「ダイワハウス」をエキスパートレビュー!(続き)
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「注文住宅・建替え」カテゴリーのトップページを見てみる
それでは「ダイワハウス」の「注文住宅・建替え」のトップページ(図3)を見ていこう。
大和ハウス工業は住宅メーカーといっても、けっこう手広く事業展開されているようで、「注文住宅・建替え」のカテゴリーは、分譲マンション、賃貸住宅、リフォームといった様々なカテゴリーの中の1つとして、グローバルナビには存在している(図3上部の赤枠で囲んだ部分)。
「注文住宅・建替え」のトップページでは、グローバルナビでこの項目が選択されている状態で、
- 住宅商品情報
- 家づくりについて
- ダイワハウスの特長
- まちなかジーヴォ
- 家づくりのご相談
というサブメニューも表示されている(図3上部の青枠部分)。
また左上には「住まいを探す」という切り口でのナビゲーションになっていて(図3上部の緑枠部分)、項目は以下のとおりだ。
- 住宅商品で選ぶ
- 外観・内観で選ぶ
- 住まい方・テーマで選ぶ
メインビジュアルは現在のキャンペーン的な切り口での見せ方をしているものと思われる(ここは後でまた取り上げる)。
メインビジュアル下には、「ダイワハウスの家づくりについて」「ダイワハウスの住まい方提案」など「ダイワハウスの」という枕詞は共通なものの、じっくり読ませたい読み物系のコンテンツが4つのグループで並んでいる(図3上部の黄色枠で囲んだ部分)。ここまでがファーストビューだ。
その下は「住宅展示場を探す」などを中心とした地域の情報にリンクした見せ方をしようとしているようだ(図3中段の赤枠部分)。右側には、筆者の居住地である「神奈川県の展示場」が表示されている。IPアドレスなどから閲覧者の地域を判定して、見せるコンテンツを調整しているのだろうか。
その下には「お知らせ」が長く続き、一番下には再び「周辺の物件・展示場」のリンク(図3下段の緑枠で囲んだ部分)、フッターという構成になっている。「周辺の物件・展示場」の部分の説明書きには、「【神奈川県】の周辺物件を表示しています」との表記もあり、こちらも閲覧者の地域を判定して表示するコンテンツの調整をしているものと思われる。
一方、長く続く「お知らせ」(図3中段の青枠部分)は、ほとんどのユーザーはあまり見ることはないと思うので、少し冗長な感じを受けた。
全体として「注文住宅・建替え」のトップページは小ぎれいにまとまっていると思うが、全般的に小さめな文字には少し抵抗があった。個人的には右上にある[文字サイズを大きく]ボタンをクリックしてちょうどよい塩梅だ。このボタンをクリックすると、Webページの文字サイズが大きくなると同時に、ボタン自体は逆の[文字サイズを小さく]という表示に変化する。つまり、Webページの文字サイズは、2段階で変更できるようになっている。
まずは地震対策機能をチェックしたい
それでは目的に沿って、サイトを見ていくことにしたい。今住宅を建てるにあたっては、2011年3月に起こった東日本大震災があったことから、地震対策を考慮に入れざるを得ない。そこでまずは、地震対策はどのようになっているのかを見ておこう。
「注文住宅・建替え」トップページのメインビジュアル下部に、左から順に以下の4つのボタンが並んでいる。
- xevo03
- 太陽割キャンペーン
- xevoスマ・エコオリジナル
- 耐震・制震・免震
この4つのボタンのうち、[耐震・制震・免震]をクリックする。するとページ移動は起こらず、メインビジュアル部分だけが変化する。以下に再掲した図3は、じつは[耐震・制震・免震]を一度クリックした画面である。紫枠で囲んだ部分が変化した部分である。
メインビジュアルを複数のコンテンツで切り替えていく場合にはさまざまな表現方法があり、まだこれだというナビゲーションの決まりはない。ここでは、並んでいる4つのボタンをクリックしても直接そのコンテンツへは飛んでくれなかったので、少しとまどった。「耐震・制震・免震」のページへ移動するには、変化したメインビジュアル自体か、[耐震・制震・免震]のボタンをもう一度クリックしなければいけなかった。
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