衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

Googleアナリティクスの導入から、運用、活用まで、正式なサポートがない初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

Googleアナリティクスとは/衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

ページや訪問の「滞在時間」を理解する[第14回]

サイトの滞在時間を表す指標には、「平均ページ滞在時間」と「訪問時の平均滞在時間」がある。

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今回も引き続き、主要な「ディメンション」や「指標」と、それらを見るレポート群について解説する。今回は、「滞在時間」を取り上げる。

「滞在時間」に関する指標としては、

  • 平均ページ滞在時間 ―― ページ別の平均滞在時間を表す指標
  • 訪問時の平均滞在時間 ―― 訪問全体の平均滞在時間を表す指標

の2つがあり、どちらも、「ページの滞在時間」がベースになっている。まずは、「ページの滞在時間」はどのように計測し、集計しているのかから順番に説明していこう。

「滞在時間」の計算方法

各ページの滞在時間の計算方法

たとえば、ある訪問で、ユーザーがページA→ページB→ページCという順番でページを見て、それぞれ見た時刻が下記だったとしよう。

閲覧開始時刻閲覧ページ
17時15分00秒ページA
17時20分00秒ページB
17時23分00秒ページC

各ページの滞在時間は、次に閲覧したページの閲覧開始時刻との差を使うのがアクセス解析では一般的で、Googleアナリティクスでも基本的にこのルールに従って計算をしている。

上記の例では、ページAが5分間(17時15分00秒と17時20分00秒との差)、ページBが3分間(17時20分00秒と17時23分00秒の差)ということになる。

問題なのはページCだ。次のページの閲覧時間がわからない(ブラウザのタブを閉じたり、他のサイトに行ったりした時刻はGoogleアナリティクスでは原則として判別できない)、差分を算出することができない。これをどう集計するかというのが問題になる。

閲覧開始時刻閲覧ページ各ページの滞在時間
17時15分ページA00:05:00(5分間)
17時20分ページB00:03:00(3分間)
17時23分ページC

この閲覧最後のページの滞在時間がわからない問題は、各ページの滞在時間でも、訪問全体の滞在時間でも同様の問題が生じる。

Googleアナリティクスでは、この「滞在時間がわからないページ」を、離脱の場合と直帰の場合に分けて、次のようなルールで集計が行われている。

  • 離脱(2ページ以上閲覧された場合の最後の閲覧ページ)は、集計から外す
  • 直帰(1ページのみの訪問)は、滞在時間を0秒として、集計に組み入れる

離脱」というのは、複数ページを見てサイトから出て行ってしまうことを指す。「直帰」というのは、ユーザーがサイトにやって来て、1ページだけ見てサイトから出て行くことを指している。

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筆者の『ユニバーサルアナリティクス版Googleアナリティクス完全マニュアル(PDF)』が発行されました。

筆者が講義を行うGoogle アナリティクス徹底講座も、定期的に開催しています。 → Google アナリティクス ゼミナール

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