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SSL設定ミスに対する難解な警告メッセージがウェブマスターツールに届いた

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SSL設定ミスに対する難解な警告メッセージがウェブマスターツールに届いた
★★☆☆☆ 理解できないウェブ担当者が多そう (Google Webmaster Help Forum)

SSLの構成ミスで次のような警告メッセージがグーグルウェブマスターツールに送られてくることがあるようだ。

貴サイトのホスト名、https://example.com/ がSSL証明書のサブジェクト名と一致しないことをGooglebotが検出しました。

ウェブマスター様

貴サイトのホスト名、https://example.com/ がSSL証明書のサブジェクト名と一致していません。サブジェクト名は以下のとおりです。

*.anothersite.com
anothersite.com

この状態だと、多くのブラウザではユーザーが貴サイトにアクセスするのを拒否してしまうか貴サイトにアクセスしたときにセキュリティの警告メッセージを表示します

この問題を修正するにはホスト名と一致するサブジェクト名またはサブジェクトの別名とともに新しい証明書を認証局(CA)から入手してください。

敬具

グーグル ウェブクロール チーム

これは筆者が日本語に訳したものだが、英語で来るメッセージは次のようなものだ。

Googlebot noticed your site host name, https://example.com/, does not match your SSL certificate Subject Name

Dear Webmaster,

The host name of your site, https://example.com/, does not match any of the "Subject Names" in your SSL certificate, which were:

*.ssl-cert.com
ssl-cert.com

This will cause many web browsers to block users from accessing your site, or to display a security warning message when your site is accessed.
To correct this problem, please get a new SSL certificate by a Certificate Authority (CA) with a "Subject Name" or "Subject Alternative DNS Names" that matches your host name.

Thanks,

The Google Web Crawling Team

専門用語が多いので意味がわからなくても無理はない。要はSSL証明書を取得するときに申請したサイト名(正確にはホスト名)とそのSSL証明書を設定しているサイト名が異なるということを伝えている。例えて言うなら、顔写真が違う他人の免許証で身分証明しているようなものだ。

この警告メッセージについて、グーグルのジョン・ミューラー氏は次のように説明している。

SSL証明書が正しく導入できていないときに送信する。サイトのクロールやインデックス、ランキングには影響しない。しかしブラウザに警告メッセージが出ることがあるので、ユーザーが混乱するだろう。

サイトのコンテンツが http:// でインデックスされているなら心配しなくていい。サイト内に https:// のページへのリンクを発見した際にそのURLをクロールしようとしてSSL設定の間違いがあればサイト管理者に伝えるためのものだ。http:// でも私たちがそのコンテンツを発見するのであればそのままで構わない。

サーバー管理者の設定ミスなどの事情で他の組織のSSL証明書を使った状態になってしまい、それがGooglebotによって発見されてしまったときに送られてくることもあるようだ。

SSL通信(https)を利用しておらず、通常のhttpで正しくウェブページがインデックスされているなら特に問題は起きないとミューラー氏はアドバイスしている。そうは言っても念のため、301リダイレクトやrel="canonical"で正規化しておくと安心だろう。

日本では聞いたことのない警告メッセージであるが、筆者が調べたところ英語圏では複数の事例を見つけることができた。もし送られてきたとしてもメッセージが日本語化されていない可能性が考えられるので、万一受け取ったり周りに受け取った人がいたりしたらこの記事を思い出してほしい。

販売終了した商品ページは301?それとも404?
★★★★☆ 不用意に301を使うと思わぬ事態に (John Mueller’s comment on Google+)

想定外の現象に見舞われたサイト管理者がグーグルの社員にGoogle+でアドバイスを求めた。次のような現象が起こったそうだ。

販売終了した商品のページを親カテゴリのページへ301リダイレクトした。

すると、検索結果に表示されるその親カテゴリのURLが本来のURLではなくリダイレクト元の商品のページのURLになってしまった。

数千の販売終了ページがあるがその一部でこのようにURLが置き換わってしまった。

グーグルのジョン・ミューラー氏は次のようにアドバイスした。

代わりになる商品がないのであれば404を返すことを推奨する。

あなたがやったように301リダイレクトを使うと、そういった結果を招くことがある。

「301リダイレクト」は、「そのコンテンツはこちらの場所に移動しました」という意味だ。ECサイトにおいて販売が終了した商品が出た場合、代替になるほぼ同じような商品があるのならば、そのページへ301リダイレクトするのは妥当だ。そうでないならば、「そのコンテンツは見つかりません」を意味する404を返すのが基本だと理解しておいてほしい。

トップページやカテゴリページへリダイレクトするのはユーザーにとっても検索エンジンにとっても適切な処置ではない。404を返したうえで、代表的なカテゴリへのリンクや検索ボックスを設置したカスタムエラーページを表示するようにしおくと、ユーザーに優しくなる。

ちなみに、生産終了やメーカー倒産などでその製品が二度と入荷しない場合は410を返すのが正しいのだが、実際には404を使っておくのが安心だろう。ちなみに、グーグルは404と410をほぼ同等に(若干の違いはあるものの)扱っている。

“example.com/abc/”と“example.com/abc”は違うの?
★★★☆☆ 違うけど普通は気にしなくていい (High Rankings Search Engine Optimization Forum)

下の2つのURLには違いがありますか?

  • http://example.com/abc/
  • http://example.com/abc

上記のような質問の投稿が、High Rankingsフォーラムにあった。

URLの末尾に「/」(スラッシュ)が入っているかいないかが差異だ。技術的には両者は別々のURLを示す。しかしどちらも同じコンテンツを表示するのであれば、現在の検索エンジンは同一に扱ってくれるはずなので、特に気にする必要はないだろう。

同様に、

  • http://example.com
  • http://example.com/

のように、トップページを表すドメイン名だけの表記の場合に末尾に付く「/」の有無に関しても通常は意識しなくてよい(以前にこのコーナーで取り上げた)。

インスタントプレビューは手動更新できるのか?
★★☆☆☆ 残念ながら無理 (Google Webmaster Help Forum)

グーグルのインスタントプレビュー機能を利用すると、実際に訪れることなく検索結果からそのページの外観を見ることができる。

Web担当者Forumのインスタントプレビュー

インスタントプレビューを手動で更新できるかという質問が英語版のグーグルウェブマスター向けヘルプフォーラムに投稿された。

結論としては、インスタントプレビューは自動で作成されるため手動での更新はできない

インスタントプレビューはGooglebotがそのページをクロールした際に自動で作成される。プレビューのキャッシュが存在しないページのインスタントプレビューをユーザーがリクエストした時は、「Google Web Preview」というユーザーエージェント名のクローラがその場でプレビューを作成する。

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