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KDDIがスタートしたECモールを含む「スマートマネー構想」とは?

7 years 5ヶ月 ago

KDDIは、スマートフォンを軸に「預金」「決済」「投資」「ローン」「保険」などの決済・金融サービスを提供する「スマートマネー構想」に着手した。

2019年4月1日付で決済事業や金融事業などを手がけるグループ会社を再編。じぶん銀行、KDDIフィナンシャルサービス、ウェブマネー 、KDDIアセットマネジメント、KDDI Reinsurance Corporationの5社を中間金融持株会社「auフィナンシャルホールディングス」の傘下に移管する。

この5社に加え、KDDIグループのau損害保険とカブドットコム証券を含めた7社の社名を、2019年度中に「au」ブランドを冠した名称に統一する予定。

KDDIは、スマートフォンを軸に「預金」「決済」「投資」「ローン」「保険」などの決済・金融サービスを提供する「スマートマネー構想」に着手
決済事業や金融事業などを手がけるグループ会社を再編する

リアル店舗での買い物時に利用できる決済サービス「au WALLET」を軸に通信やEC、電気、保険、預金、投資といったサービスを、スマホを中心として総合的に展開していく。

また、「au WALLET アプリ」を4月から段階的に刷新し、スマホ決済サービス「au PAY」を利用できるようにするほか、家計診断やライフプラン診断などの機能も追加する。

2019年夏以降、「au ID」「WALLET ポイント」「au WALLET アプリ」「au PAY」といったサービスをauの携帯電話ユーザー以外も利用できるように、対象を順次拡大するという。

KDDIのスマートマネー構想
スマートマネー構想

KDDIグループは、通信サービス、コマース、金融、エネルギー、エンターテインメント、教育といった生活全般に関わるサービスを提供している。

2008年にじぶん銀行を設立、2014年には「au ID」を軸にネットとリアルを融合する「au WALLET構想」を始動。これまで、総合ショッピングモール「Wowma!」や「auでんき」といった生活に関わるサービスも拡充している。

スマートマネー構想のイメージ動画
渡部 和章
渡部 和章

楽天の国内EC流通総額は約3.4兆円で、伸び率は11.2%【2018年度の実績まとめ】 | 大手ECモールの業績&取り組み&戦略まとめ

7 years 5ヶ月 ago

楽天の2018年度(2018年1~12月期)国内EC流通総額は前期比11.2%増の3兆4310億円だった。「楽天市場」を中心に2018年度の国内ECの状況をまとめてみた。

2018年度の決算において国内流通総額の遡及修正があった。2017年度の決算説明では流通総額を3兆3912億円としていたが、2018年度の決算説明会資料では3兆862億円に遡及修正している。他社のECサイトや実店舗などで使える決済サービス「楽天ペイ」(実店舗決済とオンライン決済)の流通額を含まない数値を2018年度から適用したため。

楽天の国内EC流通総額の推移
国内EC流通総額の推移(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

国内EC流通総額は「楽天市場」の流通総額に加え、トラベル(宿泊流通)、ブックス、ゴルフ、チケット、ブランドアベニュー、ドリームビジネス、ラクー、ビューティ、マート、デリバリー、楽天ダイレクト、カーライフ、クーポン、ラクマ、楽天デリバリープレミアム、Rebates、Raxy、楽天西友ネットスーパーなどの流通額を合算した数値。

2018年10-12月期(第4四半期)における「楽天市場」のモバイル流通総額(フィーチャーフォン、スマートフォン、タブレットを含む)比率は70.2%。前年同期比で6.0ポイント上昇している。

2018年度は四半期ベースで2ケタ成長を維持し、通期で2ケタ台の成長率を維持した。

2018年度の国内EC流通総額の四半期ベースの推移

  • 2018年10~12月期(第4四半期) 前年同期比12.9%増の9836億円
  • 2018年7~9月期(第3四半期) 前年同期比11.3%増の8612億円
  • 2018年4~6月期(第2四半期) 前年同期比10.0%増の8113億円
  • 2018年1~3月期(第1四半期) 前年同期比10.1%増の7749億円
楽天の国内EC流通総額の推移 国内EC流通総額の四半期ベースの推移
国内EC流通総額の四半期ベースの推移(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

なお、売上高にあたる売上収益は初めて1兆円を突破。売上収益は1兆1015億円(前年比16.6%増)だった。

楽天エコシステム(経済圏)のメンバーシップバリューは4.6兆円

楽天エコシステム内において会員の価値を示す「メンバーシップバリュー」は2018年10-12月期(第4四半期)で4.6兆円。前年同期比で10.5%増。

楽天エコシステム(経済圏)のメンバーシップバリュー
楽天エコシステム(経済圏)のメンバーシップバリュー(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

楽天カード決済比率は拡大

「楽天市場」流通総額における楽天カード決済比率は継続的に拡大しており、2018年12月時点で59.4%まで伸びた。

楽天カード決済比率
楽天カード決済比率(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

重点ポイントは物流

楽天は最後の大きな難関である物流事業に大きな力を注いでいる。それが「楽天市場」の流通拡大につながるだろう。

決算説明会でこう話した三木谷浩史社長。楽天スーパーロジスティクスの拡大で独自の物流網を構築するとし、その一貫で外部の3PL事業者との資本提携も進めていると説明した。

楽天は2月7日、物流支援を手がける関通と資本業務提携契約を締結したと発表。兵庫県尼崎市内にある関通の物流センターを「楽天スーパーロジスティクス」の物流拠点として3月から運営する。

楽天独自の自社配送サービス「Rakuten-EXPRESS」の人口カバー率は19%まで拡大。楽天の直販のほか、「楽天市場」出店者の一部商品なども扱っている。

「Rakuten-EXPRESS」の人口カバー率
「Rakuten-EXPRESS」の人口カバー率(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

また、置き配サービス(不在時に指定の場所に届けるサービス)なども始めている。

楽天のアセットを活用した独自の配送サービス
楽天のアセットを活用した独自の配送サービス(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

決算説明会では1月の「新春カンファレンス」で説明した「送料無料ラインの全店舗統一」構想にも触れ、「いくら以下が送料無料になるとは言えないが、一定金額を購入した場合は送料がかからないようにする。統一的な料金を採用することが、消費者の利便性に寄与できる」(三木谷社長)と話した。

瀧川 正実
瀧川 正実

越境ECで売れる秘訣は「商品体験」と「顧客視点のサイト構築」。その成功事例を公開

7 years 5ヶ月 ago

越境ECで商品を売るには、まずは現地の消費者に、商品の魅力を知ってもらうことが必要だ。そのためには、現地でどのようなプロモーションを行えば良いのだろうか。また、継続的に商品を売るための、“顧客視点”のECサイトや物流体制とは、どのようなものか。

日本の地域食品の海外展開や物流支援などで多くの実績を持つテロワール・アンド・トラディション・ジャパンとGMOシステムコンサルティングが、海外でファンを獲得する方法や、越境ECを成功させるポイントを解説した。

越境ECのフローに“体験”の要素を組み込む

店舗やリアルの販促イベントなどを活用し「商品体験」を通じて顧客と接点を作る。そして、その顧客とのつながりによって最終的に収益化を行う。越境ECを成功させるには、こうしたコンセプトを持つことが重要だと考えています。(GMOシステムコンサルティング 渡邉氏)

GMOシステムコンサルティング株式会社マーケティング部 部長 渡邉浩平氏
GMOシステムコンサルティング株式会社マーケティング部 部長 渡邉浩平氏
SIer、ECベンチャー、事業会社などを経てGMOシステムコンサルティングに参画。金融機関向けのソリューション営業を経験したのち、ECサイト構築のコンサルティングや提案活動、新規事業企画に従事。現在は「ecOrigins」の立ち上げからプロダクトマーケティングや事業開発を担当

渡邉氏は、越境ECで売り上げを伸ばすには、まずは認知獲得のために「商品を体験してもらうこと」が重要だと指摘する。当然ながらECサイトを見ただけでは商品の質感や味、匂いなどを実感できない。たとえどんなに良い商品でも、海外の消費者に商品の良さが伝わらなければ、日本から商品を買ってもらうのは難しい。

