ショッピングにもPayPayによる支払いが延長になった旨が記載されている。

2018年4月から対応するとしていた「LOHACO」では、当初の発表と変わらず「2019年4月頃から開始」としている。

2019年4月頃から開始 PayPayが決済方法としてご利用いただけるようになることに加え、
各種キャンペーンでの期間固定ポイントの付与が、PayPayの付与に変更されます
LOHACOの「PayPayについて」より編集部でキャプチャ
内山 美枝子
内山 美枝子

会社の魅力が伝わりやすい!社員インタビュー動画を採用に活用しよう

7 years 5ヶ月 ago

会社の魅力が伝わりやすい!社員インタビュー動画を採用に活用しよう

動画を企業が活用する方法はいくつもありますが、中でも活用度が高いのが、社員インタビュー動画です。良い人材の確保がどの企業にとっても急務な中、活用している企業が増えています。この記事では、社員インタビューの採用動画を制作することのメリットについて解説します。

社員インタビューの採用動画を制作するメリット

動画を使っての採用活動には、他の方法にはないメリットがたくさんあります。ここではまず、社員インタビューの採用動画を制作することのメリットとしてはどんなことがあるのか紹介します。

会社説明会で就活生を飽きさせにくい

まず、採用動画は会社説明会で大いに役立ちます。多くの会社説明会が、会社側から一方的に会社説明を行うのが一般的です。就活生は企業担当者の話を聞いているだけという説明会も少なくありません。担当者が長々と解説するだけでは、就活生が飽きてしまい、せっかく一生懸命説明しても就活生の耳に入っていかないケースが多々見られます。この説明会の中に動画を交えると、就活生を飽きさせずに最後まで集中して会社説明を聞いてもらいやすくなります。もともと動きのあるものは人の注目を集めやすいのに加えて、就活生は動画世代ですから、動画には反応を示す傾向があります。

1点気をつけたいのは、動画の長さです。就活者向けの動画は短すぎても長過ぎても注意を引くことができないので、1動画あたり3分以内がベストでしょう。動画の活用は、会社側にもメリットがあります。動画を活用すれば、同じ説明を何度も繰り返す必要がなく、流すだけで理解させることができるので、手間を省くことができます。

説明会以外でも活用シーンが多い

一度制作した動画は、説明会の後でも再利用できるというのも大きなメリットです。例えば、遠方に住んでいて説明会に来ることができなかった就活生には、メールに動画URLを貼って送り、後日会社案内を行うことが可能です。会社説明会の日時にうまく来られない優秀な就活生を逃すことがなくなるでしょう。自社サイトに動画を掲載することで、サイトをより魅力的なものにすることもできます。文字だけで構成されたウェブサイトよりも、動画がある方がウェブサイトの充実度がアップし、サイトの離脱率を改善し、滞在率を上げることにつながります。

パンフレットに動画URLやQRコードを掲載し、紙とデジタルを融合させることで、販促活動の効果を高めることもできるでしょう。動画を掲載する際は、内容と再生時間を明記しておきましょう。どんな内容を何分で見られる動画なのか書いておくことで、ちょっと見てみようという気持ちにさせることができ、アクセス数を上げることができます。

働いている人達の様子を伝えやすい

社員インタビューの採用動画は、会社の魅力が伝わりやすく、働いている人たちの様子がわかりやすいというのもメリットです。会社説明会で説明は聞いたものの、実際に入社して働いてみたら、イメージとはまったく違っていたというケースは少なくありません。言葉だけでいくら説明しても、会社の雰囲気や、職場の様子、実際の仕事の様子などを伝えるのは、どうしても限界があります。

この点、実際に働いている人にインタビューしている採用動画は、リアルな社員の様子がわかり、就職後のイメージをつかみやすいのが大きなメリットです。動画は、テキストより多くの情報を伝えられるのもメリットです。たった数分の動画でも、会社や仕事、職場の情報を十分に伝えることができるので、就活生の会社や仕事に対するイメージと現実とのミスマッチが起きにくくなります。入社後にイメージギャップが元になって退職してしまうというリスクを防ぐことも可能になるでしょう。

