
アライドアーキテクツが実施した生活者のUGCに対する意識の変化に関する調査によると、「商品・サービスの購入時に、UGCを信頼するか」について64.6%がUGCを「信頼する」と回答した。特に、女性と30代までの若い層ほど高い傾向にある。


ニールセンデジタルが2019年に発表した調査「購買行動におけるUGCの信頼性」のデータでは、「購買の際にUGCを信頼する」と回答した30代の生活者は33%(2017年)から45%(2019年)に増加した。今回の調査では、30代によるUGCへの信頼が69.9%となっており、UGCへの信頼度が徐々に高まっているようだ。

商品カテゴリー別にUGCへの信頼を調査したところ、「無形商材(旅行、保険、教育、フィットネスジム等)」が80.2%、「化粧品・スキンケア」が79.4%、「ヘアケア」が75.3%。商品カテゴリーによってUGCへの信頼度が異なることがわかった。

商品カテゴリーによっては、顧客の年齢層で異なる結果となった。「化粧品・スキンケア」は20代と30代、「ヘアケア」は30代、「健康食品」は30代、40代、50代がUGCを信頼する数値が高くなっている。

「商品・サービスの購入時にUGCを信頼する」と回答した人に対して、「UGCのなかで、テキスト・写真・動画のどれが購入の意思決定に最も影響を与えるか」と聞いたところ、「テキスト」が49.3%。「写真」「動画」を合わせると約半数がビジュアルコンテンツと回答している。

「商品・サービスの購入時に、UGCを信頼する」と回答した人に対して、「どのような場合にUGCの情報が信頼できると感じるか」について聞いたところ、「UGCの内容が具体的・わかりやすい」(46.3%)が最多。「UGCの件数が多い」(41.6%)、「おススメや良い点だけでなく、良くない点についても書かれている」(41.2%)と続いた。

企業はネガティブな情報が書かれたUGCを排除するのではなく、有効活用することで信頼につなげることができると考えらる。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:【UGC調査】ユーザーの6割が購買行動でUGCを信頼、購入の意思決定に影響が最も高いのは「テキスト」
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日本インタラクティブ広告協会が、会員社向けに公開していた「インターネット広告基礎用語集」を一般にも公開。

米国のEC専門誌大手『Digital Commerce 360』と調査会社のBizrate Insightsによる共同調査では、オンラインショッピングを利用するユーザーにとって送料無料が重要であることが数年前からわかっています。
送料無料がネット上で話題になった時期がありました。2011年にL.L.Beanが打ち出した「すべての注文送料無料」がきっかけでした。現在のL.L.Beanでは、50ドル以上購入するか、ロイヤルティプログラムに参加した場合のみ送料が無料になるので、送料無料を永遠に続けるというわけではありませんでした。
ただ、Nordstromが2011年に送料無料を拡大したことによって他の多くの小売事業者が追随。送料無料がオンラインショッピングに浸透していったのです。
実際、『Digital Commerce 360』発行のデータベース「北米EC事業 トップ1000社データベース 2022年版」を見ると、小売事業者の74.4%が何らかの形で無料配送を実施。20.4%はすべての注文を無条件で無料にし、45.1%は一定額を超えると送料無料になるようにしています。また、事業者の14.5%が、ロイヤルティプログラムに加入していることを送料無料の前提条件としています。
『Digital Commerce 360』とBizrate Insightsの調査は、長年にわたって送料無料の重要性が示してきました。2022年1月には、オンライン通販利用者1108人に、小売事業者のECサイトで注文するきっかけとなる可能性が最も高い特徴条件について聞いたところ、
「送料無料」が76%でトップでした。これは、適正価格(73%)、在庫のある商品(54%)、商品の品ぞろえとブランドへの信頼(同率53%)よりもさらに高い数値です。

2021年のホリデーシーズンを前に実施した調査でも、購入先の選択について同様の質問を行いました。「送料無料」がトップとなり(66%)、「価格競争力」(60%)、「商品の在庫」(53%)、「配送スピード」(46%)、「過去の全体的な体験」(42%)が続きました。
送料無料は、オンラインショッピングを利用するユーザーに深く浸透しており、小売事業者とオンライン通販利用者の双方にとって、商品購入を検討する上で重要な意味を持ちます。
『Digital Commerce 360』とBizrate Insightsでは、Amazonプライムのサービスが会員になっている消費者の基準になっていると考え、オンライン通販利用者1097人を対象に行った送料無料に関する調査では、Amazonプライム会員の割合を調べました。その結果、回答者の67%がAmazonプライム会員でした。

消費者はプライム会員になると、ある種の期待を抱くようになるようです。興味深いことに、商品が数日以内に届くことを期待する配送スピードにユーザーの37%が期待を抱いています。
また、2つの小売事業者から買い物を選択する場合、より速く出荷する事業者を選ぶ傾向があります(35%)。3人に1人は、他のオンラインショップでより多くの商品が無料で配送されることを期待しています。

「過去6か月間のオンライン注文のうち、Amazon以外での注文で送料が無料になったのは何パーセントですか?」という質問に対し、過去の数字を再確認すると、消費者はオンラインショッピングの際、常に送料無料を求めることがわかりました。
もちろん、すべての注文が送料無料になるわけではないことは、誰もが知っていることです。
しかし、オンライン通販利用者が、送料を払うべきと考える理由は限定的です。その理由を知ることは、小売事業者にとって有益であり、送料が許容されるタイミングを知る上で役立ちます。
ECサイトでの買い物で送料を負担しても良いと思える理由について、「送料無料でなくてもその商品が欲しい」と41%が回答しています。
注文に関する料金を見て納得がいくものであれば、購入を決めるユーザーは32%。26%は「カートのなかの商品数が足りないから」と答えました。
一方、ユーザーの19%は送料よりも大きい商品割引を受けたときに送料を支払っています。また、プライベートブランド商品では、商品を購入する際の選択肢が1つしかない場合もあります。スピードも重要であり、調査対象者の18%が当日配送を希望しています。

Amazonプライム会員と非会員を比較すると、当日配送の期待値に大きな差が見られました(35% vs. 6%)。一方、コスト面では、ほとんどの要素に大きな差は見られませんでした。
また、ある商品が1つのサイトでしか買えないという点では、Amazonプライム会員と非会員の間で13%の差がありました。
非会員は、商品購入の決め手となる「どうしても欲しい場合、送料無料ではない商品を買う」確率が、プライム会員より8%低いことがわかりました。

送料無料を求めるニーズは何年も前から大きな変化はありません。小売事業者は毎年、配送ポリシーを見直すことを強くお勧めします。この決定は、小売事業者の認知に影響を与えます。調査データを見てもわかるように、コンバージョンを促進する重要な要因となり得るのです。
認知はそう簡単には変わりません。ですから、準備を整え、シーズンを通して送料無料を戦術的に活用することで、収益を確保し、消費者の満足度を高めることができ、すべてにおいてWin-Winとなることができます。
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オリジナル記事:【送料無料が購買行動に与える影響】消費者1000人に聞いた商品購入の決め手&Amazon会員と非会員が期待すること(比較表あり) | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ
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アーティストのファンクラブや各種ECサイトを運営するSKIYAKIは9月27日、同棲カップルの日常を配信しているユーチューバー「ともかほ」がプロデュースするアパレルブランド「ToKaRii(トカリー)」のオフィシャルECサイトを開設した。