商品の魅力を知ってもらうための鍵になるのが「商品体験」の機会を作ること。体験を通じて消費者の共感を生み出し、現地での認知を広げることが、越境ECの第一歩だと考えています。(渡邉氏)

こうした考えに基づき、GMOシステムコンサルティングは、クライアントの越境ECの事業戦略を設計する際、プロセスに「体験」の要素を組み込む。例えば、商品体験会を現地で開催して新規顧客を獲得。また、既存顧客をイベントに招待してリピート購入やインバウンド消費につなげる

私達の考える越境ECのプロセス
サービス→体験→継続(ファン化)魅力/利点の設計
・ユーザインサイト理解
 試食会などの体験会、アンケート単品訴求のみならず面での訴求など
・ユーザ起点サービス設計(EC/物流/配送)
リレーションシップ
・プライスパッケージ
 各国のユーザ目線に立った商品品揃え(目利き)、料金設定
・コミュニケーション
 体験会開催/ユーザ会/生産者ツアー
エンゲージメント
・リピート利用
 継続割引、会員ランクなどのインセンティブ
・レコメンド
 利用状況に応じた適切なコミュニケーション
越境ECのプロセスに「体験」の要素を組み込む

台湾で顧客を獲得した商品体験イベントの事例

海外で顧客を獲得するには、どのような商品体験イベントを開催すれば良いのか。商品体験イベントの具体的な方法について解説したのは、GMOシステムコンサルティングと提携し、越境EC支援サービスを共同で展開している、テロワール・アンド・トラディション・ジャパン(T&Tジャパン)の二瓶氏だ。

T&Tジャパンは、日本全国の地域特産品や伝統食品の生産者らが、共同出資によって設立した会社。「商品の価値を伝える」ことを掲げ、ブランド管理や正しい価値訴求と顧客創造のために、国内外でさまざまな販促イベントを行っている。埼玉県越谷市に物流センターを持ち、在庫管理や出荷、365日体制での受発注にも対応。地域特産品などの海外展開支援にも多くの実績を持つという。

株式会社テロワール・アンド・トラディション・ジャパン(T&T JAPAN) 代表取締役 二瓶 徹氏
株式会社テロワール・アンド・トラディション・ジャパン(T&T JAPAN) 代表取締役 二瓶 徹氏
2015年、地域伝統食品製造業者等と共同出資による法人を設立し代表に就任。生産者主体の組織が卸や商社機能をはじめ、国内外の物流のハンドリングまで持ち、直接取引を行いながら「ソーシャル・ビジネス」を展開。その他、東京家政学院大学非常勤講師、日本フードシステム学会理事、日本農業賞審査委員等を歴任

二瓶氏は、台湾で実施した商品体験イベントを紹介した。

そのイベントは日本の高付加価値な地域食品の認知拡大と新規顧客獲得を目的に、調理実演と試食、即売会を兼ねたもの。山椒や醤油、うどんの生産者が来場者の前で、醤油の伝統製法を説明したり、山椒の実を石臼で挽いたりして、食材の品質や物作りへのこだわりを現地の消費者に伝えた。

搾りたての醤油を使った料理などを来場者に食べてもらい、美味しさを実感してもらう。そして、その場で商品を販売し、越境ECサイトで継続購入できることも説明した。

二瓶氏によると、台湾の富裕層は質の高い日本食に対する関心が高く、イベントでは1セット約10,000円の干し柿が400セット以上売れたと言う。

このイベントは、高所得者が多数加入している会員制コミュニティを対象に行った。コミュニティを運営する現地企業と提携し、会員に対するサービスの一環としてイベントの場を設けたという。

どんなに良い商品でも、店頭に並べておくだけでは海外では売れません。年1回でもいいので、生産者が自ら現地に足を運び、商品の品質や物作りへのこだわりを、五感を通じて現地の消費者に直接伝えることが大切です。また、商品の価値に共感し、説明してくれる現地企業と提携することも必要でしょう。「体験」を通じて顧客との接点を作り、継続的な関係性の中で「そのお店で買いたい」というファンを増やすことが重要です。(二瓶氏)

フランスで山椒の認知拡大に取り組んだ事例

T&Tジャパンはフランスでも商品体験のプロモーションを行った。そのプロモーションは、フランスの大手経済紙が年1回、パリ市内の美術館を貸し切って開催する非公式のイベントで、ルイ・ヴィトンやクリスチャン・ディオール、エールフランスなど世界的なブランドの関係者に対し、岐阜県高山市産の山椒をはじめ、数品目をPRした。

イベント会場では石臼を惑星に見立てたオブジェを作り、その場で山椒を石臼で挽きながら、山椒を使った軽食を提供した。「フランス人の食に対するイメージに合わせて、山椒という食材の見せ方を工夫した」(二瓶氏)。

イベントに参加した目的は、フランスで一般には流通していない、香りが良い日本の地域食品を、まずは感度の高いインフルエンサーに知っていただくこと。しかし、世界的なブランドの関係者が集まるイベントを選んだ理由は、それだけではない。

フランスは香水の消費が盛んな国で、香りに対する興味が強い。そのため、例えば、山椒を使った香水などができれば、現地で食材の噂が一人歩きし、商品の認知が広がっていくと考えました。その国の文化や消費スタイルに合わせて、プロモーションの場所や方法を選んでいます。(二瓶氏)

T&Tジャパンは、フランスでも現地企業とパートナー契約を結んでいる。この事例で紹介したイベントでも、会場コストなどはすべてパートナー企業が負担しているという。

まずは自分たちが自分たちの商品の価値を理解することが重要。理解しているようでしていないケースが多い。そうすることにより、現地のパートナー企業と価値を共有することができ、現地で効果的に消費者の嗜好に合わせたプロモーションを行うことができます。これは海外で顧客を獲得する秘訣です。(二瓶氏)

なぜ今、越境ECなのか?

日本から海外への越境ECの市場規模は、年々拡大している。経済産業省の調査によると、2017年時点で日本から中国への販売額は約1兆3,000億円、日本から米国への販売額は7,000億円だった。2020年には、中国と米国への販売額の合計が約3兆5,000億円程度に拡大すると予想されている。

国内で越境ECに注目が集まる理由として、渡邉氏は、日本の生産年齢人口が減少していることなどから、内需の劇的な拡大が見込めないことに言及。海外から日本への訪日観光客が増加していることや、世界的に日本食レストランが増えていることなどを挙げ、日本の食品や製品への注目が高まっていることを指摘した。

アジアの人口ボーナス/オーナス
生産年齢人口(15~64歳)インドネシア/インド/フィリピンはボーナス期が継続
日本のみならず、香港/タイ/中国/韓国も人口オーナス期入り
日本の生産年齢人口動態は経済にマイナス(人口オーナス)であることが、越境ECに注目が集まる要因と渡邉氏は指摘する
訪日外国人の増加2015年に政府目標である2,000万人を超えた
二瓶氏は、訪日外国人の増加でインバウンド需要が拡大していることや、世界的に日本食レストランが増えていることなどを挙げ、日本の食品や製品への注目が高まっていることを指摘した

越境ECにおける商品訴求のポイント

二瓶氏は、さまざまな国で日本食の販売を支援してきた自身の経験を踏まえ、「越境ECで商品を売るにはマーケットに合った商品を選定した方が良いが、必ずしもそうではない」と強調する。それは、多くのメーカーはすでに商品を持っているため、プロダクトアウトで売ることになるためだ。その場合は「相手国の消費者の嗜好や関心事に合わせ、訴求方法を変えることで、同じ商品であっても多様な魅力を伝えることができる」(二瓶氏)と言う。

越境ECにおける商品訴求や仕組み作りのポイントとして、次の4点をあげた。

① “面”での訴求

単品訴求では限界がある。複数の商品を共通の価値でくくって展開することにより、訴求力が上がる。越境ECの場合はサイトで商品の物語をしっかり伝える。

② 数量限定とカウンティング

例えば地域食材などは、年間を通じて一定量を供給できるわけではないが、その時しか供給できないことをネガティブに捉えるのではなく、希少性を訴求することで購買意欲を高める

