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多分ネットで一番長くて充実したiOS 5徹底レビュー

14 years 1ヶ月 ago
ついにリリースされたiOS 5、様々なレビューがネット上にも出てきましたが今回はThe Next WebがiOS 5を徹底的にレビューした記事(驚異の36,478文字!)を紹介します。もしかするとネット上で一番充実しているかもしれない本格レビュー(少なくとも文字数は)、iOS 5を使っている人もまだの人もお時間ある際に是非。元々、10ページ近かった記事を1ページにまとめていますので延々と続きますがご容赦ください。 — SEO Japan 今年の6月、WWDCで当時のCEOであった故スティーブ・ジョブズ氏率いるアップルが開発者と記者で構成されるオーディエンスに向けてiOS 5の告知を行った際に現地にいたなら、iOS 5によってもたらされた大幅な変化に多くのオーディエンスが驚いていた様子を目の当たりにしていたはずだ。アップルのモバイルOSにとっては大きなアップデートであり、iOS 4がリリースされてから12ヵ月間しか経過していない割には、数年間の努力が結集されたように思えたほどだった。 このアップデートの主役は、スティーブ・ジョブズ氏によって発表されたiCloudであった。iCloudには、「デジタルハブ」をMacからクラウドベースのシームレスなシンクサービスに転換する10年間分に値する価値があり、未来のアップル製品と結び付くことは容易に想像できた。 iOS 5のほぼ全てのパーツが何らかの形でiCloudに関係しており、iOSのほとんどの機能がアップデートされていた。奥が深く、圧倒的な変更が行われ、アップストアおよびネイティブのディベロッパーAPIが導入されて以来、最も刺激的なiOSのリリースとなった。iCloudは、iOSデバイスのユーザーおよびディベロッパーにとって胸躍る製品であり、飛躍的にこのエコシステムを前進させるはずである。 iPhoneを初代から利用してきたなら、iOS 5がここまで新鮮に、そして、積極的に変更を実施するとは思ってもいなかったはずだ。始めてiOSを使う人にとっては、アップルはiCloudを活用する方針に切り替えたばかりであり、完璧な出発地点と言えるだろう。 iOS 5に注がれた取り組みは、率直に言って膨大である。WWDCのキーノートを聞き終えた時点では、ここまで多くの機能が加わり、プレゼンで発表された製品のような洗練された製品が本当に出来上がるとは思えなかった。数ヶ月間に渡って、来る日も来る日も使っているが、今でも驚かされている。 大幅な変更に圧倒されてしまいそうだが、iOS 5の大きな変更点およびiCloudの統合を詳しく調べ、最前の5つのパラグラフ、そして、5ヵ月分の宣伝に本当に値するのかどうか確認してみよう。 はじめに警告しておくが、アップルが発表したばかりのボイスサービス シリおよびディクテーション機能については、まだ未使用であり、テストしていない製品をレビューすることは出来ないため、要約のみを提供する。数日後のiPhone 4Sのレビュー記事で確認してもらいたい。 通知 iOSの非難の矢面に立たされた機能であり、アンドロイドの長所として頻繁に取り上げられてきた機能が、通知の処理の方法であった。テキストメッセージであれ、ユーザーの注目を欲するアプリであれ、電池の残りの量の警告であれ、iOS 4および4以前のiOSはまともに処理することが出来なかった。 このような通知は、モーダルなポップアップを提供し、スクリーンで再びアクションを起こす前に全て退けなければならず、理想とは程遠かった。 iOS 5の新しい通知システムは徹底的に改善されており、ユーザーが調整することが可能な機能が多く提供され、自分の思い通りにすることが出来る。アンドロイドの仕組みに通じる部分があり、iOS 4で動作するジェイルブレイクされたiPhoneで動くモバイルノーティフィアーアプリに似ている。 このアプリのディベロッパー、ピーター・ハジャス氏は、アップルが今年の前半にWWDCでiOS 5の新しい通知システムを発表した直前に、アップルに採用されていた。ハジャス氏は何のために採用されたかに関しては無言を貫き、ノーティフィケーションセンター(NC)の作業の大半は既にこの時点で終わっていたものの、アップルはモバイルノーティフィアーの仕組みに光るものを見出し、ハジャス氏に統合してもらいたかったと考えるのが無難である。 アプリに対するこの新しいシステムは、ノーティフィケーションセンター(NC)を介して通知を行う。このパネルは、アプリのメニューバーの上部から、あるいはホームスクリーンからプルダウンさせることが可能だ。上部のステータスバーをつかみ、下に引き下げる行為を想像してもらえると分かりやすいだろう。 