「ともかほ」は「ともかほちゃんねる」の名称で同棲カップルの日常を配信している。「ToKaRii」のオフィシャルECサイトは、彼らがプロデュースするブランドとしてアパレル商品を展開。「ToKaRii」は、「ありのままの自分を好きでいられるきっかけを提供する」という。商品名やデザインには動物を取り入れている。

SKIYAKIは、「ToKaRii」について以下のように説明している。
動物たちとつむぐ、遊び心にあふれたカジュアルなアイテムたちは
身に着けるだけでなんだかちょっと笑顔になれる。
(商品を通じて)素敵な一日になるきっかけを作る。(SKIYAKI)
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オリジナル記事:SKIYAKI、同棲ユーチューバー「ともかほ」プロデュースのアパレルECをオープン
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NTTドコモのマーケティング分野における新規事業型子会社DearOneは9月26日、伴走型アプリ開発サービス「ModueApps2.0」(モジュールアップス ニーテンゼロ)に、新たなモジュールとして「シナリオ機能」を搭載したと発表した。
「シナリオ機能」の活用によって、導入企業はユーザーの行動に応じた施策を講じることができるようになる。

「シナリオ機能」とは、アプリユーザーの行動に応じた施策を実行できる機能。「アプリを過去〇日以内にダウンロードした」、「過去〇日以内に会員登録を行った」、「特定のバナーやクーポンを利用した」などのユーザー行動に応じて、次に実施する施策(プッシュ配信、クーポン配信など)を自動で変更できる。
たとえば、特定のクーポンの配信後、「ユーザーがクーポンを利用したか否か」という行動に応じて、次に配信するクーポンの種類を、事前の設定に基づいて自動で変更することができるようになる。
こうした条件分岐をさらに連鎖させて、ユーザー行動に応じた細やかな施策を行うことも可能だ。

「ModuleApps2.0」は、「モジュール」と呼ばれるあらかじめ開発した豊富なアプリ機能から、必要な機能を組み込むことで自社オリジナルの公式アプリを短期間で開発できるサービス。低価格・短納期でありつつ、高いカスタマイズ性を持つ伴走型アプリと位置付けている。
標準機能だけにとどまらず、デザインや機能をオーダーメイドで開発することもできる。
アプリのリリース後も分析や改善アドバイスを行うことでDearOneが伴走し、アプリのグロース(=成長)を支援するという。
「シナリオ機能」は「ModuleApps2.0」を利用しているユーザーは月額料金の追加無しで利用できる。また、「ModuleApps2.0」以外で作成したアプリ以外にも単独機能として組み込むことが可能だ。
「ModueApps2.0」は今後もこうした機能のアップデートを行っていく予定としている。
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オリジナル記事:DearOneが自社公式アプリの開発支援サービスに「シナリオ機能」追加、ユーザー1人ひとりの行動に応じた施策を実現
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本紙姉妹誌の「月刊ネット販売」で実施した売上高調査「ネット販売白書」では、2021年度のネット販売実施企業上位300社の合計売上高が7兆144億円となり、前年調査の6兆1443億円と比べて14.2%増加した。引き続き2桁成長を記録したものの、コロナ特需に沸いた20年度の3割近い伸び率からは後退した。首位はアマゾンジャパンで、2位以下を大きく引き離している。(9月25日発売の「月刊ネット販売」10月号「第22回ネット販売白書」に300社の売上高ランキングと商材別市場解説を掲載)

300社の内、上表では上位30社までを掲載している。30社のなかで増収となったのが17社でその内7社が2桁増収となった(前年は23社の増収で、その内21社が2桁増収)。ジャンルとしては総合や家電のほか、食品ECなどの躍進が見られている。
ランキングのトップ3を見ていくと、首位のアマゾンジャパンでは、前回の20年度の伸び率である25.2%増には及ばなかったものの、21年度は前年比16%増となり2桁増収を継続。
取扱商品数を広げるなど直販を強化する一方で、流通総額アップによる売り上げ拡大という観点から、直販よりも効率のよい外部事業者の出店に引き続き注力した。とりわけ、中小事業者の誘致に向けては、テレビCMなどのPR施策を積極化することで新規出品者の獲得を強化していった。
また、前回に引き続き2位となったのはヨドバシカメラ。21年3月期はコロナ禍を受けて、前年比60%増の2200億円超と大きく伸びていたが、22年3月期はその反動減があったようで、前年比3.8%減の2136億5900万円で減収となった。
3位は衣料品ジャンルからZOZOがランクイン。売上高は前年比12.8%増の1661億9900万円だが、モールの流通額を示す商品取扱高で見ると前年比21.3%増の5088億円となっている。
同社によると、前期はコロナの感染拡大状況や人流回復の度合いにかかわらず、「ゾゾタウン」の出店ブランドから積極的な在庫投入が続くなか、テレビCMやウェブ広告などの集客施策が効果を発揮してサイト訪問者数、新規会員獲得、購入状況が好調に推移。年間購入者数は21年末時点で初めて1000万人の大台を突破した。

「総合・日用品」ジャンルで、アマゾン以外の上位企業を見るとアスクルの「LOHACO」や千趣会などがランクイン。
アスクルではソフトバンクが携帯電話利用者向けに行う販促キャンペーン「サイバーサンデー」やヤフーの大型販促セール「超PayPay祭」といったグループ企業の販促施策を活用して売り上げを伸ばし、増収を維持している。
全体的に、増収を維持した事業者は少なくなかったものの、コロナ禍による巣ごもり需要の影響で大幅増となった前年度からは伸び率が鈍化していることが窺えた。
ジャンル別に見ると、「家電」では、巣ごもり消費を受けた20年度の反動を受けた企業がいくつか見られた。ヨドバシカメラに次ぐ上位企業では、ビックカメラの通販売上高が、前年比8.9%増の1564億円。21年9月に船橋センターに自動化設備を導入し、出荷可能件数は従来の2倍となっている。
また、ヤマダホールディングスの通販売上高は1400億円を大きく超えたようだ。視認性向上や購入動線の最適化など、通販サイト刷新による販売強化を進めているほか、実店舗やテレビ・ラジオショッピング、デジタル広告、チラシ、新聞広告などを活用し、情報発信を強化することで新たな顧客層を開拓している。
そして、ジャパネットホールディングスでは、エアコンや掃除機、炊飯器などの生活家電が好調な売れ行きとなったもよう。
前年に引き続き、「衣料品」ではZOZOがけん引。そのほかの上位企業ではユニクロが前年比17.9%増の1269億円。EC化率では15.1%と決して高くないものの、高成長を維持している。実店舗も含めて、部屋着をはじめとした在宅需要にマッチした商品の販売が好調に推移したという。次いで、アダストリアの国内EC売上高は前年比6.8%増の574億円に拡大。EC化率は30.1%となった。
アパレル各社については店舗休業を余儀なくされた2年前から、オンラインでの店舗販売員活用を積極化している。スタッフによるコーディネートコンテンツやインスタグラムでの情報発信に加え、チャットやLINEなどを使って消費者との接点を増やしてきたケースが目立っている。