③ シンプルな商流と物流(時間・鮮度・コスト)

商社や代理店などの介在者をできるだけ減らす。国内では路線便や小回りの利く物流センターを活用することでコストを抑え、現地企業と直接取引し、適正価格を実現する。国や地域によって配送の事情も違うため、物が顧客にしっかり届くように、現地の物流会社をどこにするか選定することも重要。

④ Webとリアルの場の融合

商品を売る上でWebだけでは限界がある。常設店がなければ、年1回程度でも相手国で顧客を対象にしたフェアを開催するなど、リアルの接点を持つことが必要。それがインバウンド需要にもつながる。

越境ECの成功に必要なサイト構築、物流、プロモーションを一貫支援

GMOシステムコンサルティングは、ECサイト構築やWebシステムの開発などを手掛けるシステムベンダーだ。近年はEC支援事業にも注力しており、越境ECにも対応が可能なクラウドECパッケージシステム「ecOrigins」を提供しているほか、越境ECの戦略立案やプロモーション支援なども手掛けている。

GMOシステムコンサルティングとT&Tジャパンは共同で、越境ECのワンストップサービスを提供している。ECサイトの構築から販売戦略の立案、物流、関税や検疫、現地でのイベント開催、イベント後の顧客フォローまでワンストップで支援している。

越境ECサービスモデル
現地リアル企画
ノウハウ、スキームの活用。商品の選定や現地イベントなどターゲット顧客の選定、イベント実施後のフォローアップなど。
ECサイト
ECサイトは各国ごとの文化、特性を意識したデザイン・販売機能をGMO-SCより提供。スモールスタートとしてLP活用したサイト
構築を実施。
T&T社による物流サービス(在庫、関税、検疫など)
シンプルな商流と物流(時間・鮮度・コスト)(介在者は少なく、路線便活用、小回りの利くセンター活用→適正価格実現)
GMOシステムコンサルティングとT&Tジャパンが連携し、越境ECのワンストップサービスを提供

ECパッケージシステム「ecOrigins」は、ECに必要な機能は標準機能として備わっており、個別に必要な機能はオプション機能を設定することで柔軟にカスタマイズできるという。

システム利用料は、売上高に応じてライセンス利用料を支払う「サブスクリプションモデル」。そのため、越境ECを開始した直後など、売上高が少ない時期は費用負担が少なく、スモールスタートが可能となる。システムは拡張性があるため、事業の成長に合わせて大規模なECサイトとしても使えるという。また、クラウドインフラや決済代行サービス、オンライン広告などは、GMOインターネットグループ企業と連携してサポートする。

越境ECプラットフォーム:ecOrigins イーシーオリジン
スモールスタート
クラウドでスケーラビリティも両立。ご提供料金もスモールスタート
スピード重視
標準機能+設定にてサイト構築可能。カスタマイズに制約なし
ワンストップサービス
インフラからアプリまでグループや他社サービスとも連携。現地プロモーション、物流/配送も
「ecOrigins」の3つの特徴

講演の最後、渡邉氏は「GMOシステムコンサルティングはGMOインターネットグループやT&Tジャパンと連携し、日本企業の越境ECの成功を後押しする」と強調した。

私たちが何よりも重視しているのは、商品の価値を海外に伝え、新規顧客の獲得を支援すること。そして、売り上げを継続的に伸ばすことです。GMOインターネットグループのグループ会社やT&Tジャパンと連携し、商品の企画から物流、現地のプロモーション、販売支援まで、越境ECに必要なことを一気通貫で提供し、日本企業の越境ECの成功をサポートします。(渡邉氏)

渡部 和章
渡部 和章

メルカリのスマホ決済サービス「メルペイ」が始動、まずは非接触決済サービス「iD」に対応

7 years 5ヶ月 ago

メルカリの完全子会社で金融事業を手がけるメルペイは2月13日、スマホ決済サービス「メルペイ」の提供を開始した。

NTTドコモが運営する非接触決済サービス「iD」に対応。フリマアプリ「メルカリ」のユーザーは、「メルカリ」の売上金を使って「iD」加盟店で買い物ができるようになる。

「メルペイ」は現在、iOSのみに対応している。「メルカリ」をiOSアプリで利用しているユーザーは、「iD」に加盟しているコンビニや飲食店、ドラッグストア、家電量販店、レジャー施設など約90万店舗において、「メルカリ」内で取引した売上金を使って決済できる。

メルカリは2017年11月、金融関連の新規事業を行うことを目的に100%子会社のメルペイを設立した。

メルカリの2018年6月期連結業績における流通総額は、前期比48.1%増の3704億円。2018年7-12月期(中間期決算)の流通総額は2459億円だった。

フリマアプリ「メルカリ」を展開するメルカリの2018年6月期連結業績における流通総額
流通総額の推移(画像はIR資料からキャプチャ)

フリマアプリで競合する楽天の「ラクマ」は、売上金をオンライン電子マネー「楽天キャッシュ」にチャージできる機能を2018年7月に開始。「ラクマ」での商品販売による売上金は「楽天キャッシュ」を通じて、「楽天市場」「楽天トラベル」といった楽天グループのサービス、楽天が提供する決済サービスの導入店(コンビニなど)などで利用できる。

渡部 和章
渡部 和章

Google Search Consoleの旧バージョンから新バージョンへの移行は年内に完了予定

7 years 5ヶ月 ago

旧バージョンの Search Console から新バージョンの Search Console への移行を遅くとも年内に Google は完了させる予定とのことだ。

投稿 Google Search Consoleの旧バージョンから新バージョンへの移行は年内に完了予定海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

動画マーケティングに必要不可欠!動画SEOの基礎知識

7 years 5ヶ月 ago

動画マーケティングに必要不可欠!動画SEOの基礎知識

せっかく作った動画が誰の目にも触れないという状況は避けたいものです。動画マーケティングを行うのであれば、動画制作して終わりではなく、ターゲットに動画を視聴される環境があってこそ動画の存在価値が初めて発揮されます。世の中にはありとあらゆる動画が溢れています。その中から制作した動画をより多くのターゲットに届けるための手法の一つが「動画SEO」です。この記事では、「動画SEO」の基礎知識や具体的な方法について解説します。

そもそもSEOとは?

SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、日本語では「検索エンジン最適化」という意味です。検索エンジンの検索結果で上位に表示するための技術や手法のことをSEO対策と呼びます。具体的には、検索エンジンのアルゴリズムを分析したうえで、「どの部分にどのような工夫をするとサイトの上位に表示されるか」を追求してコンテンツに反映させる作業のことになります。SEO対策は1990年代後半からのインターネットの普及に伴って始まり、かつてはコンテンツ内に関連キーワードが多く含まれていると検索エンジンで上位となる傾向にありました。

最近では、関連キーワードのみならず、検索エンジンの順位づけに影響するとされているのがコンテンツの「質」です。例えば、ユーザーに役立つような情報を多く含んでいるか、オリジナル性が高いものか、頻繁に更新されているかといった点が重要になっています。SEO対策は主にテキストコンテンツ向けの手法ですが、できるだけ動画を周知するためにはSEO対策が必要です。テキストコンテンツの場合と同様に、むやみに検索されそうなキーワードを詰め込むといったやり方ではなく、動画SEOにおいても質の高い対策が求められます。

動画掲載によってGoogleのSEO効果は上がる?

