返報性の原理――お客さまにとっての「得」を考えることが結果につながる(第5回)
人間の行動には、「法則性」があると言われています。
これをうまく活用し、より良いページづくりをしてみましょう。
「返報性の原理」とは
誰かに何かをもらったり、何かをしてもらったとき、「お返ししなくては!」という気持ちになるもの。
この心理を「返報性の原理」といいます。
「何か」には、いろいろなものが挙げられますが、感じ方も人それぞれ。
どれが自店のお客様に当てはまるかを考える必要があります。
そんな時に役立つのが、「キーワードの書き出し」。
- 自身の(自店の)「ウリ」
- お客様の属性
- 商品に関わる項目
- 商品を使った(食べた)人がどう感じるか
などを書き出し、お客様にとっての「得」は何なのかを考えます。
例)ラーメン店
「満腹感、幸せな気持ち」
といったキーワードと、「男性・お一人様」「食べ盛り・学生」をターゲットにした場合
「大盛り無料」
が、喜ばれるのではないでしょうか。
こちらに、自店の「ウリ」を加え、告知をすると良いでしょう。
素材にこだわった、つるっつるの生麺
今なら大盛り無料!
あったか~いラーメンで、心もお腹も満腹に!
人間は視覚から8割近い情報を得る、ということを考慮しますと、麺がどのくらい増えるのかがわかる写真も載せたいところですね。
※こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
- ホームページにお客さんを集めるために知っておきたいコト 第10回:あなたのウリ、強みは何?そしてどのように伝えますか。~USPについて知ろう~※「はじめてWEB」は
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まとめ
どんなお客様がいて、何をすれば喜んでもらえるか。
普段から分析し、メモしておきましょう。
ターゲットにマッチした方法がうまくいくと「返報性の原理」の効果で、ヘビーユーザーになってくれたり、お友達を連れてきてくれたり、SNSで宣伝してくれたりする機会が増えるでしょう。
ぜひ、試してみてください。
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