
Amazonの「プライムアーリーアクセスセール(Prime Early Access Sale)」では、低価格帯の商品を販売する業者は2日間のセール期間中に売り上げを伸ばしましたが、広告料金の上昇が利幅を圧迫しました。

「プライムアーリーアクセスセール」の結果は、インフレ懸念が高まるなか、消費者が高額商品への出費を避けたことを示しています。この2日間のセールで年末商戦の幕開けを期待した事業者にとっては、複雑な結果でしょう。
サードパーティや研究者はまだ推定値を算出し切れていないものの、市場調査会社Numeratorが行った調査(対象はアーリーアクセスセールを利用した1025人)によると、初期段階では、テレビ、デスクトップコンピュータなど高額商品を扱う小売事業者が「プライムアーリーアクセスセール」では不利だったことが示唆されています。
一方、Amazonのマーケットプレイスで低価格の商品を販売する事業者は、好調に推移しました。Numeratorによると、セール初期に購入された商品の約58%は販売価格20ドル未満であり、消費者が支出を抑えたことを示しています。
Amazonによると、プライム会員が「プライムアーリーアクセスセール」の期間中に販売者から注文した商品は1億点以上にのぼったそうです。米国で最も売れた商品には、Apple AirPods (2nd Generation)、化粧品の「Laneige Lip Sleeping Mask」、サプリメントの「Vital Proteins Collagen Peptides」、歯のホワイトニングキット「Crest 3D Whitestrips Professional Effects Teeth Whitening Strips」などが含まれています。Amazonはドルベースの数字を発表していません。
製菓・製パンの器具などをネット販売するAnn Clark Cookie Cuttersのeコマース担当ディレクターであるトム・ファンク氏によると、Amazonでの売り上げは平均より15%ほど伸びたと説明します。ただ、「多くの販売者にとって、この時期は主にホリデーシーズンに向けた準備期間だった」と補足します。
Amazonにとって、ハロウィン自体が繁忙期であり、クッキーカッターや製パン用品には季節ニーズがあります。私たちは、割引やアーリーアクセスプロモーションを提供していません。多くの販売者がインフレ圧力を感じていると思うので、値引きは控えめになるでしょう。
オーガニックティーのネット販売を手がけるArt of Teaのハンナ・ホウグルム副社長によると、イベント期間中の売り上げは平日と比較して35%増加しました。しかし、広告費の高騰、Art of Teaの商品ページでAmazon専用のクーポンを利用する消費者が増えたことで、利益率が圧迫されました。
セール期間中、クーポンの利用率が約20%上昇し、消費者が製品の特別割引に大きく影響されたことがわかりました。また、キーワード広告の効率はセール期間中大幅に低下し、主要なブランドキーワードの入札価格が大幅に上昇しました。ただ、売り上げは通常の火曜日と水曜日に比べて約15%から20%増加しました。(ハンナ・ホウグルム副社長)
7月に行われたプライムデーの売り上げは、「プライムアーリーアクセスセール」よりも約25%、投下した広告費に対する利益率も20%ほど高かったとホウグルム氏は総括します。
ブラジャーを販売するLeading Ladyは、「プライムアーリーアクセスセール」の期間中、Amazonストアで割引を提供し、直販サイトでもセールを実施しました。eコマース&マーケティング・ディレクターであるバーバラ・シアーズ氏は、次のように語っています。
2022年も、人々が買い物をする時期が早まるとメディアが騒ぎました。ですので、早い時期に広告へ資金を投じてトラフィックを取り込もうとしました。
その戦術は成功しました。Leading Ladyが運営するAmazonストアのセール期間中の売上高は、「プライムアーリーアクセスセール」期間前の2日間と比較して30%増加。一方、自社ECサイトの売上高も40%以上増加しています。
EC売上高上位100社のうち80社が、「プライムアーリーアクセスセール」期間中に自社ECサイトで何らかのプロモーションを実施しました。
米国のEC専門誌大手『Digital Commerce 360』が100社の小売事業者を対象に行ったWebサイトの調査によると、小売事業者の8.8%がAmazonの「プライムアーリーアクセスセール」と直接競合するようなキャンペーンを実施。7月のAmazonプライムデーイベント期間中にセールイベントを実施した38.0%(79の小売事業者)よりも減少しています。
また、「プライムアーリーアクセスセール」で割引販売を実施した小売事業者は、71.3%にとどまりました。
ただ、Salesforceの推計によると、一部の小売事業者は「プライムアーリーアクセスセール」ニーズの先取りに成功しました。
また、Amazon以外でも、小売事業者が値下げを実施したとSalesforceは説明しています。
「プライムアーリーアクセスセール」のセール期間中、Amazon以外のECサイトでは平均21%強の割引が行われました。これは、前年比25%増の割引率です。Salesforceによると、感謝祭からサイバーマンデーまでのサイバーファイブ期間以外では、コロナ禍スタート以来、最も大きい割引率になったそうです。
これらのデータは、世界 64か国以上、15億人以上の消費者の行動とオンラインショッピングの統計データを分析しているSalesforceのShopping Indexを活用。また、より広範な小売業界のマクロ経済的な数値を推定するために、いくつかの要素が適用されています。
セール期間中、小売事事業者と消費者の双方がインフレを懸念していたことが明らかになりました。
セール終了翌日の10月14日、米国労働統計局は、9月のインフレ率が前年同月比8.2%上昇したと発表。この1年で食費は11.2%上昇し、家計は裁量支出を減らすようになっています。
取引追跡サイトBlackFriday.comのショッピング専門家であるクリスティン・マクグラス氏は、インフレ圧力によって消費者が大きな買い物を敬遠するようになったとBloomberg Newsに答えています。
セール期間中の多くのテレビ通販は驚くほどお得でした。しかし、次の食料品の支払いに不安を感じている人が買いたいと思うようなものだったかどうかは疑問です。(マクグラス氏)
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オリジナル記事:日本開催は見送られたAmazonの「プライムアーリーアクセスセール」、結果はどうだった? | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ
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ヤフーとアスクルは、「LOHACO」で実施していた標準より遅い届け日を指定するとPayPayポイントがもらえる「おトク指定便」の実証実験が好評だったことを受け、施策を継続すると発表した。
実証実験は、「LOHACO Yahoo!店(旧LOHACO PayPayモール店)」「LOHACO by AKSUL(LOHACO本店)」の利用時、標準より遅い届け日を指定したユーザーにPayPayポイント付与するというもの。

