プレイドがプロダクトアナリティクスツールの「Wicle」に「グループ分析機能」を追加
企業ごとの利用状況を可視化する「BtoB SaaSのためのグループアナリティクス」に
4/11 7:02 マーケティング/広告 | アクセス解析/データ分析 | 便利ツール/サービス
CX(顧客体験)プラットフォーム事業のプレイドは、Webサービスなどのプロダクト開発でユーザー行動分析に特化したプロダクトアナリティクス「Wicle(ウィクル)」β版に、企業単位でサービスの利用状況を可視化できる「グループ分析機能」を追加したと4月10日に発表した。「BtoB SaaSのためのグループアナリティクス」として提供する。機能追加によってWicleは、職種を問わず誰もが扱いやすいプロダクト分析ツールとなる。

グループ分析機能で顧客コミュニケーション支援ができる。個別企業に所属するユーザーの定着をライフサイクル(定着度)で把握し、定例ミーティングなどでのコミュニケーション方針が練りやすくなる。「定着度」「売上」「業界」の観点でユーザーをグルーピングし、ファン化を促す行動の共通点やチャーン(顧客離脱)につながる要因を探索できる。特定機能の活用状況を可視化し、活用度に応じて企業やユーザーの抽出もできる。
プロダクトアナリティクスツールのWicleは、CXプラットフォーム「KARTE(カルテ)」のデータ基盤を利用して大量のユーザーデータを高速解析できる。アナリティクスツールの多くは「イベント単位」や「ユーザー単位」の分析が主流で、SaaS事業者に重要な契約企業全体の利用継続意向が把握しづらいが、追加したグループ分析機能によって特定企業内で利用率の高いアカウントや、特定機能をよく利用する企業の特定が可能になる。

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