ハロー効果: Webサイト全体の印象をアップさせる情報の伝え方とは
人間の行動には、「法則性」があると言われています。
これをうまく活用し、より良いページづくりをしてみましょう。
「ハロー効果」とは
「ハロー効果」とは、何らかの事態や特徴等がきっかけで、全体の印象にまで影響することを言います。
「後光効果」ともいわれています。
例えば、新発売の炭酸飲料のCMで、爽やかなタレントが美味しそうに飲んでいるとします。
多くの人はこの飲料は「爽やかで美味しそう」という印象を持つのではないでしょうか。
ファーストインプレッション(第一印象)が重要
想像してみましょう。
あなたのホームページを初めて訪れた人は、どんな印象を持つでしょうか?
見に来てくれた方に感謝の気持ちを伝えたくて、ついついこういった文章を入れてしまいがちです。
残念ながらこれでは、「ようこそ」にしか目が行かず、ここの会社が何をしている会社なのかが全くわかりません。
パッと見で一番目立つところに、何を配置するべきかを考えてみましょう。
こちらはどうでしょう。
何をしている会社なのかがわかるようになりました。
さらに、制作事例の写真が入ることで、「制作」=「ホームページ」が頭の中でつながりやすくなります。
上記は「売りは何?」という視点でしたが、この他にも
- 信頼性(安心・安全)
- デザイン性
といった視点もあります。
あなたの業種はどの視点が最も重要かを考えてみてください。
インターネット上には無数のホームページが存在しています。
その中でも「第一印象」が良いホームページが、見てもらえる・読んでもらえる確率がより一層効果が高いということになります。
「ユーザーの声」の力を借りよう
インターネット上にも「口コミ」は存在します。
あなたの商品を購入してくださった方の感想を掲載することで、「共感」「バーチャル体験」をしてもらうことができます。
掲載する際に意識して欲しいことは、「イメージ」です。
その感想を読んだ人がイメージできるかどうか、が重要です。
単に、いただいたお手紙をテキスト入力するだけでは、「自分達で作ってるんじゃないのか?」と思われてしまうこともあります。できれば、お客様が実際に商品を持っている写真・直筆のお手紙をそのまま記載、が効果的です。
「専門家」の力を借りよう
あなたの会社で扱っている商品のプロは誰ですか?
そうです!あなた自身ですよね?
近所のスーパーでのお買い物中、下記のようなPOPがあったとします。あなたはどちらを買いますか?
「青森産まれ・青森育ち」の店長さんが厳選したお米たち!!!!!
と、感じますよね。
お店の中にある商品のプロはそのお店の店員さんたちです。
その方がおすすめするのですから、間違いないと感じるわけです。
この他にも、
- テレビ番組で紹介!
- ○○店売り上げランキング○位のおすすめ商品!
といったキャッチコピーをつけるだけでも、ファーストインプレッション(第一印象)は変わります。
まとめ
ホームページには「常に初めての訪問者が来る」ことを意識することが大切です。
そして「第一印象」を良くすることで、「また見に来たい」「また買いたい」と思ってもらえるホームページづくりに挑戦してみましょう。
このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
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