プルダウンし、底部の小さな横線入りのハンドルを上にフリックすると、片づけることが出来る。 NCは全てのアプリが送信する通知を集め、プルダウンして通知のリストを見ることが出来るような仕組みを採用している。各通知はタップ可能であり、タップすると通知を送信したアプリにアクセスする。一度タップすると、パネルから当該の通知は削除される。また、セクションの見出しの右上にある小さな「x」印ををタップして、アプリからの通知をまとめて削除することも出来る。 何らかの理由で全ての通知を一度にNCで削除することが出来る選択肢は用意されていない。一つずつセクションを削除していなかなくてはならない。これはミスのように思えるので、すぐに修正を加えてもらいたい。 NCで待っているアプリの通知にアクセスすると、自動的に削除される。 ノーティフィケーションズの下のアプリの設定セクションにはNCに関連する設定項目が幾つかある。通知の順番を自分で整理するか、来た順番を採用する項目もその一つである。自分で決める場合、エディットを叩き、アプリの順番を変えて、選んだ順番で上から下に通知を表示させることが可能だ。 リスト内のアプリを叩くと、複数のオプションから一つを選ぶことが出来る。NCに表示させる通知の数を1、5、または10に切り替えることが可能であり、さらには表示させる仕組みまで変更することが出来る。要するに過去のポップスタイルを気に入っているなら、呼び戻すことが出来るのだ。 また、ロックスクリーンでアプリからの通知を表示するかどうか、さらにアプリのアイコン上のバッジ内でカウントを表示するかどうかを決めることが出来る。頻繁にアクセスするアプリは別として、個人的には大半のアプリにはバッジを掲載しないようにしている。その他の場所でも、十分に新しい情報が届いている点を知ることが出来るからだ。 このスクリーンでは、今までのように通知がをモーダルなポップアップで表示させるのか、もしくは新しい“バナースタイル”で表示させるのか、あるいは非表示にするのかを切り替えることが出来る。 iOS 5を利用していると、「WiFiに接続することができませんでした」やユーザーに注目してもらう必要があるメッセージに関しては、“今まで通り”の方法で通知が行われることがある。これはむしろそうあるべきであり、実際に重要なメッセージを受け取る限り、特に面倒とは思わないはずだ。 アプリによっては、このスクリーンでその他の選択肢が用意されている。メッセージアプリでは、メッセージのテキストを掲載するプレビューを表示させるか、または送信者の名前のみを表示させるかを選ぶことが出来る。また、見逃したメッセージの警告を行う回数を0、1、3、5、または10回から選ぶことも可能だ。一部のアプリは、オリジナルのアラート音を無効にする選択肢を提供している。 「バナー通知」は新たなデフォルトであり、電話機の利用中にアプリからのアラートを受信することが出来る。モーダルのポップアップウィンドウの代わりに、スクリーンの上部16分の1のスペースが昔のフライト状況板のようにグルグル回る。通知は数秒間表示され、再びグルグル回って元に戻る。 表示されている間はタップ可能であり、通知しているアプリを立ち上げることが出来る。待つと、そのまま消える。モーダルなポップアップよりも遥かに望ましいソリューションであり、正直に言って、iOS 5の個人的なお気に入りのポイントの一つである。 昔のモーダルなポップアップスタイルは、アプリを利用中にも関わらず中断され、複数の通知が一度に行われると、その前の行動に戻るためには面倒な手続きを繰り返さなければいけなかった。これは大きな改善であり、この分野においてはリードを許していたアンドロイドについに肩を並べたと言っていいだろう。 ロックスクリーンからはNCにアクセスすることは出来ないが、見逃した複数の通知が一度に表示されるようになった。新しい通知が行われると、今までのように見やすい1つのアラートで表示されるものの、元の細いスペースに戻り、その他の通知が積み重なっていく仕組みが採用されている。アプリのアイコンは通知の左側に小さく表示される。 表示仕切れない量の通知が届くと、通知のリスト内をスクロールすることが出来る。この通知はすべてスワイプして閲覧することが出来る。解除と同じような動作で通知を送ってきたアプリを直接立ち上げることが可能である。 アップルが細部にこだわっている良い例がある。NCをプルダウンする際に、一番下までホールドし、右と左の角を見てみよう。一番下まで辿りついてから指を離すと角を丸くするアニメーションが表示される。その結果、上部の右と左角とマッチし、ユーザーが角張ったホームスクリーンではなく、パネルを見ている点を確認することが出来る。 大したことではないかもしれないが、この機能のために細かく気が配られている点はよく分かる。 ウィジェット [...]

