国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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Search Consoleのデータをスプレッドシートへエクスポートする方法

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グーグル検索SEO情報②

Search Consoleのデータをスプレッドシートへエクスポートする方法
日本語字幕あり (Search Console Training on YouTube) 海外情報

Search Consoleのレポートをもとにしてより高度なデータ分析を行えるように、

  • データをスプレッドシートにエクスポート
  • Googleスプレッドシートで手を入れる

方法を、グーグルのダニエル・ワイズバーグ氏が動画で解説した。

次の2つの事例で、具体的な手順とともに解説している:

  • URLのパフォーマンスにコンテキストを加える(セクションごと分析など)
  • 国別パフォーマンスデータを強化する
Search Consoleのデータをエクスポートして国別に分析する例

ワイズバーグ氏は英語で説明しているが、日本語字幕が付いているので英語を聞き取れなくても大丈夫だ。動画の歯車アイコンから字幕を日本語に設定できる。

日本語字幕の設定

Search Consoleのレポート分析に応用してみよう。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
  • データ分析担当者に伝えましょう

Looker StudioでSearch Consoleデータをモニタリングする方法
SCトレーニング動画の第2弾 (Search Console Training on YouTube) 海外情報

ダニエル・ウェイズバーグ氏によるSearch Consoleのトレーニング動画をもう1本紹介する。

こちらの動画では、検索トラフィックをモニタリングするのにLooker Studio(旧Googleデータスタジオ・Googleデータポータル)を使う場合のベストプラクティスを解説している。さらに、次のようなことも学べる:

  • データビジュアリゼーションの概要
  • 問題の発見にモニタリングダッシュボードを役立てる方法
Looker Studioの具体的な操作方法を示しながら解説してくれている

この動画にも日本語字幕が付いているので安心して視聴してほしい。

★★★★☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
  • データ分析担当者に伝えましょう

Search Consoleのユーザー管理機能がバージョンアップ
4年半越しの移行完了 (Google 検索セントラル ブログ) 国内情報

Search Consoleのユーザー管理機能が「新しいSearch Console」に移行した。「新しい」といっても、現行のSearch Consoleが正式版になったのは2018年9月で、4年半も前のことだ。そんな昔の話にもかかわらず、ユーザー権限は、旧Search Consoleのインターフェイスでの管理が続いていた。晴れて、新しいSearch Consoleで管理できるようになった。

新バージョンのユーザー管理機能には次のような特徴がある:

  • 確認済み所有者と委任された所有者を区別
  • 確認済み所有者をすぐ簡単に削除(所有権トークンの削除は不要)
  • 委任された所有者の権限レベルを変更することが可能(所有者、完全、制限付き)
  • すべてのユーザーの、プロパティに関する確認トークンを確認することが可能(以前の所有者が残したトークンも確認可能)
  • 所有権イベント履歴
ユーザー管理機能

元記事では、Search Console でユーザー権限を管理する際のベストプラクティスも紹介されている。セキュリティに関連することなので目を通しておこう。

★★★☆☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

CWVを劇的改善させたサーバーサイドレンダリング(SSR)化
SSRはグーグルも推奨 (Aleyda Solis on Twitter) 海外情報

コア ウェブ バイタル(CWV)を改善した事例を紹介する。次のようにしたものだ:

  • 旧サイト ―― クライアントサイド レンダリング(CSR)。ReactやVue.jsのような技術を使って、サーバーからはJavaScriptとデータを返し、ブラウザ上でページ内容を構築する手法

  • 新サイト ―― サーバーサイド レンダリング(SSR)。サーバーからページ内容として構築済みのHTMLを返す手法

スペインを拠点としているSEOスペシャリストのアレイダ・ソリス氏がツイッターで共有したものだ。

※改善を示すチャートは元ツイートの画像で確認してほしい

元の状態がどのような技術を使っていたのか、SSR後にアプリのような仕組みを動的に実現するハイドレーションを行っているのかといった詳細は不明だ。

とはいえ、ページの読み込み速度を向上する手段として、グーグルもSSRを推奨している。クライアント(ブラウザ)にJavaScriptのレンダリングを任せるCSRとは異なり、SSRは技術的な構成を必要とするがメリットは多い。

★★★☆☆
  • CWV改善がんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
  • 技術がわかる人に伝えましょう

ニュースサイト向けに、グーグル検索の基本を2人のグーグル社員が解説
ニュースサイト管理者は必見! (グーグル) 国内情報

アジア太平洋地域のニュースパブリッシャー向けに、グーグル検索の基本を解説するオンラインセミナーをグーグルが2022年11月に開催した。グーグルのダニー・サリバン氏とゲイリー・イリェーシュ氏が英語で話しているセッションだが、日本語字幕版の録画が最近公開された。

あんな氏がアナウンスしてくれた。

so.laの辻氏は内容を高く評価している。

ニュースサイトの運営者は視聴するといい。視聴にはイベント登録が必要だが(すでに終了しているのだが)、YouTube の録画をここに埋め込んでおく。

★★★★☆
  • ニュースサイトを管理しているすべてのWeb担当者 必見!

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