社員インタビューの採用動画事例

ここでは、動画制作サービスCrevo(クレボ)の制作事例の中から、社員インタビューの採用動画を活用している有名企業の事例をひとつ紹介します。

出典:Crevo制作実績

株式会社KDDIエボルバの「採用向けインタビュー動画」です。この会社の特徴は、多様なバックグラウンドを持った社員がいるということです。そこで、現役のミュージシャン、元調理師、ワーキングマザーといったバックグラウンドが異なる3人の社員にインタビューし、異なるな角度から見たワークライフを描いています。まったく違う個性を持った社員がどんな形に働いているのかを描くことで、リアルな会社の魅力を伝えているといえるでしょう。実際に働いている場面も盛り込むことで、就活生が働くイメージをより具体的に持てるよう工夫されています。

社員インタビューの採用動画制作のポイント

実際に社員インタビューを制作する際には、どんなことに注意すれば良いのでしょうか。制作のポイントについて解説します。

インタビューする際の環境は?

インタビューする際は、できるだけ社員がリラックスして話せる環境を作ることが大事です。インタビューされる側はカメラを向けられると、どうしても緊張してしまいます。ですから、いつも通りの自然体で話せるように工夫してあげることが大事です。緊張して話せなくなることを予想し、カンペを用意して読ませるという手法もあります。しかし、それでは「言わされている感」が出てしまい、会社側が意図的に作っている動画という印象を与えかねません。採用動画の魅力は、あくまで社員や会社のリアルな姿を見てもらうことにあるので、作られたような印象を受ける動画を制作したのでは逆効果になってしまいます。「リアル」というキーワードを忘れないように制作することがポイントです。

社員には、できるだけいつも通りに過ごしてもらいましょう。別室を設けてインタビューする場合でも、受け答えのしやすいリラックスした雰囲気を作り、インタビューを受ける側が緊張せずに普段通りにしゃべることができるような環境で行うように配慮するのがポイントです。

どんな社員にインタビューするの?

インタビューする社員の選定も悩みどころです。基本的には、就活生に向けた動画なので、新卒から数えて5年目くらいまでの若手社員にインタビューを行うと良いでしょう。自分より少し先輩の社員の様子を見ることで、就活生が近い未来の自分の姿をイメージしやすくなります。

幅広く就活生を集めるためにも、性別を偏らせないことも大事です。男性と女性の両方の若手社員をそれぞれ2~3名ずつ選んでインタビューするようにしましょう。部署がたくさんある場合は、部署ごとに仕事内容や職場の雰囲気が違ってくるので、部署をわけて動画を作ることもお勧めです。営業系、事務系、技術系といったふうに、会社の中のさまざまな部署の若手社員にインタビューを行うようにしましょう。

ぜひ、制作したいのが社長へのインタビュー動画です。動画を使うことで、言葉では伝えきれない社長の人柄や考え方が伝わりやすくなります。社長の言葉は難しくてわかりにくいというイメージがあり、最初からあまり興味を持たない就活生も少なくありません。社長のインタビュー動画を使うことで、より会社に親近感を持ってもらえるきっかけにもなります。

会社紹介に社員インタビューの採用動画を活用しよう!

動画の活用を検討しているなら、最初に制作しやすいのが社員インタビューの採用動画です。若い就活生の興味を引きやすいので、効果的な採用活動が可能になります。一度制作すれば、様々な場面で使い回すことができるのもメリットです。色んなシーンで活用できることを考えると、コストパフォーマンスが良いともいえるでしょう。動画は社員の手で自社内で作ることもできます。ただし、採用活動に効果的な動画にするためには、専門的なテクニックが必要になります。自社制作よりも動画制作会社に依頼したほうが、クオリティが高い社員インタビューの採用動画が制作できるといえるでしょう。Crevoでもインタビュー動画を数多く手がけています。採用動画を作ってみようと考えているなら、Crevoに相談してみてはいかがでしょうか。

Crevoの関連サービス

新卒・中途採用の動画制作・映像制作

crevoAdmin

JR九州子会社で通販利用者のカード情報458件が漏えいの可能性、セキュリティコードも

7 years 5ヶ月 ago

九州を中心にドラッグストアチェーンを展開するJR九州ドラッグイレブンは2月1日、ホームページが外部から不正アクセスを受け、通販サイトを利用した顧客のクレジットカード情報が最大458件漏えいした可能性があると発表した。