「食品」では前年に引き続き多くの企業が増収となった。コロナ禍における生活様式で、外出しての買い物を抑制するという行動様式は多少なりとも変化する状況となったものの、食品のネット販売での購入は依然として活況を呈していると見られる。
前回に続き食品でトップとなったオイシックス・ラ・大地は2年連続で1000億円の大台を記録。伸び率こそ前年の40.9%増と比べて見劣りするが、それでも2桁の伸びだった。1顧客当たりの購入単価がアップするなど全体として好調に推移している。
また、ネットスーパーのイオンも、750億円(本誌推定)で上位にランクインしている。増収率は不明だが、同社によると19~21年度の年平均成長率は35.1%増としており、やはり、コロナ禍において需要が大きく拡大したと見られる。
「化粧品」に関しては、トップがコーセーで同4.5%増の365億円だった。
化粧品は、ブランド数が多く、ECの強みである一覧性や利便性の高さを活かせる領域となっている。一方で古くから制度品文化が根づき、セールやキャンペーンを除き値引き販売に制約があるなど価格競争が起こりにくい。このため、市場は仕入れ主体のEC専業より、メーカーがけん引。ランキングも、上位は制度品大手の資生堂、コーセー、通販を基幹事業とするオルビス、ファンケル、DHCなどが占めた。
「健食」については消費者の健康意識の高まりを受けて、市場が好調に推移。リアルでの接点も築きにくくなるなか、大手もEC強化に傾斜している。
上位にランクインしたファンケルは、健食事業が好調に推移。そのほか、EC以外を含む本誌推計の売り上げとはなるが、100億円を超える企業では大正製薬、カゴメ、味の素、ライオン、アサヒグループ食品などが、各社独自の研究知見を活かした機能性表示食品の展開で成長を果たしている。
表の見方
調査は2022年7~8月、通販・通教実施企業約1000社に対して行った。無回答の企業に関しては本紙や姉妹誌「月刊ネット販売」の取材データや公表資料、民間信用調査を基に本誌推定値(「※」)を算出。社名横の「受」は受注比率から算出した売上高を示す。
BtoCでもデジタルコンテンツやチケット販売、宿泊予約、金融などの非物販に加え、オフィス用品などBtoBも調査対象から外した。対象決算期…「前期実績」は21年6月~22年5月に迎えた決算期、「今期見込み」は22年6月~23年5月に迎える決算期。増減率は前の期の数値が判明していない企業や変則決算のため比較できない場合については掲載していない。
表内項目の「EC化率」は原則、総通販売上高に占めるネット販売売上高の占有率。一部、総売上高に占めるネット販売売上高の占有率となる。表中、企業名横の「◎」は次の理由による。
(1)アマゾンジャパンは物販以外のその他事業を含むアマゾンの日本事業における売上高(3)ZOZOは会計上の売上高で、商品取扱高(流通総額)は5088億7600万円(4)ビックカメラはコジマ、ソフマップを含むグループにおけるネット販売売上高の合計(7)オイシックス・ラ・大地は一部カタログなどの売り上げを含む(14)アダストリアはモール経由を含めた全EC売上高で、うち自社ECは約312億円(15)ベイクルーズは他社ECを含めた全EC事業の売上高で、うち自社ECは約435億円(17)マウスコンピューターは店舗売り上げなどを含む(24)オンワードホールディングスは外部モールを含めた全EC売上高(25)イトーヨーカ堂はネットスーパーなどの売上高(26)キタムラは宅配売上と店舗受取売上を合算した「EC関与売上」の推定値(27)TSIホールディングスは外部モールを含めた全EC売上高(30)コーセーはグループ全体の国内外ECの売上高。自社で行う外部ECの売上高を含む(流通卸のECによる売り上げは除く)。日本は決算期変更のため21年12月期は、日本のみ9か月の変則決算の実績。国内ECの売上高(9か月)は、このうち71億円(前年比21.9%増)
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オリジナル記事:【EC売上ランキング2022年版】1位はアマゾン、2位はヨドバシ、3位はZOZO | 通販新聞ダイジェスト
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「通販新聞」について
「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。
このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。
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ロブロックスは、3D広告体験「Immersive Ads」を2023年から提供する。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2209/12/news074.html

「おとりよせネット」「朝時間.jp」などのアイランドは、インスタグラムを活用した商品や食品関連の購買に関するアンケート調査を実施し、その調査結果を発表した。
それによると、約9割の回答者がインスタグラムをきっかけに商品を購入した経験があるとわかった。購入経験がある商品ジャンルは「食品・調味料」が最も多く、インスタグラムグラムをきっかけに購入した商品のうち約9割を占めた。

調査結果からわかったことは以下の通り。
また、インスタグラムの「ストーリーズ」(スライドショーのような形式で、画像や動画が投稿できる機能)でのリンク機能は、回答者のうち2割は頻繁にクリックしていることがわかった。
「ストーリーズ」のリンク経由での商品購入について、「1回だけある」または「2回以上ある」と回答した人は、合わせて3割超となった。


「フーディーテーブル」プロデューサーの大田祥子氏は、調査結果を踏まえて以下のようにコメントを発表している。
もともとインスタグラムはユーザー同士のコミュニケーションが活発で、良好な関係が情報の信憑性につながる土壌がある。その中でも特に「食」は日常の中にあるため、購買行動につながりやすいことが調査結果から読み取れる。
現状は「インスタグラム上で認知拡大し、実店舗やECで購入する」か「ストーリーズから外部リンクを活用して購入サイトに遷移させる」というスタイルが多いように感じているが、今後はインスタグラムのショッピンク機能との連携もより強まっていくのではないか。(大田氏)
アイランドは、インスタグラムをきっかけにした商品購入は約9割にのぼっているという調査結果から、インスタグラムの商品購買への効果は大きいと考えられると分析している。
インスタグラムをきっかけにした商品購入のジャンルは、「食品・調味料」が最も多い93%、「食器」57%、「調理器具や調理家電」43%となった。これは、その商品を使った料理やレシピの投稿が購買行動に影響しているようだ。


