はじめてWEBエキスパート(専門家)コラム 集客を考える、ホームページかんたん改善ポイント講座(全12回)

文章作りがニガテな人のための、無理なく文を書き、読んでもらえるページを作るコツ

文章が苦手と公言してしまう人も多いことでしょう。どのようにすればホームページにおいて無理なく文章を書き、更新していけるのかを一緒に考えてみましょう。
※「はじめてWEB」は2020年10月13日をもってサービスを終了しました。

「集客を考える、ホームページかんたん改善ポイント講座」では、「はじめてWEB(Jimdo)」を使ったホームページのちょっとした集客のための「改善のアドバイス」をお送りいたします。多くのホームページは「ここを直すだけでもっと人が来る」というポイントが存在します。

このコラムでは、JimdoExpertの「なっちゃん」と、「がじろう」が実際にあったお客さまの相談や悩みをもとに、ホームページの集客改善をどのように行えば良いのかを、掛け合いでお伝えしていきます。

今回のテーマは、文章。集客するにおいても、コンテンツを作成するにおいても文章は大切な要素です。しかし、文章が苦手と公言してしまう人も多いことでしょう。どのようにすればホームページにおいて無理なく文章を書き、更新していけるのかを一緒に考えてみましょう。

なぜページを更新するのか?

なっちゃん

・・・・・・・・・・・・・。

がじろう

(な、なんだ・・・この静けさは!?)

なっちゃん

なぜ、人間は生きるのか。なぜ、ホームページは更新が必要なのか。
がじろうさん、なぜなんでしょうねぇ。

がじろう

お、おう。(うわーメンドクサイ。。。)

なっちゃん

閲覧者はリピーターでない限り、検索をしてページを訪れますよね。

がじろう

うん。

なっちゃん

なぜ検索をするのかというと、閲覧者それぞれに課題・問題、疑問や質問を持っているから。それらを解消するために検索をするということですよね。

がじろう

おお、その通り!

なっちゃん

しっかりと情報を掲載したホームページを完成さえしていれば、更新の必要は無いんじゃないのか?完璧なホームページを作成できれば、私はかなり作業が楽になるんじゃないのか。そう考えていたんです。
この素晴らしい考え、正解でしょ?

がじろう

(ズルッ)ま、まぁ・・・。間違いではないけど・・・。

なっちゃん

けど、なんです?

がじろう

何を持って完璧なホームページとするのかだね。常に閲覧者はそれぞれの課題などを持って検索をするわけで、それは時間の要素を含む現時点での課題も含めるから、その点も解消できるなら完璧だよね。

なっちゃん

そんなの無理じゃないですか!状況に合わせての情報も必要ですよ!

がじろう

そういうことだ。

なっちゃん

あ・・・。

がじろう

ね。時間が経過しても色あせしない情報もあるし、時間の経過と共に状況も変化する情報もある。時代やニーズに応じて、商品やサービスもあるんだから当然、情報にもそれに応じたものが必要とされるんだ。

なっちゃん

なるほどねー。簡単に楽できないわけか。チェッ。

がじろう

チェッって・・・おい。

なっちゃん

更新する理由はなんとなくわかりました。
ホームページでガンガン更新して、売り込みをすれば良いんですね?

がじろう

それもちょっと違うんだなー。
例えば、なっちゃんが洋服を軽く見たいなぁと訪れたショップで、店員さんにべったりと張り付かれて、服を勧められ続けたらどうだい?

なっちゃん

ちょっと見たいのに・・・あーっ!もうっ!ってなりますね。
うるさいし、見たいものを自由に見せて欲しい。

がじろう

でしょ?それはホームページでも同じ。
過度な売り込みはお客様にとって有益であっても、マイナス効果を生んでしまう。
情報の更新は、『気軽に見て役立てて欲しい。』くらいの気持ちで、情報を提供することが大事なんだ。

なっちゃん

たしかに。お店で商品を見ていて、気になったら手に取るし、欲しい色やサイズが無ければ、そこではじめて店員さんに声かけますね。

がじろう

役立てて欲しいと願って更新する情報は、ホームページに蓄積される。それが検索によって知られ、信頼につながり人が訪れる。

そうなった時に、はじめて集客していると言えるし、価値ある情報が自社や自店の利益につながるんだ。

ページの更新に長文は必要か?

