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不自然リンクの手動対策を5分で解除する方法!?

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不自然リンクの手動対策を5分で解除する方法!?
★★★☆☆ 90%のリンクを否認して1行の再審査リクエストを送るだけ (WebmasterWorld)

不自然なリンクに対する手動対策を解除してもらうためには、多大な労力と長い時間を要する。ところが、いとも簡単に解除に成功した例がWebmasterWorldフォーラムに投稿された。

ウェブマスターツールからダウンロードしたリンクの90%を否認した。リンクを削除しようとしてどのサイトにもコンタクトを取っていない。

そして下のようなシンプルな再審査リクエストを送ったところ、手動対策が解除された。

どうにかすべてのバックリンクを削除して否認リストを更新しました。手動による対策を解除してください。
よろしくお願いします。

投稿者は、別のサイトの解除にも取り組んでいる。そちらは何時間もかけて対応し、詳細に説明した再審査リクエストを送ったにもかかわらず、5回も却下されているそうでショックを受けている。実験として試してみたところ、予想とはまったく裏腹に成功してしまったそうだ。

1つだけ鍵になりえることがあるとしたら、それは否認してから再審査リクエストを送るまでの時間だ。否認ファイルをアップロードしてから2~3週間待ってから再審査リクエストを送っている。ひょっとしたらリンクが実際に否認されるまでに十分な期間があったのかもしれない。

そうは言っても、「削除の努力が一切なし」「細かな説明なし」という状態で手動対策が解かれたのは、非常に不可解だ。新米担当者が処理にあたったのだろうか?

なおこの記事のタイトルは目立つように、あえておおげさに書いている。ご容赦いただきたい。

リンク否認ツールが順位の回復に役立つ:15%――どういうこと?
★★★☆☆ 回復しないのが当然かも (Search Engine Roundtable)

「リンクを否認することで下がった順位が回復するかしないか」、言い換えれば「リンクの否認ツールが役にたつかたたないか」について、WebmasterWorldフォーラムで意見交換が続いている

Search Engine Roundtableブログが読者にアンケートを取ったときには、次のような結果だったとのこと。

「リンクの否認がランキングの回復に役立つ」と回答した人: 15%

簡易的なアンケートではあるものの、400人が回答して「15%」という数字だ。そのまま信じるわけにはいかない数字だが、リンクを否認してもランキングが回復しないサイトが一定数存在することは確かだ。

リンクの否認が処理されたとしても、ランキングの回復に必ずしも効果をもたらすとは限らないだろう。

なぜなら、それまで評価されていた不正なリンクが見破られ、その効力がなくなっていると考えられるからだ。相応の検索順位に戻ったのだと言える。

不正なリンクの罰としてさらに順位を下げられていたとしたら、そのリンクが否認されることによってある程度は回復するかもしれない。しかしそのままでは上位に位置することは難しいに違いない。

否認ツールは不自然リンクの無効化には役に立つだろう。しかしそれが以前のような上位表示にすぐさま繋がらないとしても当然なのかもしれない。

サイトの構成ミスを指摘するメールがグーグル社員から個人的に届いた
★★★☆☆ グーグル社員に個別対応してもらえる? (Search Engine Land)

検索エンジンに関するサイトの問題に関して、グーグルの社員から直接メールで送られてきた(ウェブマスターツールへの通知ではなく)ことを、こちらの記事が伝えている。

モバイル向けサイトで最も多い構成ミスの1つが間違ったリダイレクトだ。スマホのリダイレクトに構成ミスがあるかどうかを今はウェブマスターツールでチェックできるようになっている。

ところが、グーグルの社員から直接メールでメッセージが送られてきたというのだ。

直接送られてきたメール
元記事では、グーグル社員から直接送られてきたメールを画像で示している(クリックで元サイトの画像部分にジャンプ)

自分の名前とグーグルのサーチクオリティチームに所属していることを告げたうえで、管理サイトにリダイレクトの構成ミスがあることを指摘している。そして解決方法を簡単に説明し、詳細を参照できるドキュメントのURLを提示している。

メッセージの最後では、質問があれば尋ねるようにとも言っている。

アドワーズやアドセンスとは異なり、グーグルが検索サービスに対してメールで個別に対応することは極めて稀だ。人手の問題もあり1つひとつのサイトの相手をするのは困難だからだ。

マット・カッツ氏が以前に「試験的に個別対応を試みている」といったことを言っていた記憶があるが、それなのかもしれない。またモバイル対応は特に重要なため、モバイル関係のミスが対象になった可能性もありそうだ。

日本のWeb担当者の方も、ウェブマスターツールにではなくメールが直接送られてきた例があれば、ぜひ教えてほしい。

Googlebotのクロールとインデックスを100%確実にする方法
★★★★☆ あったらいいけど存在しない (Google Webmaster Help Forum)

サイトマップは、Googlebotのクロールとインデックスを補助するものであり保証するものではないと前回説明した。それでは、クロールとインデックスを100%確実にする仕組みは存在するのだろうか?

残念ながら存在しない。公式ヘルプフォーラムでも、グーグル社員がきっぱりと否定している。

ウェブ検索においては、インターネットに一般公開されているURLのクロールとインデックスをグーグルは保証できない。URLがいくつインデックスされるかに直接影響を与えるサービスも提供していない。

100%は無理だが、新規公開したURLへのGooglebotのクロールを促進する方法を、筆者からいくつか紹介しておく。

  • サイトのトップページからリンクする
  • サイトマップに追加する
  • Fetch as Googleから「インデックスに送信」を実行する
  • PubSubHubbubでPing通知する
  • Google+にリンクとして投稿する

ただし、クロールとインデックスは別処理だ。クロールしてもらえたとしても、コンテンツの質が低かったりガイドライン違反があったりすれば、インデックスされないことがある。

robots.txtの取得は頻繁にされる
★★★☆☆ でも更新は1日1回と思われる (Google Webmaster Help Forum)

グーグル社員のゲイリー・イリーズ氏が、公式ヘルプフォーラムに投稿されたrobots.txt変更の反映についての質問に、次のように説明した。

Googlebotは、robots.txtをかなり頻繁に取得しようとする。通常は1日に数回だ。もしURLをブロックする記述をつい最近に削除したのならば、グーグル側ではかなりすぐに変更が反映されているだろうと思う。

明日になったらウェブマスターツールでrobots.txtの情報が更新されているか確認してみてほしい。

robots.txtの更新はだいたい24時間ごとに実行される。ただ、robots.txtの取得自体は1日に何度も実行されているようだ。

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