大阪メトロ アドエラが駅のデジタルサイネージで生成AI活用の動画クリエイティブ放映

Z世代に向けて時間帯によって3種のクリエイティブを異なる方法で表示、効果的にリーチ

大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)グループの広告会社、大阪メトロ アドエラは、主要駅のデジタルサイネージで生成AI(人工知能)技術を活用した動画クリエイティブの放映を始めた、と10月6日発表した。ファッション専門学校の大阪モード学園の学生と協力し、日本文化をテーマにしたファッションデザインコンテスト受賞作と生成AIを組み合わせた。

この動画クリエイティブは梅田、東梅田、なんば、天王寺、淀屋橋、新大阪など14の駅で10月19日まで放映する。デジタルサイネージ側のターゲティング機能を使い、Z世代を主なターゲットに時間帯によって3種のクリエイティブを異なる方法で表示する。ターゲティングが難しいとされる交通・屋外広告でも効果的・効率的にターゲットにリーチできる。

制作プロセスは①生成AIで「天照大神」「達磨」「百鬼夜行」のテーマ背景を作成②ファッションショーで撮影した写真と合成③生成AI「ChatGPT」で制作学生とディスカッションして画像生成のプロンプト(指示文)作成④画像生成AI「Stable Diffusion」に生成指示⑤最適なスタイルと画像の選択⑥動画化してデジタルサイネージ向けに編集--となる。

クリエイティブの例
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

リンク
WWW上でページとページをつなぐ仕組みで、元は「ハイパーリンク(hyperlin ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]