インスタグラムを契機とした食関連の商品の購入回数は、1〜5回以下が約4割、20回以上が7%だった。

アイランドは、約3万人の料理系インフルエンサーやクリエイターが参加する料理インフルエンサーのネットワーク「フーディストサービス 」が運営するメディア「フーディーテーブル」のユーザーを対象に調査を実施。インスタグラムを活用した商品や食品関連の購買に関するアンケート調査の結果をまとめた。
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BtoB-ECサイトにより注文を受けるためには、当然のことながらシステムを構築しBtoB-ECサイトを開設しなければならない。自社の情報システム部門等で開発できればよいがそうでない場合はカート・受発注システム事業者のサービスを利用したり、開発を依頼したりする必要がある。
ここでは、主要なカート・受発注システム事業者の歴史と、各サービスの特徴についてまとめる。
第1回 Bカート
第2回 ebisumart
第3回 アラジンEC
第4回 EC-CUBE
第5回 ecbeing BtoB / ecWorks
第6回 SI Web Shopping
第7回 まとめ(今回)
楽天市場の開始は1997年であるが、インターネットや消費者向けのECの普及に合わせ、BtoB-ECサイトもその前後から見られるようになっており、この頃からBtoB-ECサイト用のサービスや構築パッケージは開発・提供されてきた。
1995年に創業したシステムインテグレータは1996年にはECサイト構築パッケージソフトウエア「SI Web Shopping」をリリースし、1999年に設立されたコマースニジュウイチもやはりその時からEC構築ソフトウエアの開発・販売をしてきている。両社ともカスタマイズ性を特徴にしており、C向けB向けといった区分けは特になく、顧客企業の要望に合わせて柔軟な開発を提供してきている。
また、ecbeingも1999年にはECサイト構築パッケージ 「ec-shop」(2001年にecbeingに商標変更)の販売を開始している。
このほか、基幹システムの開発をバックグラウンドに持つ企業の参入もある。企業向けに販売管理・在庫管理・生産管理パッケージソフト「アラジンオフィス」を提供してきたアイルは、アラジンオフィスと連携する受注システムの受託開発も行ってきたがニーズの高まりを受けBtoB向けパッケージを開発し、2013年からカスタマイズ型パッケージ「アラジンEC」として販売。販売管理システムとの連携を強みにしている。
一方、時流に合わせASP/SaaS型として提供しているサービスもある。2006年ごろからクラウドという概念が普及してきた。これまでは、自社内で情報システムを保有し運用することが通常であったが、ネットワークを経由してコンピューター資源をサービスの形で提供する利用形態で、オンラインで必要な時に必要なサービスを受けられるようになってきた。ASP/SaaS型は、定期的に無料のアップデートが行われる点に強みを持つ。
流通業界を中心にBtoBに関する情報誌の出版を手掛けてきたDaiは2005年ごろからパッケージカスタマイズによりBtoB-ECサイト構築の支援をしてきたが、顧客企業の要望を受けて、2012年からSaaS型のモデルとして「Bカート」を提供開始。
また、2004年よりECサイト構築パッケージを提供してきたインターファクトリーは、2010年に「ebisumart」をSaaS型に一新して、現在に至っている。「ebisumart」はカスタマイズが可能なSaaS型モデルのため、中堅以上の企業を中心に導入が進んでいるが、今後はより大規模なBtoB-EC支援を強化すべく、パフォーマンスとデータベース制限を拡大したエンタープライズ版の「ebisumart」の提供を計画しているという。
他方で、ecbeingは2021年にパッケージの「ecbeing BtoB」より小規模な事業者向けにSaaS型の「ecWorks」の提供を開始。SaaS型のためスピーディーかつ比較的安価にBtoB-ECを始められ、事業成長に合わせてパッケージに移行できる体制を整えている。
人口減少に伴う労働力不足の解消を目的に、2019年から「働き方改革関連法」が順次施行され、各社で業務改善に向けたシステム活用とDX化が進むようになった。BtoB事業者の間でも、受発注業務における業務効率化と生産性向上を図るためにECを導入するという事例は随所で見られている。以前からもBtoB-ECに取り組む動きは徐々に増えつつあったものの、「働き方改革」はEC利用を推し進める一つのトリガーになったと言える。
「働き方改革関連法」の施行から1年も経たずして、次はコロナ禍という予期せぬ事態に陥り、今まで業務改善に後れをとっていた企業も差し迫ってDX化を推進せざるを得なくなった。
非対面営業やリモートワークが求められる状況下では、電話・FAXなどのアナログな受注業務は物理的に難しく、2020年夏からBtoB-ECサイトを構築する受発注システム事業者への引き合いは加速度的に増加。2021年は多くのカート・受発注システム事業者でBtoB-ECサイト構築案件が飛躍的に伸長し、現在もその勢いはとどまることなく拡大している。
BtoB-ECを導入することで、はたしてどんな業務体制を構築したいのか。その目標や、作業遂行ペースの想定が最初の段階では必要となる。それに合わせてどのようなサービス・パッケージを利用するか、どのようにシステムを開発していくか検討が必要となる。
ここでは、事業者のパターンを類型化し、代表的なサービスを紹介する。
SaaS(Software as a Service)とは、アプリケーションソフトの機能をインターネット経由で顧客にサービスとして提供することである。BtoB-ECサイトに必要な標準機能が事業者側であらかじめ開発されており、ユーザー企業は毎月の利用料を支払うことでサービスの提供を受ける。
低価格かつスピーディーに導入できるメリットに加え、BtoB取引に必要な標準機能が実装されている。自社のシステムにインストールが不要なクラウド型であるため、定期的にサービス提供企業によるアップデートがある。
カスタマイズをすることができないため、ユーザー企業の業務をサービスに合わせる必要がある。複雑な業務フローや独自の業務フローへの対応は難しい。
SaaSとパッケージの長所を合わせたような形態。クラウド型であるため常にシステムが最新に保たれることと、パッケージ製品と同じくカスタマイズすることができるため、企業のニーズに合わせた開発ができる。
継続的なアップデートにより、すべてのユーザーが常に最新機能を利用できる。クラウド型でありながら企業ごとのカスタマイズにも対応。要望が多い機能は順次標準化しているため、導入企業はシステムを常に最新の状態に保ちつつ、改修コストを抑制できる。
ソースコードは開示されないため、導入後の内製化はできない。
パッケージソフトとは、既成品として販売されているソフトウエア製品のことをいい、インターネット上での企業間取引に必要な機能が実装されている。加えて企業の様々な業務フローや形態に合わせられるよう柔軟にカスタマイズできるようになっており、このパッケージソフトをカスタマイズすることでBtoB-ECサイトを構築する。
パッケージをベースとしているため、導入企業はゼロから構築するよりコストを抑えられる。カスタマイズすることにより企業に最適な専用のBtoB-ECサイトを構築することができる。
開発からある程度の期間が経過すると、システムが陳腐化する。バージョンアップや改修にあたっては費用と時間を要する。また、ソースコードは開示されないため、開発後の保守や改修は開発した企業でなければできない。
(2-1)のパッケージ-カスタマイズと基本は同じであるが、機能のカスタマイズだけでなくサーバーなどのインフラ選定から行うことも可能。ユーザー企業の詳細な業務に必要な機能を設計図から描くことができるため、他社サイトにない独自のサービスも提供することができる。また、開発企業からソースコードの開示を受けることも可能であるため、開発後は自社での運用や改修を行っていくことが可能。
ソースコードの開示。大規模なサイトや複雑、独自の業務フローにも対応できる。
開発費用が高額になりがち。
開発会社に依頼してゼロからすべて構築する方法。予算上の制約がなければ、完全オーダーメイドのシステムを構築することができ、ユーザー企業の独自の業務フローをすべて実現できる。
大規模なサイトや複雑、独自の業務フローにも完全に対応できる。システムをすべて自社内で内製化することや、日常的に自社でサイトの改善を図ることができる。
費用が最も高額になる開発手法である。
ここまで、開発方法と代表的なサービスを紹介してきたが、その他のサービスおよび支援事業者も併せて紹介する。
BtoB企業間EC取引向けASPカートで、卸取引をWEB化できるBtoB専用の受発注システム。AI認識のOCRでFAX注文書を電子化する注文書自動読込み機能も搭載している。複数モールの一元管理が可能な受注管理システム「アシスト店長」をはじめ、EC運営をワンストップで解決できるソリューションを提供している。
パッケージ型のBtoBカート構築製品。BtoBに特化しており、様々な周辺サービスと連携しやすい設計となっている。Appiritsは、マルチデバイスに対応したECサイトの開発や画面設計、デザイン作成、スマートフォンアプリ開発、アクセス解析コンサルティング、サイト内検索ASPサービス等の提供により、顧客のECサイトの活性化や売上向上を支援する。
BtoB(企業間取引)の通販に必要な機能を網羅し、高機能と高い拡張性を誇る通販システム。業務フローや業界特有のビジネス商慣習に合わせてシステムをカスタマイズすることも可能。オンプレミスでの契約とクラウド型の契約とがある。
企業間取引(BtoB向け)に特化したECサイト構築システムで、企業間取引に必要な機能を標準装備している。取引先との間で商品価格が決まっており、かつ商品の種類と数量の発注のみの管理で十分な場合には、大幅にコストを抑えたプランで利用できる。