特定日の荷物量増加に伴う物流(出荷・配送)負荷を分散させることで、物流の安定確保・効率化といった物流業界におけるサステナブルな活動を実現することを目的に、注文が集中する毎週日曜日を対象に、2022年8月28日~10月9日まで行った。
その結果、全体の注文者のうち51%のユーザーが「おトク指定便」を利用した。付与ポイントが最大30円時で54%、最大20円/15円時でも48%という結果となり、付与ポイントの金額にかかわらず約半数のユーザーが利用していた。

利用ユーザーは30代~60代の女性が多く、コスメ、食品(缶詰、スープ)などのすぐ届く必要性が低いものが期間中に売れる傾向があったという。一方、ベビー・キッズ関連商品、日用品などすぐに必要になるものは最短到着日指定の配送利用が多く、商材によってニーズが分かれる結果となった。
2022年9月14日~22日に777ストアを対象に行ったアンケートによると、出荷ひっ迫の課題感を感じ、実証実験を利用してみたいと回答したストアは55%だった。また、2022年9月26日~28日に1116人のユーザーに行ったアンケートでは、約91%のユーザーが「利用してみたい」と回答した。
実証実験の終了に伴い、今後は対象日を毎週日曜日から「5のつく日」に変更。日用品、食料品以外にも「Yahoo!ショッピング」の家電、ファッションカテゴリなどを扱う全ストアへの展開を視野に入れていくという。
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オリジナル記事:「LOHACO」の標準より遅い届け日指定でPayPayポイントを付与する「おトク指定便」の実証実験が好評、実施を継続
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プレイドが、アジトの株式の過半数を取得。企業のファーストパーティーデータと広告配信を連携するプレイドの「KARTE Signals」と、広告配信実績を一元管理するアジトの「Databeat」を連携させる。
プレイド、アジト株式会社の過半数株式を取得し、インターネット広告領域におけるサービスを拡充
https://plaid.co.jp/news/20221012/
アジト、プレイドグループへ参画し、インターネット広告領域におけるサービス拡充へ
https://www.agito-inc.com/news/20221012-agito-plaid

アマゾンジャパンは、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)と共同で展開している「JAPAN STORE」を、英国とオーストラリアでも順次開始すると発表した。
「JAPAN STORE」は、中小企業などの販売事業者が日本の商品を販売するストアとして、2021年11月に米Amazon.comに開設。「JAPAN STORE」の英国での展開は2022年10月以降、オーストラリアでは2022年12月以降の展開を予定している。
アマゾンジャパンはこれまで、さまざまなツールの開発や、専門のサポートチームの発足などを通して、販売事業者の海外販売を支援してきた。今回、英国とオーストラリアに「JAPAN STORE」を開設することで、さらに支援を強化していく。
米国の「JAPAN STORE」では、味噌や醤油などの食料品、急須や湯呑、茶碗などのキッチン用品、浴衣や足袋などの服、履物など、日本ならではの商品に加え、スーツケースや財布、化粧水、文房具、PC関連機器など数千種類の商品が日本の事業者が販売している。
「JAPAN STORE」で買い物をした海外の顧客からは、商品品質の高さや配送のスピードについて評価が高く、英国とオーストラリアでも同様に、高品質の日本商品を届けていく。
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オリジナル記事:Amazonが越境ECを強化、JETROと共同展開の「JAPAN STORE」を英国とオーストラリアに拡大
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EC業界の大きな課題の1つにあげられる人材獲得。企業が求める人材像を適切に求職者へ伝え、ほしい人材の獲得につなげるためにはどうすればいいのか。僕がEC責任者として採用広告に携わった経験から、ECマーケティングの知見を活用した「中小企業の人材採用」のヒントをお伝えします。

たまたまこの記事にたどり着いた皆さんに聞きます。
御社の採用広告は誰が作っていますか? それをちゃんと把握していますか? 代理店に丸投げし、完成した原稿を毎回使い回ししていませんか? 会社の要望だけを記載し“誰でもいいから応募してください!”といった採用ハードルが低い募集要項を作ってはいませんか? 毎回「望んでいた人材ではない」という理由で採用を見送っていませんか? 離職率が高いと嘆いてはいませんか?
EC企業に勤めていたある時、部門ごと(EC部門、実店舗部門、管理部門など)に行っていた採用活動にある疑問を抱きました。
なぜ、EC部門には求めている人材が募集して来ないのか? 原稿の内容に問題があるのか?
そしてある時、採用広告を眺めているとあることに気がついたんです。「採用広告は準広告と一緒なのではないのか!」
そこで取りかかったのが、広告クリエイティブを作る際に心がけていることを採用広告や採用ページにも反映すること。また、応募者が「どんなことを考えて採用広告を見ているのか」「どんなところを見ているのか」「何を見て何を感じて応募のボタンを押したのか」を面接時に必ずヒアリングするようにしました。
意外なことに、採用側が気にしていなかった答えが返ってくるケースが多々ありました。ECサイトと同様に採用サイトでも離脱者をできるだけ下げるために何ができるのか……。こんな取り組みを積み重ねていった結果、劇的な変化が。
徐々に有能な応募者が増え、最終的には5年以上も広告などでお金をかけることなく、コーポレートサイトの採用募集で有用な人材を無料で獲得できるようになりました。適した人材を獲得できたため、離職率も激減。1年以上採用をしないという状況も発生しました。

それでは、具体的に取り組んでいったことを、募集要項に焦点を当てて紹介します。
採用原稿は広告出稿と同様に3点に注力・制作しました。
採用の問題はどこにあるのか?そこを分析すると、採用原稿を意図して作り、それを踏まえて採用を行っていないことにあると仮説を立てました。
今の状況に、部門として「どんな人が必要なのか」「その人にはどんなことをして欲しいのか」「採用面ではどんなことが妥協できるのか」をまずは熟考。そして、そもそも「この原稿を見たら自分は応募する」という原稿を作るようにしました。
マーケティングも採用も同じで、明確なターゲットを決めなければ、対象者にメッセージなどは伝わりません。
特定の社内スタッフのような人材を求めれるのであれば、その人が応募したいと思ってくれるようなクリエイティブを作っていきましょう。
求めるスキルや人間像などのハードルは文章でコントロールしていきます。ハードルを上げすぎると対象者の応募ハードルが高くなってしまうので、社内のバックアップ体制やフォロー体制を文中に記載するなどしていきましょう。重要なことは、応募者をセグメントするのと同時に、応募ハードルを下げるといった文章のコントロールです。
Googleの検索結果、ECサイトでのキャッチコピー、コメントなどを確認して消費者はお店を訪れるのと同様、採用広告や原稿のキャッチコピーやコメントは、きちんとターゲットを設定することで、募集要項の対象になる閲覧者の確率を引き上げていきます。
また、競合他社の広告原稿がどんなキャッチやコメントを使っているのか、チェックすることも重要です。それを踏まえ、自社のどの広告原稿のクリック数が高かったのかといったことも研究するようにしましょう。この結果を踏まえ、キャッチコピーやコメントを変更していくことをお勧めします。

