伝説のプロバイダーマップ再び!? インターネット マガジンが1号だけ復刻
今日は、『インターネット マガジン』の話題を。インターネット創世記に「プロバイダー接続マップ」やダイアルアップの「話中度調査」などで人気を博した雑誌が、1号だけ復活するのです。
その名も『iNTERNET magazine Reboot』!
すでにアマゾンで先行予約の受付を開始してまして、「ビジネス・経済 > IT > 情報・コンピュータ産業」のジャンルで2位など、人気です。
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なぜWeb担でインターネットマガジンを紹介しているのか。単にインプレスから出るからだけではありません。実は、Web担と密接な関係があるのです!
どう関係しているかは後で説明するとして、まず今回の『iNTERNET magazine Reboot』がどんなものか、紹介しますね。
トピックとしては、これから拡大するインターネット新世紀と言える新しいトレンドとして、
- AI
- 音声認識AIスピーカー
- ブロックチェーン
- シェアリングエコノミー
- IoT
- x-Tech(FinTech、MediTech、ArchiTech、AgriTech、TransTech)
- フェイクニュース
- デジタル広告の健全化
- ICO
- ハイパージャイアントGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)とディスラプター(Netflix、Uber、AirBnB)
などを技術・社会・ビジネスの観点から解説します。
また、インターネットの偉人である次のような人たちのインタビューやコラムも掲載しています。
- 村井純氏
- ジョン・マルコフ氏
- 古川享氏
さらに、特別付録として、次のようなものも付いています。
- 『インターネットマガジン創刊号』(1994年)復刻版
- 旧インターネットプロバイダー接続マップ(折り込みポスター)
- インターネット進化マップ(折り込みポスター)
「あの時代の懐かしいインターネット」を少しだけ振り返りながら、「これからのビジネスの基礎となる新しいインターネット」を理解できる内容ですね。
90年台のインターネットを加速させた伝説の雑誌
月刊誌『インターネット マガジン』(正式表記はiNTERNET magazine)は、日本でインターネットの商用利用が始まる前からインターネットの情報を発信していた雑誌で、90年台半ば~後半にはインターネットに接続したいという人がみんな買っていた、伝説の雑誌なのです。
いまの若い方はご存じないと思いますが、当時は接続プロバイダーを選ぶのも大変だったんですよ。
「どのプロバイダーがどの上位プロバイダーとつながっていて、回線が太いか」なんて、今は考えることないですが、それが重要だったので、商用ネットワークサービスプロバイダー接続マップというのが人気でした。
また、当時のインターネットは常時接続ではなく電話回線を使ったダイアルアップだったので、「どの時間帯にどこのプロバイダーは電話回線が話し中でつながらないのか」を実際に調べた「回線話中度調査」なんてデータも重要でしたね。
そうした情報や、常に出てくる新しい技術やソフト(ネットスケープナビゲーター、ユードラ、CU-SeeMe、ICQなどなど)の情報は、みんなインターネット マガジンで得ていたものです。
Web担当者Forumとも深いかかわりがあるインターネットマガジン
実はこの『インターネット マガジン』、Web担当者Forumの親というか祖先だったりします。
安田が2003年~2004年にインターネットマガジンの編集をしていて、そこで「SEO」「リスティング広告」「CMS」「ブログ」「ユーザビリティ」「アクセス解析」「ホスティング」などの情報を扱っていました。
で、「ここらへんのトピックって、実はつながっているよね」ということで、インターネットマガジンの休刊後にWeb担が生まれることになったのです。
だから、インターネットマガジンがなければ、Web担は存在しませんでした。
そうした経緯もあり、今回の復活版(1号限りですけどね)はインプレスグループ全体で制作を進めているのですが、実はWeb担の部署が発行主体になっています。
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「うわー、プロバイダーマップ懐かしい!!」という方は、雑誌の中身を見て「むむ、今のインターネットって、こんな風にビジネスに絡んでるのか」と知ってください。
「インターネットマガジン? 何それ?」という人は、これからの日本のビジネスを創っていく人たちです。ぜひ、本書で最新の動きとビジネスへの活用をイメージしてくださいませ。
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