日本能率協会グループの独立系システムインテグレーター。オープンソースソフトウエアのMagentoをベースとして、独自のBtoB-EC特化型のテンプレートを実装。短期導入・成長型BtoB-EC導入サービスで、独自のテンプレートを柔軟にカスタマイズし、既存の業務フローを生かしたECシステムを構築する。
安定性と拡張性を併せ持ったECサイト構築パッケージ。様々なシステムと連携する自由度と柔軟性が特徴で、主に中~大規模向けのECサイトに向いている。店舗POSシステムなども手掛けており、流通全般の知識を持つ。
単一のプラットフォームでBtoBとBtoCの双方に対応。取引先ごとに異なるカタログや価格表を提示するだけでなく、特定のセグメントをターゲティングしたコンテンツやプロモーションを展開するなど、BtoBでもパーソナライズした販売ができるようになっている。
そのほかにも、オープンソースを活用してWeb制作会社やシステム開発会社などと一緒に開発するようなケースも存在する。
オープンソースとは、ソフトウエアのソースコードを無償で公開し、誰もが自由に改良・再配布ができるようにしたソフトウエアのことである。技術力があれば自社でECサイトを開発することも可能で、導入費用のコストダウンを図ることができる。また、ソースコードが公開されていることから、数多くのシステム会社が構築サポートや様々な機能拡張サービスを提供しており、カスタマイズにも柔軟な対応ができる。
ECサイトを構築するためのオープンソースは、国内であれば「EC-CUBE」(3.2.3にて詳細を記載)、グローバルでは「Magento Open Source」が代表的である。「Magento Open Source」の概要は次のとおり。
PHPで構築されたオープンソースのプラットフォーム。米国Magento社が開発したため、これまでは海外での浸透率が高かったが、2018年に日本法人を持つITグローバル企業のAdobe社が買収したことにより、今後国内での利用拡大が期待される。
導入社をサポートする開発コミュニティには世界で数十万人が参加しているほか、国内外に4000以上のエクステンション(「プラグイン」や「アドオン」と同義)が存在している。標準機能にはBtoB向けの機能が搭載されていないが、開発コミュニティやエクステンションを用いて、BtoB取引に必要な機能の拡張やカスタマイズが可能。独自のECサイトをゼロから構築できる。
「働き方改革」の推進に加え、未曽有のコロナ禍を経たことで、出社や対面営業をしなくとも業務を効率的かつ円滑に進めるための環境整備は、当初想定していた期間より数年早く進んだといった声が聞かれる。BtoB事業者の間でも、DX化の一環としてECを導入する数は加速の一途をたどっている状況だ。
ましてBtoB-ECは、受注業務自体をアナログからECへと完全に載せ替えるため、一度導入すればコロナ禍の収束に関係なく、ほぼ不可逆的な流れとして今後も進んでいくと考えられる。
ここ数年は、新規でBtoB-ECを導入する企業が増加しているだけでなく、以前から何らかのシステムを用いてECを利用していたBtoB事業者が他のシステムにリプレイスする案件も増えている。
今後数年を見通しても、2024年初頭に予定されているISDN回線の終了に伴い、ISDN回線を利用してEDIを運用しているBtoB事業者はシステムの切り替えが必須となるため、BtoB-ECサイトを新たに構築する動きは勢いを増し続ける見込みだ。
業界・企業ごとに商慣習が異なるBtoB取引で、ECを導入する事業者の業種・業態は拡大している上、スモールスタートから大規模なリプレイスまでニーズが多様化していることから、カート・受発注システム事業者各社でも新たなサービスを開発して対象企業の幅を押し広げようとする動きが活発化している。
大規模な事業者を中心に、パッケージでBtoB-ECを構築していたecbeingは、それよりも小さい規模でスピーディーにECが構築・開始できるSaaS型の新サービスを展開。一方で、中堅以上の企業を中心にSaaS型のサービスを展開しているインターファクトリーは、より大規模なエンタープライズ向けにも対応できるサービスの開発を計画しているという。
このほか、ユーザー企業の自社独自の基幹システム・在庫管理システム等との連携が必要な場合や、独特な商慣習に合わせた設計とカスタマイズが必要な場合など、業界・企業ごとにニーズが大きく異なるため、BtoB事業者がECシステムを選定する際は、カート・受発注システム事業者の持つ知見やノウハウが重要な基準となるようだ。
選ばれるカート・受発注システム事業者としての優位性を高めるため、各業界の専門知識に精通したサポートチームの設置や、システム連携の柔軟性向上など、BtoB-ECに特化した支援施策強化に腐心している。BtoB-EC市場が拡大する中で、カート・受発注システム事業者側の競争も今後ますます激化していく様相だ。
また、これまでのBtoB-ECと言えば「業務効率化」「省力化」「経費削減」など、受注業務にかかる手間やコストをいかに縮小させるかといったキーワードに注目が集まりがちだったが、今後は「販売促進」や「マーケティング」など、売り上げにつながる要素がより重視されるようになると予測される。
取引先の特性を熟知した営業担当者がEC上で商品の提案や問い合わせの対応などができる仕組みなど、受注業務だけに終始しない様々な機能が日々拡充されており、それらの機能の活用が導入社の事業成長のカギとなる可能性は十分にあるだろう。
受注部門に限らず、様々な部門をまたいで効果を発揮する機能を拡充させていくことが、カート・受発注システム事業者には求められている。
BtoB-ECの導入は加速している一方で、これまで積み重ねてきたアナログな業務で形成された常識を変化させることに不安を持つ企業はまだ一定数存在していることは事実だ。また、BtoB-ECの導入に舵を切った後も、カート・受発注システム事業者にEC導入の依頼さえすればすべてお任せで作ってもらえるという意識を持つ企業は多いという指摘がある。
「ECを導入する=これまでの業務をWeb化する」ということだ。まして、ECの導入は受注部門だけの問題ではなく、営業、物流、経理など様々な部門に関係してくるため、導入にあたってはまず自社の業務を整理し、Webで解決・実現したい事柄の洗い出しが必要となる。それにもかかわらず、カート・受発注システム事業者側には「BtoB-ECサイトを立ち上げたいが、費用はいくらか?」といったレベルの相談が寄せられることも決して少なくないという。
EDI経由の流通額も含めると、BtoB-ECの市場規模自体はBtoCを大きく上回るが、BtoBではEC業務を経験したプレイヤーが少ない上、クローズドでECを運用するケースも多いため、事例や情報が公に出づらい状況にある。これが、ECの導入に際する不安払拭のしづらさや、導入するためには自社がどうすべきで、自社に適したシステムをどう選定すべきかといった知識の得づらさに大きく影響していると考えられる。
こうした現況を打開するため、カート・受発注システム事業者各社はBtoB-EC導入前の初級編から稼働後の上級編まで、各社のレベルに合ったセミナーを開催したり、同業種・異業種間で情報交換ができる場を設けたりするなど、ノウハウを広く行きわたらせる活動に力を入れている。
また、BtoB-EC導入後に取引先からのEC利用を促進させる取り組みにまで着手するカート・受発注システム事業者も多い。EC経由の発注に不慣れな取引先が多い場合には特別な支援プログラムを組んだり、EC開設を知らせるチラシのテンプレートを用意して効果的な配布のタイミングと方法をアドバイスしたりするなど、カート・受発注システム事業者各社は創意工夫を凝らしている。
BtoB-ECの導入があらゆる業種・業態に拡大し、受発注業務にとどまらないEC活用が進む中で、カート・受発注システム事業者側がサポート体制をさらに増強するためには、各業界の知識に長けた人材の確保がこれまで以上に重要になってくるという。
BtoB-ECの経験者や、BtoB-ECで発注していたエンドユーザーなどが各業界に精通した人材として有望だが、BtoB-ECのプレイヤー自体が少ないがために、人材の確保もそう簡単ではない状況だ。
採用や人材のスキル育成は引き続き強化しつつ、同時進行で各業界のBtoB取引支援に長けた企業と積極的に協力関係を結んでいくことが、サポートの拡充とBtoB-EC市場のさらなる発展に有効に働くと考えられている。
この記事は『BtoB-EC市場の現状と将来展望2022』の一部を編集・転載したものです。
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オリジナル記事:これからBtoB-ECに取り組む人のための、カート・受発注システム情報まとめ
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消費者庁の「ステルスマーケティングに関する検討会」は9月16日、第1回会合を行った。規制の必要性については、大半の委員が「必要」との認識で一致。一方、ステルスマーケティング(ステマ)行為の解釈は幅広く、明確な定義はない。検討会では、ステマの定義など規制対象の範囲と考慮要素、実効的な規制手法を検討していく。
検討会は、10月初旬にかけて行われる第2回~第4回会合で事業者からヒアリングを実施。議論を踏まえ、年内をめどに報告書を取りまとめる。冒頭で河野太郎消費者担当大臣は、「ステマを依頼されたインフルエンサーがどう認識しているかかなり幅がある。必要があればなんらかの規制をすることも考えていかなければならない」と挨拶した。
ステマには、事業者が自ら表示しているにもかかわらず、第三者が表示しているかのように誤認させる「なりすまし型」と、第三者に金銭などの利益を提供して表示させ、その事実を表示しない「利益提供秘匿型」があるとされる。手法も、広告と明示しない有名人による商品・サービスなどの画像投稿、SNSへの感想の投稿、ECサイトのレビュー、比較ランキングなどがある。
消費者庁がインフルエンサー300人を対象に行ったアンケート調査では、約4割が広告主からステマを依頼された経験があった。このうち約4割は依頼を受けて投稿していた。