クリックを促進したい場合、広告原稿の目立つスペースにロゴマークを入れますか? そのロゴマークを入れる理由は何ですか?
広告に記載された企業ロゴを見てテンションがアップする人はほとんどいないでしょう。また、採用原稿に記載されている商品を知っているから応募ボタンをクリックするということはほとんどないでしょう。なのに、企業の採用広告、特に人事が絡む採用広告はロゴや商品を目立つスペースに掲載したがることが多いのではないでしょうか。
採用原稿を見ている人は何が気になっているのでしょうか? 僕は「楽しく働きたい」「楽しい職場がいい」といったところに直結する「誰と働くか」だと考えています。“どこで働くか”だけを考えてる人は案外、長続きする確率は低いのではないでしょうか。
僕は「誰と働くか」を打ち出せるクリエイティブとして重要視したのが、とにかく人が映っている写真を使うことでした、オフィスの環境、誰と働くのかが一番気になる所だと考えたためです。
また、全体写真も掲載しますがそれは一部のみ。掲載した多くの写真は、スタッフの笑顔が映っているものでした。そのため、被写体全員が笑うまで何枚でも撮影。代理店の担当者が撮影に来た際、200〜300枚の写真は撮影していましたね。
全員が笑っているというのが非常に重要なポイントとなります。1人でも笑い方が不十分であったりタイミングが悪いと確実にクリック数は悪化します。
また、毎月撮影することもCTRを引き上げることの重要な要素です。同じ写真を使い続けていると服装と季節感が合わなくなってしまうからです。
EC責任者時代に行った僕の検証によると、写真を変えずに数か月使い回しているとクリック数は劇的に悪化していきました。しかし、写真を変えるとすぐにCTRは復活します。人ってすごく面白いですよね。何か察するところがあるのでしょう。

代理店とはきちんとコミュニケーションを取っていきましょう。採用広告を展開している場合、
代理店担当者や人事に問い合わせし、データを取り寄せて分析しましょう。気になる人はもっと突っ込んだ質問をしてもいいかもしれません。口頭で聞ける情報などもあるかもしれませんから。
これもECビジネスの「ECモールのECC(ECコンサルタント)は敵ではなく、協力関係者」と同様で、代理店担当者と仲良くなり、さまざまな情報(もちろん公開いただける範囲内の情報)を提供してもらいましょう。そして分析します。
応募者と求めている人材の隔たり、スキル不足などがあれば原稿の見直しが重要になります。また、応募者が少ないケースは、応募ハードルが高いことが要因かもしれませんので、分析できる数値を見ながら調整していきましょう。
ECビジネスに関わっている人であれば、ここまでの解説を見て、「そりゃそうだ!」と思われるでしょう。しかし、採用面になると、ECのノウハウをちゃんと生かしていないことが多いんですよね。
ちなみに、リクルートの担当者に聞いたお話ですが、ほとんどの中小企業は採用原稿を出稿すると、その後ほとんど「原稿」「キャッチコピー」「コメント」「写真」などを手入れしないそうです。そして、商品写真やロゴマークは入れたがるとのこと。大手企業でもこうした傾向は少なくないようで、同じようなことをしている採用担当者が多いようですね。
小売全体に言えることですが、ECスキルを持った経験者の採用はハードルが上がっています。自社に適した人材を獲得するには、募集セグメントを切り、応募者は自社が求めている人材に合っているのか? こんな人に来て欲しいというペルソナに対して採用原稿が適しているのか? などを考えていくと、会社の採用方法が変わっていくかもしれません。気になったらぜひ自社の採用要項を見てみてください。そして、ECのノウハウを活用していきましょう。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ECの知見を求人募集に活用したら、広告費をかけずに良い人材を獲得&離職率の減少を実現した経験談 | EC責任者になるための仕事術
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ネットショップ担当者フォーラムをご覧の皆さまに、「ネットショップ担当者フォーラム2022夏」のオンライン懇親会「ネッ担Meetup」でご提供いただいたビール&おつまみをお裾分けします(「ネットショップ担当者フォーラム2022夏」「ネッ担Meetup」にご登録していなくても応募できます!)。
以上をセットにして、9名様にプレゼントいたします。

ご希望の方は下記のフォームにご記入の上、お申し込み下さい。締め切りは2022年10月21日(金)です。ご応募は20歳以上の方に限らせていただきます。
[個人情報の取り扱いについて]
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オリジナル記事:ビールとおつまみを読者9名様にプレゼント! ヤッホーのクラフトビール&味源の「サバチ」など
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アマゾンジャパンは10月13日、日本におけるAmazon最大のECイベント「Amazon ECサミット」で「Amazon.co.jp 販売事業者アワード2022」を発表し、合計9部門に55社の販売事業者を選出した。
「最優秀賞」の受賞店には、モバイル充電ブランドを展開する「AnkerDirect(アンカーダイレクト)」、プロテインを取り扱う「X-PLOSIOM【公式オンラインストア】」、アパレルの「BEAMS(ビームス)」、ビーズソファブランドを展開する「Yogibo(ヨギボー)公式オンラインストア」を選出した。

