ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)の2021年12月期連結業績は、売上高が前期比17.5%増の395億9400万円、営業利益は同103.4%増の17億600万円、経常利益は同89.0%増の17億1500万円、当期純利益は同296.1%増の10億3500万円で過去最高益となった。
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2021年12月期連結業績(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
セグメント別売上高は「国内」セグメントが同4.2%増の278億5100万円、「海外」セグメントが同68.5%増の117億4200万円。
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セグメント別売上(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
サービス別売上高を見ると、ゴルフ用品販売事業が同1.9%増の182億4500万円、ゴルフ場予約事業が同3.1%減の67億4700万円、米国ゴルフテックによるインプループメント事業(ゴルフレッスンなど)が同62.0%増の127億3400万円、その他が同91.9%増となる8億9400万円。
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サービス別売上(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
インプループメント事業が高成長。のれん等償却前営業利益で黒字化を達成し、グループ利益に貢献した。米国では日本以上にゴルフ需要が高まっており、直営既存店の売り上げは前年比46%の増加となった。
海外事業では既存店に加え、新規出店およびFC店の買い戻しを促進。既存店116店のほか、新規出店12店、FC店買い戻し16店の計144店を展開している。3Dでモデリングする新しい動画解析技術「オプティモーション」を導入し顧客価値を増大。業界初となるワイヤレス、センサーレス環境でデータに基づくレッスンを実現した。ニューノーマルな時代にも適合している。
国内事業においては、アプリ戦略や販売促進施策が奏功し売上成長を実現。新型コロナウイルスの影響によるゴルフクラブの在庫不足を、高利益率のゴルフウェアやアクセサリー類の安定成長でカバーした。
さらに、充実したアパレル商材、豊富なサイト情報などが奏功し女性ユーザーが急増。新規ゴルファーの増加でゴルフウエアやボール、キャディバッグなどのアクセサリーが伸長している。
2022年度は国内事業において、さまざまなゴルファー層に向け、テクノロジーを駆使して優れた顧客体験を提供。ゴルフ用品販売事業においては、商材不足を補うためにGDO独自の商品開発、高付加価値商品の品ぞろえ強化などに着手する。
ゴルフ場予約サービスにおいては、ゴルフ場予約システムの次世代化に取り組む。
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オリジナル記事:2021年度売上が17%増の395億円、営業利益は2倍増の17億円と好調のGDO、その理由は?
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