景表法は、表示内容に「優良・有利誤認」がある場合に広告主を対象に規制できる。ただ、現行法は「広告」であることを“隠す行為”自体を対象に規制できない。OECD加盟9か国で、ステマに対する規制がないのは日本だけだった。

検討会では、規制が必要との認識では全委員の意見が一致した。ただ、規制対象とすべき範囲やステマの定義に関する認識では幅がある。SNSの普及により、消費者は情報の発信者にも受信者にもなりうる。インフルエンサーの収入(1か月)も「1万円未満」と「1万円~5万円未満」で少額なものが約6割を占める。

「規制対象になる行為がどういうものか明確かつ限定的にして、消費者、事業者がわかりやすい予見可能性が保たれる必要がある」(新経済連盟事務局政策部・片岡康子氏)などの意見があった。広告主との関係性や利益提供の内容、契約実態、指示内容など不当性の考慮要素を明確にする必要があり、程度により悪質性も変わる。一方で「要件を細かくすることで新しい手法に対応できない後追い型の立法になる」(カライスコス・アントニオス京都大学大学院教授)との意見もある。
金銭などの利益を提供した上で広告主が指示した内容をレビュー投稿するような典型事例がある一方、知人の会社からもらった商品の使用感を投稿するものもある。限界事例(グレーゾーン)に対する認識は幅があり、社会的な許容の限度を議論し、規制手法を検討していく。
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オリジナル記事:【ステマ検討会】インフルエンサーの4割「依頼があった」。規制必要で大半が認識一致、ステマの定義、対象の範囲などを検討 | 通販新聞ダイジェスト
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「通販新聞」について
「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。
このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。
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ベガコーポレーションは家具・インテリアのECサイト「LOWYA(ロウヤ)」の実店舗展開を始める。直営の実店舗を開業するのは創業以来初。
第1号店は、大和ハウス工業と西部ガスグループの西部ガス都市開発が事業主体となる福岡県福岡市の複合施設「研究開発次世代拠点」(2023年初春開業予定)に出店する。賃借面積は121.6坪。
コロナ禍以降、リアル店中心のプレイヤーがECを強化しているほか、経済のリオープニングに伴い、OMOが急速に進展する可能性があると判断。EC市場で培ったアセットを最大限に生かしてリアル店舗の展開を進め、OMO体制を構築する。
ベガコーポレーションは9月、創業以来初となる卸販売を開始。第1弾の卸先はイオンリテールで、千葉市の「イオンスタイル幕張新都心」内に「LOWYA」とイオンのホームファッションブランド「ホームコーディ」がコラボした売り場の展開を始めた。
コロナ禍を経て多様化する暮らしのなか、顧客がより“インテリアを自由気ままに”選べる環境づくりをめざし、目で見て触れ、安心して購入できる場を増やすことを決断。顧客とのコミュニケーションを強化するために、実店舗で初めて展示・販売をすることにした。

立て続けに卸販売の展開、実店舗展開を決断したのは、リアルなタッチポイントを創造し、新たな買い物体験ができる場所を作るため。リアル・デジタルの両側面から“次世代のライフスタイル”を発信する「OMO型D2C企業」をめざす。
まず、旗艦店会員119万人、Instagramフォロワー80万人超、強いSEOなど、オンライン上の顧客基盤を実店舗への「送客力」として使う。大量の商品を容易に比較でき、トレンドと機能性を押さえた「商品デザイン力」、価格弾力性の高いEC市場を勝ち抜いた低価格でコストパフォーマンスの良い商品を生み出す「商品企画力」の強みを生かす。

認知・購入・受け取りチャネルに直営店・卸の選択肢を追加することで、一気にチャネルを複線化することで、OMO体制の構築を図っていく。

現状、ECによる家具・インテリア市場および関連する家電・雑貨領域の市場規模を合計すると約7300億円。リアル店舗への進出を図ることで、市場規模は現状の約6倍となる4兆3000億円に拡大する見込み。

さらに、リアル店舗への進出はECサイト「LOWYA」の認知拡大にも寄与すると見ている。

自社ECの中期戦略は、リアル店の本格検討に伴い一部見直す。商品数・品目は引き続き拡大する方針だが、商品数に重きを置かず、重点品目を中心に厳選した商品を展開。ECとリアル店との連動施策も開始し、ECのみでは満たせなかった顧客ニーズに対応する。
ベガコーポレーションは直営店の開設を機に、新たな顧客との接触機会の増加、既存顧客に対するサービス強化を狙い、リアル店舗での販売を順次拡大する。ECに軸足を置きながらもOMO施策に取り組み、新たなビジネスモデルを構築していく。

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オリジナル記事:ベガコーポレーションがリアル店舗に進出、めざすはEC+実店舗+卸売りの「OMO型D2C企業」
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メタバースにおける広告の取り組みについて、日本経済新聞が解説。
メタバースに看板広告 HIKKYや博報堂系、普及後押し
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC04CGJ0U2A800C2000000/