「ご当地の魅力 発信賞」「Day One賞」「海外販売賞」などの部門に加えて、「最優秀賞」「Prime Try Before You Buy賞」「カテゴリー賞」「Amazon サービス活用賞」の4賞を2022年は新設。合計9部門で55社の販売事業者を選出した。
アワードの受賞企業は、顧客満足度や売り上げ、Amazonが提供する各種サービスの活用度などを指標に選んだ。
アマゾンジャパン セラーサービス事業本部 カテゴリー事業本部長の露木一帆氏は次のように話す。
Amazonでは、中小企業や大手企業の販売事業者が、フルフィルメントby Amazon(FBA)のほか、ブランディングや広告ツールの活用、そして法人向けや海外向けの販路拡大に取り組んでいる。Amazonが提供するさまざまなサービスを活用し、変化の多い時期にも顧客満足度を高めることで事業の成長を実現している55社の販売事業者様を発表できることを嬉しく思う。(露木氏)
「Amazon.co.jp 販売事業者アワード2022」の特設サイトでは、アワードを受賞した販売事業者のコメントを発表している。「Amazon.co.jp 販売事業者アワード2022」の各賞の概要と受賞企業は次の通り。
家電&オフィス用品、ライフ&レジャー、消費財、ファッションの4ジャンルにおいて、最も成功された販売事業者に贈る賞。
受賞店は「AnkerDirect(アンカーダイレクト)」「X-PLOSIOM【公式オンラインストア】」「BEAMS(ビームス)」「Yogibo(ヨギボー)公式オンラインストア」。
最優秀賞の4ジャンルを、家電・カメラ・AV機器、食品・飲料・お酒、アパレルなど、より細かく分類した10部門において、特に成功した販売事業者に贈る賞。各部門の受賞店は次の通り。

シューズ・バッグ・ファッション小物部門
「AmiAmi[レディースShoes専門店]」「GINZA SMARTSTYLE」「匠の技株式会社」

Amazonプライム会員の顧客を対象とした購入前に試着可能なサービス「Prime Try Before You Buy」を活用し、顧客満足度を向上しながら事業を成長させているファッション関連の販売事業者に贈る賞。受賞店は「G-Star RAW (ジースター ロゥ)」。
過去1年以内にAmazonで販売を開始し、初年度から、顧客満足度・品揃え・売り上げなどの観点で最も活躍した販売事業者に贈る賞。受賞店は「suria(スリア)」「ZENB」「自転車通販 cyma-サイマ-」「REALFORCE Store」。
顧客満足度や売り上げなどを評価項目に、商品の在庫保管・配送代行サービス「フルフィルメント by Amazon(FBA)」を利用して事業を急成長させている販売事業者に贈る賞。受賞店は「BAN BAN PC STORE」「ホワイトビューティー」「レイコップ公式ストア」。
米国のAmazon.comなど世界のAmazonで販売を行い、日本から世界に事業を拡大している販売事業者に贈る賞。受賞店は「京都宇治 ヤマサン」「南湖ギア」「mimimamo」。
法人および個人事業主の顧客向けのEC「Amazonビジネス」を利用し、B2Bビジネスにおいて事業を成長させている販売事業者に贈る賞。受賞店は「ECJOY!」「DIY FACTORY ONLINE SHOP」。
Amazonでの販売だけではなく、法人・個人事業主向けのEC「Amazonビジネス」や決済サービス「Amazon Pay」、Amazon Web Services(AWS)が提供する「クラウド・コンピューティング・サービス」などを活用し、事業を拡大している販売事業者に贈る賞。受賞店は「島村楽器」「BASE FOOD Inc.」。
地場に根付いたご当地の魅力ある商品を、Amazonを通じて日本全国の顧客に届けている中小規模の販売事業者に贈る賞。受賞店は「うちなーむん」(沖縄県)、「株式会社お米のたかさか」(新潟県)、「野口熊太郎茶園」(茨城県)、「岐阜のトイレットペーパー工場」(岐阜県)、「【公式】株式会社スピングルカンパニー」(広島県)。
Amazonで「うちなーむん」を運営するミヤギミート代表の仲村淳氏は以下のように話す(「ご当地の魅力 発信賞」を受賞した販売事業者のコメントの一例)。
沖縄の特産品を取り扱ってたが、新型コロナウイルスの影響により観光客が激減し、事業の見直しが必要となった。Amazonを通してECでの販売に注力し、その結果、うちなー(沖縄)のすぐりむん(優れもの)を全国のお客さまにお届けする事ができるようになった。今後もご当地の魅力を発信できるよう取り組んでいく。(仲村氏)
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:Amazonの「販売事業者アワード2022」でBEAMS、AnkerDirectなど9部門55社の事業者が受賞
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岡山の適格消費者団体が「いわゆる健康食品」の暗示訴求の是正を求めていた差止請求訴訟は9月20日、岡山地裁が請求を棄却した。インシップの販売する健康食品の広告が医薬品と誤認され、景品表示法の優良誤認にあたると主張していた。昨今の景表法処分で度々「無効」が指摘されてきた「打消し表示」の有効性も認めた。

消費者ネットおかやまは19年7月、インシップに対して2度にわたり表示是正を求める申し入れを行っていた。いずれも「受取拒絶」で返送されたため、同11月に最終通告にあたる事前請求書を送付。これも「受取拒絶」となったため、20年2月に提訴した。
インシップは「不本意な裁判に巻き込まれたが勝訴判決に安堵した」とコメント。消費者ネットおかやまは、「主張が認められなかったのは残念。控訴を予定」としている。

インシップの新聞広告は、ノコギリヤシエキス配合の健食について、「夜中に何度も…」「外出が不安」「中高年男性のスッキリしない悩みに!」などと記載。
寝間着を着た男性が困った表情を浮かべ、下半身を震わせながら扉のノブに手をかけるイラストとともに「何度もソワソワ」などと表示していた。
電車に乗った男性が困った表情で下半身を震わせるイラストも掲載していた。
消費者ネットおかやまは、表示を見た消費者の多くは「頻尿」を改善する効果があると認識する可能性が高いと指摘。承認を得ず医薬品的効果を標ぼうしており、医薬品との誤認を招くと主張した。
また、前立腺肥大症の男性を対象にした研究論文でノコギリヤシエキスの影響は認められず、「一部に人での有効性が示唆されていたが、現時点では効果がないと示唆されている」(医薬基盤・健康・栄養研究所、『健康食品』の素材情報データベース)との評価を用いて、根拠もぜい弱と指摘した。
インシップは、表示は抽象的内容で一般に許容される誇張の範囲にとどまると反論。仮に頻尿改善効果が想起されるとしても、合理的根拠があり、「表示」と「商品内容」にかい離はないと主張した。
判決は、医薬品との誤認について、文言、イラストなど全体印象から、「頻尿の男性に向けた商品との印象を受ける」と判断している。
ただ、疾病名や症状、具体的な治療効果の記載はなく、体験談も「飲んでみたら、早めにスッキリした」、「寒い時期も乗り切れそうです」など、抽象的内容にとどまると評価。
加えて「個人の感想です。効果効能を保証するものではありません」との脚注、パッケージの「栄養補助食品」、「健康食品のインシップ」の記載から「医薬品との誤認を引き起こすおそれはない」と判断した。
頻尿改善効果については、双方が根拠として示した肯定・否定を含む前立腺肥大症の男性を対象にした複数の研究論文を評価。「肯定する研究報告も相当数みられ、少なくとも個人差のある一定程度の頻尿改善効果が認められる可能性は否定しきれない」と判断した。
「有効性を厳格に審査して承認を受けた医薬品でも治療効果が否定する試験結果は存在し得る。その場合もただちに治療効果がないと評価できない」とも指摘した。
こうした評価を受け、広告は、「改善効果が得られる可能性があるとの印象を生じさせるものにとどまり、個人差があることも想定できる。(効果の)可能性が否定できないとすると、一般に許容されている限度を超えて、『著しく優良』であるとの誤認を与えるものとまではいえない」として、消費者ネットおかやまの請求を棄却した。