動画SEO対策にどこまでの効果があるのか気になるという人も多いのではないでしょうか。2010年にアメリカの調査会社「Forrester Research」が実施した調査結果では、SEO対策は有効だという報告がなされています。調査結果によると、「動画の埋め込まれたページは、埋め込まれていないページと比べて約50倍の確率で検索結果の1ページ目に表示される」ことがわかっています。

ただし、どんな動画でも上位に検索されるわけではなく、SEO対策の効果が表れやすいのはGoogleの傘下であるYouTubeにアップされている動画です。しかし、当然ながらYouTubeのように世界的に人気の高いサイトでは上位をめぐる競争も激しくなります。YouTubeでの上位を狙いつつも、上位検索されやすい大企業がまだ参入していないサイトで動画をアピールしていくことが重要です。

動画内容のテキスト化

動画SEOの方法ですが、単に動画をページに組み込むだけでは十分とは言えません。動画のタイトル、動画の説明文といったテキスト化できるものを文字にして表示させることによって検索エンジンで認識されやすくなります。動画に関連する文字情報を動画の周辺に表示させることも大事です。動画内容をテキスト化することでSEO対策になり、インターネット上で検索するユーザーが動画にたどり着きやすくなります。

構造化データマークアップ

動画に関するHTMLを工夫して、検索エンジンがその内容を理解できるように工夫することも大切です。通常のHTMLでは、並んだ文字データが何を意味するかまでの情報は含みません。しかし、記載方法を少し工夫することで文字データに商品名、特性といった意味を持たせられるのです。このように、文字列に対して意味を持たせるマークアップを、「構造化データマークアップ」と呼びます。構造化データマークアップによって文字列の認識レベルが上がることで検索エンジン側でも意味を判別しやすくなり、結果として上位表示される可能性が高くなります。構造化マークアップを行ったからといって必ずしも検索結果に反映されるわけではありませんが、少しでも動画をアピールするためには行っておく価値のある対策です。

動画SEOとは?

これまで述べたような考え方を踏まえて、動画の検索順位の上位表示化を目指すための技術や手法を「動画SEO」と呼びます。そもそもSEO対策はテキストコンテンツのための対策ですので、動画SEOでも動画に関する情報をできるだけテキスト化することが大切です。タイトルやタグ、動画の説明文などをテキスト化していくことで、上位検索のための判断材料が増えていきます。もちろん、その結果としてユーザーがたどり着いた先にある動画の質が高く、視聴者を満足させられる内容であることが前提です。

動画SEOのメリット

動画はテキストと比べると情報量が多く、アピール性が高いのが特徴です。宣伝したいものに興味を持ってもらいやすいと言えますが、いかにして動画の視聴者を増やすかが肝心です。Onmicoreの調査データによると、YouTubeには毎分300時間分の動画がアップロードされています。YouTubeにおける動画SEOは、膨大な数の動画がアップロードされる中で視聴してもらえるようにするための対策です。動画SEOによってGoogleやYouTubeといった大手サイトで上位表示されるようになれば、そこから自社サイトへの検索流入数を増やせる可能性も出てきます。

動画SEOにおけるGoogleとYouTubeの考え方

動画検索サービスで代表的なものはYouTubeですが、一般検索で人気のGoogleも動画検索機能を充実させています。ただし、この2つは検索エンジンが異なるため動画SEO対策も変えていく必要があり、それぞれの考え方について詳しく解説していきます。

Googleの動画SEOの考え方

Googleの検索エンジンは、まだ動画の内容を判断できるレベルには達していません。そのため、Googleの動画検索で上位に表示させたいのであれば、タイトルや説明文などのテキスト情報を中心に動画の周辺情報を充実させる対策を行いましょう。その際、ユーザーが見たいと予測されるキーワードを動画タイトルなどに盛り込むと上位表示される可能性が高まります。YouTubeがGoogleの傘下であることが影響しているかどうかは定かではありませんが、YouTubeでの評価が高い動画がGoogleの動画検索の上位に表示される傾向にあります。そのため、Googleでの上位表示を狙う場合は、動画をYouTubeにアップしておくのが無難です。

YouTubeの動画SEOの考え方

YouTubeの場合はサイト内でチャンネルを作ることができます。そして、チャンネルのユーザー登録数やSNSシェア数も検索結果に反映されますので、チャンネルの影響力を高めることにも気を配る必要があります。また、YouTubeでは、動画の再生回数よりも総再生時間を評価基準としていますので、最後までしっかりと見てもらえる質の高い動画を制作することが大切です。コメント数、お気に入り数、評価数といった第三者からの反響も評価に影響します。YouTubeでは、動画を介してどのくらい活発なコミュニケーションが行われたかも重要しており、コメント数の多さなどはその裏付けとなります。

動画サイトマップの考え方

サイトマップとは、サイトの構成を示すためのページです。サイトマップがあれば、サイト内のコンテンツが増えてきても、訪問したユーザーがどこに行けば自分の見たいページにすぐにたどり着けるかすぐにわかります。サイトマップは、このようにユーザー用にユーザビリティを考慮して用意するものと、検索エンジン用との2種類があります。動画SEOにおいては、検索エンジン用の動画サイトマップを制作しておくことが大事です。動画サイトマップを検索エンジンに送信することで、動画コンテンツの存在が検索サイトに通知されます。動画SEOを行う際には、動画が検索の対象となるように必ずサイトマップ送信を行いましょう。

動画SEOを行うために必要なもの

動画SEOを行うためには、動画コンテンツとYouTubeなどの動画検索サイトのアカウントが必要です。YouTubeのアカウントを作るためにはGoogleのアカウントが必要ですが、Googleのアカウントがあれば名前やメールアドレスなど基本的な情報入力だけで誰でも簡単にアカウントが作れます。YouTubeでは無料で自身のチャンネルを作ることができ、そこにアップした動画をアーカイブとして蓄積できます。その際、チャンネルのオリジナルURLである「カスタムURL」を取得しておきましょう。特にユーザーが覚えやすく検索しやすいURLは、YouTubeに評価される可能性が高くなります。カスタムURL取得のためには、チャンネル登録者数が100名以上、作成してから30日以上、チャンネルアイコンの表示といった要件を満たす必要があります。

良質な動画コンテンツが動画SEOの効果を上げる

動画を制作した際には、できるだけ動画SEO対策を行いましょう。SEO施策によって動画の閲覧数を増やせるほか、Googleの通常検索で上位表示するためのツールとしても活用できます。

 

crevoAdmin

オンワードがギフトカタログの大和を買収、ECなどとのシナジーを見込む

7 years 5ヶ月 ago

オンワードホールディングスは2月8日、ギフト商品やギフトカタログの企画制作を手がける大和を完全子会社化すると発表した。相互の販路や経営資源を活用することで相乗効果の創出を図る。

大和の全株式を投資ファンドのTMCAP2011投資事業有限責任組合から買い取る。取得日は3月1日の予定。取得価額は非公表。

オンワードは大和の主要取引先である百貨店や有名ブライダル企業に対する営業活動において、大和との協力体制を構築する。

また、オンワードグループのファッション商品を大和の販売チャネルで展開するほか、大和がオンワードのECサイトなどを活用するとしている。

大和は1940年創業(設立は2015年)。ギフト商品やギフトカタログの企画制作、ギフト商品の管理や加工物流、出荷などを手がけている。

2018年6月期の売上高は前期比11.6%増の156億900万円。当期純利益は同33.0%減の3億3100万円だ。

オンワードホールディングスの2018年2月期における国内EC売上高は、前期比37.9%増の189億3700万円だった。海外事業は同22.7%増の13億3200万円。

グループのデジタルトランスフォーメーション実現に向け、グループのEC事業やデジタルマーケティング事業を担う完全子会社「オンワードデジタルラボ」を3月1日に設立する。

代表取締役社長には、オンワードホールディングスの村田昭彦常務が就任する予定(現職と兼任)。村田氏は2018年1月まで、アパレル企業のベイクルーズでEC統括を務めていた。

渡部 和章
渡部 和章

ヤフーが平成30年7月豪雨で被災した愛媛県宇和島市を物販などで支援

7 years 5ヶ月 ago

ヤフーは2月12日から、愛媛県宇和島市の復興支援を開始した。宇和島市では2018年7月の豪雨により、住居や事業所の浸水や倒壊、農地の崩壊や冠水など、広範囲にわたる被害が生じた。死者13名、農業関係の被害件数は約8,000件、被害総額は約210億にのぼった。

今回の取り組みは「エールマーケット」での特産品の販売、「災害に係る情報発信等に関する協定」の締結、「Yahoo!ネット募金」での募金開始の3つ。

「エールマーケット」でブラッドオレンジ商品を販売

宇和島市の主力商品は温州(うんしゅう)みかん。ポンカンや河内晩柑(かわちばんかん)の出荷量も多いが、今回販売されるのは「JAえひめ南のブラッドオレンジジュース」(税込 3,800円)、「ブラッドオレンジ “タロッコ” 5kg(税込 2,800円)」、「ブラッドオレンジ “モロ” 5kg」(税込 2,800円)の3商品。