情報漏えいの対象は、2016年4月12日~2018年11月月8日に通販サイトでクレジットカード決済を行った顧客。クレジットカードの名義人名、カード番号、有効期限、セキュリティコードが漏えいした可能性がある。

外部からの不正アクセスにより通販サイトのカード情報が漏えいしたほか、不正に抽出されデータベース内に記録されていたカード情報も流出した可能性があるという。

システムのセキュリティ対策や監視体制を強化し、再発防止を図るとしている。

EC業界におけるセキュリティ対策について

経済産業省主導の「クレジット取引セキュリティ対策協議会」(事務局は日本クレジット協会)は、2017年3月8日に公表した「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画-2017-」において、EC事業者に対して2018年3月までにカード情報の非保持化、もしくは「PCI DSS準拠」を求めていく方針を掲げた。

カード情報の漏えいの頻度が高い非対面(EC)加盟店については原則として非保持化(保持する場合はPCI DSS準拠)を推進。EC加盟店におけるカード情報の非保持化を推進するため、PCI DSS準拠済みのPSP(決済代行会社)が提供するカード情報の非通過型(「リダイレクト(リンク)型」または「JavaScriptを使用した非通過型」)の決済システムの導入を促進するとしている。

2018年6月1日に施行された「割賦販売法の一部を改正する法律(改正割賦販売法)」では、クレジットカードを取り扱うEC事業者などに対して、「クレジットカード情報の適切な管理」と「不正使用防止対策の実施」が義務付けられている。

また、独立行政法人情報処理推進機構では不正アクセス対策についての資料をまとめており、「安全なウェブサイトの作り方」などを閲覧することができる。

渡部 和章
渡部 和章

置き配バッグで不在時の6割が受取、配送員の96%が利用を希望【1000世帯でOKIPPAと日本郵便が実証実験】

7 years 5ヶ月 ago

物流系ITベンチャーのYper(イーパー)は2月6日、置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」の実証実験を行った結果、受取人が不在中に届いた荷物の約61%で「OKIPPA」が使われたと発表した。

実証実験は2018年12月の1か月間、東京・杉並区内の1000世帯で実施。日本郵便と共同で行った。

参加者の住居形態は集合住宅が55.0%、戸建が45.0%。実証実験の期間中に配送された宅配物は合計約6000個で、そのうち51%(3060個)が初回配達時に受取人が不在だった。不在時に届いた荷物のうち61%を「OKIPPA」で受け取った。

再配達となった約4割は、宅配ボックスで受け取れない食料品や、大型荷物などだったという。実証実験中に荷物の盗難は発生しなかったとしている。

物流系ITベンチャーのYper(イーパー)は置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」の実証実験を行った結果、受取人が不在中に届いた荷物の約61%で「OKIPPA」が使われたと発表
期間中のいたずらや盗難等の問題は発生しなかった。4割近く再配達が残っている要因は、お歳暮のシーズンで宅配ボックス預入不可の食料品が多かったこと、年末で大型の荷物が比較的多くなっていたことがあげられるという

実証実験の終了後、ユーザー700人と配送員50人に「OKIPPA」の満足度調査を実施した。その結果、配達を担当した社員の56%が「OKIPPA」を「とても利用してほしい」と回答。38%は「できれば利用してほしい」と回答しており、合計94%が利用を望む結果だった。

物流系ITベンチャーのYper(イーパー)は置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」の実証実験を行った結果、受取人が不在中に届いた荷物の約61%で「OKIPPA」が使われたと発表
「OKIPPA」の利用が配送の効率化、配送員の業務負担の軽減につながることを確認できたという

「OKIPPA」は、玄関先に設置して宅配荷物を保管するバッグ。玄関口に固定する専用ロックと内鍵(ダイヤル式南京錠)などがセットになっている。容量は57リットル。専用アプリ「OKIPPA」で配送状況などを管理できる。

ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便、西濃運輸、Amazonデリバリープロバイダー各社、楽天EXPRESSと連携しており、荷物が到着するとアプリにプッシュ通知が届く。再配達依頼もアプリで行える。