健康食品の暗示訴求は、アイケアの健康食品で「ボンヤリ・にごった感じに」と表示し、17年に景表法処分を受けただいにち堂の事件以降、リスクを伴うものと事業者に認識された。
「打消し表示」も17~18年にかけて複数回に渡り行政調査が行われて以降、度重なる「無効判断」で否定されてきた。その意味で、判決は、一定の効果を示す根拠があれば暗示表現が認められることを示しただけでなく、「打消し表示」の有効性、「著しく優良」の評価を示している点で貴重といえる。
ただ、判決はあくまで個別事案であることに留意する必要がある。
アイケアの健康食品を対象にした行政処分取消訴訟で敗訴しただいにち堂(今年3月、最高裁で確定)との違いの一つは、科学的根拠。ノコギリヤシエキスの「頻尿改善効果」は、前立腺肥大症の患者を対象にした数多くの研究論文があった。
消費者ネットおかやまが仕掛けた争点が「効果の有無」であるため、疾病者を対象にした研究論文を含め、立証すればよい点が事業者側に有利に働いたとみられる。
機能性表示食品のように“健常者”を対象に評価する条件がなければ、「一定の効果」という意味で「否定より肯定的な内容が多く、効果がないとまでは言い切れない」(業界関係者)。
適格団体が、医薬的効果を争点に否定的な研究論文を示した戦術ミスもあるだろう。
指摘を受けた広告も、例えば「尿がでやすくなる」、「トイレの回数が減る」など、具体的な効果の保証表現を避けた抽象的な内容。加えて対象にした広告は一点。販促物などを含め広く表示を収集し、精査していない消費者ネットおかやま側の準備不足もありそうだ。
「一定の効果」は期待できても機能性表示食品の届出にはハードルがある。尿の悩み関連の届出は、女性を対象に「トイレが近いと感じている女性の排尿に行くわずらわしさをやわらげる」(機能性関与成分・クランベリー由来のキナ酸)という表示の1件のみ。男性向けは、前立腺肥大症とのすみ分けなど健常者の定義、判定手法が難しく、届出実績はない。
すでに公表されている機能性表示食品の表示、根拠を背景に、健食で機能を表示した場合は、「保健機能食品と紛らわしい表示」として、食品表示法の指示・命令の対象になる。