イタリア生まれ、愛媛育ちのブラッドオレンジを搾ったジュース
JAえひめ南のブラッドオレンジジュース 720ml×2本 愛媛県より産地直送
「エールマーケット」は東日本大震災をきっかけに2011年12月に誕生した「復興デパートメント」が母体。東北の商品を販売していたが、2018年10月に対象地域を全国に拡大した

宇和島市では約10年前からブラッドオレンジの出荷を始め、現在は出荷量も安定してきた。

ブラッドオレンジはまだまだ生産量は少ないが、産地を担う若い人たちの希望の光になればと思っている。被害が多かった地域には180名の農協組合員がいるが、そのうち40名が新規就農者。この地域の被害を非常に心配したが、今回ヤフーの支援を受け、ニューフェイスのブラッドオレンジを世に送り出すことができ、感謝している。(えひめ南農業協同組合 代表理事組合長 黒田義人氏)

宇和島のブラッドオレンジ
ブラッドオレンジはその名の通り、血のように真っ赤な果肉が特徴。ジュースは色つきが良い「モロ」と、甘みが強い「タロッコ」という2つの品種をミックスしたもの

2018年7月の豪雨に関連し、ヤフーではすでに3,500万円の寄付や5.9億円の募金、物品支援などを行っているが、今回のような販売支援は宇和島市が初めて。

「災害に係る情報発信等に関する協定」の締結

「災害に係る情報発信等に関する協定」とは、ヤフーと自治体が連携し、災害時に自治体や地域住民が必要とする情報発信を強化することを目的としたもので、すでに多くの自治体が協定を結んでいる協定締結済み自治体一覧はこちら

「Yahoo!防災速報」アプリを通じて避難所の開設などの情報を発信できるほか、災害時にアクセスが集中することが多い自治体のサイトのキャッシュサイトをヤフーのサーバー上で表示し、アクセスを分散する。オリジナルサイトで情報が更新されると、コピー側でも情報が更新される。

宇和島市とヤフーの連携 災害協定で災害時の情報発信を強化
災害協定により「Yahoo!防災速報」アプリで自治体からの緊急情報を発信できるほか、キャッシュサイトの表示で自治体のサーバーダウンを抑制する

Yahoo!ネット募金での募金開始

「Yahoo!ネット募金」において宇和島市復興支援のための募金をあらためて開始する。宇和島市復興支援の募金は「被害額350億円を超えた宇和島の復興のため、いま、もう一度支援を届けたい」というプロジェクトで開設し、寄付金は主に被災した農家、現地で復興支援活動をするNPOなどの団体への支援に使用される予定。

ヤフー 社会貢献事業本部長 妹尾正仁氏、宇和島市長 岡原文彰氏、えひめ南農業協同組合 代表理事組合長 黒田義人氏
(左から)ヤフー 社会貢献事業本部長 妹尾正仁氏、宇和島市長 岡原文彰氏、えひめ南農業協同組合 代表理事組合長 黒田義人氏

昨年7月の豪雨はかけがえのない市民の命、水、柑橘をはじめとする生業の礎を失い、希望のすべてを摘み取られるような瞬間だった。その後、国内外の多くの方々の支援をいただき、いま復興のスタートラインに立ったところ。災害の発生から7か月。まだまだスタートラインということで、今回のヤフーの支援はありがたい。復興に向けてのスタートダッシュが切れると思っている。(宇和島市長 岡原文彰氏)

内山 美枝子
内山 美枝子

不良在庫64%削減も売上は右肩上がりの事例あり! ECの在庫問題を解決する「FULL KAITEN」リニューアル版を取材した

7 years 5ヶ月 ago

売れる商品は在庫を増やし、不良在庫や過剰在庫は早期に減らしたい」。小売企業やEC事業者が抱える在庫問題を解決するのが、人工知能(AI)搭載のクラウドサービス「FULL KAITEN(フルカイテン)」だ。もともとフルカイテン社が運営するECサイトが抱えていた不良在庫などに関する在庫問題を解決するために自社開発したシステムで、在庫問題が原因で幾度も倒産しかけた窮地を「FULL KAITEN」で脱したというエピソードもある

在庫で悩んでいるEC事業者の手助けをしたい――。こんな思いで「FULL KAITEN」をリリースしたのは2017年11月。導入事例として、不良在庫を1年間で64%削減し、売り上げを右肩上がりで伸ばしている企業もある。「FULL KAITEN」の開発経緯、そして2019年2月に提供開始したリニューアル版(バージョン2.0)がEC事業者に提供できる価値などについて、フルカイテン社の代表・瀬川直寛氏に話を聞いた。

在庫問題で倒産しかけた経験を生かして開発した「FULL KAITEN」

フルカイテンは2012年の創業(当時の名称はハモンズ)から約6年間、ベビー服のEC事業を手がけていた。「FULL KAITEN」はもともと、自社のEC事業で大きな課題となっていた“在庫の適正化”を実現するため、社内で開発した在庫分析システムだった。

瀬川社長はECサイトを運営していた当時について、「在庫管理に失敗し、キャッシュフローの悪化を何度も招いた」と振り返る。在庫管理に失敗するたびその原因を分析。在庫問題を未然に防ぐ仕組みを1つひとつ考案し、機能開発を積み重ねることで「FULL KAITEN」の原型を完成させたという。

ECサイトを運営していたときは、3回ほど資金繰りに行き詰まって倒産しかけたことがありました。その原因はすべて、在庫管理に失敗したためです。(瀬川社長)

フルカイテン株式会社 代表取締役社長 瀬川直寛氏
フルカイテン株式会社 代表取締役社長 瀬川直寛氏

瀬川社長が経験した1度目の倒産危機は、「取扱アイテム数を増やせば売り上げは増える」と考え、勘と自信を頼りにさまざまな商品を多めに仕入れてしまい、不良在庫が大量に発生したことが原因だった。このとき、「過剰在庫」「不良在庫」に分類された商品をリアルタイムに把握し、速やかに削減する仕組みの必要性を痛感。これが「FULL KAITEN」に搭載されている「在庫削減機能」の開発につながった。

2度目の倒産危機の原因は、売れそうな商品を大量に仕入れたものの、計画通りに売れず、不良在庫が積み上がったこと。この経験から、在庫の適正化を実現するには、仕入れる前の販売予測が重要だと学んだ。そして、現在の「FULL KAITEN」に実装されている「仕入れ最適化機能」を開発したという。

この仕入れ最適化機能を用いて売れ筋商品を集中的に仕入れるようになった瀬川社長は、売れ筋商品を数多く売りさばくため、送料無料化やクーポン配布などの施策を多頻度で実施。その結果、売り上げは伸びたものの粗利率が大幅に下がり資金繰りが悪化、3度目の倒産危機に直面した。この経験から、粗利を増やすことを意識して販促計画を組み立てることの必要性を痛感し、「FULL KAITEN」に実装されている「売上増加機能」を開発したという。

瀬川社長が、自社のEC事業が抱えていた在庫問題を解決した「FULL KAITEN」の外販を始めたのは2017年末。「私たちと同じように在庫問題で悩みや課題を抱えている事業者は多いはず。そうした企業さんの力になりたい」。こうした思いを実現するため、2018年9月にベビー服のEC事業を売却。自社事業をクラウドサービス「FULL KAITEN」に一本化した。

提供する3つの価値は「在庫削減」→「仕入れ最適化」「売上増加」の好循環

「FULL KAITEN」はバージョンアップを重ね、AI(人工知能)搭載のクラウドサービスとして小売企業やEC事業者に利用されている。

在庫にフォーカスしたシステムは一元管理システムや在庫管理システムがありますが、「FULL KAITEN」はそのどちらでもなく、在庫の分析・削減・適正化を支援するシステムという位置付けです。“販売予測や現在庫数などを考慮して在庫の善し悪しを分析”し、販売面と仕入れ面で素早い経営判断を下すのに役立つよう分析結果をわかりやすく可視化するのが特徴です。(瀬川社長)

