衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

Googleアナリティクスの導入から、運用、活用まで、正式なサポートがない初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

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サイト全体のユーザーの行動を測りたい場合

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サイト全体のユーザーの行動を測りたい場合

冒頭にも述べたが、目標到達プロセスのレポートは、前後のページ閲覧が直接つながった「経路分析」ではない。つまり、大雑把にユーザーの動きを見る目的でも利用できるのだ。

たとえば、BtoB系の特定の商材「商品A」をどれだけの人が見つけてくれ、関心を持ち、資料請求を試みたかといったざっくりとした流れを把握したいような場合、図5のような設定をしてみたらどうだろう。

図5:目標到達プロセスの設定例3
図5:目標到達プロセスの設定例3
※この指定では「正規表現一致」にしているので、「.」は「\.」と指定する必要がある。

このケースでは、「資料請求フォーム(/request.html)は、どのページからでも利用可能な共通のフォームだとしてみる。そのため目標到達プロセスでは最初の「商品Aトップ」が必ず閲覧されているという条件にするため、「必要な手順」(図5赤枠部分)にチェックをしておく。

そして、ステップ2で複数ページを対象にしたいので、正規表現で記述する。そのため、「目標の詳細」のマッチタイプは「正規表現一致」を選択(図5青枠部分)しておく。ステップ2は商品Aの各種詳細ページが「/category_a/detail01.html~/detail09.html」といったページの集まりのどれか1つでも対象にすればよいということにしたいので、それにマッチするような正規表現「/category_a/detail.*¥html」と記述してみた。なお「.*」はあらゆる文字列にマッチするという指定だ。

※「.」と「*」は半角で指定する。

ちょっと高度なこぼれ話:仮想ページビュー

さらに高度な話なのだが、ECサイトのカートなどでよく見られるものに、ページの内容が変わっているのにURLが変化しないことがある。これはPOSTメソッドという方法を利用してWebサイトとやり取りをしている場合だ。

このような場合に目標到達プロセスの各ステップの設定をどのようにしたらよいのだろうか。ページ別のページビュー数などの計測にも影響があるので、このようなページがあったら、まだこの連載で解説していない「仮想ページビュー」という仕組みを利用しよう。

これはどういう仕組みかというと、実際のURLと異なるページ名を付けて、レポート上での表記を新たに付与したページ名に書き換えてしまう仕掛けである。これはトラッキングコードのカスタマイズが必要になるので、詳しくはそのときに解説する予定だ。

このカスタマイズを行えば、実際はすべて同じ「/cart.php」というURLだとしても、各ステップ別に「/cart1.html」「/cart2.html」「/cart3.html」のように表記が変わるので、目標到達プロセスの設定で指定するURLもこちらを指定することで区別できるようになるのだ。

筆者の『ユニバーサルアナリティクス版Googleアナリティクス完全マニュアル(PDF)』が発行されました。

筆者が講義を行うGoogle アナリティクス徹底講座も、定期的に開催しています。 → Google アナリティクス ゼミナール

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