適格消費者団体による差止請求訴訟で敗訴が相次いだ。現行法では、消費者利益を害する譲歩による和解、反社会的勢力の関与がなければ「認定」は維持される。
このため、「問題提起」が目的になり、規制法の観点から内容が精査されていない事案も目立つ。申し入れ放題、訴え放題と受け止められかねない事態が生じている。
消費者被害防止ネットワーク東海(=Cネット東海)がファビウスに対して行っていた差止請求訴訟は、今年3月、最高裁が請求を棄却した。定期購入に関する表示が景品表示法の「有利誤認」にあたると主張していたものだ。
ただ、広告内でファビウスは契約条件を繰り返し表示。名古屋高裁では、「契約内容に関心のある消費者なら、少なくとも1つは見る」、「この部分にすら全く目を通さない消費者がいるとすれば、もはや保護に値しない」とまで言及した。最高裁もこの判決を容れた。
ここまでの判決を受けてもCネット東海は、ホームページで「消費者保護に反する不当な判断」などと見解を披露していた。申し入れを通じ一部表示も是正されたことから「一定の成果が得られた」と、謝罪や反省の弁はない。
事業者側は、「不当表示を行っているかのような情報発信でレピュテーションに大きな損害を受けた。消費者利益のために公平な立場で業務を行うべき立場として、適格性に疑念がある」(ファビウス)と振り返る。
インシップに対する差止請求訴訟も、対象の広告は一点。広く情報収集して表示の妥当性が精査された形跡がない。一方、現在、消費者庁で行われている「景品表示法検討会」では、消費者利益の確保に向け、消費者団体が事業者への立証責任の転換を念頭に置いた合理的根拠の要求権限、提出を受けた根拠の分析などについて国の関連機関に依頼する権限、消費者庁が得た端緒情報の共有など、自らの権限拡大を要求している。今回の敗訴もこうした権限不足に理由を求めるのではないか。
日本通信販売協会は、権利行使の乱発に懸念を表明しているが、権利には責任が伴う。事業者にとっては訴訟の行為自体の公表が事業活動のマイナス影響を及ぼすが、適格団体は敗訴しても社会的ダメージは少ない。
まずは、認定や取消基準など、団体の適格性を判断する要件を見直すべきだろう。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:健康食品の暗示訴求は景表法違反?「打消し表示」の有効性を認めた“暗示訴求”の差止訴訟とは | 通販新聞ダイジェスト
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昨年末に、2021年のSEOを振り返るとして記事を投稿しました。
ここで、「ホスト貸し・サブディレクトリ貸しの横行」について触れました。
ここ数日Twitterを中心にこのホスト貸しビジネスについての議論が起こりました。
(その中には私自身反省というか考えさせられることもありました。。)
ただ今日はここで特定の事業者に対して何かを言おうとは思いません。その事業者がホスト貸しをしていたり仲介していたりする証拠を私自身は持っていませんし、仮に持っていたとしてもSEO業界の人間が特定事業者ばかりをたたくことは、叩かれない他の事業者を喜ばせてより一層地下に潜らせる恐れがあると考えているためです。(抑止力になるかもしれませんが)
自分自身含めてリンクスパムをやっていたSEO事業者が「リンクやっています!」と表で一切言わないばかりか外部登壇など目立つことを嫌がっていたのを思い出します。
ただ、今回この問題をSEO業界以外から提起していただいたのは非常にありがたく思いますし、SEO事業者以外の方なら特定の事業者の名前を出されるのもやむを得ないというか全然問題ないと思います。
さて、前置きが長くなりましたがサイト・ホストの貸し借り、サブディレクトリの貸し借り、いわゆる寄生サイト(以下ホスト貸し)は本当におすすめできません。
いままでは正直なところ最後の賭けでやってしまうところがあっても仕方ない部分があるかもしれないと若干許容する気持ちもあったのですが、先日のGoogleのSeptember 2022 Core Update によって、ホスト貸しは本当におすすめできなくなりました。(
正直借りる側は上がらないことも多々あるし、上がっていても落ちることもあるという以外たいしたリスクはないのかもしれません。貸してくれるところを求めて移転を繰り返せばよいのかもしれませんし・・・
一方で貸し手側はこのコアアップデート実際はその前のアップデートから傾向は見られていると思いますが)によって局面が変わったと思います。比較的多くの借り手が下落するという現象が起きるとともに複数の貸し手側が下落する現象が確認できています。
もちろんコアアップデート中に起こったことなので、100%サブディレクトリを貸していることが原因とは言えませんし統計学的にどうなのかと言われると、そんなに母数がないのでなんとも言えませんが、辻さんもTwitterでおっしゃっていましたが私もサブディレクトリ貸しが下落の原因だと思われる事象を複数確認しています。
参考までにこちらのデータとグラフをご覧ください。
ホスト貸しをしている56サイトについて9月のコアアップデートでの上昇、下落の前後比較をしています。
| 上昇 | 3 | 5.4% |
| やや上昇 | 4 | 7.1% |
| 変化なし | 28 | 50.0% |
| やや下落 | 5 | 8.9% |
| 下落 | 16 | 28.6% |
| 全体 | 56 | 100.0% |
変化なしが最も多かったものの上昇に比べて下落がかなり多いところは気になります。
ただ、今回のアップデートはホスト貸しにおける"借りているサブディレクトリ"、要は寄生部分だけが落ちているケースはかなり目立ちましたので必然的なものだとは思います。
そこで、これらの中でいくつかのサイトにおいて寄生部分を除いた"純サイト"部分だけがどうなっているかを調べてみました。
こちらは某メディアです。かなりトラフィックのあるサイトでサブディレクトリは落ちているもの、落ちていないものがありましたがそれ以外の部分も普通ではなかなか見ないレベルでの大幅下落となっていました。
最近よく問題になる医院・クリニックのサイトのサブディレクトリを貸しているパターンです。
5月の下落が壮絶すぎますので今回も単純なコアアップデートの影響かもしれませんが、下がっていることに変わりはありません。サブディレクトリにノイズコンテンツが入ることで専門性が下がってしまうことだってないとは言い切れないように思います。
ややエンタメ寄りのメディアです。こちらも大幅に下落しています。
今回のコアップデートで下落するような理由が特段見当たらないようなサイトです。
某ニュースサイトです。ニュースも一部サイト上下動しているので単純な普通のコアアップデート影響である可能性はありますが大幅に下落しています。
数は少ないですが、大幅下落しているところはどうやらサブディレクトリだけが落ちているわけではないように思われます。
因果と相関の話と同じで、貸しているものが引っ張ったのか借りているものが引っ張ったのかはわかりませんが。
ただ、繰り返しになりますが、サブディレクトリを貸しているサイト全体が下落している率が比較的高いことと、その他の下落サイトと比較して下落要因が見当たらないのに落ちているサブディレクトリ貸ししているサイトが複数あったことは事実です。
個人的に今はサブディレクトリを貸しているサイト、すなわちホスト貸しをしているサイト、貸し手側が落ちる可能性が十分にあると考えています。
これはペナルティ的なものかもしれませんし、ホスト全体のトピック性の問題かもしれません。
サイト全体が特定のトピックを持っている場合に、サブディレクトリにそのトピックと関係のないトピックが入ってくることによって、トピック性がぶれてしまうのではなかとも思います。
いずれにしても、リンクスパムで被リンクを受けている側だけでなく発リンクしている側にもリスクがあるように、ホスト貸しにおいてはすでに貸し手にも、というか貸し手にこそ大きなランク下落のリスクが伴うと考えていたほうが良いと思います。
さらに、先日よりモバイルの検索でサイト名が表示されるようになっています。
ホスト貸しをしていると、貸しているサブディレクトリ部分が検索されても貸し手側のサイト名が表示されます。
検索者からすると誤って過度にその情報を信頼してしまう可能性があることが懸念されますが、ホスト・サブディレクトリの貸し手からしたら、「病院なのに比較コンテンツなんてやってるのか・・」とか「保険会社なのにクレジットカードの比較コンテンツなんてやってるのか」とか検索者に違和感を持たれる可能性があります。大袈裟に言えばブランド毀損につながる可能性があると思います。
現時点でホスト貸しにおいて
・サブディレクトリ配下を貸している側が落ちる可能性が出てきた
・サブディレクトリ配下が検索されても貸し手のサイト名が出ることでブランド毀損する可能性が出てきた
ということが言えます。
さらっと書きましたが、これは非常に危険なことだと思います。
「手間なくレベニューシェアで収益が得られます」
のような謳い文句で営業してくる仲介業者がたくさんあるはずです。
手間なく収益が得られることにリスクがないと思いますか?
そんなリスクまで犯してホスト・サブディレクトリを貸しますか?
この記事を書いた理由は、「借りる側」と「仲介業者」にとってはおいしすぎてきっと”変わらない”と思ったからです。
彼らが変わらざるを得なくなるようなGoogleの大きな変化もあるとしても少し先になるかと思います。
なので、結局最後に一番損をする「貸す側」の方にこのリスクの認識が広がってくれればと思います。
P.S.
どこまでがホスト貸しなのか?は私もよくわかりません。
コーポーレートサイト含め自社運営のサイトの下はOKなのか?
それともトピックが違ったらダメなのか?
そのあたりの問題は難しくて私も何が正解なのかわかっていません。
ただ、第三者にサブディレクトリを貸してしまう行為はリスクが高すぎると思います。
木村 賢 (Twitter:@kimuyan)
昨年末に、2021年のSEOを振り返るとして記事を投稿しました。
ここで、「ホスト貸し・サブディレクトリ貸しの横行」について触れました。
ここ数日Twitterを中心にこのホスト貸しビジネスについての議論が起こりました。
(その中には私自身反省というか考えさせられることもありました。。)
ただ今日はここで特定の事業者に対して何かを言おうとは思いません。その事業者がホスト貸しをしていたり仲介していたりする証拠を私自身は持っていませんし、仮に持っていたとしてもSEO業界の人間が特定事業者ばかりをたたくことは、叩かれない他の事業者を喜ばせてより一層地下に潜らせる恐れがあると考えているためです。(抑止力になるかもしれませんが)
自分自身含めてリンクスパムをやっていたSEO事業者が「リンクやっています!」と表で一切言わないばかりか外部登壇など目立つことを嫌がっていたのを思い出します。
ただ、今回この問題をSEO業界以外から提起していただいたのは非常にありがたく思いますし、SEO事業者以外の方なら特定の事業者の名前を出されるのもやむを得ないというか全然問題ないと思います。
さて、前置きが長くなりましたがサイト・ホストの貸し借り、サブディレクトリの貸し借り、いわゆる寄生サイト(以下ホスト貸し)は本当におすすめできません。
いままでは正直なところ最後の賭けでやってしまうところがあっても仕方ない部分があるかもしれないと若干許容する気持ちもあったのですが、先日のGoogleのSeptember 2022 Core Update によって、ホスト貸しは本当におすすめできなくなりました。(
正直借りる側は上がらないことも多々あるし、上がっていても落ちることもあるという以外たいしたリスクはないのかもしれません。貸してくれるところを求めて移転を繰り返せばよいのかもしれませんし・・・
一方で貸し手側はこのコアアップデート実際はその前のアップデートから傾向は見られていると思いますが)によって局面が変わったと思います。比較的多くの借り手が下落するという現象が起きるとともに複数の貸し手側が下落する現象が確認できています。
もちろんコアアップデート中に起こったことなので、100%サブディレクトリを貸していることが原因とは言えませんし統計学的にどうなのかと言われると、そんなに母数がないのでなんとも言えませんが、辻さんもTwitterでおっしゃっていましたが私もサブディレクトリ貸しが下落の原因だと思われる事象を複数確認しています。
参考までにこちらのデータとグラフをご覧ください。
ホスト貸しをしている56サイトについて9月のコアアップデートでの上昇、下落の前後比較をしています。
| 上昇 | 3 | 5.4% |
| やや上昇 | 4 | 7.1% |
| 変化なし | 28 | 50.0% |
| やや下落 | 5 | 8.9% |
| 下落 | 16 | 28.6% |
| 全体 | 56 | 100.0% |
変化なしが最も多かったものの上昇に比べて下落がかなり多いところは気になります。
ただ、今回のアップデートはホスト貸しにおける"借りているサブディレクトリ"、要は寄生部分だけが落ちているケースはかなり目立ちましたので必然的なものだとは思います。
そこで、これらの中でいくつかのサイトにおいて寄生部分を除いた"純サイト"部分だけがどうなっているかを調べてみました。
こちらは某メディアです。かなりトラフィックのあるサイトでサブディレクトリは落ちているもの、落ちていないものがありましたがそれ以外の部分も普通ではなかなか見ないレベルでの大幅下落となっていました。
最近よく問題になる医院・クリニックのサイトのサブディレクトリを貸しているパターンです。
5月の下落が壮絶すぎますので今回も単純なコアアップデートの影響かもしれませんが、下がっていることに変わりはありません。サブディレクトリにノイズコンテンツが入ることで専門性が下がってしまうことだってないとは言い切れないように思います。
ややエンタメ寄りのメディアです。こちらも大幅に下落しています。
今回のコアップデートで下落するような理由が特段見当たらないようなサイトです。
某ニュースサイトです。ニュースも一部サイト上下動しているので単純な普通のコアアップデート影響である可能性はありますが大幅に下落しています。
数は少ないですが、大幅下落しているところはどうやらサブディレクトリだけが落ちているわけではないように思われます。
因果と相関の話と同じで、貸しているものが引っ張ったのか借りているものが引っ張ったのかはわかりませんが。
ただ、繰り返しになりますが、サブディレクトリを貸しているサイト全体が下落している率が比較的高いことと、その他の下落サイトと比較して下落要因が見当たらないのに落ちているサブディレクトリ貸ししているサイトが複数あったことは事実です。
個人的に今はサブディレクトリを貸しているサイト、すなわちホスト貸しをしているサイト、貸し手側が落ちる可能性が十分にあると考えています。
これはペナルティ的なものかもしれませんし、ホスト全体のトピック性の問題かもしれません。
サイト全体が特定のトピックを持っている場合に、サブディレクトリにそのトピックと関係のないトピックが入ってくることによって、トピック性がぶれてしまうのではなかとも思います。
いずれにしても、リンクスパムで被リンクを受けている側だけでなく発リンクしている側にもリスクがあるように、ホスト貸しにおいてはすでに貸し手にも、というか貸し手にこそ大きなランク下落のリスクが伴うと考えていたほうが良いと思います。
さらに、先日よりモバイルの検索でサイト名が表示されるようになっています。
ホスト貸しをしていると、貸しているサブディレクトリ部分が検索されても貸し手側のサイト名が表示されます。
検索者からすると誤って過度にその情報を信頼してしまう可能性があることが懸念されますが、ホスト・サブディレクトリの貸し手からしたら、「病院なのに比較コンテンツなんてやってるのか・・」とか「保険会社なのにクレジットカードの比較コンテンツなんてやってるのか」とか検索者に違和感を持たれる可能性があります。大袈裟に言えばブランド毀損につながる可能性があると思います。
現時点でホスト貸しにおいて
・サブディレクトリ配下を貸している側が落ちる可能性が出てきた
・サブディレクトリ配下が検索されても貸し手のサイト名が出ることでブランド毀損する可能性が出てきた
ということが言えます。
さらっと書きましたが、これは非常に危険なことだと思います。
「手間なくレベニューシェアで収益が得られます」
のような謳い文句で営業してくる仲介業者がたくさんあるはずです。
手間なく収益が得られることにリスクがないと思いますか?
そんなリスクまで犯してホスト・サブディレクトリを貸しますか?
この記事を書いた理由は、「借りる側」と「仲介業者」にとってはおいしすぎてきっと”変わらない”と思ったからです。
彼らが変わらざるを得なくなるようなGoogleの大きな変化もあるとしても少し先になるかと思います。
なので、結局最後に一番損をする「貸す側」の方にこのリスクの認識が広がってくれればと思います。
P.S.
どこまでがホスト貸しなのか?は私もよくわかりません。
コーポーレートサイト含め自社運営のサイトの下はOKなのか?
それともトピックが違ったらダメなのか?
そのあたりの問題は難しくて私も何が正解なのかわかっていません。
ただ、第三者にサブディレクトリを貸してしまう行為はリスクが高すぎると思います。
木村 賢 (Twitter:@kimuyan)
ネットフリックスが、広告付きプランの提供を日本を含む12カ国で開始する。広告の視認性などの検証パートナーとしては、ダブルベリファイとインテグラルアドサイエンスを選定。アメリカではニールセンによるオーディエンス測定(デジタル広告視聴率)にも対応。
Netflix、毎月790円から楽しめる新プランを提供へ
https://about.netflix.com/ja/news/announcing-basic-with-ads-ja
Netflix Starting From $6.99 a Month
https://about.netflix.com/en/news/announcing-basic-with-ads-us

