人間の行動には、「法則性」があると言われています。
これをうまく活用し、より良いページづくりをしてみましょう。
「マジカルナンバー7」とは
「マジカルナンバー7」とは、『パッと見で記憶できる数』のことをいいます。
人によってその範囲には違いがあり、7プラスマイナス2、つまり5~9である、と言われています。
小さい頃に自然に覚えたものを思い出してみましょう
- 音階は何個でしょう?
- 曜日は何個でしょう?

どちらも「7つ」ですね。
子どもの頃も、自然にすっと覚えることができたのではないでしょうか。
「7プラスマイナス2」は、「かたまり」で考えてOK
ホームページにはたくさんの情報を載せられます。
それではホームページの画面上では、どういう風に分ければ良いでしょうか?


5つのかたまりに分けることができました。
その、役割をもった「かたまり」の中でも、さらに7プラスマイナス2でまとめることをおすすめします。


まとめ
7つの「かたまり」に分けるためには、しっかりとした情報の整理も必要となります。
ホームページで訴えたいことを紙に書き出し、それらを大きなグループに分けてみてください。
その際にこの「7プラスマイナス2」を意識すると良いでしょう。
※こちらの記事も参考にしてみてください。
- あなたのホームページを「読んで」もらおう! 第2回:情報もレイアウトしよう※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました
人間は視界から8割近い情報を得ますので、会話ができないホームページ上では「人の心理」を意識することで、訴求力が高まります。ぜひ、あなたのホームページを見なおしてみてください。
このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。
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この記事の筆者
蝦名 晶子(えびな・あきこ)
ディーシーティーデザイン 代表
http://dct-design.net/
NPO法人あおもりIT活用サポートセンター 副理事長
http://aoit.jp/
生まれも育ちも青森県青森市。
ショッピングセンターでマーケティング・共同販促・広告・イベント企画・ディスプレイ等の販売促進に携わる。当時おつきあいのあったデザイナーやクリエイターに影響をうけ「何かをつくりあげる」ことに魅力を感じるようになり、2000年、「デザインを発注する側」から「デザインする側」へ転職。2004年に起業し、現在は『ユーザー目線での制作』『スピーディーに良いモノを』をモットーとし、Webサイトや紙媒体の企画から制作・活用提案など、運用全般を手がけている。2012年、青森県内の有志一同とNPO法人あおもりIT活用サポートセンターを設立。IT教育部会を担当し、ITに関わる人材育成に力を注いでいる。
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