リンクを爆発的に増やす現時点で最強の方法 など10記事(海外&国内SEO情報)
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- 検索キーワードは8語の時代へ突入
(Experian Hitwise)米ヒットワイズ社の調査によれば、米国では、より多い単語数による検索でのクリックが増加しているようだ。2010年1月のデータと2月のデータを比べると、1語・2語での検索でのクリックが減少したのに対し、5語~7語では3%、8語以上では4%上昇している。5語以上を合計しても全体に占める割合は20%弱だが、検索の語数が増えてきているのは間違いない。
キーワード数 2010年1月 2010年2月 対前月比 1語 23.67% 22.81% -4% 2語 22.99% 22.85% -1% 3語 20.33% 20.46% +1% 4語 14.04% 14.33% +2% 5語 8.32% 8.54% +3% 6語 4.57% 4.69% +3% 7語 2.50% 2.58% +3% 8語以上 3.58% 3.74% +4% 日本語で8語の検索というのはなかなか想像しづらいが、検索リテラシーの向上とともに日本でも検索語数が増えてきているのではないだろうか。
- タグはSEOに効果があるのか
(Matt Cutts: Gadgets, Google, and SEO)グーグルのマット・カッツ氏がSEOに関する近況報告をパーソナルブログでウェブマスターに向けて発信した。その中の1つ、ウェブマスター向けQ&Aビデオをここでは紹介する。
Q: タグやカテゴリをSEO目的でブログに作成することに時間を費やす価値はあるか?
答えにくいけどもっともな質問だね。フレーズが1、2回出てくればグーグルはそれが言いたいことだってわかるよ。8回も9回も10回も繰り返さなくていい。
有名なブログでも、段落まるまるタグで埋め尽くしている場合があるね。時間をかけてタグを書いてるんだろうけど、そういうのを見ると笑っちゃう。必要ないよ。そのタグのキーワードは記事のコンテンツにすでに含まれているからね。タグに入れてもほとんど違わないね。
僕はブログにはタグ付けしてなくて、代わりにカテゴリを使ってる。複数のカテゴリに入れることもしない。ブログはカテゴリごとにRSSフィードを配信できるから、ユーザーに興味のあるカテゴリだけを購読してもらえる。
SEO目的でタグに熱中しようとは思わない。タグを楽しむ人もいるだろうけど、時間の無駄だよ。その記事が何について書かれているのか、グーグルはたいていわかるからね。コンテンツを理解させるために大量のタグを付ける必要はないよ。
このビデオに対して「タグはSEOのためじゃない、ユーザーのためだ」「タグやカテゴリはサイト内のナビゲーションのために使うものだ」といったコメントが付いているが、マット・カッツ氏はあくまでも「SEO目的でがんばってタグを付けること」に対する見解を述べていることに注意してほしい。
- リアルタイム検索は無視されている
(Search Engine Land)米ワンアップウェブ社のアイトラッキング調査によると、グーグルが通常の検索結果に埋め込んで表示するリアルタイム検索はほとんどユーザーに見られていないようだ。
被験者は購入を目的として検索するグループと情報だけを探すグループに分けられており、購入目的(下図左のヒートマップ)のグループのほうがより無関心だった。
具体的には、リアルタイム検索に注意を払ったのは、購入目的ユーザーでは25%程度、情報目的ユーザーでは47%だった。あなたはリアルタイム検索に気付いたことが何度あるだろうか?
- コンテンツの新しさと検索順位の関係
(WebmasterWorld)コンテンツを公開してから経過している時間と検索順位にはどのような関係があるのだろうか? 新しいほうが評価されるのか、それとも年代を重ねているほうが評価されるのか?このような質問がWebmasterWorldに投稿された。
フォーラム管理者のtedsterによれば、サイトのタイプや検索キーワードによって異なるとのこと。ニュース系のサイトならば新しい記事が検索結果の上位に出てくるほうがユーザーにとってはありがたい。しかし「水の化学式」という検索では、答えは普遍的であるからページの新しさはまったくといっていいほど関係ないだろう。
ただし普遍的なコンテンツの場合は新しいバックリンクが絶えず増え続けることが重要だそうだ。さもないと、オーソリティサイトからよほど強いバックリンクがない限りは、順位が下がり出すらしい。
- グーグルによるサイト診断レポートを共有しよう
(Google Webmaster Central Blog)グーグルの検索品質チームが一般ユーザーのサイトを診断したときの質問とそれに対するアドバイスを、グーグルウェブマスター向け公式ブログが公開した。使用したスライドも公開されている。
アドバイスについてはSEMリサーチで渡辺隆広氏が補足しながら解説しているので、詳細はそちらの「Google検索品質チームによるSEOの質疑応答 - Google Site Clinic」をご覧いただきたい。
ソーシャルもやってます!