アマゾンジャパンは、販売事業者のブランド構築の支援を強化する。
よりわかりやすいブランドの訴求が可能になる「商品紹介コンテンツの比較テスト」、商品紹介コンテンツ「ベーシックAプラスコンテンツ」のアップグレード版「プレミアムAプラスコンテンツ」の提供を開始。商品単位でマーケティングキャンペーンの効果を計測できる「検索分析ダッシュボード」の機能を強化した。
これらのツールは、ブランドの保護・構築のサービス「Amazonブランド登録」に登録している販売事業者に無料で提供する。
「商品紹介コンテンツの比較テスト」は、よりわかりやすい商品の詳細ページを作成することで、顧客の商品購入転換率(コンバージョン率)の向上が期待できる機能。商品詳細ページ上の商品名やメイン画像、商品紹介コンテンツ(Aプラス)の説明文のABテストを行い、より良い結果が得られたコンテンツを商品詳細ページに自動的に反映できる。
Amazonの機械学習で推奨される商品画像や商品名を確認することが可能。この機能を導入した海外の販売事業者は、商品詳細ページの最適化を図った結果、売り上げが最大25%増加したという。
「プレミアムAプラスコンテンツ」は、ブランド構築のために従来から提供していた商品詳細ページに表示される商品紹介コンテンツ「ベーシックAプラスコンテンツ」のアップグレード版。複数のビデオやスライドショー、商品に関するQ&Aなど、訴求力の高いモジュールを追加し、商品詳細ページの内容を充実できる。この機能を導入した海外の販売事業者は、プレミアムAプラスコンテンツを利用したブランド商品の売り上げを最大20%増加したという。
「検索分析ダッシュボード」は、顧客の関心や買い物傾向をデータで確認できる機能。ブランドオーナーは検索語句や商品のパフォーマンスデータを、商品単位で確認できるようになった。マーケティング活動の効果を簡単に測り、リピート購入や新規顧客の獲得につなげることができるようになる。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:Amazonが販売事業者向けに商品紹介コンテンツの「アップグレード版」「比較テスト」を提供
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コーナン商事は、ホームセンターコーナンの通販サイト「コーナンeショップ」の大幅リニューアルに際し、EC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入した。
検索されたキーワードに関連する記事コンテンツ、オリジナル動画のバナーを検索結果ページ上部に表示する。ユーザーの興味があるキーワードに関連するバナーを表示することにより、サイト回遊率上昇、顧客体験の向上が期待できるという。