DACがALBERTに出資、「i-Effect」を開発

14 years 1ヶ月 ago
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムがALBERTに資本参加。創業者を除く筆頭株主に。そして、ALBERTのレコメンデーションエンジンの技術を利用して、次世代型広告配信プラットフォーム「i-Effect」を開発。
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次世代型広告配信プラットフォーム「i-Effect」
http://www.albert2005.co.jp/i-effect/
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noreply@blogger.com (Kenji)

人気機能を一目で把握できる「ソーシャルカタログ」

14 years 1ヶ月 ago
博報堂と博報堂アイ・スタジオが、人気の商品機能を一目で把握できるウェブサイトを制作するサービスを開始。次のビデオが分かりやすい。
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ソーシャルカタログ
http://social-catalog.jp/
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フェイスブックの友人に年賀状を送れる「Postman」

14 years 1ヶ月 ago
電通と郵便事業が11月15日から開始。両社の共同出資会社であるJPメディアダイレクトが受託。フェイスブックなどのソーシャルネットワークを通じて、住所が分からない友人にも年賀状などを郵送できるサービス。
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Postman
https://www.facebook.com/postman.jp
http://www.postman.co.jp/
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電通とマイクロソフト、フェイスブック管理ツールを提供

14 years 1ヶ月 ago
電通、電通レイザーフィッシュ、日本マイクロソフトが、ソーシャルメディアマーケティング領域における業務提携に合意。各種ソーシャルメディアマーケティングソリューションを、マイクロソフトのクラウド基盤「Windows Azure Platform」上に構築して提供するという。まず、フェイスブックの運用管理ツール「sociobridge」を開発。投稿管理機能、監視機能、タブ作成機能があるようだ。分析機能やタブにモジュールを組み込む機能は、今後の実装となるようだ。
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sociobridge
http://www.sociobridge.jp/
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オンラインのクチコミと景品表示法

14 years 1ヶ月 ago
消費者庁が「インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項」を公表。
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「インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項」の公表について
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/111028premiums_1.pdf
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ブログを含むクチコミサイトについての留意事項は次の通り(引用)。ステルスマーケティングを禁止するものではない。
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商品・サービスを供給する事業者が、口コミサイトに口コミ情報を自ら掲載し、又は第三者に依頼して掲載させる場合には、当該事業者は、当該口コミ情報の対象となった商品・サービスの内容又は取引条件について、実際のもの又は当該商品・サービスを供給する事業者の競争事業者に係るものよりも著しく優良又は有利であると一般消費者に誤認されることのないようにする必要がある。
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パラメータ付き URL 処理の新機能

14 years 1ヶ月 ago
ウェブマスター ツールの [サイト設定] > [設定] セクションから「パラメータ処理」機能がなくなっていることに、お気付きの方もいらっしゃるかもしれません。実は、この機能は「URL パラメータ」という新しいセクションとして独立することになりました。また、名前だけでなく機能そのものも一新されたので、より便利に使っていただけるかと思います。なお、以前の「パラメータ処理」機能による URL パラメータの設定は、自動的にこの新しいバージョンに反映されます。では、この新しい「URL パラメータ」には、どのような便利な機能があるのでしょうか。まずはこの機能の目的と役立つケースについてご紹介しましょう。