なっちゃん

ホームページの更新の時、「長文が書けないから無理。」って声も多いですね。SEO的に商売に関係する多くのキーワードを散りばめて長文が効果的!なんて言う人もいますけど、やはりページの更新は長文が良いんですかね?

がじろう

んー。オレは長文は読まない。読みたくない。なっちゃんは、長文を読む?

なっちゃん

無理っす。

がじろう

だよね。商品やサービスの情報を伝えるのに、長文が必要かと言ったら、あまりそのような場面は無いと思うんだ。
関係するキーワードと言っても、文章の文脈上関係のないものは必要ないと言える。

なっちゃん

ということは・・・長文は必要無いと?

がじろう

そう。むしろ、伝えたい情報はテーマを1つに絞り、要点を整理して簡潔にまとめることが重要。なんでもかんでもSEOって言う人がいるけどね、そもそも意味の無い文章やキーワードの羅列はダメ。結果にはつながらないよ。

なっちゃん

言われてみれば、当然ですね。

がじろう

でしょ?

事業用の情報は、閲覧者が短時間でストレス無く理解できるように更新することが大切。

良い文章とはなんだろう

がじろう

じゃ、なっちゃん。逆に質問!
ホームページを更新するにおいて、良い文章ってなんだろう?

なっちゃん

ふっふっふ。この流れで、答えられない訳はありませんっ!
良い文章とは『読みやすくて、しっかりと内容を理解できるもの』でしょう!

がじろう

その通り!『読みやすい』『理解できる』これ、非常に大事。
だから、文章の長さは関係無いんだ。
そして、ホームページの文章ではもう一つ大切な要素があるんだ。

なっちゃん

ん?なんだろう?『読みやすい』『理解できる』・・・その他に必要なもの・・・。
うーん。

がじろう

出てこないか。もう一つの要素は『行動を起こせる』なんだ。

なっちゃん

あーっ!それかぁー!
読んで、理解して、どうするの?ってことですもんね!

がじろう

そうだね。読んで納得したら、何かをしたくなるでしょ?
「だから申し込む」、「購入する」など、閲覧者が行動を起こすための情報も必要になる。

なっちゃん

とは言うものの、これだけでは良い文章は書けないですよー。
見出しとか、文章を書く上でこんなテクニックがあるとか教えてくださいよー。

がじろう

そのあたりは、志鎌さん、益子さんが丁寧にまとめてくださっているので、下記を参考にしてくれ。

参考ページ
  • 初心者のためのウェブ文章入門※「はじめてWEB」は
    サービスを終了しました
  • Web文章入門※「はじめてWEB」は
    サービスを終了しました

なっちゃん

ほえー!すごいなぁ。これ、無料で読めてしまって良いんですかね?

がじろう

たぶん、良い・・・んじゃないかな?
とにかくね、事業用のホームページの文章は文学作品のような素晴らしい表現、論文のような難解な内容が求められてはいない。

ポイントさえ抑えていれば、無理をせずに文章はまとめられる。そして、伝わる内容にすることができる。

なっちゃん

文章を書きたくない人はどうすれば良いですか!

がじろう

はっきり言ってしまえば、ご自身の事業のホームページだもん。
そこはそれぞれ、ご自分でお考えください。

なっちゃん

ですよね(笑)

がじろう

とにかく、少しずつで良いので情報の更新はテーマを決めて、閲覧者に役立ててほしい内容で行う。そのために読みやすい、理解できる『伝わる文章』を心がけよう。

なっちゃん

具体的な方法は、上記のコラムを参考にしてね!

まとめ

事業で使用されるホームページの情報更新に、素晴らしい文章表現や長文は必要ありません。
正確で理解しやすい情報を、簡潔にまとめる。つまり「伝わる文章」を目指せば良いのです。気負わずに少しずつ、誰かの役に立てる情報であるように、まずはできる範囲から更新してみましょう。

このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。

※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました

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