入力した文字数に応じて、ユーザーが検索しようとしているキーワード、商品名・カテゴリ名を提案することで、ユーザーが探している商品へスムーズに遷移できるようにする。サジェスト機能からは「検索キーワード候補」「商品情報」「カテゴリ」に遷移可能。

ECサイト内の検索における「絞り込み」「並び替え」の設定の自由度・柔軟性を追求したEC商品検索・サイト内検索エンジン。
キーワード入力時のサジェスト機能や、もしかして検索、ドリルダウン式の絞り込み、事前に検索結果の該当数を表示するファセットカウントなど、多数の検索機能を有している。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:コーナン商事が通販サイト「コーナンeショップ」にEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入
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クラシコムはライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」で扱う商品として、下着カテゴリーを新規に追加した。第1弾は独自開発した長袖インナー「素肌がよろこぶシルク混のなめらかインナー」。10月17日に発売する。
長袖インナー「素肌がよろこぶシルク混のなめらかインナー」を皮切りに下着カテゴリへ進出。今後も各季節ごとのインナーを販売するなど、下着カテゴリー商品を拡充する。
クラシコムは雑貨・インテリアからスタート。2017年にはアパレル、2021年には化粧品へと取扱カテゴリーを広げ、下着カテゴリーに進出した。より顧客へと距離を近づける商品カテゴリを強化する取り組みとなる。
「北欧、暮らしの道具店」は、さまざまなコンテンツ提供で独自の世界観を醸成、その世界観に共感する顧客に向けてD2Cビジネスを展開している。D2Cのターゲットは“「北欧、暮らしの道具店」の世界観を好きなユーザー”。そのセグメントされたターゲットに商品を販売する「カテゴリの花束戦略」と呼ぶ成長戦略でビジネスを拡大してきた。

オリジナルアパレルは5年で売り上げは8.5倍成長、現在の商品販売の売上比率はアパレルカテゴリが50%を超えている。化粧品カテゴリーでは、オリジナルのリップカラー・アイカラーは1か月で5000個を販売した。2022年春に発売したネイルカラーは1.5万本を完売するなど主要カテゴリーに成長している。
新商品の「素肌がよろこぶシルク混のなめらかインナー」は、2020年から2年をかけて独自に開発した商品。2020年2月から開発を開始し、同年末から2021年にかけて実際に冬の期間、試作品をスタッフが実際に身につけ、生地・編み方・丈の長さなどさまざまな観点で試行錯誤を重ねてきた。

「北欧、暮らしの道具店」では製作秘話を「北欧、暮らしの道具店」本サイトでの告知に加え、累計1000万回再生のポッドキャスト番組「チャポンと行こう!」の番外編で配信する。
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オリジナル記事:雑貨からアパレル、化粧品、そして下着のECへ。「北欧、暮らしの道具店」のクラシコムが進める「カテゴリの花束戦略」とは
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