「FULL KAITEN」は、「(不良)在庫を削減する」機能だけでなく、「仕入れを最適化する」、そして「売り上げを増加させる」という、小売事業の好循環の構築をサポートする機能も持つ。

会社単位での在庫分析に加え、倉庫単位や実店舗単位での分析(過剰在庫、不良在庫などの評価)も可能。たとえば、実店舗だと、店舗にある在庫が過剰なのか不良なのかの判断を現場で下すことはなかなか難しい。ですが「FULL KAITEN」の分析結果があれば、在庫の善し悪しがSKUレベルでわかるようになります。(瀬川社長)

多くのネット通販企業に加え、小売り企業も関心を寄せる「在庫削減機能」の概要、その機能を活用することで導入企業が得られるメリットを瀬川社長が詳しく解説する。

「FULL KAITEN」は2月にバージョン2.0をリリース。AIアルゴリズムの改善による予測精度の向上など、大幅な機能拡充などを行った(「FULL KAITENバージョン2.0」のイメージ動画)

全SKUを不良在庫・過剰在庫・フル回転在庫に自動分類

「FULL KAITEN」の特徴の第一は、すべての在庫を「不良」「過剰」「フル回転(適正)」に自動分類すること。毎日、在庫数や販売予測の結果を踏まえて在庫を分類し直している。これにより、削減すべき不良在庫や過剰在庫をSKU単位であぶり出すことが可能だ。

適切な在庫回転率や最適な在庫の数は商品ごとに異なります。ですから、さまざまなデータと複数のアルゴリズムを使って、SKU単位で「不良」「過剰」「フル回転」のどの分類に該当するかを判定しています。これにより、どれが不良在庫なのか、どれが過剰在庫なのかが一目瞭然になりますから、在庫状況の推移を毎日見ていれば、「そろそろ、この在庫は削減しないといけない」といった経営判断を素早く正確に下すことができます。(瀬川社長)

フルカイテンが提供する「FULL KAITEN」の機能 在庫の状況を「適正」「過剰」「不良」を判定する
在庫の状況を一覧できる画面。SKU単位で全在庫を自動分類することで、在庫の「量」だけでなく「質」も把握できる

「不良在庫」の増加に気付く仕組み

「FULL KAITEN」では、不良在庫・過剰在庫の推移などがグラフで表示されるため、在庫状況が「悪化しているのか」「改善しているのか」といった実態を把握しやすい。

初めて「FULL KAITEN」の計算結果を見た導入企業の多くは、不良在庫の多さに驚きます。しかし、大事なのは計算結果をスポットで見ることではなく、毎日の時系列で追いかけること時系列で見なければ増加や減少などの傾向がわからないからです。

そのため「FULL KAITEN」は毎日の計算結果を時系列でグラフ表示しています。グラフの動きを見ていると、「不良在庫」が増加傾向にあることをいち早く察知できます。たとえば、在庫全体の金額がそれほど変わってないのに、不良在庫の金額がどんどん増えているとしたら危険信号。倉庫の中が不良在庫ばかりになって売り上げがガタッと減る事態に陥らないよう、不良在庫の削減に手早く動かないといけません。(瀬川社長)

フルカイテンが提供する「FULL KAITEN」の機能 SKUごとに不良在庫の推移などがグラフで表示できる
不良在庫の推移を示す画面。在庫の危険な増加傾向をいち早く察知できる

「不良在庫」を削減する仕組み

「不良在庫」を減らすには、その商品をセールなどで売り減らす、または売り切ることが必要になる。その際、セールでの価格設定が課題となる。

「FULL KAITEN」は、セール対象商品をリストアップするだけでなく、売価設定をサポートする機能も搭載しているという。

在庫削減したい商品を選択した後、売価を設定する画面に移ります。この画面では、上代や過去の最低売価、粗利率や値引率などを参照しながら売価を一括変更できます。こうして作成した商品リストをCSVでダウンロードし、ECサイトの管理画面でアップロードすれば、在庫処分のためのセール価格へと手間なく変更できます。

「楽天市場」であればスーパーセールのタイミングに不良在庫の削減策をぶつけると大きな削減効果を得られますし、実店舗でも年に数回の大きなセールで不良在庫削減を行うと効果的です。当社のクライアント企業では、「FULL KAITEN」導入から1年も経たずに不良在庫を64%も削減した事例があります。そのクライアントは不良在庫をそれだけ削減しながらも売り上げは過去最高を更新中です。(瀬川社長)

フルカイテンが提供する「FULL KAITEN」の機能 売価設定の画面。「不良在庫」を売り切るための売価設定をサポート
売価を設定する画面。値引や粗利の「率」または「額」を基準に売価を一括入力できる

過剰在庫を増やさない方法と売上UPの流れを作るための考え方

不良在庫を一時的に削減しても、また増えてしまっては真の在庫改善にはつながらない。ダイエット前の体重にリバウンドすることを避けるのと同様、不良在庫が増えない仕組みをつくるためには、「不良在庫の予備軍である過剰在庫をコントロールすることが最も大事」と瀬川社長は指摘する。

とはいえ、どうコントロールすればよいのか。それには「過剰在庫」がどうして生まれるのかを理解する必要がある。瀬川社長によると、その発生パターンは主に3種類あるという。

1つ目は、売れ筋商品(フル回転在庫)の売れ行きが悪くなり、過剰在庫に落ちてくるパターン2つ目は、新商品が想定したほど売れずに、在庫が積み上がって過剰在庫に分類されるパターン。そして3つ目は、不良在庫をセールなどで処分した結果、在庫ステータスが「不良」から「過剰」へと一時的にランクアップしてしまうパターンだ。

この発生パターンに応じて、それぞれ過剰在庫を減らす方法が異なるという。

「FULL KAITEN」は、すべての過剰在庫を発生したパターンごとに分類します。過剰在庫になる直前が「不良在庫」だった商品は、放っておくとまた不良在庫に戻ってしまう可能性が高いので、セールやイベントなどを通じて在庫を削減する継続的な取り組みが必要です。一方、過剰在庫になる直前が「売れ筋」や「新商品」だった場合には、まだ商品力がありますから、特集ページを作ったりメルマガで販促を行ったりして、販売のテコ入れを図ることが有効です。

まだ定価で売れるポテンシャルのある商品を、セールで値引き販売してしまうのはもったいないすべての過剰在庫を一律にセールで処分するのではなく、商品ごとの事情を踏まえて打ち手を変えて、過剰在庫をコントロールすることが重要です。(瀬川社長)

フルカイテンが提供する「FULL KAITEN」の機能 過剰在庫が発生したパターンごとに分類することで、商品ごとの事情を踏まえて在庫をコントロールすることができる
過剰在庫の推移を表すグラフ。過剰在庫が発生したパターンごとに分類することで、商品ごとの事情を踏まえて在庫をコントロールすることが可能になる

最新バージョン「2.0」を提供開始。リニューアルした「FULL KAITEN」がこれからめざすもの

2017年末に販売開始した「FULL KAITEN」の従前版(バージョン1.0)導入社数は、2018年末時点で23社。アパレルや雑貨、家具、インテリア、ゲームソフトなど、SKUが多い小売企業やEC企業、メーカーなどが導入している。なお、導入に適した事業規模として、月商1億以上が目安になるという。

瀬川社長によると、「FULL KAITEN バージョン1.0」の提供を開始してから1年間は、社内の人材が限られていたこともあり、営業を本格的には実施していなかった。それでも多くの問い合わせが寄せられ、ミズノなどの大手企業から「楽天市場」の上位店舗まで、EC企業・実店舗ともに商談はスムーズに進んだという。

小売と卸の両事業を経営している企業から、メーカー直販のような事業形態まで、すべての小売企業の在庫問題を解決することができます保有している在庫が「過剰在庫」なのか「不良在庫」なのかを毎日チェックすることが、小売事業を健全に運営するための近道です。「FULL KAITEN」は在庫を意識した経営をするために大きな力を発揮します。ちなみに、「FULL KAITEN」の契約が決まるまでの訪問回数は平均1.4回。導入は、ほぼ即決で決まることが多かったです。(瀬川社長)