機能の概要
「URL パラメータ」機能を利用すると、サイト内のどの URL を Googlebot にクロールさせるか、URL 内のパラメータに基づいて指定することができます。それによってたとえば、この機能を使うことで簡単に重複コンテンツがクロールされるのを防ぐことができます。このため、あなたのサイトへのクロール負荷を軽減でき、また重複していないコンテンツがよりたくさんインデックスされやすくなるので、サイトのクロールが効率的に行われるようになるでしょう。また、Googlebot のクロールする範囲がまだ拡大できると思われる場合にも、この機能は有用です。ただし、ご利用にあたっては注意が必要です。というのも、URL パラメータの動作について十分に理解していなければ、クロールされるべき URL が誤ってクロールされない設定になり、そのコンテンツが Googlebot からはアクセスできくなってしまう恐れがあるからです。


新機能の詳細
では次に、新たに追加された機能についてご紹介しましょう。まず、個々のパラメータにクロール アクションを割り当てる際に、パラメータの動作が細かく指定できるようになりました。最初の手順としては、各パラメータがページのコンテンツを変更するかどうかを指定します。もしそのパラメータによってページのコンテンツが変化しないのであれば、設定作業はここで終了です。Googlebot はこのパラメータの代表的な値を持つ URL を選択し、クロールするでしょう。パラメータによってコンテンツが変わることはないので、どの値が選択されても同じ結果になります。一方で、もしパラメータによってページのコンテンツが変わる場合は、そのクロール方法を次の 4 つの中から選択することができます。
  • Googlebot が決定
  • すべての URL
  • 値が指定されている URL のみ
  • クロールしない
なお、「値が指定されている URL のみ」を選択することで、パラメータに使用する値を自分で指定することができます。もう Google が用意する値のリストに制限されることはなくなりました。また、必須ではありませんが、たとえば並べ替えやページ指定、コンテンツ選択など、パラメータの具体的な動作を指定することもできます。さらに、すべてのパラメータに対して、それを含むクロール済み URL の例がそれぞれ表示されるようになりました。

上記の 4 つのクロール オプションのうち、「クロールしない」は今回追加されたもので、特に注意が必要です。このオプションはもっとも優先度が高く、当該の URL に含まれる他のパラメータのどの設定よりも優先されます。つまり、ある URL のパラメータが 1 つでも「クロールしない」に設定されていると、他のパラメータがたとえ「すべての URL」に設定されていたとしても、その URL がクロールされることはありません。なので、このオプションを使用するときには十分にご注意ください。ちなみに、2 番目に適用が優先されるオプションは「値が指定されている URL のみ」です。

事例
では、実際の例を通して、少し頭の体操をしてみましょう。
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fairyclothes.example.com という名前のオンライン ストアがありました。このお店のウェブサイトでは、URL の中でパラメータを使用しており、さまざまな URL から同じコンテンツにアクセスできるようになっていました。ある日、オンライン ストアのオーナーは気付きました。冗長な URL があまりにも多いと、Googlebot がサイト全体をクロールできないかもしれない、と。そこで、好奇心旺盛で何でも知りたがる助手を偉大なる「ウェブの魔法使い」の元へ送り、Googlebot による重複コンテンツのクロールを減らすために「URL パラメータ」機能をどのように使用すればよいか、教えを請うことにしました。賢者として知られる「ウェブの魔法使い」は、URL パラメータに目を通すと、次のような設定を提案しました。

パラメータ名 コンテンツへの影響 Googlebot がクロールする対象
trackingId なし 代表的な URL 1 つ
sortOrder 並べ替え 値が「lowToHigh」に指定されている URL のみ
sortBy 並べ替え 値が「price」に指定されている URL のみ
filterByColor 絞り込み クロールしない
itemId コンテンツ指定 すべての URL
page ページ指定 すべての URL