自社ECサイトのSEOはやることがたくさんあります。1つだけを見ていると、どこかがおかしくなってしまいますので、「SEO」「広告」「見せ方」のバランスをとりながら。
自社ECの場合はSEOとリスティング広告での集客が基本ですよね。といっても、初めての場合はわからないことだらけですし、わかっているつもりでもやれていないことも多いです。基本を振り返るのに良い記事がありましたのでまとめて紹介します。
ECサイトで押さえておきたい5つのSEO施策 | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/23506
ECサイトに集客するには、まず検索エンジンに商品やサービスを理解してもらい、その上でユーザーを「買いたい」気持ちにさせ、行動変容を促すことが重要です。そのためのSEO施策5つを紹介します。
①商品詳細ページの最適化
②カテゴリ設計
③構造化データマークアップ
④Merchant Center(マーチャントセンター)
⑤集客コンテンツの作成
【ネットショップ用 SEOの基本 #1】SEO初心者は、まずは「2種類の検索」を意識しよう | コマースデザインhttps://www.commerce-design.net/blog-staff/220820-google-seo-for-ec01/
ネットショップが意識すべきは、今からお話する2種類だけでいいと思います。
1つは買い物をするための検索、もう1つは調べ物をするための検索です。「買い物検索」と「情報検索」と言えます。
大きく分けてこの2つで良いと私も思います。細かく分けるのはこの2つができてから。「買い物検索」は競合が多いのですぐに結果が出なくてもあきらめないこと。「情報検索」も買い物につながらないこともありますが、こちらもあきらめないこと。広告のようにすぐに結果が出ないのがSEOなので、じっくり取り組みましょう。
Google Merchant Centerの始め方|商品登録の方法やGoogle 広告とのリンクまで分かりやすく解説|アナグラム株式会社
https://anagrams.jp/blog/how-to-start-google-merchant-center/
Google Merchant Centerを利用してできること
具体的には次のような利用方法が挙げられます。
・ショッピング広告の掲載
・動的ディスプレイ広告の掲載
・無料リスティングへの掲載
Google Merchant Centerではこの3つができるんですよね。「無料リスティングへの掲載」がSEOにあたります。Googleが提供しているEC用のサービスなので、利用することを強くおススメします。Googleの検索結果にも出てきますし、ここに登録したデータから広告を配信することもできます。
難しいのは商品フィードの作成ですが、ほとんどのASPカートでは準備されていますので、サポートなどに問い合わせればうまくいきます。広告との連携もありますので、広告運用者と打ち合わせをしながら進めていきましょう。
自社ECサイトの商品ページやカテゴリーページはSEOと広告に大きく影響してきます。見せ方の工夫も大切ですが集客のことも考えて作っていきましょう。SEOだけ考えてもいけませんし、見せ方だけを考えてもいけません。常に全体のバランスを見ながらですね。
Web広告って出すべきなの?ネットショップの広告運用について川手さんに聞いてみた。 | よむよむCOLOR ME
https://shop-pro.jp/yomyom-colorme/87376
ROAS=広告費の回収率を見ながら運用すれば大きく失敗することはないはず。
カウシェ社長・門奈剣平。“1人では買えない”ソーシャルECがユーザーと事業者にもたらす新たな可能性 | おかねチップス
https://okanechips.mei-kyu.com/the-pioneer/5709/
「C2M」(Consumer to Manufacturer=消費者から製造者へ)。ちょっとだけ気にしておきたい言葉です。
コマースの今後10年の歴史を創るために | MakeShop
https://www.makeshop.jp/main/lp/next_ec/
MakeShopさんが大きく変わるようです。ECはどんどん機能追加されるのでどこかでこうなりますよね。
ドミノ・ピザ執行役員6人らが1日ガチで店舗運営したら? クルーもびっくり!?プロダクト評価5点満点中4.8点 売上3倍!お客様満足度2倍!と爆上がりに! | ドミノ・ピザ ジャパンのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000029053.html
これは面白い企画! かといってECの世界ではすぐにやることが変わるので同じことはできないかも。
ACE 公式 楽天市場店リニューアル内容を解説!課題と実行内容まとめ | コマースメディア
https://commerce-media.info/blogs/ec/ace-renewal
コマースメディアさんにて記事にしていただきました。2022/09/15 | 北山 浩 | note
https://note.com/ec_zoe/n/n66e549f005da
最終的には「誰とやるか」ですよね。「外注にやらせる」という感覚ではうまくいきません。
データはとるけど、データを捨てろ!オウンドメディアに必要なのは手段ではなく目的。記事もメディアもDIYし続ける「となりのカインズさん」編集長 清水 俊隆さん | Marketeer
https://marketeer.jp/shimizu/
ちゃんとPV数が伸びて売上貢献やその他の目標を達成しているからこそ「遊び」に対してリソースを割けるわけです。その「遊び」がまた次の仮説や気づき、新たなチャンスやプロジェクトにもつながります。
会社でやるからには結果を出すのが大前提。SEOも広告も結果が出てきたら好循環になるはずです。
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オリジナル記事:「Google Merchant Center」の登録を忘れずに! 自社ECサイトのSEOでやっておきたい5つのこと【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
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「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
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発売日 2021年10月15日
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2010年代の変化と言えば筆頭にあげられるのはスマートフォンの普及だ。便利なアプリが次々と登場するなか、EC事業者にとっては顧客の接点が増えることとなり、「オムニチャネル」という言葉が一般化した時代でもあった。
モバイル社会研究所の調査によると、2010年時点、携帯電話やスマートフォンを所有している人のうち、スマホを所有しているのはたったの4.4%だったが、ユーキャンの新語・流行語大賞に「スマホ」がトップテン入りした2011年以降、それまで一部のガジェット好きのものだったスマホが広く一般にも普及し始め、2020年には88.9%まで増加した。

2010年代初頭、隆盛を誇っていたSNSはmixiだった。当時のユーザー数はおよそ2000万人。
しかし2012年にはFacebookがMAUでmixiを抜く。同じ頃、米FacebookはInstagramを10億ドルで買収した。Instagramによって「映える(ばえる)」という言葉が生まれ、2017年には「インスタ映え」が新語・流行語大賞を受賞した。2010年代も後半になるとTikTokが登場し、徐々に利用者を増やしていく。
2010年代にもっともユーザー数を伸ばしたのはLINEだ。LINEは2011年6月、「グループ会話サービス」としてネイバージャパンから誕生(LINEの社名は2013年から)。同年10月に無料音声通話機能とスタンプ機能を追加した。


いずれのアプリもコミュニケーションや情報発信のツールとして誕生したが、それぞれのユーザー特性に合わせて徐々に機能を追加し姿を変えていく。LINEは企業のマーケティングにも活用され、2017年6月には経由して買い物することでLINEポイントがもらえるLINEショッピングを開始した。2018年6月、Instagramは米国で同年3月から開始していたショッピング機能を日本でも開始した。
2010年以前にサービスを開始していたドコモケータイ払いサービス(現、d払い)、ソフトバンクまとめて支払い、auかんたん決済などのキャリア決済に加え、2014年から2019年にかけては多くのID決済/コード決済サービスが誕生した。
2018年、ソフトバンクとヤフーの共同出資会社でPayPay株式会社が設立され、PayPayの提供を開始。12月に「100億円あげちゃうキャンペーン」を開始した。当初のキャンペーン期間は2019年3月末までだったが、10日間で終了するほどの盛り上がりを見せた。