フルカイテン株式会社 代表取締役社長 瀬川直寛氏
「モノを扱うすべての企業の在庫問題を『FULL KAITEN』は解決できる」と話す瀬川社長

フルカイテン社は2018年6月、第三者割当増資で総額1億2000万円の資金調達を行い、次期バージョンの開発を加速。そして2019年2月、機能・性能・操作性を大幅に改善するとともに、予測アルゴリズムの精度を向上させたリニューアル版(バージョン2.0)をリリース。これを機に本格的な拡販に乗り出した。

リニューアル版「FULL KAITEN」の初期費用は50万円から。ネットショップ一元管理システムや基幹系システムなどとのデータ連携は、1~2カ月の開発期間で完了するという。月額利用料は月商に応じた従量課金制をベースとしており、月間27万円からとなっている。

“新バージョンのリリースにあたり、機能やUIなどのプロダクト面だけでなく、カスタマーサクセス要員などサービス面でも体制を強化できました。特許出願中の在庫問題解決テクノロジーも搭載した新バージョンで、小売業界の宿命的課題でもある在庫問題に深く切り込んでいきます。(瀬川社長)

フルカイテンが掲げるミッションは「在庫問題を解決する」こと。瀬川社長は、「FULL KAITEN」の開発・提供を通じて個別企業が抱える在庫問題の解決を追求していくその先に、根深い社会問題の解決に自社のテクノロジーが貢献している未来像をこう語る。

在庫問題は、世界中の小売企業やメーカーが抱えている課題です。まずはその課題を、「FULL KAITEN」で解決していきたいです。そして、不要な商品をできるだけ作らない世界になるといいですね。余計な商品を作ることは、廃棄問題や生産資源である森林伐採など、さまざまな問題を引き起こします。在庫問題を解決することは、私たちの子や孫の世代に、よりよい地球を残すことにもつながるのではないかと思っています。(瀬川社長)

【関連リンク】

渡部 和章
渡部 和章

乱立する「○○Pay」。2019年1月時点の“キング オブ Pay”はこれだ!【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

7 years 5ヶ月 ago
ネッ担まとめ

続々登場する「なんとかPay」。お店のレジにも決済手段のロゴがありすぎて、逆にどれが使えるのかわからないほど。その中で使われるのは、ポイントが貯まるものでした。

「○○Pay」を使う理由はポイント獲得

QRコード決済で最も使われているのは「楽天ペイ」、次いで「PayPay」。認知度トップは「LINE Pay」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6200

ファミリーマート/自社スマホ決済「ファミペイ」7月開始、1000万DL目標 | 流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/it/l020152.html

「ゆうちょPay」提供は5月から ゆうちょ口座の利用者向けに | ITmedia NEWS
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/04/news087.html

まとめると、

  • MMD研究所の調査によると、QR決済で使われているのは「楽天ペイ」「PayPay」「LINE Pay」の順
  • 使う理由は「ポイントが貯まる」「会計が早い」「キャンペーンで気になった」など
  • 今後も「ファミペイ」「ゆうちょPay」などの登場が予定されている
スマートフォン所有者のQRコード決済サービス利用状況(n=887)
出典:MMD研究所
スマートフォン所有者のQRコード決済サービス利用状況(n=887)
出典:MMD研究所

今年4月からはKDDIのQRコード決済「au PAY」がスタート予定。また、CtoCアプリ「メルカリ(Mercari)」との連携が想定される決済サービス「メルペイ(Merpay)」のリリースも予想されます。

「PayPay」はオンライン決済にも対応する予定で、まずは「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」に導入されます。

「au PAY」の支払いは携帯電話料金の請求にひも付けられ、チャージなどの手間をはぶく設計になる見通し。ポイントプログラム「WALLET ポイント」との連携で、KDDIグループのECモール「Wowma!」にも好影響が出る可能性も。

ネットショップ担当者フォーラムメルマガより

引用文はピックアップした記事からではないですが、今後はさらに「○○Pay」が増えて、カオスな状況になりそうです。ショップ側は導入の手間と手数料に悩み、ユーザーはどれがお得なのかわからず、提供側は普及させるのが大変……と、誰もが困るこの状況。いつまで続くのでしょうか。

関連記事

コミュニティは育てるもの

無印、楽天、@cosmeのマーケティング戦略から学ぶ!ファンや共感を生みだす「コミュニティ」の作り方 | GLOBIS 知見録
https://globis.jp/article/6846

対アマゾン時代の小売業のあり方とは?~無印・楽天・@cosmeの「リアル店舗」「EC」での愛され続けるコミュニティ作り | GLOBIS 知見録
https://globis.jp/article/6847

まとめると、

  • アットコスメにおけるコミュニティの特徴は「熱狂しないこと」。熱は低い方がコミュニティが長続きする
  • ぎゅっと集まって熱量が高まる場をつくり、それが解散したらまた別のメンバーで集合・解散を繰り返すと、いつの間にか信頼関係で結ばれたネットワークができていく
  • 拡大戦略をとると中身が伴わず、コアな人から離れていってしまう

僕自身は今までのことを振り返って「ああ、俺、秀逸だったなぁ」と思うポイントがいくつかあるんですけれども(笑)、その1つに、事業計画はすべて(売上等の)数字でなくユーザーの伸びで書いていたというのがあります。「ユーザーが何人になったらこういうアクションを取る。それまでは1年でも2年でも待つ」と、明確に書いていました。結局、そこの時間を待てるかどうかが肝なのかなと、僕は思います。

─アイスタイル 代表取締役社長 兼 CEO 吉松徹郎氏

前編からの引用ですが前編だけでも役立つ話が満載です。コミュニティは無理に作ろうとすると絶対に上手くいかないので、じわじわと育てていくしかありません。育ってからも急成長させようとするとこれまた失敗します。ずっと支えてくれるファンの人たちの集まりがコミュニティ。変にコントロールしないことが重要です。

Amazonによる書店革命

アマゾンの『買い切り方式』は『再販制度』廃止への礎となるのか?いやむしろ新たなビジネスモデルを! | Yahoo!ニュース 個人(神田敏晶)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20190204-00113234/

まとめると、

  • アマゾンジャパンは出版社から書籍を直接購入して販売する「買い切り」方式を年内にも試験的に始めると発表した
  • 書店が減っても新刊本が増えているのは「取次」からの「前金制度」があったため
  • Amazonの最大の強みは、売れない本を流通する必要がないこと

『電子書籍』の登場により、誰もが書籍を販売できるという出版社となった。従来の印税10%から、Kindleの印税は70%という破格の印税の出版社の登場だ。Amazonは、『出版社』、『流通』、『書店』の機能をマルチで掛け持ちするような複合的な事業へと育った。

印税が10%→70%とというだけで、売れる本がどこから出てくるかというのが想像できます。「でも、電子書籍だけでしょ?」と思っていると、店頭のサンプルを読んだらそのままKindleで買えたり、ちょっと高めの紙の本で買えるようになる……なんてビジネスモデルも考えられますよね。本が売れないのはAmazonに代表されるネット書店のせいだけではなく、旧来からの仕組みのせいということなんでしょう。

EC全般

アマゾンの処分取消訴訟 司法関係者も当惑、度重なる「閲覧制限」申請 | 通販新聞社
https://www.tsuhanshimbun.com/products/article_detail.php?product_id=4510

これは本当におかしい。何がしたいんでしょうか? こういうことがあるから不信感が芽生えてしまうわけで……。

置き配バッグで不在時の6割が受取、配送員の96%が利用を希望【1000世帯でOKIPPAと日本郵便が実証実験】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6205

ドローンを使った定期配送サービスを始める楽天の挑戦 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6206

宅配ロッカーは効果薄なので、置き配とドローンがどうなるかがポイント。

あなたの通販・EC業務は「改元」に対応しましたか? 【対応例&チェックリストあり】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6188

EC業務だけに限らない改元問題。早めに対応しましょう。

ライトオンがゾゾ撤退へ EC事業の大半を占めるもZOZOARIGATOに反発 | WWD JAPAN
https://www.wwdjapan.com/788339

ZOZO比率が高いところも撤退。自社サイトで売れるようになるのはなかなか大変ですが、どうなるでしょうか?