渡部 和章
渡部 和章

最も使われているQRコード決済アプリは?/世界42か国「デジタルシフト」調査【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

7 years 5ヶ月 ago

MMD研究所による「QRコード決済サービスの利用に関する調査」と「QRコード決済サービスのキャンペーンに関する調査」の記事がアクセスを集めました。

  1. QRコード決済で最も使われているのは「楽天ペイ」、次いで「PayPay」。認知度トップは「LINE Pay」

    QRコード決済サービスを利用する理由は「ポイントが貯まるから」(MMD研究所調べ)

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  5. PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」第2弾が2月12日からスタート

    最大20%還元+抽選で10回に1回(Yahoo!プレミアム会員は5回に1回)全額還元。ただし上限は1,000円

    2019/2/5
  6. 楽天が「郵便局受取り」と「はこぽす」の利用者に楽天スーパーポイントを付与

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    ecbeingはBIプラットフォーム販売のTableau Japanと協業し、デジタルマーケティング活動を視覚的にサポートするツール「Sechstant(ゼクスタント)」の提供をスタート

    2019/2/4
  8. 大手ECモールに対する“独禁法問題”が再び? 公取委が実態調査結果を公表、違反行為には「厳正に対処」

    ECモールの出店料や出店審査基準などに関して、出店者の意見をまとめた

    2019/2/1
  9. 【ZOZOの3Q実績】商品取扱高は約2割増の2350億円

    商品取扱高の増加率は前年同期と比べて13.7ポイント低下。連結業績は計画を下回り、通期業績予想を下方修正した

    2019/2/4
  10. ユニクロの実店舗とネットの融合をめざす「有明プロジェクト」の進捗状況は?

    ファーストリテイリングの今第1四半期(2018年9月~11月)における国内Eコマース事業は、前年同期比30%以上の増収となり好調に推移したが、課題も浮かび上がっている

    2019/2/4

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    内山 美枝子

    楽天が物流代行の関通と資本業務提携、「ワンデリバリー」構想を加速へ

    7 years 5ヶ月 ago

    楽天は2月7日、物流支援を手掛ける関通と資本業務提携契約を締結したと発表した。物流分野で連携し、楽天が取り組む包括的物流サービス「ワンデリバリー」構想を推進する。

    第三者割当増資を引き受け、2019年2月までに出資する。関通の発行済株式数のうち、楽天の所有割合は9.9%になる。

    今回の資本業務提携を受け、兵庫県尼崎市内にある関通の物流センターを「楽天スーパーロジスティクス」の物流拠点として3月から運営する。物流センターの名称は「Rakuten Fulfillment Center Amagasaki」。

    関通は、増資で得た資金を「Rakuten Fulfillment Center Amagasaki」のシステム開発や設備投資に使う。

    今後は、楽天の自社配送サービス「Rakuten EXPRESS」でも両社の連携を強化するという。

    関通は1999年からネット通販の配送センター代行サービスを展開。現在は「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2017」受賞店舗のうち、5店舗の配送センター業務を運営しているという。

    楽天は、「楽天市場」における商品の注文から配送まで一気通貫で管理する「ワンデリバリー」構想を掲げ、物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」や自社配送サービス「Rakuten EXPRESS」を展開している。

    2019年1月の「新春カンファレンス」で楽天の三木谷浩史社長は、注文翌日に商品を届ける「あす楽」の強化(深夜不在再配達などへの対応)、注文当日に商品を届けるサービスの導入など、「ワンデリバリー」構想を推進する方針を示している。

    渡部 和章
    渡部 和章

    Googleにインデックス更新を通知するLive Indexing機能がWordPressのYoast SEOプラグインに搭載予定

    7 years 5ヶ月 ago

    SEO 向けのさまざまな機能を利用できる WordPress のプラグイン、Yoast SEO にウェブページの更新状態を Google のインデックスに速やかに反映させる機能が搭載されるようだ。

    投稿 Googleにインデックス更新を通知するLive Indexing機能がWordPressのYoast SEOプラグインに搭載予定海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

    Kenichi Suzuki

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