SEO Japanの掲載記事からピックアップ
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- ホリデーシーズンのグーグルはECサイトを優遇する
(WebmasterWorld)ホリデーシーズンとは米国やカナダでクリスマスを中心にした11月末のサンクスギビングデーから新年までの期間のことを指す。ホリデーシーズンはイベントが多いので買い出しやプレゼントなど、人々の購買行動が活発になる。
グーグルは、ハロウィンからホリデーシーズンに差し掛かるくらいの時期になると、ECサイトの順位を上げると言われている。もちろん理由は、インターネットでショッピングするユーザーが増えるためだ。ユーザーの需要に合わせてアルゴリズムを変化させるのだ。そして新年が終わるとまた元の状態に戻す。
もっともグーグルが公式に発表しているわけではなく、確認された状態に基づいてこのように言われているだけだ。日本にも同じような変化があるかはわからない。米国向けにECサイトを運営しているウェブ担当者はもちろんのこと、日本向けのECショップを運営しているウェブ担当者も、期待しつつランキングの変化を来月の頭からチェックしてみてほしい。
- HTML5はSEOに有利? 不利?
(Google Webmaster Central Help Forum)グーグル社員のジョン・ミューラー氏が、GooglebotがHTML5をどう取り扱うかについて公式ヘルプフォーラムでコメントした。
HTML5だからと言って特別扱いはしていない。
HTML5が普及して特定のマークアップ要素がインデックスに有用だとしたら変わるかもしれないが、今のところ以前のバージョンと比べて利点があるわけではない。
ただ、HTML5を使うにふさわしい状況があるならHTML5を使ってみてもいいと個人的には思う。もちろんプラスに働くことはないが、反対にマイナスに働くこともない。
ちなみにグーグルの新しいサイトはほとんどHTML5で作られているそうで(たとえばGoogle Earthのホームページ)、グーグルはHTML5で書かれたページでも上手にクロール・インデックスできているとのことだ。
- グーグルサジェスト改めグーグルオートコンプリート
(Official Google Blog)グーグル検索には、入力途中で検索キーワードを予測し候補を提示する機能がある。
この機能はこれまで「グーグルサジェスト」と呼ばれていたが、グーグルインスタント検索の導入に伴い「オートコンプリート」に名前を改めたとのことだ。オートコンプリートのほうがインスタント検索にフィットしていると判断したのだろう。
ヘルプによるとオートコンプリートで提示される予測キーワードは、「すべて他の Google ユーザーが以前に入力したもの」である。しかし、2ちゃんねるなどのコミュニティサイトのコンテンツで実際に書き込まれているワードやフレーズも判断材料として取り入れていると、筆者が最近参加したグーグルのSEOセミナーで渡辺隆広氏が説明していた。
ヤフーの関連検索ワードは検索回数ベースで簡単に操作できるためスパムサービスが横行している。しかしグーグルは検索数以外にもウェブページでの存在もチェックしているので、操作はかなり困難とのことであった。
- 英国・アイルランドのYahoo!カテゴリが閉鎖
(Yahoo! Help UK&IRELAND)英国とアイルランドでは、Yahoo! Directory(日本でいうYahoo!カテゴリ)のサービス提供が、2010年11月18日をもって終了される。英国やアイルランドを対象にしたサイトを運営していてディレクトリに登録しているウェブ担当者は、説明をよく読んでおいたほうがいい。
なお日本のヤフーとは別会社の話なので、日本のYahoo!カテゴリはこの閉鎖にはまったく影響を受けない。グーグルと提携したとしてもこれまでどおりサービスを続けることを発表している。
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
今週は検索システムを刷新したツイッターとSEOのためのブランディングをテーマにした記事をピックアップ。
今週はピックアップ記事にも登場した「ブランド」に関わる記事をピックアップする。
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