日本のeBay社員第一号に聞く!越境EC売れ筋商品と独自サイトの失敗しない作りかた | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/6365

食べ物は難しいけど生ものではない「お菓子・スナック系」は非常によく売れるというのは面白い。

メルカリ、上期は44億円の最終赤字 「黒字化急がず、流通額増やす」 | ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1902/07/news121.html

国内は黒字なので……ということなのでしょうか。上記のeBayの記事と関連して読んでみてください。

今週の名言

人気のあるうちに実力をつけてねって。人気は続かないから。

演劇青年から声優界のレジェンドへ 神谷明が語る「アニメブーム」と後輩たちへのエール | Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/feature/1219

神谷明さんと言えばアラフォー世代の男性は毎日声を聞いていたようなイメージがありますよね。その神谷さんの言葉が身に沁みます。一瞬の人気で勘違いしないで、地道な努力を続けられる人が生き残ります。

森野 誠之
森野 誠之

理解力が増す!科学に裏付けされたホワイトボードアニメーションの効果

7 years 5ヶ月 ago

理解力が増す!科学に裏付けされたホワイトボードアニメーションの効果

「シンプルが一番」という言葉がありますが、まさにそれを体現する手法として注目を集めているのが、「ホワイトボードアニメーション」です。ホワイトボードアニメーションが優れているのは、不必要な要素を徹底的に省いている点です。そのシンプルさは理解力の促進にも効果的とされており、セミナーや企業のサービス紹介にも活用されています。この記事では、ホワイトボードアニメーションの基礎知識や活用事例を紹介します。

ホワイトボードアニメーションとは?

ホワイトボードアニメーションとは、真っ白な背景に漫画家やイラストレーターなどのクリエイターが手書きで描画する様子を映像化したものです。描画される絵の特徴や、もたらす効果について解説していきます。

イラストがとてもシンプル

ホワイトボードアニメーションで描かれる絵の特徴は、とてもシンプルな線画だということです。白一色の背景に黒など限られた色だけで描かれているため、色のイメージに邪魔されずに絵が際立ちやすいのです。使われている色が2色だけであることに加えて、複雑な書き込みもないため絵が描かれている様子に集中することができ、内容がストレートに伝わります。このようなホワイトボードアニメーションの人気が高まっていることからも、イラストを用いて物事を伝えるには、シンプルであることが重要だといえます。

不必要な音がない

ホワイトボードアニメーションは描かれるイラストに連動した音付けのみで、大袈裟なBGMや効果音がないケースがほとんどです。そのため、音に気を取られることなく、集中してイラストだけを見ることができます。ホワイトボードアニメーションはイラストだけでなく、音声情報も非常にシンプルになっており、それも注目すべきポイントを明確にするための重要な要素となっています。音の部分でも余計な情報がないため、視聴者も自然とイラストの世界感に引き込まれやすくなります。

表現がわかりやすい

シンプルなイラストと音声で構成されたアニメーションのため、抽象的な内容や複雑な概念もわかりやすく説明できるのもホワイトボードアニメーションのメリットです。言葉で説明するよりも端的に伝わりやすく、やり方によっては視聴者の感情に強く訴えかけることもできます。そのため、マーケティング分野での効果も期待されており、特に文章や画像などではメリットや付加価値を伝えるのが難しいサービスなどの無形商品の紹介に向いています。また、実写と比べると表現の自由度が高い点も大きなメリットです。

ホワイトボードアニメーションの持つ効果

ホワイトボードアニメーション多様な目的で活用されており、企業家や教育者の間でも評価を得ています。

理解力が増す

ホワイトボードアニメーションはシンプルという面で視覚と聴覚とがバランスが取れているため、情報過多にも情報不足にもならずに、バランス良く情報が正確に伝わりやすいといえます。また、認知心理学の観点では、視覚的な情報が多すぎると注視すべきポイントが絞り切れず、理解力が低下するとすることがわかっています。シンプルで注目する点が明確なホワイトボードアニメーションは理解力を促進させるのに効果的であるといわれています。

意思決定力が上がる

無駄な情報がそぎ落とされたシンプルな表現のため、脳内の内容理解が促進されることで判断が明確となり、意思決定力が上がりやすいともいわれています。英国の心理学者リチャード・ワイズマン氏が行った調査でも、ホワイトボードアニメーションによる商品紹介のほうが、トークによる紹介よりも効果が高いことが明らかになっています。具体的には、トーク式と比べて購入の意思決定に十分なサービス説明であると感じた視聴者の割合は2倍に増え、実際の商品購入にまでつながったのです。また、ホワイトボードアニメーションによって得た情報は記憶保持率が向上し、SNSなどでの共有率も高まることがわかっています。

学習効果が期待できる

ホワイトボードアニメーションが優れているのは、動画が再生されながら次々とイラストが描かれていくところです。イラストが描かれて行く過程を眺める動画なので、視聴者としては「次には何が描かれるのだろう?どんなイラストができあがるのだろう?」と、好奇心が刺激されます。その「ライブ感」から、最後まで視聴者を飽きさせずに動画の世界に没入させる効果があるのです。結果として、動画で伝えたい内容を深く理解させることにつながります。

イラストが次々と描かれていくことで、視聴者は無意識に次の展開を想像します。イラストが完成していくにしたがって描かれるものが明確になると、快楽を感じさせる脳内物質のドーパミンが分泌され、描かれたことが強く脳内に印象付けられるのです。このように、ホワイトボードアニメーションを活用することで、高い学習動画を得られることがわかっています。

企業マーケティングにおいてのホワイトボードアニメーション活用法

企業マーケティングの分野におけるホワイトボードアニメーションの活用事例を3点ほど紹介します。企業マーケティングでのホワイトボードアニメーションの活用は、商品理解を促進させるだけでなく、ブランディングへの効果も期待できます。

ホワイトボードアニメーションで会社紹介

ホワイトボードアニメーションを使った会社紹介は、斬新なだけでなく親近感を与え、企業部ブランディングにも最適です。「誰に」「何を」一番伝えたいのかを明確にでき、視聴者への押し付け感が軽減されるのもホワイトアニメーションならではの強みです。企業紹介の場合、アニメの世界観で盛り上げて最後に、もっとも重要な企業ビジョンや企業名を手書き文字で紹介すると効果的です。

ホワイトボードアニメーションで商品紹介

これまで述べたように、ホワイトボードアニメーションでは必要最低限に整えられた視覚情報と音声情報が過不足なく脳に伝達されます。研ぎ澄まされたシンプルさという面で視覚情報と音声情報のバランスが取れているため、脳の広範囲が刺激されて、視聴したときの理解力が増す効果があるのです。これに比べて、トークによる商品説明では、音声情報に比べて圧倒的に視覚情報が不足しています。つまり、ホワイトボードアニメーションによる商品紹介は、従来行われることの多かったトークによる商品紹介よりも、視聴者の理解力促進において有利だといえます。

ホワイトボードアニメーションでサービス紹介

車や電化製品などの商品の場合は、トークによる説明でもある程度は視聴者に内容を理解させることができます。しかし、スマホアプリなどのダウンロード配信サービスや保険サービスといった無形商品の場合は、トークによる説明では限界があります。ホワイトボードアニメーションが優秀なのは、こういった形のないサービスについても正確に伝えられ、ユーザー目線の付加価値についても情緒的に訴えられることです。国内では、ランディングページに、文章や画像、実写映像の代わりにホワイトボードアニメーションを活用する例が増えています。

企業もホワイトボードアニメーションを活用している

欧米を中心に多様な目的で活用されているホワイトボードアニメーションですが、国内でもその手法を取り入れる企業は増えています。これまで述べたように、ホワイトボードアニメーションは会社紹介や商品紹介においても効果的であり、視聴者にも楽しみを与えられる斬新な手法です。動画制作サービスのCrevo(クレボ)では、アニメーション動画を得意としており、人気のホワイトボードアニメーションにも対応しています。ホワイトボードアニメーションに関心があり、企業マーケティングで活用したいと検討している場合は、Crevoに問い合わせてみてはいかがでしょうか。

Crevoの関連サービス

アニメーション動画制作・映像制作

crevoAdmin

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