助手はさっそく質問します。

助手: trackingId については代表的な URL を Googlebot に選ばせる(値は Googlebot が選択する)よう指定なさっていますね。「値が指定されている URL のみ」を選択して特定の値を自分で指定しなかったのはなぜですか?
ウェブの魔法使い: Googlebot がウェブをクロールしているときに、君のサイトにリンクしている URL で次のようなものが見つかったとしよう:
  1. fairyclothes.example.com/skirts/?trackingId=aaa123
  2. fairyclothes.example.com/skirts/?trackingId=aaa124
  3. fairyclothes.example.com/trousers/?trackingId=aaa125
このとき、もしも Googlebot に「trackingId=aaa125」の URL だけをクロールするよう指定すると、Googlebot は URL 1 と 2 をクロールしなくなってしまうのだ。というのも、どちらの URL も trackingId の値が aaa125 ではないからだ。これらの URL のコンテンツはクロールされず、インデックスもされない。したがって、君の店が仕入れたすてきなスカート(/skirts/)がGoogle の検索結果に並ぶこともない。だからこの場合は、代表的な URL を選ばせるべきなのだよ。なぜかって?そのように指定すると、Googlebot がウェブ上で発見した 2 つの URL がこのパラメータの値だけ違っているとき(上の例でいうと URL 1 と 2)、Googlebot はそのうちどちらか 1 つをクロールするだけで、コンテンツをすべて取得できるからだ。上の例では、1 と 3 か、2 と 3 というペアで、合計 2 つの URL がクロールされることになる。おかげで、スカート(/skirts/)もズボン(/trousers/)も、1 つ残らずクロールされるのだ。

助手: sortOrder パラメータについてはどうですか?商品のリストが昇順でも降順でもかまわないと思うのですが。Google に代表的な値を選ばせるのではいけないのですか?
ウェブの魔法使い: Googlebot がクロールを続ける中で、次のような URL が見つかったとしよう:
  1. fairyclothes.example.com/skirts/?page=1&sortBy=price&sortOrder=’lowToHigh’
  2. fairyclothes.example.com/skirts/?page=1&sortBy=price&sortOrder=’highToLow’
  3. fairyclothes.example.com/skirts/?page=2&sortBy=price&sortOrder=’lowToHigh’
  4. fairyclothes.example.com/skirts/?page=2&sortBy=price&sortOrder=’ highToLow’
最初の 2 つの URL(1 と 2)の違いは sortOrder パラメータの値だけであり、その次の 2 つ(3 と 4)についても同じだ。しかし、URL 1 と 2 のコンテンツは同じではない。最初の URL ではスカートが安い順(’lowToHigh’)に表示され、2 番目の URL では高い順(’highToLow’)になっている。これを踏まえると、この状況で 1 つの代表値だけを使うのは得策ではないといえる。しかも、sortOrder パラメータだけが異なるいくつかの URL から Googlebot に代表的な値を 1 つだけ選択させると、そのたびに違う値が選択される可能性がある。たとえば上の例では、最初の 2 つの URL のうち、URL 1 が選択されたとしよう(sortOrder=’lowToHigh’)。一方で、その次の 2 つの URL では 4 が選択されたとする(sortOrder=’ highToLow’)。もしこの状況になったら、Googlebot は次のように、安い価格帯のスカートだけを 2 回クロールすることになるだろう:
  • fairyclothes.example.com/skirts/?page=1&sortBy=price&sortOrder=’lowToHigh’
  • fairyclothes.example.com/skirts/?page=2&sortBy=price&sortOrder=’ highToLow’
こうなると、高い価格帯のスカートは、まったくクロールされなくなってしまうのだ。このように、並べ替えのパラメータを扱うときは、一貫性が鍵となる。並べ替え順は常に同じにすることだ。

助手: sortBy の値についてはどうですか?
ウェブの魔法使い: sortOrder 属性によく似ているよ。商品一覧の URL がクロールされるときに、並べ替え順はどのページでも同じでなければならない。そうでなければ、一部の商品が Googlebot から認識されなくなるからね。ただし、どの値を選択するかについては注意が必要だ。店で書籍の他に靴も売っているとしたら、「title」という値は選ばない方がよいだろう。というのも、靴を表示する URL に「sortBy=title」が含まれることはまずないので、クロールされなくなってしまうからだ。同じように、「sortBy=size」と設定すると、靴のクロールは問題なくても、書籍はクロールされなくなってしまう。パラメータ設定の影響はサイト全体に及ぶことを忘れないように。