PayPayは2019年2月からはYahoo!ショッピングとヤフオク!を皮切りにオンライン決済に対応した。同じ2019年2月にはメルカリがメルペイを開始。5月にはオンライン決済に対応している。
2019年10月、消費税が10%に引き上げられ、経済産業省による需要平準化対策として「キャッシュレス・ポイント還元事業」が始まった。キャッシュレス・ポイント還元事業は、消費税率引き上げ後の9か月間、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援する事業。
同事業の結果について、一般社団法人キャッシュレス推進協議会は、「20代から60代の5割前後、10代と70代以上の3割程度が還元事業をきっかけにキャッシュレスを始めた」「還元事業参加店の46%は売上に効果があった」と発表した。
2013年にメルカリがサービスを開始。2018年までの5年間で日本国内で7100万ダウンロード、世界合計で1億800万ダウンロードと急成長した。

メルカリ以外のCtoC-EC動きとしては、2012年に誕生したフリルと楽天のラクマが2018年に統合された。ヤフーには1999年から続くYahoo!オークション(現、ヤフオク!)があるが、2019年10月にPayPayフリマを開始した。
公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)の調査によると、2010年度の通販市場売上高は4兆4600億円、2019年度は8兆8500億円と、およそ倍に成長した。

通販新聞社がEC・通販売上上位300社の合計売上高を調査したでも、2011年12月時点では4兆57947億円で、8年後の調査では8兆5927億円だった。市場の成長はAmazonの成長によるところが大きい。

2011年と2019年の売上上位10社と売上高(推定値含む/単位:百万円)
※通販新聞社が2011年12月発表した「第57回通販・通教売上高ランキング」と、2019年7月発表の「第72回通販・通教売上高ランキング」をもとに編集部で作成
EC市場の拡大に伴い、宅配便の取扱い個数は2010年の32億個から2019年の43億個に急増した。物流業界ではドライバー不足が深刻化し、国土交通省では2015年から再配達の削減に動いた。
国と業界をあげて宅配ロッカーの設置や受け取り方法の多様化などを模索してきたが、2017年にヤマト運輸が労働環境の改善を理由に荷受量を抑制。後のいわゆる「宅配クライシス」に発展した。
この問題を受け、国土交通省では2017年10月時点で16%だった再配達率を2020年度までに13%程度までに削減する目標を立てた。2019年の再配達率は15%だったが、2020年は新型コロナウィルスの影響で8.5%に激減することとなった。
2014年6月、医薬品のECに関するルールを盛り込んだ改正薬事法が施行され、一般医薬品のネット販売が解禁された。これに伴いアスクルが第1類医薬品の販売を開始した。同年11月には薬事法の名称が「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に変更され、「薬機法」と呼ばれるようになった。
2015年4月には機能性表示食品制度がスタート。事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性をパッケージに表示できるようになった。
2017年9月、医薬品等適正広告基準が改定され、不適正な広告表現が規定された。同年12月には平成28年改正特定商取引法が施行され、定期購入契約について、支払総額や契約期間などの販売条件を明記することが義務化された。これは顧客の意に反して売買契約の申し込みをさせようとする行為を禁止するものであり、背景には消費者庁に寄せられた相談件数の急増があった。

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オリジナル記事:ECの舞台はPCからスマホへ。SNS、フリマ、決済などさまざまなアプリが登場【通販の歴史 2010年代】 | 通販の歴史
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黎明期 1800年代後半 | 開花期(1)1890年代〜1910年代前半 | 開花期(2)〜終息期 1900年代〜1940年代 | 復興期〜始動期 1950年代〜1960年代 | 興盛期 1970年代 | 特化型通販期 1980年代 | カタログ通販全盛期 1990年代前半 | ネット通販勃興期 1990年代後半 | EC興盛期 2000年代前半 | 競争激化期 2000年代後半 | スマホEC勃興期 2010年代

ヤマダホールディングスは9月26日、不動産業界のDXを推進している部屋探しアプリ「カナリー(Canary)」を運営するBluAgeと資本業務提携を締結したと発表した。
提携によって、ヤマダHDグループ全体のDX推進と、「カナリー」の若年層ユーザーをヤマダ経済圏へ取り込む。
提携における1つ目の狙いは、グループ横断的にDXを促進すること。デジタル人材の活用、運用、活用に強みをもつBluAge内にDXチームを確保して実質的な内製化を行う。

DXの推進によって、EC売り上げ、一店舗当たりの売り上げ、顧客1人当たりの売り上げなどの拡大と、業務効率化による収益率の向上をめざすす。
ヤマダHDとBluAgeとの間で合意している業務提携の内容は、以下のとおり。
取り組みの詳細は今後、両社で協議していく予定だ。
提携における2つ目の狙いは、今後さらに拡大していくスマホネイティブ世代に対して、最適な購入経路を提供し、「カナリー」のユーザー、つまりは今後のマーケットの主要ターゲットとなる若年層をヤマダ経済圏に取り込むこと。「カナリー」の利用者は8割超が20~30代となっている。

調査会社の発表によると、家電・家具を購入したくなるタイミングは「引っ越しをするとき」が51.7%で、最も多いという。
BluAgeが配信する部屋探しアプリ「カナリー」は、従来の不動産仲介におけるさまざまな問題をITの活用で解決するサービス。ダウンロード数は顕著に増加傾向をみせている。

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オリジナル記事:ヤマダHD、部屋探しアプリ運営企業と業務提携。グループDX推進&若年層ユーザーをヤマダ経済圏へ
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ECサイトに欠かせない「送料」。いま人気のEC サイトはどのように送料を設定しているのでしょうか? 編集部ではトップ200企業が運営する200サイトについて、どのように送料を設定しているかを調査しました。
調査対象としたのは『月刊ネット販売』(宏文出版刊)の2021年10月号に掲載されている「第21回ネット販売白書」において、EC売上高上位200社が運営する200のECサイト(調査期間:2022年4月1日〜4月20日)。
各サイトの送料についてのページの記載を一覧表にまとめ、①送料を徴収していない(店舗受取を除く)、②固定の送料を設定し、送料無料ラインも設けている、③送料は都度算出し、送料無料ラインも設けている、④固定の送料を設定し、送料無料ラインは設けていない、⑤送料は都度算出し、送料無料ラインも設けていないの5つに分類し、結果を分析しました。
このPDF資料にはその一覧表と分析結果のグラフが掲載されています。
といったことが掲載されています。


「自社サイトの送料を再考したい」「送料についての業界のトレンドを把握したい」といった方は、ぜひダウンロードしてご活用ください。

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オリジナル記事:問題:人気ECサイトで「送料無料」は200サイト中いくつあるしょうか?【PDF資料無料提供】
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超基本です。本当に基本。まずはこの記事を読んで全体観をつかんでおきましょう。怪しげなSEOの記事を読む前に必ずやってほしいことが書かれています。構造化マークアップはちょっと難しいかもしれませんが、それ以外の4つは必須です。商品詳細ページの最適化は楽天市場などのモールとはちょっと違いますので注意。キーワードを詰め込み過ぎてはいけません。
個別に説明している記事がありましたので、細かいところはそちらで説明します。