はじめてWEBエキスパート(専門家)コラム
ヒトの心理とページづくり(全6回)

マジカルナンバー7:Webデザインで要素は7±2個まで――人にはパッと認識できる限界がある

人によってその範囲には違いがあり、7プラスマイナス2、つまり5~9である、と言われています

蝦名 晶子(ディーシーティーデザイン)

2016年5月27日 7:00

※「はじめてWEB」は2020年10月13日をもってサービスを終了しました。

人間の行動には、「法則性」があると言われています。
これをうまく活用し、より良いページづくりをしてみましょう。

「マジカルナンバー7」とは

「マジカルナンバー7」とは、『パッと見で記憶できる数』のことをいいます。
人によってその範囲には違いがあり、7プラスマイナス2、つまり5~9である、と言われています。

小さい頃に自然に覚えたものを思い出してみましょう

  • 音階は何個でしょう?
  • 曜日は何個でしょう?

どちらも「7つ」ですね。
子どもの頃も、自然にすっと覚えることができたのではないでしょうか。

「7プラスマイナス2」は、「かたまり」で考えてOK

ホームページにはたくさんの情報を載せられます。
それではホームページの画面上では、どういう風に分ければ良いでしょうか?

5つのかたまりに分けることができました。

その、役割をもった「かたまり」の中でも、さらに7プラスマイナス2でまとめることをおすすめします。

まとめ

7つの「かたまり」に分けるためには、しっかりとした情報の整理も必要となります。
ホームページで訴えたいことを紙に書き出し、それらを大きなグループに分けてみてください。
その際にこの「7プラスマイナス2」を意識すると良いでしょう。

※こちらの記事も参考にしてみてください。

  • あなたのホームページを「読んで」もらおう! 第2回:情報もレイアウトしよう※「はじめてWEB」は
    サービスを終了しました

人間は視界から8割近い情報を得ますので、会話ができないホームページ上では「人の心理」を意識することで、訴求力が高まります。ぜひ、あなたのホームページを見なおしてみてください。

このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。

※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました

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