助手: filterByColor というパラメータの付いた URL はクロールさせないのですか?
ウェブの魔法使い: たとえば、スカートの一覧が 3 ページにわたってあるとしよう。そのうち何点かは青で、何点かは赤、残りは緑色だ。
  • fairyclothes.example.com/skirts/?page=1
  • fairyclothes.example.com/skirts/?page=2
  • fairyclothes.example.com/skirts/?page=3
このリストは、さらに絞り込むことができる。たとえば、ユーザーが青を選ぶと、青いスカートが次の 2 ページにわたって表示される:
  • fairyclothes.example.com/skirts/?page=1&flterByColor=blue
  • fairyclothes.example.com/skirts/?page=2&flterByColor=blue
この 2 つは新しいページのように見えるが(表示される商品のセットは他のどのページとも異なる)、実際のところ、新しいコンテンツは何もないのだ。というのも、青いスカートはすべて、元の 3 つのページに含まれているからだ。つまり、コンテンツを色で絞り込んだ URL を別途、クロールさせる必要はないということになる。そのような URL で表示されるコンテンツは既にクロールされているからだ。ここで注意してほしいのは、特定の URL をクロール対象から除外するために「クロールしない」を選択するときだ。そのコンテンツが Googlebot から別の方法でアクセスできるようにしておくことが肝心で、上の例でいえば、最初の 3 つのリンクを Googlebot が発見できる必要があり、このクロールを妨げるような設定がないように配慮しなければならないのだ。
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もしご自分のサイトが URL パラメータ を使用していて、コンテンツが重複して生成される可能性がある場合には、ぜひウェブマスター ツールの新機能である「URL パラメータ」を試してみてください。ご感想やご質問は ウェブマスター ヘルプフォーラム までお寄せください。

米オンラインショッピング、10/23の週に対前年同期比10%で、年末商戦に期待が など

14 years 1ヶ月 ago
米オンラインショッピング、10/23の週に対前年同期比10%で、年末商戦に期待が
2011/10/28のHitwiseのブログから。

http://weblogs.hitwise.com/heather-dougherty/2011/10/affluent_shoppers_boost_online_1.html

ヨーロッパの金融情報系サイト利用者数はこの1年で3割増
2011/10/28のcomScore Data Mineから。
http://www.comscoredatamine.com/2011/10/financial-informationadvice-sites-grew-nearly-30-percent-since-last-year-in-europe/
noreply@blogger.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

国内通信は、総通信回数、総通信時間ともに減少、発信の50%以上を携帯が占める など

14 years 1ヶ月 ago
国内通信は、総通信回数、総通信時間ともに減少、発信の50%以上を携帯が占める
2011/10/28の総務省のリリースから。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban03_01000068.html
http://www.soumu.go.jp/main_content/000133234.pdf

2011Q3世界の携帯電話出荷台数、対前年同期比12.8%増
2011/10/27のIDCのリリースから。

http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS23112511

2011Q3世界のスマートフォン、Samsungが出荷台数シェアで23.2%のトップに
2011/10/28のiSuppliのリリースから。

http://www.isuppli.com/Mobile-and-Wireless-Communications/News/Pages/Samsung-Takes-Smartphone-Market-Lead-from-Apple-in-Q3-Setting-up-Battle-for-Top-Spot-in-Q4.aspx
noreply@blogger.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

『グーグル「順位決定に“いいね!”の数は影響なし」では+1ボタンは?』::海外&国内SEO情報ウォッチ

14 years 1ヶ月 ago


「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、『グーグル「順位決定に“いいね!”の数は影響なし」では+1ボタンは?』、『大問題発生!アクセス解析ツールで検索キーワードを分析できなくなる』、『meta keywordsタグに時間をかけるのは時間のムダ!』など10記事+2記事。

- 『グーグル「順位決定に“いいね!”の数は影響なし」では+1ボタンは?』::海外&国内SEO情報ウォッチ -

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